青のレクイエム(SAMURAI DEEPER KYO)

登録日:2013/08/06(火) 17:32:30
更新日:2025/06/10 Tue 17:05:48
所要時間:約 2 分で読めます





青のレクイエム」とは、2002年に放送されたアニメSAMURAI DEEPER KYOオープニングテーマ
坪倉唯子の6thシングルとしてリリースされた。
カップリングは同アニメのED「LOVE DEEPER」。一枚のCDに全部収録されているのである意味お得。
作詞:小竹正人/作曲・編曲:PIPELINE PROJECT

ちなみにこの曲を歌っている坪倉唯子は、あの「おどるポンポコリン」で有名なB.B.クイーンズのボーカルである。
嘘ではない、事実である。


◆曲調・歌詞
バトルアニメらしい軽快なロックナンバーで、ボーカル坪倉唯子が独特の中低音ボイスでカッコ良く歌い上げている。
やはり曲調もカッコいい。
上記のおどるポンポコリンくらいしか知らない人が聞いたら、本当に同じ人が歌ってるのか!?とちょっと驚く人はいるかも。

反面、歌詞は女性目線で綴られたラブソングで、どこか哀愁が漂っている。
まあ、青の"鎮魂歌(レクイエム)"だから仕方がない。死ぬ最期(とき)までと言うような締めもまた…
他にはSAMURAI DEEPER KYOの主人公である鬼眼の狂の特徴として紅い瞳があることからか、歌詞の要所要所で「()」を歌詞の中に入れている。
とても優しい()をしてた・とても悲しい()で笑う…という歌詞は、作品後半におけるある意味伏線と取れるようなものではあるが、真偽のほどは定かではない。
他には風がふきぬけるというような、無明神風流を思わせるものもあったり。


◆アニメとして
なお、この作品のアニメ版は原作ファンから黒歴史扱いされることが多い。その辺り気になる人はここでは書かないので各自で調べてもらいたい。
作中のOPで流れるアニメ映像には、鬼眼の狂や壬生京四郎、椎名ゆやといった主要人物の他にアニメオリジナルキャラであるミゲイラ等が登場しているのだが、多くの登場人物を入れている弊害か出てくるキャラがコロコロと変わる。(バトルアニメでよく見られるような、サビの辺りで戦闘シーン盛り沢山というわけでもない)その為、統一感がない・とっ散らかっている等と言われていて、ムービーとしてもあまり評判は良くない。この辺りも黒歴史の所以と言われる一つか。

が、このOPの、「歌は」原作ファンからも人気が高い。
普通に良曲なので、現在でも歌ってみたや歌枠なんかで配信者が歌う曲のラインナップに入っていることがある。
そこからこの歌、ひいてはこの作品を知った人もいるかもね。



追記・修正は"とても優しい()をした方"にお願いします。

この項目が面白かったなら……\ポチッと/

最終更新:2025年06月10日 17:05