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ガーネット・ティル・アレクサンドロス17世

登録日:2011/02/19 Sat 23:41:22
更新日:2026/10/14 Wed 20:25:28
所要時間:約 6 分で読めます





「“王女らしく”ではなく本当の自分を確かめたいの……でも…」





  • ガーネット・ティル・アレクサンドロス17世(Garnet Til Alexandros 17th)


種族:人間
性別:女
年齢:16歳
利き腕:右利き
CV:能登麻美子(ディシディア ファイナルファンタジー オペラオムニア)

「ガーネット・ティル・アレクサンドロス17世」は『FINAL FANTASY Ⅸ』の主要登場人物で同作のメインヒロイン。
パーティ内での名称は「ダガー」。なお、ビビからは「お姉ちゃん」と呼ばれている。

「アレクサンドリア王国」の王女。
父を亡くして以来、母ブラネの態度がおかしくなった事に心を痛めており、自らの16歳を祝う盛大な祭りの最中に救援を求めて隣国「リンドブルム」への脱出を決意。
目的を同じくして潜入して来たジタンら「タンタラス」にさらわれる形で、行動を共にする。
その途中、ジタンの武器から「ダガー」という偽名を名乗る。直後に出る名前変更画面でガーネットに戻したプレイヤーも多いはず。

ジタンとは冒険を通じて親交を深めるも、理想と現実の間の意見の食い違いから道を違えた事もあった。
そして「旅」の中で、自らの出自の秘密を知り、母の死を看取る事になるのである。

物語の中盤には、戦死した母の後を継ぎ「アレクサンドリア」の女王の重責を引き継ぐ事になるが、王国の崩壊とそれまでの悲劇の積み重ねにより一時的に言葉を失う。

……しかし、王国を崩壊させた仇敵クジャを追う課程で仲間達の頑張りを目にし、自らも戦う事を決意。
母の墓前で言葉を取り戻し、過去との決別を誓い自ら髪を切った。

そして、個人の運命を越えた「命」を守る戦いに臨むのである。
自らを取り戻して以降は、ジタンにとっても最も頼れる存在となり彼を支えた。


性能

専用武器はロッドとラケット。
ロッドの方は物理攻撃はお察しだがラケットは威力もマシで遠距離攻撃も可能。
固有アビリティは「白魔法」と「召喚」(「トランス」時は「幻獣」に変化。)
衣装や固有アビリティ的にシリーズ伝統の白魔道士キャラ……ではなく、ぶっちゃけると白魔法が多少使える召喚士というのが正確。
なにせ、アレイズ・エスナ・デスペルといった中盤〜終盤に習得し、白魔道士の立ち回りの要となる魔法をガーネットは覚えられない。
ケアルガの習得も余程寄り道をしない限り最終盤になる事が殆どなので、ヒーラー・バッファーとしての役割はエーコに劣るため、
エーコか覚えない状態異常付与魔法や中盤以降解禁の召喚魔法を使って戦う事になるが、終盤になるとエーコはホーリーやマディーンといった強力な攻撃手段を入手するので、
召喚アタッカーとしての役割も厳しくなってくる。
しかもジタン、ビビと共にシナリオでの比重が高く、そこそこ長い途中離脱があったり、物語の途中で自信を一時的に失う(※コマンドが25%で失敗する)など、
単にキャラ性能だけを見た場合意外と使いにくいキャラになっているので、ちゃんと考えて使ってあげよう。

エーコが使用できず、ガーネットだけが使用できる白魔法はライブラ、コンフュ、バーサク、ブラインと、微妙なラインナップではある。
アレイズは使用できないが、本作はレイズもそれなりの回復量が確保されている*1ため、ガーネットを回復の主軸に置いても割と大丈夫。
何なら、前衛4人でパーティを組んでも何とかなるくらいのバランスにはなっている。


出自

「アレクサンドリア王国」始まって以来の美姫と謳われ、民衆から絶大な人気を集める。
聡明で心優しく、母ブラネの変化を敏感に感じ取り行動を起こしたのもそれ故にである。
6歳以前の記憶が無く、周囲には幼い頃から城で過ごして来たと言われて来た。
自身でもそれを信じているが、どこで聞いたか知らない「歌」を記憶に残すなど、ハッキリしない部分も多い。

