ダーレク

登録日:2010/06/29 Tue 00:37:03
更新日:2020/10/05 Mon 23:49:18
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ドク……ター……?


アノ『ドクター』カ!?



抹殺セヨ!





ダーレクは、イギリスのSFドラマ『ドクター・フー』に登場する、惑星スカロで生まれたミュータント種族。クラシックシリーズの第1シリーズから登場しており、作中のエイリアンの中ではドクターの次に古参。

姿は上の画像の通り、釣り鐘型の金属の鎧に身を包んでいる。メイキング映像で「ダーレクは青銅」とか言われているあたり、滅茶苦茶危険になった銅鐸といったところか。バカでっかい胡椒瓶とも揶揄される。余談ではあるが新シリーズの初登場時は故障してた。

よくスターウォーズに登場するR2-D2みたいとか言われるが、R2-D2の初登場が1977年なのに対しダーレクの初登場は1963年。まだテレビがSCP-8900-EXの影響を受けるより前からいたんだからこっちの方が先輩だ。

青い部分はレンズであり、ダーレクの視覚装置である。この画像は正面からなのでわかりづらいが、この部分は突出している。
一見目のように見えなくもない2つの白い部分はライトであり、喋るとここが光る。
……え?何で喋ると光るかって?分かりやすいじゃんか、バリアフリーだよバリアフリー。

視覚装置とライトのついた部分を便宜上頭部と呼ぶことにすると、この頭部は360度回転可能である。ついでにいうと頭部の下の突起がある部分も360度回転できる。電気回路とかどうなってんの?

中央部にある2本の突起だが、向かって右側は光線銃、左側はトイレのスッポンである。


……いや、マジで。
これで人殺せるから、ホントに。


下の丸い卵とか松ぼっくりみたいな部分はフォースフィールドと呼ばれるバリアの発生装置とみられる。このバリアは超新星爆発の威力でさえ無効化するとんでもなさを誇る(完全無欠ではなく、連続で攻撃されると貫通してしまうが)。

さらにその下部は浮遊エンジンが装備されていて、飛行可能である。
ちなみにクラシックシリーズでは浮遊できなかったため階段すら登れない雑魚だったのだが……。


この辺で、ダーレクの外殻の特徴をまとめてみよう。

部位 特徴
ライト 喋ると光る。
視覚装置 拡大可能。
光線銃 いかなる生物でも一撃で抹殺する。
トイレのスッポン 情報や電力を吸引する。人間に使うと脳波を奪われ、人間は即死する。
浮遊機能 大気圏内はもちろん宇宙空間でも活動可能
時空移動機能 タイムロックがかかった時代(封印された時代)にも突入可能
外殻 ポリカーバイドやダーレカニウムという物質からなる。大気圏外から地球に墜落して3日3晩燃え続けても原型を保つ。もちろん銃は通用しない。あとタイムトラベラーが触れるとパワーアップする。
フォースフィールド 超新星爆発さえ無効化する。



……なんだこのチート???


本体は単眼のタコのような生物。
もともとはカレド族と呼ばれるヒューノマイド(人間型の種族)だったのだが、サール族と呼ばれる種族との間で戦争が起こった。化学兵器がバンバン使われた結果、カレド族は甲殻の中で生きる道を選んだ。それがのちのダーレク族である。




そして、特筆すべきはその性質。

思想はダーレク族以外の抹殺。
憎悪以外のあらゆる感情が消されており、ダーレク以外の生命を絶滅させる事が本能に刻まれている。
ダーレクにとって他の生物は抹殺の対象にしかならない。


どこのSCP-682だお前は!?


こんな性質のためか、「タイムロード」と呼ばれる種族と全面戦争になった。
タイムロードというのはドクターの種族で、タイムマシンを最初に発明し宇宙と時空を管理していた最大規模の種であった。

ある日タイムロードはダーレクの存在を危険視し、4代目ドクターにダーレク製造を妨害するよう命令した。
ドクターはダーレク製造の完全なる停止には失敗し、ダーレク製造は1000年先延ばしされることとなった。

その後、ダーレクたちはタイムロードが自らを消そうとしていたという事実を知り激怒。

そりゃそうだ。いくらダーレクが危険といっても勝手に歴史から抹消しようとしたタイムロードにも十分な非がある。
かつてドクターはタイムロードを見限って故郷を逃げ出したのだが、それはこの種族があまりにも傲慢で、他の種族を下等な存在と見下していたからである。このエピソードからもそのことがうかがえよう。

