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ゴエモン(がんばれゴエモン)

登録日:2012/04/16 Mon 04:22:29
更新日:2026/08/05 Wed 23:01:53
所要時間約 5 分で読めるんでぇ!







天下の義賊、ゴエモン

只今、見参!


がんばれゴエモン』シリーズの主人公。

今日も今日とて、貧しい人々の為に、悪~い奴らを懲らしめに行ったり、お金をばらまく為に、義賊の仕事にはげんでいる。


☆声優

中村大樹(OVA版『次元城の悪夢』)→太田真一郎(『きらきら道中』『ネオ桃山幕府のおどり』)→松本保典(『綾繁一家の黒い影』『でろでろ道中』『もののけ双六』『大江戸大回転』)

作品によっては山下亜矢香、森久保祥太郎が担当する。


☆特徴

モデルはもちろん安土桃山時代に存在したとされる盗賊「石川五右衛門」。
赤地の忍び装束、目尻と口の両端に施された赤い隈取が特徴。

当初は浮世絵調の古風なデザインでいかにも石川五右衛門といった和風な風貌だったが、『消えた黄金キセル』以降デザインのデフォルメが進み、
現在のイガイガ頭のヘアスタイルに変化*1し、月代から伸びた髪が黒色から青色(作品によっては紫色)に変わった。朱色の派手な忍び装束風の衣装はFC版『1・2』のパッケージイラストからそのまま引き継がれている。



☆能力

ストーリー的な能力としては、針金一つで牢獄の錠前を簡単にこじ開けられる程のピッキングスキルや迅速な周囲の状況判断(『2』、『消えた黄金キセル』にて)、唯一宝箱を開けられる(『コナミワイワイワールド』にて)など、盗賊のスキルは天下一品。
盗賊というと身軽そうだが、他のメンバーにからくり忍者だのくのいちだのと言ったゴエモン以上に身軽な面々がいるのでゲーム的な能力では、ジャンプや武器攻撃の性能が標準並の初心者向け。RPGではパワータイプの傾向が強く、術よりも打撃に富んでいる。


☆武器

武器はキセル叩いて使う。喫煙は滅多にしないが、『からくり道中』で「キセルを吹かし」と説明されており、『天下の財宝』がゴエモンが平和を満喫しながら喫煙している場面から開始しているので単に画面に映っていないだけとも受け取れる(他にキセルを用いての喫煙は『Mr.五右衛門』『ワイワイワールド』のみ)。
キセルによる設定はまちまちではあるが、基本的には黄金のキセル=先祖代々のキセルという形になってるパターンが多い。
排煙口を飛ばすチェーンキセルというものもあり、長距離の攻撃だけでなく、卍が書かれたブロックに引っかける事で、ワイヤーアクションを行える(作品によってはブロックを破壊する)。

また、キセル以外にも小判を投げて攻撃する。FC時代ではキセルの1ランク上のパワーアップ武器という位置づけだったが、
サブウェポンの概念が出来たSFC以降は独立した武器となり、所持金を消費して放つ事になる。
チャージショットをする事により、作品によっては波動小判(3WAYの強力な小判投げ)、炎の小判、貫通小判という強力な攻撃も行える。
作品によっては、ネズミ花火、ヨーヨー、ハリセン等も扱う。
義賊だからかどうかは分からないが、刃物等は滅多に持たない。(ただし、RPGでは剣を持ったり、仕込み刀が仕込まれているキセル?がある。)


◆登場頻度の多い武器の種類

  • キセル
ゴエモンの基本的な主武装。
振り下ろして殴りつけるというシンプルな使い方だが、からくりメカを爆散させてたりするためかなり硬いと思われる。
小さめの武器で近接でしか攻撃出来ないことが多い。
見た目はキセルなのだが、サイズは実際のキセルよりかなりデカい。リアルでも「喧嘩煙管」という奴があるが長さこそ相応(全長1.5尺=約45cm以上のも存在)なものの
補強や持ちやすさの都合で中間部が太い(火皿は普通のと大差ない)のに対し、ゴエモンのは普通の煙管(むしろややずんぐりしている?)を相似拡大したサイズなので
火皿が超巨大(握りこぶしが入りそうな大きさ)で、これでは喫煙時に大量のタバコの葉が必要だろうし、一服しただけで疲れそうだ。
ただ、SFCになってから巨大化した経緯もあり、FC版で使用しているキセルはかなり小さい。このため非常にリーチが短く、早急に小判投げにパワーアップさせたい

  • 黄金キセル
ゴエモンの家に代々伝わる由緒正しい金色に輝くキセル。
基本的には通常キセルの上位互換武器となっており、攻撃範囲が広がる。
シリーズによっては最初からこれを使ってるものもあり、その作品には通常のキセルは出てこない。
通常キセルより更に大きいため、やはり本来の用途の喫煙に使うのはほぼ不可能に近い。
なお、上記の通りゴエモンにとっては大事な家宝なのだが、持ち歩いていない時は自宅の神棚に置きっぱなしにしている事もあり、よく盗まれる
そもそも初登場した作品のタイトルが「きえた黄金キセル」である。

