魔法先生ネギま!

登録日:2009/11/22 (日) 22:20:25
更新日:2024/05/23 Thu 20:20:05
所要時間:約 12 分で読めます




週刊少年マガジンで連載されていた、4回掲載して1回休む学園ラブコメバトル漫画。
著:赤松健
単行本は全38巻。

当初は「A・Iが止まらない!」「ラブひな」などの過去作品の流れを汲んだ学園エロコメだったが、だんだんとシリアス要素が強くなっていき、最終的にはそこらのジャンプ主人公を瞬殺できるレベルのガチバトルで世界を救う話に。

赤松作品の特徴とも言えるCGを駆使した週刊誌とは思えないほどの作画が特徴の一つ。
…まあ、この作品隔週連載なんだけどね

単行本のお便りコーナーのちびっ子・ガチオタ・女性陣の入り乱れたカオスさと暑苦しさには定評がある。

また、魔法の詠唱や背景設定がやたらと練り込んであることにも定評がある。
歴史書・古典哲学書などを引用しながら、それっぽい設定を長々と語る単行本巻末の設定コーナーは中学二年生にバカウケ。



現在は100年後が舞台の『UQ HOLDER!』が連載中。



何故かメディアミックスには恵まれない。特に映像作品は悉く黒歴史と化している。

2005年1~6月に放送されたXEBEC制作のTVアニメは序盤から作画崩壊があったり、終盤は明日菜死亡&全員仮契約というありえない改変がある。
当時の原作ありきアニメはそういうのが多い。
OP曲のCDはバカ売れしたが……。


アニメ制作にシャフト、監督に新房昭之を迎え2006年10月~2007年3月に放送されたTVアニメ第2期(実質的な)『ネギま!?』は、
同じくシャフト制作&新房監督の『ぱにぽにだっしゅ!』を雰囲気をそのまま持ち込んだような内容で、前作との繋がりは全く無い(というかこちらも原作無視)。
TVアニメ以前にOVAも発売されている。

新規受けは悪くなかったが、一部原作ファンには……。


同作にあわせてコミックボンボンでも『ネギま!?neo』のタイトルで漫画版が連載された(作画:藤真拓哉)。
休刊後はマガジンSPECIALで連載が続いた。
原作同様、単行本は限定版がある。
こちらは原作よりも萌え要素がかなり強く、アニメ版よりもお色気シーンが多い。
ファンにはそれなりに好評なのだが、(迷走していたとはいえ)何故ボンボンで連載開始したのだろうか……。


ハヤテのごとく!』と3本立てで映画化が決定し、2011年夏に公開したが……。

実写(ドラマ)版に関しては……お察し下さい。



あらすじ


10歳で魔法学校を首席で卒業した天才少年のネギ・スプリングフィールドに「立派な魔法使い(マギステル・マギ)」になる為の修行として与えられた課題は、日本の学校で先生をすることだった。
そこで魔法使いと関わりの深い麻帆良学園に教師として赴任し、正体を隠しながら女子中等部2年A組を受け持つことに。
…なったのだが、生徒の一人に即魔法使いバレ。その後も担当生徒にどんどん魔法使いがバレていってしまう。

実はネギの敬愛する父親はかつてより行方不明になっており、これを探すのもネギの目的の一つ。
先生としての修行をこなす傍らで、ネギは父の面影を追って様々な冒険に向かう。
ネギの正体を知る生徒たちは様々な手段でネギの力になろうとするのだが、生徒に危険や迷惑が及ぶのを嫌うネギは極力一人で危険に立ち向かおうとする。
これが大いなる戦いの幕開けであることを知らずに…。



メイン登場人物


※ネタバレ含む

ネギ・スプリングフィールド
(声:佐藤利奈)
麻帆良学園中等部で英語教師を務める天才少年。
正体は魔法使いであり、行方不明の父親を捜す為に日々修行している。

目標は父親のような「立派な魔法使い(マギステル・マギ)」になること。
マギステル・マギを目指してたら魔法拳士になり、さらに風・光属性から闇の魔法使いにジョブチェンジした挙げ句、その代償で悪魔になりました。

性格は周りの大人達が非常にアレなせいでアレな感じになった。
さらに劇場版では、ご都合主義の被害の為かヘタレ感が物凄い。
年齢不相応に礼儀正しい英国紳士の鑑のような立ち振舞いをするが、幼馴染強敵(とも)の前でだけは年相応。

