ブラネ・ラザ・アレクサンドロス16世

登録日:2011/03/04(金) 23:53:30
更新日:2019/01/14 Mon 23:08:11
所要時間:約 5 分で読めます





「私は自由に生きた……お前も自由にお生き……」




  • ブラネ・ラザ・アレクサンドロス16世(Brane Rose Alexandros 16th)

種族:人間
年齢:39歳
性別:女
利き腕:不明

「ブラネ・ラザ・アレクサンドロス16世」は『FINAL FANTASY Ⅸ』の登場人物の一人。

ヒロイン、ガーネットの母親にして「アレクサンドリア」の女王。
本作の中盤までの敵役である。
尚、ファンタジー的な世界観への回帰が目指された「FF9」には多くの亜人種が登場しているが(※基本設定)、 彼女はれっきとした人間である
その容姿から象女と呼ばれており、この呼び名はファンにも浸透している様だ。

「アレクサンドリア」の現女王であり、夫である先王を失った後の「アレクサンドリア」を支えて来た。
芸術を愛する、絶大なカリスマ性を持つ指導者であり、その人柄は多くの国民から親しまれている。

……それは、変心により「霧の大陸」に混乱をもたらし“望まれた”死を迎えた後にも変わる事は無かった。


※以下、ネタバレ含むので閲覧注意。





【劇中での経緯】
序盤の見せ場となる「舞台劇」の場面にて衝撃的な登場を果たす。

「霧の大陸」制覇を目指す独裁者で、まさかヒロインの母親である彼女が当面の敵となると云う事に驚いたプレイヤーも多いのでは無いだろうか……。
夫の死後より接触を受けた謎の武器商人クジャの協力を受け「霧の大陸」制覇への欲望を掻き立てられたと言われる。
これらの準備は秘密裏に行われており、娘であるガーネットと宮廷騎士である筈のスタイナーは全くその計画に気付いていなかった。

それに対してゾーン&ソーンやベアトリクスは計画に協力させられており、特にゾーンとソーンは「ダリの村」での「黒魔道士兵」の製造指揮を執る等、腹心として計画初期より中枢に関わっていたようである。

ジタンやガーネットらは旅を通してそれらの計画を知る事になるが、結局は彼らが気付いた時には既に事態は止められない所まで進んでいたのである。




物語では「ブルメシア」の陥落後より本格的にその姿が描かれており、ガーネットより「召喚獣」を抽出し、その強大な力を得た後には「クレイラ」……。
更に友好国であった筈の最大国家「リンドブルム」をも制覇し遂に「霧の大陸」の支配者となるのである。

尚、「クレイラ」破壊後には用済みとして無慈悲にも愛娘であるガーネットに処刑命令を下しており、最早ガーネットや側近であった筈のベアトリクスの声が届かない程に冷酷な人間へと変わってしまっていた。

この行為によりベアトリクスとスタイナーの離反を招くが、「黒魔道士兵」と「召喚獣」と云う強力な武器を得ていた彼女は、それを気にする素振りすら見せなかった。

……最早、あらゆる願いを叶えたと思われたブラネだが、その欲望は止どまる事を知らず、唯一自らを脅かす可能性の残るクジャを倒すべく彼の本拠地のある「外側の大陸」へと全艦隊を率い、出撃したが……。


以降の展開についてはゲームで……。
他、ガーネットとクジャの項目を参照されたし(※ネタバレ注意)。



【関連人物】

  • ガーネット・ティル・アレクサンドロス17世
「アレクサンドリア」王女で、最愛の娘。
……しかし、クジャよりその身中に「召喚獣」が眠っているとの情報を知らされた事により、自らの欲望の犠牲とする事をためらわずに選択する。
恐らくは、「霧の大陸」制覇に臨んでいた時の精神状態は夢の中に居る様な感覚であったらしく、ブラネは死の間際の彼女との会話の場面にてようやく正気を取り戻す……。

  • ゾーン/ソーン
「アレクサンドリア」の宮廷道化師の双子の老人。
マヌケながらも高い魔力を持ち、ブラネの命を受けて数々の暗躍を見せていた……が、ガーネットに国宝のペンダントを持ち出されるミスを犯した事により放逐される。

  • アデルバート・スタイナー
  • ベアトリクス
「アレクサンドリア」の宮廷騎士。
ベアトリクスは「ブルメシア」と「クレイラ」侵攻の際の陣頭指揮を任されていたが、ガーネットへの処刑命令の際にスタイナーと共に離反する。

  • サラマンダー・コーラル
  • ラニ
ガーネット捜索の為にブラネが雇った裏稼業のプロ。



  • クジャ
「外側の大陸」よりやって来る謎の男。
ブラネに「テレポット」を始めとした数々の技術の提供をすると共に、更に「黒魔道士兵」の製造法と「召喚獣」の存在を伝える。
……全ては、己の野望の為に……。






【余談】
象女などとも揶揄されるブラネだが、名前からも判る様に象徴する花は「薔薇」である。
彼女の搭乗する「アレクサンドリア」の飛空艇の名が「レッドローズ」である事からも、その事が伺える他、彼女の死後にその死を悼む市民から薔薇のリースが贈られている。
その際の台詞からも如何に彼女が「アレクサンドリア」民から愛されていたか……。
……それと共に、より大きな欲望の為に犠牲となった彼女の悲劇が判る。

※ブリ虫が死ぬほど苦手らしい。

大公殿下「……まさか、それで助かったブリか!?」






ぶぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉん!
今夜の追記、修正は泣かせるじゃないのぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!
あおっ、あおっ、あおっっっ!!

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