荻野目苹果

登録日:2012/01/31 Tue 19:42:25
更新日:2024/08/22 Thu 06:27:53
所要時間:約 6 分で読めます






デスティニー!



荻野目苹果は、「輪るピングドラム」に登場するメインヒロインなんだゾ☆

CV:三宅麻理恵

櫻花御苑女子高等学校に通ってる女子高生なんだゾ☆。
プリンセス・オブ・ザ・クリスタルが言うには、ピングドラムの鍵を握っているらしいんだゾ☆

茶髪のボブカットで、オレンジがかった茶色の瞳をしてるんだゾ☆
容姿・成績・人格どれにも優れてて、周りからの評判もいい美少女優等生なんだゾ☆

両親は離婚しちゃってて現在は母と二人暮らしだけど、そんな境遇にも負けず毎日を明るく過ごしているんだゾ☆

家族を大切に思ってて、姉の遺品である運命日記を肌身離さず持っているんだゾ☆

好きな言葉は「運命」、口癖は「デスティニー」、好物は「カレー」だゾ☆
荻野目家では毎月20日を「カレーの日」と定めていて、
カレーは「大切な人と食べるもの」「大切な人と食べるカレーは幸せの味がする」という拘りを持っているんだゾ☆

そんな彼女だけど、高倉冠葉・晶馬の担任教師である多蕗桂樹に片思いをしてるんだゾ☆。

輪るピングドラムは彼女と多蕗の恋模様を描いた愛の話なんだゾ☆





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その正体は片思いの相手である多蕗をストーキングする、脳味噌ド腐れゲロ豚ビッチ娘。

周りからの評判が良いの事実だが、思い込みが激しく行動的な性格。
人目もはばからず夢想に耽ったり、感情を爆発させたりすることもある。
目的の為なら手段を選ばず、良くも悪くも行動力がある。

その行動力はストーカー行為にも発揮され、多蕗の家の床下に自分専用のスペースを作り潜んだりしていた。

現在は日記に書かれた「運命」に沿って「プロジェクトM」を遂行すべく行動している。


○高倉家との出会い

ストーキングの帰りに高倉陽毬と出会い仲良くなり、
その兄である晶馬・冠葉とも面識を持つようになる。
高倉家に出入りするようにもなるが、そこでプリンセス・オブ・ザ・クリスタルとも邂逅し、運命日記を渡すように言われる。

ちなみにこの時、生存戦略空間のボッシュートから落とされるも、
白パンツを晒しながら復活した上にプリクリ様の帽子を奪って遠投した。
プリクリ様に一矢報いた唯一の人物である。 

その後、陽毬の命を救うために日記を必要としている晶馬に、
自分の計画に協力することを日記を貸す条件として言い渡す。

このことがきっかけで晶馬の身に数々の災難が降りかかることになる。


ストーカーの理由

苹果が多蕗にストーキングするのは、多蕗が姉・桃果と恋仲だった事に起因している。

桃果を失った事で両親は離婚することになり、
苹果は「私が桃果になればいい。そうすれば家族も元通りになる」という思いに捕われてしまう。

桃果が記した運命日記の通りに行動するのは、そうすれば桃果になることができると思っているため。

しかし、晶馬という協力者を得るも計画は失敗続き。
さらに父親の再婚、恋敵である時籠ゆりの存在、などと言った要因が重なり次第に追い詰められていく。

そこで彼女は最後の手段として多蕗に睡眠薬を飲ませ、
その隙に彼の子供を身籠り「プロジェクトM」を無理矢理遂行しようとするが、居合わせた晶馬により阻止される。

その後、晶馬と口論になり、運命日記を落としてしまう。
その隙に何者かにより日記の半分を奪われ、そのことに茫然とし、車に轢かれそうになる。
晶馬に庇われるも、代わりに彼が事故に遭ってしまう。


○晶馬への想いの変化

「プロジェクトM」を進めている間ずっと行動を共にし、
さらに身を挺して自分を庇った晶馬を次第に大切に想うようになる。

夏目真砂子が晶馬を拉致し、交換条件として日記を提示してきた際に最も大切にしてきた日記を手渡してしまうほどに。

だが、芽生え始めた自分の気持ちに気付かず多蕗へのストーカー行為を再開してしまう。

しかしその際にゆりから「晶馬のことを好きなのではないか」と指摘され自分の本当の想いに気付かされる。

最初は戸惑うも、多蕗との会話を経て、桃果になろうとしていた過去の自分と決別し晶馬へのアタックを開始する。



「晶馬くん! もぉ〜、すごい待ったんだゾ☆」



あざといなさすが苹果あざとい。


しかし晶馬はそんなデレ苹果に「僕たちはもう会わない方が良い」と言い放ち拒絶するのであった。



ちなみにこの時のあざといデレ→泣き顔のコンボにファンが急増したとかしないとか。

また同時に前半のストーカー時代の苹果を知ってる視聴者からは「誰だお前!」と総ツッコミされたとかされなかったとか。


○被害者の妹と加害者の息子

晶馬が苹果を拒絶した理由は彼の両親にある。
苹果の姉である桃果がこの世を去ることになった原因、
16年前の地下鉄テロ事件の起こしたテログループの主犯が彼の両親であった。

そのことに負い目を感じ、またこれ以上関わるとお互い傷付くことになるという考えから苹果と距離を置くようになってしまう。

しかし、いくら拒絶されようとも晶馬への想いは尽きず、地下鉄で愛の告白をしている。

その時の発言が↓

「晶馬くんがいやだって言っても、あきらめないから」
だって、私は晶馬くんのストーカーなんだもの
「私は、運命を変えてみせる」


……さすが苹果ちゃんだぜ!


○だから私のためにいてほしい

姉の仇の子供である高倉3兄弟を苹果は憎まなかった。
しかし彼女とは対照的に桃果と恋仲であった多蕗は16年間ずっと高倉家を憎んでいた。

唐突に「高倉家の人間に罰を与える」と言い出した彼は、
苹果の目の前で冠葉と陽毬を傷付けてしまう。

「僕のようになっちゃダメだ」と苹果に言い多蕗が去って行ったあと、
冠葉と陽毬を抱きしめ嘆く晶馬に対し、苹果は心からの想いを吐露する。


「私は違うよ。私は、晶馬くんたちのこと嫌いになったりしない」
「悲しいことも辛いことも無駄だなんて思わない。それが運命ならきっと意味がある」
「私は受け入れて強くなるよ。だから……」


このことをきっかけに、晶馬は苹果から決して逃げないことを決めたのだった。


ちなみにアニメのこのシーンは一見の価値あり。


○クライマックスに向けて

多蕗の一件以来晶馬に拒絶されなくなり、また高倉家に出入りするようになる苹果。

晶馬との関係も良好なようで、別々の学校に通いながらも下校を共にしたり、一緒に洗い物をしたりどう見てもリア充です。

このまま穏やかな日々が続いていくと思った矢先に陽毬の病状が悪化し、入院を余儀なくされてしまう。

陽毬の命を救うために運命日記の力で運命の乗り換えを決意するが、
渡瀬眞悧に唆された冠葉に日記を奪われ燃やされてしまい、また苹果自身も傷を負ってしまう。


しかし、苹果はボロボロになりながらも持ち前のガッツで立ち上がり、
大切な人たちを救うために冠葉と眞悧を追い運命の列車に乗り込むのであった。






結末は是非自分の目で。

「マジで?」







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最終更新:2024年08月22日 06:27