  • チェーンキセル
雁首と吸口を鎖でつないだキセル。先端を伸ばして遠距離の敵に攻撃できる…なのだが、どう見ても喫煙に使用できない
特殊なブロックに引っ掛けて移動手段として使うことも可能。
作品によって扱いはまちまちであり、リーチが長いのは当然なのだが黄金キセルを超える最強武器のこともあれば、
移動用武器に申し分程度の攻撃力が付いただけで黄金キセルより威力は低かったりと、バラつきが大きい。
伸縮速度もばらつきがあり、普通の煙管の降りまわしと大差ないものから明らかに隙がデカいものまである。

  • 小判
その名の通り、所持金と引き換えに小判を投げて遠くの敵を攻撃する武器。
元ネタはおそらく銭形平次の投げ銭なのだろうが、明らかに高額硬貨の小判を投げてる辺り銭形平次もビックリである。
なお、「ゆき姫救出絵巻」には銭形平次のパロディキャラも登場し、そちらも小判を投げる
SFC版『奇天烈将軍マッギネス』以降の作品では溜め撃ちが追加され、一定時間チャージを行うことでより強力な溜め攻撃を行える。
ただし、チャージ技は通常弾より消費が激しいため多用してると湯水のように所持金が減っていくので注意。
(FC版ではあくまで武器のパワーアップ形態の1つという扱いのため所持金は減らない)。

☆人物

ちゃきちゃきの江戸っ子。短気で喧嘩っ早いが、困ってる人を放っておけないお人よし。
可愛こちゃんには目がない女好きだが、どうもオカマとの縁が多いご様子。

帯ひろ志先生版コミカライズではかなりのスケベで二枚目に描かれているが、実はFC版『2』のプロフィールの時点で公式にスケベ呼ばわりされてたりする。
褒められると調子に乗るお調子者で、普段はゲーム同様の3~4頭身だが、可愛い子に言い寄られる、相手のイケメンに張り合うなどして覚醒すると8頭身の超絶イケメンに変身する。
ちなみに同作品では切れ痔持ちである。

義賊という概念にはこだわりがあるようで、泥棒と一緒にされるのは嫌らしい。
職業柄、金銭に関してははなかなかシビア(泥棒大会の賞金が1億両と聞いて態度を変える、など)な面がうかがえる。

小判投げに自信があるらしく、「日本小判投げ選手権」なる大会に参加しに南国まで行ったこともある(『星空士ダイナマイッツあらわる!!』にて)。


☆寝姿

寝姿に様々なパターンがあり、代表的な例として『からくり道中』では大きないびきを響かせて鼻提灯を膨らませ、『消えた黄金キセル』では布団を蹴り飛ばしたり等、寝相はあまりよろしくない。
『宇宙海賊アコギング』のオープニングでは鼻提灯といびきに加えて、褌をも外した全裸で寝ていた(そしてエビス丸は見たくもない物を見る羽目になる。)。


☆交友関係

エビス丸とつるむことが多く、「天下の黄金コンビ」と称されている。
初めての同行はFCの『2』からだが、「実は術で姿を変えられていた女の子」という仰天な設定だったため、2Pキャラを新しく考える手間を省くという理由で黒歴史化したので、次回作である外伝作『消えた黄金キセル』で設定が見直され、同作が事実上の初対面ということになった。

以後、エビス丸とは長い付き合いとなるが、実は彼が帯妻者である事は『でろでろ道中』までの長い間知らなかった。*2
また、サスケヤエとも組み、基本的にはこの4人がつるむ事が多い。
作品によってはコリュウタと組んだり、ゴロクやババン(『宇宙海賊アコギング』)といった個性溢れるキャラクターと組むこともある。

長屋の隣の部屋に住んでいるおみっちゃんと仲良し。ヤエに至ってはどこまで仲良しかは不明*3

物知りじいさんのスケベぶりには美女に鼻の下を伸ばす事があるゴエモンでも呆れ、彼が起こすトラブルによく巻き込まれる事から、エビス丸共々「物知り爺さんに呼び出されるとロクなことがない」と思っているが、なんやかんや呼び出されれば素直に応じるくらいには付き合いは良い。

☆家族構成

『からくり道中』に限り、母親の存在が判明する(迷路に挑む際に「ごえもんよ がんばるのだ ははより」というメッセージがある)。
以後のシリーズでは長らく不明…だったが、大集合のトロフィーでシレっと母親が再登場している。しかも『からくり道中』のトロフィーではなく『きらきら道中』のトロフィーである