尚、劇中で見られる幼い日の彼女は現在の姿からは想像出来ない程のお転婆であった。
反面、この頃からエイヴォン卿の「君の小鳥になりたい」を愛読するなど、生まれながらの芸術好きではあった様だ。

お姫様と云う立場もあってか、外の世界を知らず理想が先に立ち過ぎているなど、序盤ではそうした周囲との「ズレ」が描かれており、その為に自らの命と自分を助けに来た仲間達を危機に陥らせてしまう場面もある。

高貴な生まれながら、差別と云う意識(それ故にか)が無く、どんな立場の相手にも慈愛の目を向けるのも特徴で、経験を積んで以降は「理想」とのバランスが取れた落ち着きを見せる様になる。



関連人物

「アレクサンドリア王国」の女王で、最愛の母。
元々は芸術を愛す心優しい母にして理想的な統治者でもあったが、父の死後より変化が始まり、ここ1年の変貌ぶりを特に懸念したガーネットは国を出る事を決意した。

自らにためらわずに刃を向ける程に冷酷となり、また自らの出自の秘密を知った後にも、ガーネットはブラネを愛し続け目を覚ましてくれる事を祈っていたのだが……。

この物語で描かれる生々しいブラネの姿は、紛う事無き「人間」のものである。


「アレクサンドリア王国」に仕える宮廷騎士。
忠実な臣下であり、常にガーネットを守る。
共にブラネの非道からガーネットを守り、後に離反。

女王となった後にも彼女を支える。
特にスタイナーは主要パーティメンバーでもあり、彼の変化からも「アレクサンドリア王国」の物語が見える。


  • トット先生
「ガイア」を研究する高名な学者で、ガーネットの家庭教師を務めていたが、その知識を恐れられたのか1年程前に王国から追放されていた。
ガーネットの出生の秘密を知る数少ない人物で、特に重要視している研究対象は「召喚獣」と「召喚士一族」


  • シド・ファブール9世
「霧の大陸」の最大国家「リンドブルム公国」大公。
亡き「アレクサンドリア」王の友人で、姫からはおじさまと慕われているブリ。
「タンタラス」に姫の誘拐を依頼するなど、常に先を見通す反面、迂闊な行動から自らを窮地に追い込むクセがあるケロよ。
ジタン「……ダメだこりゃ」


「タンタラス」の一員で、目的を同じくするガーネットは彼に自らの誘拐を依頼する。
仮の名の「ダガー」は彼が持っていた短剣に由来する。
……旅を通して幾度も彼に救われる中で、軽い態度を装いつつもその裏にあるジタンの深い思いやりの心を知ったガーネットは、やがて自分が彼に惹かれていると云う事を自覚する。


滅び去った「召喚士一族」の生き残りの少女。
彼女との出会いにガーネットは自らの出自を知る。



召喚獣

ガーネットが使用出来る召喚獣は、すべて攻撃系である。
演出がロングバージョンとショートバージョンがあり、ショートバージョンだと威力が2/3になる。
ちなみにロングとショートの確率は、10%・90%。初発動時は必ずロングになる。
アビリティ「おうえん」をセットしていると、常にロングになる。

●シヴァ
威力36、冷気属性の全体攻撃。
オパールの所持数に比例して威力が上がる。

●イフリート
威力42、炎属性の全体攻撃。
トパーズの所持数に比例して威力が上がる。

●ラムウ
威力32、雷属性の全体攻撃。
ペリドットの所持数に比例して威力が上がる。
順当に行けば、初めて召喚魔法を自由に使えるようになったときは当分これしか使えない。

●アトモス
相手の最大HPの30%のダメージを、敵全体に与える。
アメジストの所持量に応じて割合ダメージが増加し、70個所持していると即死or9999ダメージになる。
耐性があると無効化されるが、意外なやつに有効だったりする。羊とか。
イベントでリンドブルムに甚大な被害を与えていたが、あのときみたいに直接吸って欲しかった。

