坑道エリア(PSO)

登録日:2012/01/03(火) 16:55:21
更新日:2024/11/28 Thu 17:26:16
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坑道 "Mine"

ファンタシースターオンラインに登場するステージ。
洞窟エリアの地下にある水路を進むと、その先には明らかに人工の施設があった。

狂ったロボットが次々と襲ってくる中、最深部のAIへとたどり着くが……


  • 特徴
出現するエネミーの種族は「Machine」
元々はパイオニア1の作業用ロボットであったが、ブルーバースト以降、なんらかの不具合が発生し、プレイヤーに襲いかかってくる。

エリア1は全体的に明るく現在も稼働中のように思えるほど。
敵もそこまで強くはなく、気楽に進むことができる。

が、エリア2では所々壊れた部分があり、全体的にかなり薄暗くなり、さながら廃墟のようである。てか廃墟

またULTでは敵の強さも段違いで、ほぼ全てのエネミーに、のけぞりが発生しない(する確率が1/30のヤツも)等、なかなかの鬼畜仕様。

今までの難易度が嘘のようである。

■登場エネミー

  • ギルチック/ギルチッチ
人型ロボット
ギルチックは歩行機能が不十分なのか、攻撃を当てればすぐ転ぶので、かなり弱い。
基本的には近寄ってきて殴るだけだが、遠距離からレーザーを撃ってくる個体もいる。
これは個体ごとにどちらの行動パターンから最初から決まっており、途中で切り替わる事は無いが、外見では識別できない。

アルティメットのギルチッチは足自体がなく、ゾンビのようでけっこう恐い。
攻撃を加えてもたまにしか転ばなくなり、転ばない場合はのけぞりすらしないため非常に手ごわい。


  • ダブチック/ダブチッチ
基本的にはギルチックと同じ。
こいつらは下記のダブイッチによって統率されており、
ダブイッチが存在する限りは倒して破壊してもパーツが寄り集まって復活してくる。
5回破壊すれば完全撃破できるが、ダブイッチを破壊すればそれに属するダブチックが全て爆発して消滅する。
アルティメットのダブチッチは滅多に転ばない点など、ギルチッチと同じパワーアップを遂げている。

チャレンジモードではダブイッチが存在せず、バカ正直に5回破壊しないといけないダブチックが出てくる事がある。



  • ダブイッチ
上記のダブ系を制御しているメカ。
こいつを破壊すれば、ダブ系は一斉に爆発する。
天井付近の高い場所に浮いているが、いずれかのダブイッチを1度破壊すれば床付近に降りてくる。
ただし降りてくる前でも一部の攻撃手段は当たるためいきなり破壊する事も可能。

アルティメットでは配下のダブチックがダブイッチにパワーアップする一方でコイツはパワーアップしないため、
ダブチッチを殴り倒せるハンターズだと一瞬で消滅させられる。


  • カナディン/カナバイン
小さくて気付かれないやつ。
虫のようにブンブン飛び回りスタンガンやゾンデで電気攻めしてくる。
上空にいる時間が長く攻撃を当てづらいのでけっこううざい。
下記のカナンに率いられて編隊で登場する個体、単独で登場する個体がいるが、
こちらはギルチックのレーザー個体と違い、途中でパターンが切り替わる事がある。
アルティメットでは順当にパワーアップするだけで行動パターンは特に変わらない。

  • カナン/カヌーン
カナディンで構成された編隊を統率する司令塔。
こいつを先に倒せば、残りのやつは数秒後自爆する。
カナディンの自爆には判定があり、作動するときりもみ回転しながら突っ込んでくる。
ある程度攻撃すると編隊に属するカナディンごとテレポートで撤退することがある。

  • シノワビート/シノワブルー
忍者のように天井から降りてくるエネミー。
ビートはのけぞりに合わせて攻撃すると楽だが、ブルーはのけぞらない。
分身などもするが、けっこう空気。
分身は肩のランプが点灯していないという差異があるため、ある程度注意して見ていれば簡単に識別が付く。
なおブルーは言うほど青くはなく、むしろ元になったビートのほうが青い。

なおコイツ自身は即死攻撃は別にしてこないが、コイツの腕を使用して作られる「シノワビートブレイド」は
強力な即死エレメントを持つ有用エネミーウェポンとして有名。

  • シノワゴールド/シノワレッド
上記の上位種。
基本的に同じような行動パターンだが、ブルーが分身などをするところで
代わりに周囲にレスタを撒いてくる。
アルティメットのレッドはさらにシフタ・デバンドを同時にばらまくようになる。

レッドは下位種のビートと同じく腕をパーツとして落とす事があり、「シノワレッドブレイド」が作られる。
エクストラアタックでシフデバを撒く効果があり、アンドロイド等がシフデバを自力で使う手段として珍重される。


  • ギャランゾ/バランゾ
戦車を思わせる重装甲メカ。よく見ると小さな脚がついている。
追尾ミサイルを乱射してくるが、装甲を付け過ぎて搭載火器の大半が使えないという欠陥構造をしている。
ダメージを受けると装甲が剥がれていき、使えなかった火器が使えるようになって火力が上昇する。
真正面から殴りあうと追尾ミサイルが多重ヒットして一瞬で死んでしまう危険なエネミーだが、
追尾ミサイルに追いかけられている状態でコイツの後ろに回り込むとミサイルをギャランゾ自身に当てさせて自爆を誘えるという攻略法がある。

