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衛星爆弾(がんばれゴエモン)

登録日:2011/05/08(日) 19:03:56
更新日:2026/08/15 Sat 22:48:14
所要時間:約 3 分で読めます




はっはっはっ! おろかな もやしっこどもめ…!
きゅうきょくの すぽーつまん セップク丸さまに はむかうとは…
ざんねんだが きみたちは ぼくを おこらせてしまったようだ!
もう べんかいの よちは ない!
わくせいインパクトに すいよせられる せいしつをもつえいせい・ばくだん
きみたちを そのほし もろとも うちゅうにさくはなびに してあげよう!

【概要】

これはスーパーファミコンのゲームソフト『がんばれゴエモン きらきら道中~僕がダンサーになった理由~』の
ラストバトル(ミニゲーム)「惑星インパクトを救え!」で登場した物であり、超危険な兵器である。
惑星インパクトを滅ぼすために今作のラスボスであるハラキリ=セップク丸がこれを用意した。

使用方法は目標に向かって投げるだけなのだが、大きさはその名の通り衛星サイズである。
だがセップク丸は片手一本で最大距離1万光年先の目標へ投げる事ができるのだ。
しかも目標に到達する時間はたったの約10秒である。
ちなみに1万光年の距離を10秒で到達すると仮定した場合、この時の時速は約340京5900兆キロメートル、マッハにして約2京7800兆。スケールが違いすぎてもはや何が何だか分からない。

常人には不可能だが彼は宇宙一のスポーツマンなのでこれしきの事は朝飯前である。


「どぅりぃやぁぁぁ!」



そして彼は無酸素の宇宙空間で普通に生身の体で活動している。

しかもこの爆弾、ちゃっかりホーミング機能まで付いている。
一度目標に向けて投げられると、多少投げ返された程度ではすぐに戻って来て着弾してしまう。
爆発を免れるにはホーミングが振り切れるほど遠くに投げ飛ばすか、投げたセップク丸本人に受け止めさせるか食らって頂くしかない。

肝心の破壊力は爆発すれば惑星1つを消し去る威力。
だが爆弾より少し大きいぐらいの惑星程度なら爆発させずとも触れるだけで消滅させる。




相対するゴエモンインパクト(プレイヤー)は母星を救うために爆弾を受け止めた後、遠くへ投げなければならない。
やり方はバンジー真剣白刃取りとほぼ同じだが、こちらは受け止めた直後に投げ返す角度も決定する。判定はジャスト、セーフ、アウトの3段階。受け止め・角度共にジャストならセップク丸により大きなダメージを与えられる。
タイミング良く受け止めただけではまだ油断は禁物である。
受け止め損ねれば当然インパクトは母星諸共ペチャンコにされ、角度を誤ったりパワー不足でも爆弾をセップク丸に投げ返せず、そのままインパクトに戻ってきてやっぱりペチャンコに。
ズシャリ!!よりは少々地味だが、投げ返したポーズのまま前や後ろから降ってきた爆弾に潰されるインパクトも中々に笑える。

ストーリー上では7000〜1万光年先のセップク丸に投げるのだが、遊技場でミニゲームをプレイする時は爆弾を投げた後に幾つもの罪のない星が消滅する。
その光景は少しシュール。
母星を救うには多少の犠牲は仕方ないのだ。
因みに後にこれと同じことをバット一本でやり遂げた生命体がいるとかいないとか。

だがセップク丸はその爆弾を何度も素手でキャッチすることが出来る。何気に乗機のスポーツマン・シップ号も無事。

「まだまだァッ!!」


何度も投げ返すとセップク丸にも限界が来て受け止められなくなる。
彼の乗っていた宇宙船のスポーツマン・シップ号もろとも大爆発するが彼はなんとか生き延びる。
常人には不可能だが彼は(ry

勝負に負けたセップク丸は自分の体内に仕込んだ爆弾を究極のスポーツ『切腹』で起動し、惑星インパクトを消滅させようとする。
この事態にゴエモン・インパクトはゴエモン達を地上に降ろし、セップク丸と共に太陽に身を投げようとするが……(この展開ってなんか昔のアニメで見たような…



インパクト「セップク丸くん、めいどのみやげにおしえてあげるけど…

“セップク”は”スポーツ”じゃないです!」










な ん だ と ー っ !








暴れだしたセップク丸に殴り飛ばされ、インパクトは無事ゴエモンたちの元に生還…するのだが、そこで明らかになったこのゲームサブタイトルの意味とは…





そんな桁違いのパワーと耐久力と反応速度を見せる彼らの戦いは『がんばれゴエモン』シリーズでもトップクラスの激しさであり、戦いを一言で言えば宇宙一危険なドッジボール。

もうドラゴンボールのバトルが霞んでしまう程の熾烈さである。

残機0の状態でインパクトが戦いに負けたらやはり奴が姿を現す
プレイしているブラザー達はセップク丸に勝つまでノリノリでコンティニューしよう。

実はちょっとしたバグがあり、セップク丸が距離を離す時にコントローラーのXボタンで会話をスキップすると距離が開かなくなる。これによって初期の7000光年のまま続行できてしまう
ゲームバランス崩壊の恐れがあったためか、後期ROMでは他の様々なバグと共に修正されている(後期版ベースの『がんばれゴエモン大集合!』収録版も同様)。

【余談】

本作のセップク丸のボイスはゴエモン役である大田真一郎が担当している。なんだとーっ!

コミックボンボンで連載されていた漫画版では、惑星インパクト後半の4つのタワーが衛星爆弾の誘導装置であり、それによって自動で惑星インパクトに着弾するはずの物だった。
その4つのタワーをゴエモンたちに攻略されたうえ、ゴエモンが切腹を思いとどまらせるため*1に咄嗟に付いた「真の究極のスポーツとは、スーパースポーツ『 お手玉 』だ」という嘘を真に受けたセップク丸が、
『オテダマ』とは衛星爆弾を手にとり投げつけること 」だと勘違いし、惑星爆弾をブン投げ合う戦いが始まるという理由付けがされている。

インパクトを殴り飛ばしたセップク丸の生死は不明だが、その後『大江戸大回転』のラスボス・エコロリ斎のリサイクルパワーによって復活しボスとして立ちはだかってくる。
いきさつの説明がゲーム内外で一切無いため死んだところを生き返らされたのか、生き延びていたところを呼び戻されたのかは不明(これについては同じくボスとしてゲスト出演したネオ桃山の弾神にもいえるが)。




な・なんと あのえいせい・ばくだんを くらっても なお いきているとは!
ぼくの へんしゅうも すこし あまかった ようだね…
いまから ほんとうの ついき・しゅうせいを みせてあげるとしようか! はっ!!
ぐっばい ふぉーえばー わくせいインパクト!! はっはっはっ!






ドゴーーーン!


セップク丸「ハッハッハッハッハッ…!!!」


画像出典:がんばれゴエモン大集合!より
がんばれゴエモン きらきら道中~僕がダンサーになった理由~
© 1995 KONAMI


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最終更新:2026年08月15日 22:48

*1 セップク丸は不死身なのだが、切腹すると体内の爆弾が大爆発する。しかも本人は再生するとそのことをすっかり忘れてしまう。