●オーディン
敵全体を即死させる。基本成功率は、「所持している原石数÷2」。
アビリティ「斬鉄ダメージ」をセットしていると、即死しなかった敵にダメージを与えることができ、
こちらの威力は「145-所持している原石数」で決まるので、即死とダメージの両取りはできない。
ロングとショートでムービーが全然違う。

●リヴァイアサン
威力59、水属性の全体攻撃。
アクアマリンの所持数に比例して威力が上がる。
イーファの樹で名前だけ登場して、召喚してもらえなかった可哀想な役割の子。
ついでにアクアマリンを製造するのに、原石4個が必要なためコスパが非常に悪い。

●バハムート
威力88、無属性の全体攻撃。
ガーネット(宝石)の所持数に比例して威力が上がる。
過去作と違って防御無視効果は無いものの単純に高威力な上、
無属性なので何も考えずに連発できるというメリットがある。
但し属性強化もできないので、状況によってはリヴァイアサンに劣る威力になる。

●アーク
威力106、闇属性の全体攻撃。
ラピスラズリの所持数に比例して威力が上がる。
ウイユヴェールでボスとして登場するのだが、召喚獣との関係性が一切説明されない。
隠しボスのオズマは闇弱点になるので、こいつにこそ使いたかったところなのだが
このオズマがドロップする「ふゆう石」で習得できるという嫌がらせのような仕様である。
「ふゆう石のかけら」2つをラストダンジョンで合成することでも「ふゆう石」は入手できるので、
まわりくどくなるが、オズマにアークをぶっ放すことはできると言えばできる。

こいつの真価はその威力では無く、ムービーの長さ。
リジェネ状態であれば演出中にどんどん回復する。
ゾンビ状態にされたときには、どんどんダメージを喰らうので泣いていい。


この内、「シヴァ」「イフリート」「アトモス」「オーディン」「バハムート」は最初から備えているが、初期MPが低い上に消費MPが4倍になっているので実質的に使えない。

前述の様に実際に使用出来る様になる中盤以降は攻撃面でもパーティを支える。

「トランス」時の「幻獣」は本来の威力よりも落ちるが、トランスゲージ解除まで「召喚獣」が自動発動するというもの。
最初に発動するときのみトランスゲージを消費するが、通常の「召喚」と何が違うのか分からない人も多かったと思う。
また、自動攻撃の性能を持つので相手のカウンターを誘発しない。
その上、こちらの攻撃→相手のカウンターという順序すら無視して割り込んで発動する。



※以下、ネタバレ




























実はブラネの本当の娘ではなく、10年前にガーランドの命によりクジャが滅ぼした「召喚士一族」の里「マダイン・サリ」の生き残り……つまりはエーコと同じ最後の「召喚士」であった。

滅びゆく「マダイン・サリ」から実の母と共に脱出するも、「アレクサンドリア」に着いた時に生きていたのは彼女だけであり、
偶然にもブラネが失った本物のガーネット姫に瓜二つであった事から替わりに姫として育てられる事になった。

あのブラネと、ガーネットの見た目が似ていないことは「血が繋がっていないから」で解決したと思ったのだが、
「ガーネットと、本物のガーネット姫が瓜二つだった」という情報が出てしまったので、全然解決しない話になってしまっている。

元はエーコ同様に「召喚獣」と交信する為のツノがあったのだが、「アレクサンドリア」に流れ着いた後に切られてしまったらしい。

ちなみに、彼女の本名はセーラ。
ガーランドと同様、FF1に登場したお姫様が元ネタである。

「FF9」の主題歌「Melodies of Life(生命の歌)」は劇中ではガーネットの歌う謎の歌……
実は本当の母から聞かされていた「マダイン・サリ」の歌だった。

本作のテーマが込められた名曲である事は言うまでも無い。





わたしができる追記、修正をしていく……ジタン、今までのわたしをおぼえていてね

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最終更新:2026年10月14日 20:25

*1 (気力+5)%で蘇生するので、序盤でも20%くらいは回復する。「精神統一」のアビリティを付けると、これが2倍になるため状況によってはレイズでも全回復する。