はじめてのチュウ

登録日:2011/11/01(火) 14:42:26
更新日:2025/01/16 Thu 14:17:33
所要時間:約 3 分で読めます




はじめてのチュウはアニメ「キテレツ大百科」の主題歌。
歌:あんしんパパ
作詞/作曲:実川俊晴



【概要】

この曲はキスを初めて経験した小さな男の子の心情をうたっているという、リア充でなければ共感する事が出来ない曲。

キテレツ大百科をリアルタイムで観ていた人であれば、ED曲としてのイメージが強いとは思うが元々はOP曲として使われていた。
うん、OP向きじゃないよね(実際は人気だったためOP変更時にEDに移された)

OPでの起用は4代目。スケッチブックのような映像で、キテレツ達による落書きのキャラが動き回る、ほんわかとしたアニメーション。
しかし、ヒロインのみよちゃんが無表情でリズムをとるシーンや、ブタゴリラが発射した砲弾に追いかけられるシーンは少し不気味。ファミコン版を彷彿とさせる。
ちなみにこの時のED(5代目)は本作と同じく実川氏が制作したカップリング曲で、女友達をデートに誘おうとして既に先客がいた少年(歌い手はキテレツ)の強がりを描いた『メリーはただのともだち』。
…『メリーはただのともだち』での苦い経験の後に、少年の『はじめてのチュウ』が叶ったと信じたいものである。

EDでの起用は6代目で、その子どもらしい高い声で歌われる甘酸っぱい歌詞とメロディ、
それにマッチしたコロ助の喜怒哀楽を表現した動きは多くの人の印象に残った。
好評だったのか、7代目ED『HAPPY BIRTHDAY』と8代目ED『うわさのキッス』の間、8代目ED変更から最終回までのEDにも全く同じものが使い回しされた。
そのため見る機会も多く、同じく見る機会の多かった「お料理行進曲」(こちらはなんと4年以上も続いた)とともに有名である。
余談だがEDの内『マジカルBoyマジカルHeart』『レースのカーディガン』『フェルトのペンケース』は少女目線から恋心を歌っており、それらと比較すると面白いかも知れない。

加えてこの曲に共感するアーティストは非常に多く、Hi-STANDARDハナレグミガガガSPといったアーティストがカバー曲を発表し、
ライブを含めればサザン・桑田佳祐山崎まさよしBUMP OF CHICKEN木村拓哉等にも披露されているという、
もはやアニソンの域を越えた作品となっている。

ちなみにあんしんパパの正体は実川氏である。
録音時にゆっくり歌い、通常のスピードに編集して再生するという「帰って来たヨッパライ」のような手法でレコーディングし、子どもらしい声を表現した。



【コピペ】

サトシ「はじめてーのー?」
ピカチュウ「チュウ」
サトシ「君と?」
ピカチュウ「チュウ」
サトシ「ウフフ」
ピカチュウ「I will give you all my love」
サトシ「!?」



初めての接吻

眠れない夜半 貴公のせいでござる
先刻 別れもうした矢先だというのに
耳朶から貴公へ 燃えているから貴公へ
やりもうした! やり遂げもうした! 感無量でござる!

初めての接吻 貴公と接吻
~拙者の全身全霊の愛を貴公へ差し上げよう~
何故でござろう 心中に優しさが溢れておる次第

初めての接吻 貴公と接吻
~拙者の全身全霊の愛を貴公へ差し上げよう~
涙が眼窩から零れ落ちる 嗚呼 男子にあるまじき振る舞い

貴公に惚れもうした――

  • 弧露助-


追記・修正ははじめてのチュウの後にお願いします。

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  • 実川俊晴
  • 1990年
最終更新:2025年01月16日 14:17