ビビ・オルニティア

登録日:2011/02/12(土) 00:21:22
更新日:2020/03/24 Tue 07:12:11
所要時間:約 5 分で読めます






「生きてるってこと証明できなければ 死んでしまっているのと同じなのかなぁ…」




  • ビビ・オルニティア(VIVI Ornitier)

種族:黒魔道士の子供
性別:男
年齢:9歳(見た目)
利き腕:右利き

「ビビ・オルニティア」は『FINAL FANTASY Ⅸ』の主要登場人物で、同作のシンボル的キャラクター。セブンイレブンでの購入特典ではビビ人形。
「命」をテーマにした同作に於てはある意味、主人公ジタン以上に重要な役回りを与えられており、その行動とメッセージは多くのプレイヤーに強烈な印象を与えた。

「アレクサンドリア」に芝居見物にやって来た変わった姿の男の子で、ゲーム冒頭の混乱の中で主人公ジタンやガーネット姫らと出会い、行動を共にする事になる。

小さいながらも強力な魔法を操る能力を持つが、気弱で万事に於て消極的。
その所為か初対面の人間をイライラさせてしまう事も少なくない。
だが、自分の能力を全面的に認め肯定してくれたジタンや、子供相手であっても決して敬意を欠いた態度を取らなかったスタイナーらと旅を続ける中で、自分の能力に自信を持つ様になった。



【出自】
年齢は外見の印象から9歳位とされる。
が、ビビが「おじいちゃん」と慕うクワンに拾われる(釣られる)までの過去は不明で、クワンに拾われてからもしばらくは自発的な行動を起こさなかったらしい。
しかし、クワンとの生活の中で自我を獲得すると共に彼から知識を学び、内気ながらも芝居や芸術が好きな子供に育つ。

そしてクワンの死後、家である「クワン洞」を後にしたビビは「アレクサンドリア」でジタンらと出会い、やがては自らの出自と過酷な運命、そして「命」を守る戦いに臨む事になるのである。

戦闘での武器は杖。
物理攻撃には期待するな

固有アビリティとして見た目通り「黒魔法」(「トランス」時は「W黒魔法」)及び「ためる」を使う。
ためるは実行することで黒魔法の威力を上げることが出来る。



【関連人物】

ビビにとっては恩人であり、自らを認め導いてくれた最も大切な「仲間」でもある。
ジタンがビビに掛けた言葉は、やがてビビからジタン自身に掛けられ彼を救う事になる。
「オレの事は気軽にジタンって呼んでくれ!」
「うん、わかったよ…ジタン」


  • ガーネット・ティル・アレクサンドロス17世(ダガー)
ジタン、スタイナーと共に最初の戦いからの付き合いで、ビビの傷付いた心身を癒してくれた。
ブラネ女王と彼女の別れの場面でのビビの独白は、世の中は通り一辺倒の価値観では括れないと云う「リアル」さを描いた本作を象徴する物の一つ。


  • パック
ビビの生まれて初めての友達で、実はネズミ族の国「ブルメシア」の王子。
口は悪いが、既に「王」の器を感じさせる傑物。


  • クワン
ビビの「おじいちゃん」
謎多き“ク族”の中でも最大の変わり者。「究極の食」を求める探求の中でビビを拾う(釣り上げる)。
何も知らぬビビに知識を教える課程で遂に「食即是空」の境地を見出だし、満足の内にこの世を去った。



【KINGDOM HEARTSⅡ】

(CV:大谷育江)
何故か、お馴染み雷神(ライ)&風神(フウ)に交じりサイファーの取り巻きとして登場。
相変わらず野村FF以外のキャラは不遇


※以下ネタバレ
































【黒魔道士兵】
「FF9」の黒魔道士は魂を精製する事で生み出され、
人の精神に闘争本能を呼び覚ます
モンスターを生み出す
等の悪影響を与える「霧」から創造された強大な魔力を持つ人工生命体「兵器(ゴーレム)」である。
そして、ビビはそのプロトタイプに当たる存在であった(子供の姿だったのは成長の余地を残す為?)。
後に生み出される量産型よりも強力な個体だが、運搬中の事故(ゾーン/ソーンの不注意)により飛空艇から海に落下。
クワンに釣られる事になるのである。



以下に、この設定を踏まえた人物関係を記す。

  • 黒魔道士兵
前述の様に強大な魔力を持ちながらも「魂」を持たない故に躊躇いもなく人を殺める残酷な兵器。
ロボットの様な彼らとの出会いにビビは激しいショックを受ける。
「黒のワルツ」の様な特別な調整を施された発展型も存在する。


  • クロマ族
本来は「魂」を持たない黒魔導士兵の中にも突然「自我」に目覚めた者達が居た。彼らは、自らの行いと殺人の記憶に怯えた。

そんな彼らが「外側の大陸」にまで逃げ延び、平穏を求め「人間」を真似て集落を作った。
そうして誕生したのが「クロマ族」である。

彼らとの出会いに希望を見出だしたビビだったが、彼らの中には自らの死の恐怖に怯えクジャに協力する者が現れるなど、その後も過酷な運命に翻弄されるのであった。


  • クジャ
「霧の大陸」に戦乱を巻き起こす死神。
「黒魔道士兵」の創造を伝えたのも彼であるが、実はその方法は皮肉な事に「ジェノム」である自らの存在と似通っていた。
ビビにとっては最も憎むべき存在……なのだが



【DISSIDIA FINAL FANTASY】
装備についての解説をしてくれるが、スタイナーに鎧を着せられ「ダリの村」でのトラウマがよみがえってしまうハメに……。



【余談】
エンディングにはビビの「子ども達」が登場。
確かな希望を感じられる様になっている。

また、エンディングのメッセージはビビからの別れの手記となっており、「FF9」の物語に共感出来た人間ならば、涙を流した人も多いだろう。



「ジタンのこといっぱい話したんだよ、僕たちの大切な人がいたって…」

「生きるってことは、永遠の命をもつことじゃない…そう教えてくれたよね?」

「別れはつらいことじゃない…離れていても心が通じ合ったよね?」

「好きなことだけやり続けるのは、実はとても難しいことなんだよね…みんな、えらかったんだなって思ったよ」

「孤独を感じた時にどうしたらいいか……それだけは教えてくれなかった……きっと答えは自分で見つけなきゃいけないものなんだろうね」

「ボクが何のために生まれて来たのか…ボクが何をしたかったのか…考える時間をくれてありがとう」

「みんな…ありがとう」

「ボクの記憶を…空にあずけに行くよ」






追記、修正してくれなければ、ボクの項目なんか無いのと同じなのかなぁ?

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