また、でろでろ道中ではご先祖様について「ご先祖のゴエモン様」と呼んでいることから、代々家業と共に名前も受け継いでいるようだが、このご先祖さまが石川五右衛門のことなのかは不明。


☆様々なゴエモン

同社コナミのゲームから、色んなゴエモンが存在する。

◆ゲーム『Mr.五右衛門』版

『からくり道中』よりも前に誕生した初代ゴエモン。
外見はより歌舞伎っぽく、石川五右衛門らしい雰囲気を醸し出す。
がんばれゴエモンシリーズの礎となった作品だが、本作のゴエモンと従来のゴエモンの関連性は不明(先祖という疑惑もある)。

◆ゲーム『冒険時代活劇ゴエモン』

設定が大きく変更されたゴエモン。別世界から我々の世界にやってきた大工見習いの少年という設定になっている。
彼以外にもお馴染みのレギュラーキャラクターに渡って設定変更が多く、ある種のパラレルワールド的な作品であるため、
従来のゴエモンシリーズとの関連性はきわめて低いものとされている。

◆アニメ『がんばれゴエモン』

従来のゴエモンのデザインや性格を踏襲している。
だが、テレビゲーム(内容は格ゲー)の世界から現実世界へ現れる設定、巨悪マクアムーゲの刺客と戦う特撮ヒーロー的な筋書きなど、世界観は全くの別物となっている。
自分がゲームの世界の住人であることを自覚しているようで、現実世界の住人を指して「人間は~」という言い方もしており、特殊な立ち位置にある。

◆ゲーム『ゴエモン~新世代襲名!~』版

外見が大きく代わり、近代的になった。年齢に関しては明かされていないが、これまでのゴエモンと比べると少年と言っていいくらいの見た目である。
「ご組」の若頭で、世界放浪の旅から帰ってきたばかりでOEDOの町の一大事に直面し、頭に命じられて騒動解決に乗り出す。

一見、従来のゴエモンと関係はなさそうだが、作中のキャラクターである「ご組の頭」が従来のゴエモンに酷似している(中の人も同じだが、かろうじてツンツン頭が見えるのみで顔は暗く影が差しているため判別は不能)。
ゲームの副題が『新世代襲名!』であることから考えると、ひょっとしたら…(津島直人氏が担当した漫画版では、「ご組の頭」=ゴエモンと明確に描かれている)。

◆オトメディウス

エビスボシからやって来た男性天使「エモン・5」として参戦。
プレイアブルキャラクターの中では唯一の男性となっている。オトメとはいったい
中の人はこれまでと異なり、浪川大輔氏が担当している。後の石川五ェ門である

◆モンスター烈伝オレカバトル

「ゴエモン」として参戦。クラスは☆☆。
お金を盗んだり小判を投げて攻撃する。
あるアイテムと合体させることで「義賊ゴエモン」となり、クラスが☆☆☆に上がる。

遊☆戯☆王オフィシャルカードゲーム

「忍者義賊ゴエゴエ」として「忍者」モンスターとして登場(ちなみにヤエちゃんこと「女忍者ヤエ」は彼を差し置いて4年前に登場している)。
作風もあってかリアル体型となっている。
また、DSのゲーム作品「WCS2008」では前述の「女忍者ヤエ」と組んでタッグデュエルを仕掛けてくる。

2026年7月2日には『がんばれゴエモン大集合!』の発売日を記念し、ラッシュデュエルの方では「ゴエゴエ」テーマ化としていつもの4人が登場が決定したほか、OCGでもリメイクカード天下独歩の大義賊が収録された。


てやんでぇ! 追記・修正は任せたぜ!


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最終更新:2026年08月05日 23:01

*1 厳密には現在見られるデフォルメデザインの原型及び初出はFC版『2』の説明書イラスト。『消えた黄金キセル』のパッケージイラストから現在みられるイガイガ頭のデフォルメイラストに統一されるようになった。ただし、ゲーム中の顔グラフィックはパケ絵と統一されておらず、内外共に統一されたのは『天下の財宝』が最初。もっと厳密に言えば「ゆき姫」ではアクションステージ中のドットグラフィックはFC版『2』の説明書イラストに忠実なデザインであり、ストーリーデモ含めて公式絵のデザインで統一されたのは「マッギネス」以降である。)

*2 ゲーム内の描写を見る限りでも基本的にエビス丸がゴエモンを訪ねてつるんでいるパターンが非常に多く、ゴエモンがエビス丸を訪ねる事は皆無である事から、そもそもエビス丸の私生活が謎に包まれていたのも大きい。

*3 『でろでろ道中』ではおみつとゴエモンの仲を愚痴り、『綾繁一家の黒い影』ではゴエモンとおみつの逢瀬を見守ってゴエモンのデリカシーゼロの対応にズッコケている所を見る限り、恋愛までは至っていないご様子