アンスロポルニス

登録日:2012/02/06(月) 12:37:29
更新日:2025/05/16 Fri 09:08:32
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アンスロポルニス(Anthropornis)は、4800~3500万年前、始新生に存在した古代生物。

脊椎動物門脊椎動物亜門鳥綱に属する巨大な水棲鳥類であった。
現存する海鳥と違って空を飛ぶ事は出来ず、直接の中に長時間潜水し魚類を餌としていたとされる。
大きな特徴としてその巨体があげられる。なんと平均して170cm、つまりは1.7mもの大きさであったと言われているのだ。
周囲との生存競争に打ち勝つためどんどんと巨大に進化していったとされる。
だが、その巨体を維持するには常に大量の餌を必要とする。その結果変動する環境に追い付けずに絶滅してしまった。
モビルスーツ然り、巨大化する進化はいずれ行き止まりに到達してしまうのだ…。

ちなみに先祖はカイツブリと言う飛べる鳥類。進化の過程で海に適応した結果飛べなくなってしまったようである。








さて、ここまで長々と話したが重要な事が1つ欠けていた。
この生物の別名は
ノルベイションジャイアントペンギン

そう、実は彼、あの愛らしいペンギンなのだ。
だが前述したようにその全長は実に1.7m。並みの人間の成人程の大きさだったのだ。コウテイペンギンなぞ目では無い。

しかも、現存するペンギンと姿形は全くの一緒である。(翼の関節は、現在見られるペンギンと違って反対方向に曲がっているような違いは見られたらしいが)
あの愛らしいペンギンそのままの姿で堂々と直立していたのだ。まるで着ぐるみのような光景だったであろう。
ギャグでは無い。ギャグでは無いのだ。
とはいえ目前に現れたら大爆笑しながらモッフモフすること必至であろう。
…ちなみに、ペンギンはあの可愛らしい見た目で筋肉は非常に発達しており(水中を素早く泳ぐために必要なので)、フリッパー(翼)からペチペチと放ってくるビンタは傍から見れば非常に可愛らしく微笑ましいが実際の威力は無茶苦茶高く、体長が1mにも満たないケープペンギンが繰り出すビンタは人間でも当たり所が悪いと骨折するほどなのだ。
つまりこんなデカいアンスロポルニスを怒らせてしまい、もしビンタを喰らってしまったら……
ギャグでは無い。ギャグでは無いのだ。

あと誤解しないでもらいたいのだがアンスロポルニスは現存するペンギンの先祖と言う訳では無い。
現在見られるようなペンギンよりも細身で、フリッパーの構造も海鳥に近かったと言われている。
そもそもペンギンの祖先は、現在も見られる海鳥「ミズナギドリ」に近い遺伝子を持っていたことが研究でわかっているので、アンスロポルニスがペンギンのような海鳥と言われてもそこまでおかしいことではない。
同じ祖先から枝分かれして進化したに過ぎないのだ。
あと別名でジャイアントペンギンという名前が付いてはいるものの、厳密に言うとジャイアントペンギンとは別種とであるいうことが近年は有力とされている。


追記・修正お願いします。
















俺が















俺達が










アンスロポルニスだ!!

身長的な意味で

(画像は拾えてません)

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最終更新:2025年05月16日 09:08