加藤茉莉香

登録日:2012/05/18(金) 20:13:40
更新日:2025/01/21 Tue 16:39:24
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さぁ、海賊の時間だ!




加藤茉莉香(かとうまりか)とは『ミニスカ宇宙海賊/モーレツ宇宙海賊』の主人公である。


鯨座宮タウ星系海明星に住む女の子。
白凰女学院高等部1年生(後に2年生に進級)の15歳。
白凰女学院ヨット部に所属。また喫茶店『ランプ館』でのバイトも行っている。

ヨット部での活動と『ランプ館』のバイトと、忙しいながらも充実した日々を過ごしている。
学校での成績は優秀であり、無遅刻・無欠席を就学以来守り続けている。
人物は明るく前向き、周囲の人物からの信頼も厚く優秀な生徒と言える。
秀才であると周りからは見られている(実際才能は持っている)が、それらは全て本人がたゆまぬ努力をしてきた結果である。




そんな普通の毎日を過ごしていた茉莉香にまったく未知の世界からの衝撃がやってくる。

宇宙海賊船の船長になってほしい」と突然依頼されてしまったのだ。

実は彼女の父親は私掠船免状を持つ宇宙海賊船『弁天丸』船長ゴンザエモン加藤芳郎であったのだ。
また、母である加藤梨理香(りりか)も「ブラスターリリカ」の異名を持つ伝説的な宇宙海賊だったのである。

梨理香は茉莉香を妊娠後すぐにゴンザエモンと別れて弁天丸を飛び出していた。
そのため茉莉香は父親に関しては死んだと聞かされており、宇宙海賊船の船長だったことは本人も知らなかったのである。

ゴンザエモンの急死(死因:食中毒)により、
私掠船免状の維持のため直系の継嗣である茉莉香に白羽の矢が立ったのだ。




彼女は結論を一旦保留し、ヨット部の練習航海に練習船『オデットⅡ世』で宇宙に出航する。
実はこの『オデットⅡ世』は初めて私掠船免状が発行された七隻(オリジナルセブン)の一隻である「白鳥号」であり、
色々な経緯の末武装などを外されヨット部の練習船となっていたものだった。

船のかつての出自ゆえ、それを狙っている組織の船に狙われるオデットⅡ世。
しかし茉莉香の持前の機転と、ヨット部部員の協力により危機を脱することに成功する。

波乱の練習航海を終えた茉莉香は、宇宙海賊となることを決意。『弁天丸』の新しい船長となる。




『弁天丸』船長就任後はすぐれた洞察力や判断能力、
生まれついての思いっきりの良さと本人の努力で幾度も困難や危機をくぐり抜けている。

その船長としての才はセレニティ連合王国の皇女であるグリューエルの、
「黄金の幽霊船を探してほしい」という依頼時に垣間見ることができる。
グリューエルと行動を共にしているうち、茉莉香はグリューエルが思いつめていることを知り密かに策を練る。
幽霊船でその策が実行され、仲違いしていた姉妹を和解させることに成功、
内乱寸前だったセレニティの混乱をも鎮静化させてしまった。
その人間性は一国の運命をも左右してしまう事態にも揺るがないのだ。


しかし船長になった後は女子高生と宇宙海賊という過密スケジュールゆえ、
遅刻や早退も多くなり成績は下がってしまっている。
最近は頑張って持直しつつあるようだ。


余談であるが、すばらしい太ももと鉄壁なるスカートの持ち主である。


アングルが! カメラ仕事しろ!


■ 弁天丸
齢120年の老朽船であり旧式の機動巡洋艦を大改装したもの、
2基の主機関である転換炉の「阿号・吽号」を持つも機関も老朽化しており出力は安定していない。
速力を重視して改装したため装甲や武装を減らしている。
武装としては少なくともアニメ版では三連のビーム砲が二基のみ、
他にミラーのような錯乱幕と探索用の無人ポッドを常備する。




弁天丸の船長、茉莉香です。海賊しに来ました。
よろしくお願いします。


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最終更新:2025年01月21日 16:39