登録日:2011/02/08(火) 11:18:29
更新日:2024/09/15 Sun 12:29:48
所要時間:約 5 分で読めます
序盤のみの登場ながら、そのFFシリーズではお馴染みの黒魔導士を凶悪にしたデザインと、個性が立ちまくったキャラクターからプレイヤーに強烈なインパクトを与えた。
※以下ネタバレとなります。
【概要】
ブラネ女王に仕える宮廷道化師
ゾーン&ソーンが作り上げた改造黒魔道士兵。
「霧」から精製される強力な魔力を持ちながらも「魂」の無い人形(
ゴーレム)であった『FF9』での
黒魔道士兵を強化、発展させた存在である。
黒のワルツ1~3号共に通常の黒魔道士兵を凶悪にした様な面相をしており、背中に黒い翼を持つのが特徴。
元々は他の黒魔道士兵と同様に「魂」が無かったと思われるが、「勝利への飽く無き闘争」と云う強力なマインドコントロールを施された事により自我を獲得。プライドを懸けてジタンらに襲いかかって来る。
特に3号は、一度倒され暴走状態となりながらも追跡を諦めないと云う強烈な執念を見せつけ、更に後にボロボロの姿で再登場……。
「命」をテーマとする本作の構成要素の一つである「作られた者の悲哀」をプレイヤーに印象づけた。
【ナンバリング】
三拍子が一般的な「ワルツ」と名付けられている通り3体までが存在し、
ガーネット姫奪還の刺客として
ジタンらに襲いかかって来る。
黒のワルツ1号
「…そのまま眠っておれば良いものを…」
「ヘヘッこれで倒せまい」
種族:人型
Lv:2
HP:229
MP:9999
■使用攻撃
ブリザド(攻撃)
ブリザド(回復)※
ファイア
なぐる
※シリオンの体力が減ると「ブリザド」で回復させる行動をとる。
「なぐる」はMPが尽きない限り使用することはない為、基本的にみることはない。
「氷の洞窟」の最後に出現。
冷属性強化の能力を持ち、使い魔である氷の魔獣シリオンと共に出現する。
能力が高い訳では無いがジタン一人のみで戦う事になるので注意。
手にした鈴の音によりジタンらを眠らせ、凍死させようとした。
●シリオン
種族:飛行
Lv:3
HP:472
MP:9999
■使用攻撃
ウイング
ブリザド
つなみ
ブリザラ
※胸の光は体力が313以下だと黄色。
156以下だと赤に変化。
黄色に変化すると次のターンで「ブリザラ」
赤だと「つなみ」を使用して来る。
黒のワルツ1号の使い魔だが「つなみ」で主を倒してしまうこともある。
黒のワルツ2号
「ククク…ファイアはこう使うのだ!」
「我が任務は姫を城に連れ戻すこと、邪魔はさせん!」
種族:人型/飛行
Lv:6
HP:1030
MP:3017
■使用攻撃
ファイア
ブリザド
サンダー
アスピル
ファイラ
瞬間移動
催眠術
※魔法攻撃を受けると、全体化された同名魔法を使用して来る。
体力が半分以下になるとカウンターとして「ファイラ(全体)」を使用。
ただしガーネット(ダガー)には攻撃して来ない。
「ダリの村」から脱出しようとするジタンらの前に立ち塞がった。
角のついたとんがり帽子を被り、貴族のような衣装を身に纏い、
足が存在せず常時飛んでいる。
あんな物は飾りです。偉い人には(ry
ぶっちゃけ影が薄い
火と雷属性強化の能力を持つ。
※ちゃんと仕事してますよ!
ガーネット以外が戦闘不能になると、彼女に催眠術をかけ眠らせて城へと連れ帰る(
ガメオベr(ry…GAME OVERになる)。
黒のワルツ3号
「人形のクセに一人前に小僧を守ろうというのか!?」
「死に逝く貴様らが何を知ったことで無駄なことであろう?
カカカカ!」
「我の存在理由ハ勝ち続けル事のみ!!」
「ダリの村」から
カーゴシップで脱出したジタンらを急襲した最も強力な個体。
襟飾りの付いた青いローブを纏い、月をかたどった杖を持っている。
外見的には最も黒魔道士を発展させたようなデザイン。
そのアクの強さとテンションの高い台詞で強烈なインパクトを残した。
火&冷&雷属性強化の能力を持つ。
関連ムービーが異様に格好良く、序盤のラストを飾るに相応しい敵役と言える。
何気に他の2体と違って胸があるため、女性型なのかもしれない。
●黒のワルツ3号(一回目)
種族:人型/飛行
Lv:7
HP:1128
MP:2080
■使用攻撃
なぐる
ファイア
ブリザド
サンダラ
※通常は単体攻撃の「なぐる」と魔法で攻撃して来るが「たたかう」を受けると空中に飛び上がり「サンダラ(全体)」を2回使用する。
空中には通常攻撃が届かないが、魔法防御が低下している。
●黒のワルツ3号(二回目)
「ヒギュ!ニンム、ダッかンガーネットひメイかシテ」
種族:人型
Lv:9
HP:1292
MP:344
■使用攻撃
なぐる
ファイア
ブリザド
サンダー
ブレイズ
※ガーネット(ダガー)には攻撃して来ない。
ブレイズ状態の仲間に「なぐる」を使用して来る。
南ゲートに出現する三号。
先の奪還任務でボロボロになりながらも上記の台詞を放ち、ガーネット奪還を行おうとする姿は哀愁を誘う。
なお、他メンバーが戦闘不能となり、ガーネットだけになると台詞を喋るだけになった挙句、自滅する。
【余談】
黒のワルツ3号戦での黒魔道士兵への非道に
ビビが怒り、そのまま戦闘に突入するイベント(戦闘直後に「
トランス」状態になる)は、ダリの村での暗い展開の後と云う事やビビの感情の発現と云う要素からか、ファンからも人気が高い。
上記通り、この対3号関連のムービーはかなりカッコいい。
スタイナー「他にも、あんな奴等がいるのだろうか…追記のスペースが…」
ジタン「今ので最後だと思うぜ」
スタイナー「…何だと?…さてはキサマ…!!」
ジタン「ワルツ(三拍子)って名乗ったろ?だから三号で打ち止めだと思ったのさ」
スタイナー「……………?」
- こいつらはかなり好きなキャラだわ。敵なのになぜか凄い悲しくなる… -- 名無しさん (2014-05-23 20:46:50)
- 何が正しいか判断できないまま、存在理由のために命がけで戦ってるキャラだからな -- 名無しさん (2019-11-15 09:53:59)
最終更新:2024年09月15日 12:29