青い春

登録日:2011/11/02 Wed 03:17:30
更新日:2024/04/29 Mon 02:11:01
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1.


しあわせなら
手をたたこう

『青い春』は松本大洋の不良を描いた短編集。2002年に同タイトルで映画化。
「しあわせなら手をたたこう」をベースに他の短編の要素を入れた群像劇
監督は豊田利晃、主題歌はミッシェルガンエレファントの「ドロップ」。

現代の不良や、十代ならではの心理描写を見事に表現し、評価を高く受けている。

2003年にも同じ原作から「リボルバー」をベースにした『リボルバー-青い春-』(監督:渡辺武、主演:玉木宏)が公開された。

各短編あらすじ
「しあわせなら手をたたこう」…高校の屋上で棚の外につかまり、何回手をたたけるか競うベランダゲームに興じる不良たちのお話。
「リボルバー」…瀕死のヤクザの親分からリボルバーを手に入れた3人の不良が事件に巻き込まれる。
「夏でポン!」…甲子園出場を逃した野球部員たちが部室で麻雀をするだけの会話劇。
「鈴木さん」…「鉄コン筋クリート」に登場するヤクザの鈴木さんと木村(まだ高校生)の過去のお話。
「ピース」…暴走族になって仲間を殺してしまうゆきおくんのお話。
「ファミリーレストランは僕らのパラダイスなのさ!」…ファミレスで愉快に過ごすというお話。
「だみだこりゃ」…不良二人のバカバカしい抗争のお話。

登場人物

■九條
演・松田龍平
学校の不良集団の中でも一目置かれるカリスマ的存在。ぬぼーっとしてるが、後半につれ感情が出てくる。とにかくカッコイイ。
「咲かない花もあるんじゃないですか?」


■青木
演・新井浩文
青木ちゃん。
九條のただ一人の親友。九條に憧れを持っていたが、だんだんすれ違っていき、暴走し始める。いきなりモヒカンに変わるシーンはすごく怖い。最早ただのヤクザ。
ちなみに青木を演じた新井浩文は、夕方から朝方まで屋上にいるシーンで、本当に夜通しつっ立っていた。


■木村
演・大柴祐介
「グッドタイミングっス」
甲子園を目指していたが、叶わずヤクザの道を選ぶ。なおフェンスを越える場面で九條にウィンクしてるように見えるが、別に日差しが眩しかっただけらしい。


■雪男
演・高岡蒼甫
「お前、死ぬか?」
不良集団の一人で、同じ暴走族の大田にイラつきナイフで殺害。メガネで頭が良さそうだが、割と弱め。ピース。


■吉村
演・忍成修吾
雪男のパシリ。雪男にアイスを渡すシーンの「アイスっす」の「す」が言えず苦戦したらしい。彼女がかわいい。


■大田
演・山崎裕太
扱いが不憫。そして殺され方がむごい。


■花田先生
演・マメ山田
かわいい。本作品の最大の癒し。



2.
ロックバンドback numberの7thシングル。
アルバム『blues』『アンコール』にも収録
ドラマ『高校入試』の主題歌。
高校生の閉そく感をその視点から歌っていると解釈できる。
MVが青みががっている。
スマスマではSMAPとのコラボ版も披露された。

追記!修正!13ー!!

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最終更新:2024年04月29日 02:11