ちなみに0巻におけるカモが見たネギの頭の中は
父親:74%
ラカン:14%
フェイト:8%
コタロー:4%
である。のどかとのキスをはじめとする生徒達とのアレコレに悩んでいた彼はどこへ……。

ちなみに続編の主人公の祖父で、その時代では表向きには故人。
「孫」も事情があって不老不死の人外になったあげく、自信満々で語った世界の行く末も割とアレなことに…。


麻帆良学園2-Aの生徒

ネギが受け負っているクラスの生徒のうち代表的なものをここにも記載。一覧記事は上のリンクから。

神楽坂明日菜
(声:神田朱未)
出席番号8番。美術部所属。
好みのタイプはオヤジ。タカミチに貰った髪留めでツインテールにしている。
忘れがちだがオッドアイ。
最初にネギの正体を知り、ネギとは姉弟のような関係を築く。
身体能力は非常に高く、素の状態でも体育祭で陸上部エースに勝つほど。
非常に希少な能力、完全魔法無効化能力(マジックキャンセル)を持つ。このため、特に召喚魔法系の相手にはめっぽう強い。
アーティファクトは「ハマノツルギ(エンシス・エクソルキザンス)」。


宮崎のどか
(声:能登麻美子)
出席番号27番。図書館探検部所属。
前髪で目を覆っているのが特徴。
男性恐怖症で読心術士の探索者。
アーティファクトは「いどのえにっき(ディアーリウム・エーユス)」。


近衛木乃香
(声:野中藍)
出席番号13番。占い研究会と図書館探検部所属。
長い黒髪の大和撫子。近衛詠春の娘であり、麻帆良学園学園長・近衛近右衛門の孫でもある。ネギ以上の最大魔力量の持ち主。回復魔法が得意。
アーティファクトは
コチノヒオウギ(フラーベルム・エウリー)」、「ハエノスエヒロ(フラーベルム・アウストラーレ)」。


桜咲刹那
(声:小林ゆう)
出席番号15番。剣道部所属。
京都神鳴流の剣士で木乃香の旦那。烏族と人間のハーフで、背中に羽がある。人気投票では1位常連。
本人曰く、神鳴流の末席なので「宗家のみに伝承される格式高い技」である「斬魔剣・弐の太刀」等は使えないとのこと。
しかしラカンの見立てでは「技術的には十分使える」「技の"格"にビビってるだけ」。
アーティファクトは「七首・十六串呂(シーカ・シシクシロ)」と「建御雷(タケミカズチ)」。


エヴァンジェリン・A・K・マクダウェル
(声:松岡由貴)
出席番号26番。囲碁部と茶道部所属。キティ。
ナギによって学園に封印され、力を封印された吸血鬼の真祖(ハイ・デイライトウォーカー)
ネギとの戦い等を経て、ネギに興味を持ち弟子にする。
実際の身体は永遠の10歳だが、封印の影響を受けない別荘の中では大人姿でいることも。
不老不死なので、100年後を舞台にした続編にも継続して出演。


超鈴音
(声:高本めぐみ(ネギま!?以降)/大沢千秋(1作目))
出席番号19番。お料理研究会、中国武術研究会、ロボット工学研究会、東洋医学研究会、生物工学研究会、量子力研究会所属。
自称「未来から来たネギ坊主の子孫」「火星人」。
ある意味で本作一番のチートともいえる、なんでもありの大天才。そのチートっぷりから続編でもキーパーソンになっている。
中盤で「転校」するも、最終話直前に再登場した。


魔法世界関係者

〇タカミチ・T・高畑
(声:井上倫宏)
ネギが来る前の2-A担任。通称「デスメガネ」。
居合い拳の使い手で明日菜の保護者。背中に哀愁漂うダンディメガネ。

実はナギの仲間の一人で、ネギがイギリスにいた頃からの友人。
生まれつき呪文の詠唱が出来ないが、それを補って余りある物理戦闘力を持つ。


ナギ・スプリングフィールド
(声:子安武人(1作目&OAD)/沢城みゆき(ネギま!?))
ネギの父親で世界最強の魔法使い『千の呪文の男(サウザンドマスター)』。
特にたいした理由もなく才能だけで作中最強の戦闘力を誇る、みんな大好き反則野郎。
魔法学校を中退したDQNで、「得意呪文」の詠唱もカンペ読み上げだったりする、愛すべき馬鹿。
10年前に行方不明となる。
結局本作ではほとんどマクガフィンでしかなかったが、続編でもキーパーソンとなっている。


