紅(X JAPAN)

登録日:2012/03/18(日) 18:58:44
更新日:2022/02/07 Mon 09:13:58
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(くれない)だあああああああ!!!!!!!


紅(くれない)とは1989年にアルバム「BLUE BLOOD」からシングルカットされて発売されたX(現X JAPAN)のメジャーデビューシングル曲。
X JAPANを代表する曲としても知られ、Xファンの間での人気投票で収録曲が決まる「X JAPAN BEST ~FAN'S SELECTION~」では見事1位を獲得した。

太鼓の達人や高校野球の応援ソングとしても使われているのでどこかしらで聞いたことがあるはず。
また太鼓の達人ではフルコンボすると999コンボになる曲の第一号でもある。

楽器を始める時にこの曲を最初に目標にして挫折するのは誰もが通る道…だよね?

カラオケで高い声を出しなれていない男性が無理して歌うとサビあたりから崩壊の兆しが見え始めるのもよくある話。

ライブではほぼ必ず演奏され、イントロが転調する際にToshIが上記の「紅だぁーーーーー!!!!!!!」とシャウトする。

これは曲名を「べに」と勘違いする人が多かったためとも言われているが、もはやライブの名物となっている。


また、高い知名度からかカバーされることも多い。
中でも「CRUSH! -90's V-Rock best hit cover songs-」に収録された摩天楼オペラによりカバーされたバージョンは、全体的にぶっ飛んでいる。(いい意味で)
特にベースがいい仕事をしている。
他にも「THE IDOLM@STER CINDERELLA MASTER Passion jewelries! 002」収録の星輝子(CV.松田颯水)カバー版は、本家に先んじてジャンプ禁止の京セラドーム大阪でのライブ披露を成し遂げている。


以下はお勧めのライブ映像。気になったら是非。

1991年 NHKホール 「X with Orchestra」
1994年 東京ドーム 「白い夜」
1997年 東京ドーム 「THE LAST LIVE」

特に94年の「白い夜」はYOSHIKIの大暴走により、紅史上最高のBPMを記録。
リハーサルとは明らかに異なるテンポに、メンバー各々が「なにこれ?聞いてねえぞ?」みたいな顔をしながら、または焦りながら演奏するなか、
PATAだけがいつも通りの平然とした顔でサラッと演奏していた。本人曰く、もう少しテンポが速いか遅ければいいのにとか。


また、音楽雑誌「ロッキンf」(1988年6月号)には付録として「紅 (Original Japanese Version)」を収録したソノシートが付いていた。
イントロがYOSHIKIのピアノになっていたり、英語版の歌詞と日本語の歌詞が一緒になっているなどの違いがある。



バンドの代表曲として、また高校野球の応援歌としても有名なこの曲だが、インディーズ時代からの度重なるリメイクの末に一時期はボツ曲となっていた。
しかし、HIDETAIJIによりリメイクされ現在のメロディーが出来上がったという経緯がある。

今は2人共故人となってしまったが、彼らがいなかったらこの曲とともにXはここまで有名にはならなかったかもしれない。
またこの曲の歌詞はYOSHIKIが自殺した父親を想って作詞したとも言われている。あくまで噂の域を出ないが、歌詞の解釈次第ではそう認識することもできる。
しかし真実を知るのはYOSHIKIのみで、これからも明らかになることはないだろう。


1997年のバンド解散から約10年ぶり、2007年に復活・再結成を果たした際の新曲「I.V.」のサビ部分には紅の歌詞の一部を英語に訳されたものが使われている。



追記・修正はオレオが紅に染まったと勘違いした方のみお願いします。

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最終更新:2022年02月07日 09:13