妖刀ひな(赤松健作品)

登録日:2012/03/08(木) 00:59:00
更新日:2022/05/20 Fri 12:10:43
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妖刀ひなとは、赤松健作品に登場する日本刀である。


初の登場はラブひな。

HINATA74
萌えよ剣〜その2〜突然Hold on me

青山素子の姉が神鳴流の道場を継がせるため、
わざわざ京都から神奈川のひなた荘までやって来て素子を連れ戻しにくる。

それを回避するため素子は嘘をつくが、油断してバレてしまい姉にブチ切れられて、それまで使っていた愛刀の止水を折られてしまう。

失意に暮れる素子だが、素子の姉に浦島は「素子と協力してウチを倒してくれまへんか?」と頼まれる。
さらに、ウチを倒せないなら素子を妻としてもらって頂くと言われてしまう。

そこに浦島が用意したのがこの妖刀ひなであった。

妖刀ひなは、浦島家に代々伝わるもので、ひなた荘の倉庫にしまってあった。
昔神鳴流を全滅寸前まで追い込んだらしい。

あれ? 浦島家は甘食屋じゃ? とか考えてはいけない。赤松シリーズではよくあること。


そして姉との決闘中に所持していた浦島が吹き飛んでしまい、傍で観戦していた成瀬川なるがこの刀を引き抜くと、
ちょっと振っただけで岩を砕くパワーを得るほど強力になり、成瀬川が妖刀ひなに取り憑かれてしまう。

さらにキスで青山姉の精気をずずず……と吸い取ってしまい再起不能にする。
さらに成瀬川がころんで所有者が浦島に戻り、浦島が取り憑かれる。
そこで素子は姉の刀を借り、浦島にキスをして油断させ、
神鳴流奥義 斬魔剣弍の太刀を浴びせ封印に成功し、姉からもひなた荘への修行続行を許可された。
以降妖刀ひなは青山素子の所有物になる。

その後も素子が呼ぶだけで勝手に手元まで飛んできたりと、妖刀というだけあって地味に凄い。




ふたたび登場したのは魔法先生ネギま!

初登場話は303時間目。

人を斬ることに快感を感じる異常な性癖をもつ少女、月詠が桜咲刹那との決戦にて使用。
やはり使用すると魔に取り憑かれて凄まじいパワーとスピードを得てしまった。

この魔法先生ネギまに登場する妖刀ひなは、同一物なのかは定かではないが、
青山素子の姉、青山鶴子らしき人物が桜咲刹那の幼少期の回想で登場するため、
彼女が…………でも素子は2005年まで所有していたし……えー……よくわからない。

まあ赤松健作品には時系列崩壊はよくあることだから気にしたら負け。

もしかしたら月詠がひなた荘まで盗みに行ったのかもしれない。
弱体化した素子は問題外としても、オーバーテクノロジーと不死身の准教授と、
素手でトラックを吹っ飛ばす最強の嫁がいる修羅の国をどうやって突破したのか気になるところである。


追記・修正をおねがががががが。

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最終更新:2022年05月20日 12:10