さてさて、こうしてタイムロードとの全面戦争「タイムウォー」が勃発し、ダーレクとタイムロードは道連れに滅亡していった。


追記・修正はタイムウォーに思いを馳せながらお願いします。










































































タイムウォーが終結してしばらくたった頃、9代目ドクターはアメリカの博物館で救難信号を受信する。
その救難信号の発信元は、唯一生き残っていたダーレクだった。

タイムウォーでたった1人、時空間から零れ落ち地球へ墜落したのである。

そう、この記事の冒頭の部分は、9代目ドクターがダーレクと遭遇した時のダーレクの台詞である。


タイムロード最後の生き残りであるドクターは、ダーレク最後の生き残りを相手にタイムウォーの決着をつけようとする……。


追記・修正は日光浴を楽しみながらお願いします。












































































しばらく時代は飛んで、2001世紀の宇宙ステーション。

ドクターはかつて2000世紀にこの宇宙ステーションで企てられていた地球規模の陰謀を阻止したが、その黒幕もただのマリオネットにすぎなかったと判明する。

100年前に宇宙ステーションに黒幕を送り込んださらなる黒幕、それはタイムウォーを脱出した皇帝ダーレクだった。
人類の細胞を厳選してダーレク族を培養し復活させた皇帝は、地球を炎に清め彼らの楽園を築こうとする。

ドクターと仲間たちはダーレクの野望を阻止すべく立ち上がるが……。


追記・修正は俺たちが死んだのを知ってからもういっぺんやってみろ。




































































2006年の地球では、世界各地にゴーストが出現していた。
そしてゴーストが出現すると同時に、ロンドンにある秘密結社トーチウッドのアジトには謎の球体が出現していた。

10代目ドクターが調査に乗り出した結果、ゴーストの正体はパラレルワールドからやってきたサイバーマンと呼ばれるサイボーグ種族であることが判明する。
正体が露見するとすぐさま、サイバーマンは地球に対する侵略活動を開始する。


しかしドクターは違和感を抱いた。
パラレルワールドのサイバーマンは地球に由来するものであり、技術力はこの世界の人間と大差ない。

では、どうやって球体を作ったのか?
球体の正体はボイドシップ。無数の異次元やパラレルワールドの狭間に位置する無の空間を旅する乗り物であり、あらゆる因果の外にいられる。

ドクターは尋ねた。「どうやってあの球体を作った?」と。

サイバーマンは答えた。
「あれは我らの物ではない。あの球体は突然ボイドに転がり込んだ。我らはその後をつけただけ、正体は知らない。」



そのころ、ボイドシップからは4体のダーレクが姿を現した。

ダーレクセク、ダーレクテイン、ダーレクジャスト、ダーレクカーン。


ダーレクとサイバーマン、そしてトーチウッドの三つ巴の大戦が勃発する。


追記・修正する義務を果たしただけ。女王と祖国に……ああ神様、義務を果たしただけ!
























































1931年のニューヨーク、マンハッタン。

10代目ドクターはホームレスに混じって当時の生活を体験していたが、
1人のホームレスがダーレクの一派により拉致されてしまう。

そう、先ほどのダーレク4体がここで進化実験を始めていたのだった。

人間をかき集め、ダーレクの肉体と融合させ、ダーレクヒューマンと化す。
そして新たなダーレクとして繁栄の道を歩む。

甲殻の外で、スカロの末裔は再び歩く。


追記・修正はダーレクと同盟を組んでからお願いします。




































2009年のある日、地球が突如消滅した。

ドクターはシャドー議会と呼ばれる宇宙の最高権力機関の1つに赴き、状況を把握する。
地球を含めて27の惑星が消滅していたのだ。

27の惑星が消えた先をドクターは知った。
メデューサ・カスケード。

タイムウォーの時に、ダーレクが故郷ガリフレイへの侵略に用いた異空間である。

ドクターはここで予期せぬ人物と再会を果たす。


ダヴロス。
カレド族をダーレク族に仕立て上げた、ダーレク族の創始者。

タイムウォーから脱出し、全宇宙全パラレルワールドを揺るがす計画を立てていたのだった……。




追記シ、修正シ、抹殺セヨ!

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最終更新:2020年10月05日 23:49