アルビレオ・イマ(クウネル・サンダース)
(声:小野大輔)
ナギの仲間の1人。「他人の人生を蒐集するのが趣味」と嘯く胡散臭い変態紳士。
現在は図書館島最深部に住んでいる。
アーティファクトは「イノチノシヘン(ハイ・ビュブロイ・ハイ・ビオグラフィカイ)」。


ジャック・ラカン
(声:小山力也)
ナギの仲間の1人。
作中ですら誰もが口を揃えてチート、バグと言うほどの強さを持つ、豪放磊落な武人。

しかしその実、ナギを才能型の天才とするならこいつは努力型の天才。
もともとは戦争孤児で、生きていく為に拳闘士、傭兵となり、遂には勝利を積み重ねて解放奴隷となった。
そうした経歴から金には五月蝿いところがあり、細かいことを気にしない性格と相まって自己中心的なチート野郎に見られがちだが、実はかなりいい人。
アーティファクトは「千の顔を持つ英雄(ホ・ヘーロース・メタ・キーリオーン・プロソーポーン)」。もちろんぶっ壊れ。


〇近衛詠春
木乃香の父親でナギの仲間の1人。
剣の腕が非常に高く、京都神鳴流の長。
ナギの仲間ではタカミチの次に早く登場した。
…しかし、あっさりフェイトに石にされる等扱いは酷い。
入り婿で旧姓が「青山」である為、作者の前作品「ラブひな」の青山鶴子及び素子と親戚関係であると思われる。


フェイト・アーウェルンクス
(声:石田彰)
かつて魔法世界に大戦を引き起こし、ナギらに壊滅させられた秘密結社「完全なる世界(コズモエンテレケイア)」の生き残り。
その胡散臭さはCVからお察しください。
続編におけるキーパーソンの一人。


用語


立派な魔法使い(マギステル・マギ)
読んで字のごとく。偉大な魔法使い(マギステル・マギ)
世の為、人の為に陰ながらその力を使う、魔法世界でも最も尊敬される仕事の一つ。


魔法使いの従者(ミニステル・マギ)
魔法使いは後衛職。呪文詠唱中は無防備であり、攻撃されれば呪文は完成しない。
それを前衛として守護するパートナー。


仮契約(パクティオー)
ミニステル・マギは魔法使いの魔力により身体能力を強化できる。
本契約は原則1人としかできないが、お試し期間として何人とでも「仮契約」可能。
契約方法は色々あるが、最も簡単なのが契約魔法陣上で主とキスすること。
契約を行うと、従者が描かれた「パクティオーカード」が出現する。
魂が無ければ仮契約は不可能だが、逆に魂さえあればロボットや幽霊とも仮契約は可能。


〇アーティファクト
仮契約時にパートナーごとに得られる、その潜在能力を引き出す魔法のアイテム。
ただし出ないこともあるらしい。
完全に固有というわけではなく、類似した素質の者には同じアーティファクトが得られることもあるようで、
例えば「この数百年世に出ることのなかった」アーティファクトが珍しいものとして扱われている。

〇気
本作においては「気」と「魔力」は異なるものとして設定されており、
「気」は術者の体内から引き出すもの、「魔力」は外部から自然エネルギーを取り込むものと区別されている。
一時的に身体を強化すれば、「そこそこ強いガキンチョ」レベルのネギでも体重差10倍の巨漢を吹っ飛ばせる。
(勿論防御力も上がっている。魔法や気で強化された打撃を「素」で食らうのは死に等しいらしい。)
とはいえ、「気」の使い手相手にも仮契約できたり、「気弾」を魔法無効化で打ち消せたりと、修行過程以外ではだいたい同じものと考えても問題ない。
ちなみに「魔力」と「気」の同時運用は極めて困難だが、相反する両者を合一する「咸卦法(かんかほう)」の運用に成功すると得られる力が乗算式に跳ね上がる。

魔法(ネギま!)
魔法の詳細は上記記事参照。


新しい追記・修正 Happy Ready Go!

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最終更新:2024年05月23日 20:20