四元徳(ベヨネッタ)

登録日:2011/06/14(火) 20:12:19
更新日:2025/01/20 Mon 19:21:15
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「ベヨネッタ」に登場するボス天使。


■四元徳(カーディナル パーチュズ)とは?

中世の時代では、天界自身が天の理を成すために意思を持っていたと考えられ、その思想から生み出された概念で、天の意思を大きく四つに分けたものが四元徳である。
天使~熾天使までの九階位にも属さない最高位の四体の天使であり、主神ジュベレウスの悲願である新宇宙創造を実現するべく他の天使を統率する。
人間界に物質的な存在として躇現する事が可能だが、その度に嵐や大爆発を起こしたりと、はた迷惑な奴らで本人達もそれについて大して気にもしてないと、ある意味悪魔よりも質が悪い。
簡単に言えば力による正義を振りかざす宗教集団。


◆【フォルティトゥード】



「忍耐・勇気」を司りベヨネッタが最初に戦う事になる四元徳。
本編の五百年前に天使たちを率いて魔女狩りの陣頭指揮を執り、自身も多くの魔女を食い殺したベヨネッタにとってある意味因縁の相手。
バカでかい人間の生首に竜の頭と手足を取っつけたようなインパクト抜群で一度見たら忘れない姿をしているが、ベヨネッタのプロデュースにより竜の首をねじ切り、胴体にバカでかい風穴をあけた『いい男』にイメチェン、その成果を試すため魔界送りになる。


◆【テンパラチア】



「節制」の意思の象徴であり、四元徳の中でも一際巨大で城塞のような胴体に大きな腕を備えたジオングもどき。
暴風雨を起こしながらベヨネッタの前に立ちはだかるが、腕など体を次々と破壊され最後はガソリンでこんがり焼き目をつけられ、悪魔のランチに…
しかも、コイツよりやたらに可愛い仕草をするフィアレスの方が印象に残るという悲劇。
チ〇コに弾丸ぶち込まれて目から火を噴く小便小僧には抱腹絶倒。


◆【ユスティジア】


赤子の顔と触手を混ぜこぜにしたウニのような四元徳。
「正義」の四元徳だがその姿は魔女であるベヨネッタから見ても『気持ち悪い』の一言。
これは天の意思の中で最も魔界に近い意思とされ、見方を変えれば『悪』にも転じる『正義』を行う事の難しさを表しているためとされる。
セレッサの友達『チャシャ』を傷付けた仕返しに、首をぶつ切りにされた挙げ句、魔獣『スペロコンドラ』のジュース搾りの刑を受けて、搾りカスが魔界直行便に。
妙に声が可愛い。


実は制作スケジュールの問題で、危うく存在そのものを没にされかけたボス。
このままでは四元徳が三元徳になってしまうところを、他の天使のパーツ(ビラブドの顔など)を継ぎはぎにして作業量を節約するという荒業で何とか出す事に成功したとのこと。
そのため初期のコンセプトアートとは全くデザインが違う。


◆【サピエンチア】



「思慮・知恵」を司る四元徳で海獣の姿で描かれる事が多いとされるが、本作品ではやたらと不気味なミサイルやレーザーを放つロマン溢れるメカ天使として登場。
複数の雑魚天使が搭乗して操縦しているという裏設定も存在する。
サーフィンしながらというスタイリッシュなスタイルでベヨネッタにボコられた後、ファントムの親戚にバラバラ+今晩のディナーに。その後食い残された頭部だけが魔界へ配達された。
神谷P曰く本作の天使の中で一番のイケメン


因みに蜘蛛が苦手なのか、魔獣にビビったのか敵前逃亡を図る腰抜け野郎でもある。



追記・修正はジュベレウスに忠誠を誓ってからお願いします。

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最終更新:2025年01月20日 19:21