ジンクロウ(シャイニング・ウィンド)

登録日:2011/02/10(木) 03:31:51
更新日:2022/09/13 Tue 18:14:18
所要時間:約 4 分で読めます





名前:ジンクロウ
声:江川央生
クラス:ニンジャ
種族:カラス鳥人
性別:男
年齢:38歳
身長:172cm
体重:63kg
肩書き:隻翼の渡り鳥


シャイニング・ウィンド』の登場人物。

神出鬼没の白いカラス鳥人。
左の翼は機械仕掛けで、飛ぶことはできないが鋭利な武器となる。

その正体はかつてのロウエンの片腕であった隠密。

数年前にロウエンと共にヴァレリア地方のベスティアから来訪、セイラン建国後もロウエンと国に仕えた。
事実上のNo.2であり、ロウエンが国を留守にした後にはシュマリに従い変わらず国に尽くしていた。


そんな彼が現在、セイランを離れている理由は本編開始の数年前に遡る。

かつてセイランのNo.2だった時代、フィリアスのNo.2であるレオンから密書を受け、それを承諾したのが始まり。
レオンに賛同したジンクロウに同じく賛同したアストライアのNo.2であるキルレインも加え、三者は三国の平和と交流を目指す事になる。

これを機にレオン、キルレイン、ジンクロウの三人は親交を結び日夜、理想の実現のために尽力していった。

そんな三人の努力も実り、三国による三国による会談が開かれる事が決定。
遂にリーベリアに平和が訪れる……


と思われたが


シュマリの策略により会談は破綻。
会場は致死累々の戦場となってしまう。
その中でジンクロウはカリスを救出するもレオンは死亡。自身も左の翼を失ってしまう。
三人の夢は最悪の結末を迎えてしまった。

事件を理由にシュマリに捕らえられたためセイランを離脱し、以降は命を狙われる事になる。

余談だが彼は前作「シャイニング・ティアーズ」に出てきた獣王十二将の一人バクートの弟である。


●ゲーム内での動向
キリヤとクララクランがカリスを救うべくコンロンの聖水を持って帰る途中で遭遇。

シュマリの差し向けた刺客に襲われ重傷を負ったが、クララクランから聖水を分けてもらったことで回復、一命を取り留める。

キリヤ達と分かれた後はキルレインを頼ってベイルガルドを訪問し、治療を受ける。
機械仕掛けの翼はその時にヒルダレイアから貰った物。

そして、フィリアスとセイランの決戦にキルレインと共に乱入。シュマリを粛清した。

その後のベイルガルドの侵攻に関してはキルレインの変貌に疑問を抱いたために協力はしなかった。
キルレインへの疑問は戦いが進む度に次第に大きくなる。

そしてジンクロウは友を止めるためにルミナスナイツと共闘。
キリヤの心剣パートナーとなる。

戦後は友の忘れ形見を見守るためベイルガルドに留まった。


●ゲーム内の能力
忍者らしい素早い動きとトリッキーな攻撃が特徴。
能力は前作のマオに近い。

風を利用した攻撃の他、リンク技で爆弾を使用する。
しかし、その爆弾が非常にクセが強く慣れないと使いづらい。

しかも、ジンクロウのすぐ後に「彼女」が仲間になるため、よほどの理由が無いと使うプレイヤーはいないと思われる。

一応上手く立ち回れば爆弾の火力はかなりのもの。またマオと同じく、空蝉の術のレベルを極限に上げると半不死身になるという強みも。


心剣は風属性の【天剣エクナバード】。
回避率に補正が掛かる羽のような形状の剣。

風を利用した遠距離攻撃や範囲攻撃が可能で、敵を引き寄せたり吹き飛ばしたりも出来る。

心剣の性能はカリスのエクスカリバーとは相互互換と言えるが、こちらは攻撃力が低いためジンクロウの爆弾のサポートと起爆がメイン。


●心の扉
三国会談までに繋がるレオン、キルレインとの親交の日々が語られる。

●シャイニング・ティアーズ・クロス・ウィンド
不遇中の不遇。出番らしい出番は白と黒の翼でゼロに間違われるという地味な一回だけと、出てたのかさえ分かりづらいほどに不遇。

何もアニメでも隠密せんでも……。

●デザイン
獣人は特撮物の敵役を意識したデザインをしているがジンクロウは特にライバルキャラを意識されている。

プロデューサーによると「なんだか敵っぽいけど、仲間になるんじゃないか?」との談。

忍者キャラではあるのだが各所に現代的なアレンジを為されており、腰にカタール型のナイフを装備している。
そのため職業が「忍者」ではなく「ニンジャ」なのである。


ちなみに、2012年3月に発売予定の『シャイニング・ブレイド』に刃九郎として参戦することが決定した。
今度こそ、空気になりませんように。





追記・修正の闇、
断ち切るは我が翼なり。


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最終更新:2022年09月13日 18:14