ミサイル以外に地雷を周囲にばら撒くという攻撃も存在するが、
上記のミサイル自爆戦法を取っているハンターズには当たらない程度の遠くにしか置かない上、そもそも滅多に置かない。
なので地雷を撒く事があるという事自体知らないハンターズも多いほど空気。

殆どの場合で1体しか出現しないが、稀に2体同時に出現するポイントもある。
まともに戦うと地獄絵図そのものになるが、例によってミサイル自爆を誘う戦法が有効。
素早く2体の間に入ってしまえば、回る必要すらなくそれぞれがお互いにミサイルを当て続けて勝手に死んでいく。
ただし楽チンだからと言ってぼーっとしすぎると、生き残った方*1のミサイルの雨で瞬殺されてしまうので注意。
あるいは、片方の動きを感電か凍結で止めて盾にしてからもう片方と戦うのもアリ。特にアンドロイドならフリーズトラップで確実に凍らせられる。

バランゾからドロップする部品を利用して作られる「バランゾランチャー」は数少ない複数体攻撃が可能なショット系レア武器*2。弾速が遅く、最大ロック数も4体だけだが、高い威力とEXのチャージは魅力的。

◆ボル・オプト/ボル・オプト Ver.2
坑道エリアの全てを管理するAIで、このエリアのボス。
モニター内のボル・オプトを攻撃する第一形態と、赤い装甲に身を包んだ本体と戦う第二形態と戦うことになる。

第1形態では地面と天井から電極を突き出して放電攻撃と、周囲のモニターの中を移動するという行動を繰り返す。
攻撃対象は電極とモニターだが、後者はボルオプトを映しているものに攻撃しないと本体へのダメージにならない。
…と書くと厄介そうだが、出現パターンが固定されているため攻略を簡単にパターン化出来る上、モニターも4枚ずつ固まって配置されているため、スライサーやショット等の複数体同時攻撃なら多段ヒットで大ダメージを与えられる。
中でも、地面と天井の両方の電極に飛び火するギゾンデや連射力の高いスプレッドニードルが有効で、上手く立ち回れば一切の反撃を許さずにハメ殺せてしまう

第2形態では部屋の中央から宙づりにされた巨大兵器から各種攻撃をしてくる。
側面からのミサイル攻撃、顔(?)部分からのサーチレーザーの後のアーム落下攻撃など。
…が、この形態もボルオプトの周囲を回るという単純な方法で全ての攻撃を完全に回避できる上、
ギゾンデがボルオプトの全ての部位に同時にヒットして異常なダメージを出すため、簡単に瞬殺できてしまう。勿論ショットやスライサーも有効。

アルティメットでは本体の装甲が赤から青に変わり、攻撃パターンに変化がある。
特に第2形態はゾンデ系のテクニックに完全耐性を持ち瞬殺できなくなった上、
アーム落下に部屋内ランダム落下のパターンが加わり、適当に走っているだけでは踏み潰されるようになった。
ただこっちはこっちで道中の雑魚の強化ぶりが凄まじ過ぎるため、そちらに隠れてあんまり印象に残らないとことん可哀想な奴。

設定ではパイオニア船団に存在する3つの超高性能AI、「カル・ス」「オル・ガ」「ボル・オプト」の1つと言う重要な立場なのだが、
上記の瞬殺ぶりからしてネタになる事の方が多い。
EP2では残る2つのAIが登場し、片や主人公やヒロインの重要パートナー、片やラスボスと重要ポジションを任せられているためネタ扱いが加速した。




〜関連クエスト〜

  • 心のカタチ
依頼人エリと共に、その彼氏であるカルスを捜索する。
所々でカルスからのメールが来るが、居場所を教えたかと思ったら「来るな、帰れ」と言ってくるなど、内容は今ひとつ要領を得ない。
その理由とは…

  • オスト博士の研究
パイオニア1に登場していた天才科学者オスト・ハイルの研究データを回収する。
途中で出会ったスゥと行動を共にすることになる。
クエスト目標達成時のスゥとの会話では選択肢が発生。
「(スゥに名前を)教える」を選ぶとシナリオがスゥ・バーニィルートに、「教えない」を選ぶとキリークルートに分岐する。
一度フラグを立てると難易度を変えなければ別ルートを選べないので注意。

  • 閉ざされた扉
「オスト博士の研究」の依頼主だった科学者モームと共に行動を探索し、オスト博士の研究データに記載されていた「実験体β-772」を捜索する。
いつもと異なり、エリア2から遡るようにして洞窟エリアの最終面を目指していく。
最後はデ・ロル・レ戦。なおモームはビビって死んだフリをするので戦力にはならない。




■余談
このステージは、天然の生マグが拾えるため、マグブリーダーたちにとっては天国。


ん…追記・修正をなめてるだろう?

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最終更新:2024年11月28日 17:26

*1 ミサイルが全て誘導式でちょこまか動く関係で、同時に撃ち始めても同時に死ぬ事は滅多にない

*2 他はクラッシュバレット、メテオスマッシュ、ファイナルインパクトの基礎レア武器3つと、最高級レア武器のダークメテオ、チャレンジモード報酬のSHOT、BBで実装されたTypeSH/SHOTのみと、かなり少ない