内村さまぁ~ず

登録日:2011/05/03(火) 22:32:44
更新日:2024/04/05 Fri 23:09:57
所要時間:約 6 分で読めます




「どうも、内村さまぁ~ずです」





内村さまぁ~ずとは、内村光良、さまぁ~ずをレギュラーとしたインターネット配信のバラエティ番組である。2週間に一度、月曜日に更新される。

基本的な流れは、3人に加え毎回ゲストが呼ばれる(基本的に1人だがコンビやトリオの場合は2~3人呼ばれることも)。
そしてゲストがMCを務めるというある意味斬新な番組である。

毎回、様々な企画を行ううえMCによって進行がスムーズにいかないこともあり、回によって当たり外れが激しい
特に外れの回は出演者から「夢の回」と呼ばれ、収録中に「夢の匂いがする」などと呟かれると危険である。
ただし、後に評価される回もあるようである。

ゲストの特徴として、吉本芸人は呼ばれない
最初期こそケンドーコバヤシやインパルスらが出演したこともあったが、残念ながらその回はDVD化されておらず、これらの回以外ではごくごく一部を除きどれだけ若手でも絶対に写真すら使われない徹底っぷりである。
しかし2016年の一部期間にインパルスを始めとした吉本芸人が出演しており、これらの回はDVDなどにも収録されている。

なお、DVD及びBlu-rayは2021年8月現在82巻まで発売されている。

1巻につき3回分、特典含め170~180分ほどの収録時間で一律2200円とリーズナブルである。

2022年10月の配信をもって一旦配信が終了したが、2023年2月より『内さまワールド』に名前を変更して再スタートされた。
ただし、内村さまぁ~ずはAmazonPrimeTV限定配信なのに対し、内さまワールドはNetflix限定配信になっている。


〈レギュラー〉
  • 内村光良
内Pとの差別化として伊達メガネをかけている。
内P時代はMC役であったが、本番組ではさまぁ~ずと立ち位置が一緒であるため、企画ではトップバッターを無理矢理任されることも多い。
老眼や流行への疎さなど様々な面で老いが顔を出し、さまぁ~ずからいじられることもしばしば。
徐々に天然ぶりを見せ始め、本人は不本意ながら「ドジ男」キャラを確立させつつある。
最初期の頃に、フラフープ潜りで右手首を痛めた事を長年根に持っており、何かとその時のVTRを出そうとする。
グラビアアイドルとの絡みでは、奥さんに気を使ってか「仕事だから」を連呼する。

  • 三村マサカズ
基本的に内P時代と変わらず、企画中でも容赦なく下ネタを放り込んでくる。ただしさらにボケが増し、大竹や内村にツッコまれることも。
健康診断企画では毎回身体各所から示される異常に戦々恐々としている。
とはいえ毎年禁煙を推奨されているのに本人にその気が無く、挙句喫煙しながら専門医へ謝罪する動画を公開するなど自業自得な面も大きい。

  • 大竹一樹
神経質さは相変わらず。内P時代よりも身体を張ることは少なくなった。
クイズ企画では毎回得意分野を内村や三村に食い荒らされ散々な目にあったが、後に改善された。とはいえグルメ分野では破格の強さを誇っていたが。
健康診断企画では一番真剣であり、告げられる結果にどんどん余裕がなくなっていく。そして大病に縁がある。
3人の中では最後に結婚したため、出産や育児経験の無さを他2人からアドバイスしてもらう姿が見られる。また神経質な面が強調されがちで、たびたび細かい事に拘る。

+ 主なゲストMC
ゲストでは出演回数No.1。
とはいえ彼のMCはたどたどしさ全開であり、内村がMCにまわることも。
健康診断企画ではピロリ菌検査で恐るべき数字を叩き出した。
内村だけでなくさまぁ~ずからもバカにされる愛されキャラ。
テレビ東京で冠番組が始まってからは収録日が被ってしまい出演頻度が激減している。

  • キャイ~ン
「俺達ちょいとムチャするぜ!」企画を任される。初出演は天野のみだったが2回目からはコンビで出演。
6ケタ7ケタの自腹を切ったり、酒屋でムチャ試飲してスタンドバイミーしたりとウドのムチャは洒落にならないことも多い。
天野はそれ以外で出る事は少ないが、ウドは後述の濱口と2人で出演する機会が多い。

  • ゴルゴ松本
内Pレギュラーメンバーの彼もしばしばゲスト参戦するが見慣れないMC姿は笑いを誘う。雲を念力で動かしたり、体重を軽くして竹の上を渡ったりする。

  • レッド吉田
楽屋王は健在。3人以上の老いを見せることも。なおTIMは初期は基本的にそれぞれバラで出演していた。

  • つぶやきシロー
記念すべき第1回のゲスト。事務所の先輩であるさまぁ~ずからは罵倒の嵐を受け続ける。
しかし最近は扱いに慣れてしまったのか、ちょくちょく毒のある発言を挟むようになってきた。

ちょくちょく来ては無難に仕事をこなす。MCなのになぜか企画に強引に参加させられることも多い。
野球経験の無さが露呈している。

キャイ~ンのウド鈴木と仲が良く、その二人で参加する事が多い。「400回記念はナンチャンが来るよ!」

  • アンガールズ
芸風同様MCもグダグダであり、頻繁に叱責を受ける。そのグズりから出演者からは夢回扱いされることも。

単体でもコンビとしても出演。日村は不安定なMCを見せるため夢の匂いを漂わせる。

  • ビビる大木
喫茶店やラーメン屋などをはしごし採点する企画で呼ばれる。コロナ禍以降は違う企画にも出演している。最後の一発ネタでは元相方とビビるネタを見せていた。お前ほんと評判悪いよ(内村談)

  • インパルス
MCは板倉だが読み上げは堤下。雑なボケを繰り出す3人に対し、キレのある堤下のツッコミは見どころ。

  • 土田晃之
どの企画でも安定したMCぶりを見せるが、3人のポンコツぶりに呆れることも。

  • 岡田圭右
無駄にハイテンションなMC。つられて3人も変なテンションになっていく。

  • TKO
東京進出成功を祝ってか東京人を目指す企画が多い。納豆によって木本が輝き出す。企画コンセプトに拘り過ぎて3人がうんざりするような面もある。

なぜか毎回芸能界で生き抜くためのセミナーのようになる。真面目な有吉がちょくちょく顔を出す。ブレイク後の2010年からは5年に1度出演している。

  • 東貴博
東MAXランドの園長。器もスケールも小さい下町のプリンスが孤軍奮闘する。

  • ふかわりょう
永らく呼ばれなかったが第75回にしてつぶやきとともに初出演。つぶやき共々3人をただただイライラさせた。

  • オアシズ
女性ゲストとして出演。大久保一人で来たこともあり、聞きたくもない彼女の歴史を聞かされ3人も困惑。

  • サンドウィッチマン
枕を使った遊びという夢の匂いがする企画に呼ばれるもハッスルありセクハラありと3人もいたくお気に入り。なぜか布団とともにやってくる。

  • ずん
主に大自然クイズ回のMCとして呼ばれる。3人とも大真面目にクイズに取り組むため言葉通り司会進行が仕事。

この番組でもあの破天荒なキャラは健在。おじさん3人をやりたい放題翻弄し、内村はやたら絡まれ大火傷。

  • 狩野英孝
出川とふかわを足して2で割ったような男。最近はつぶやきシローと二人で出る回が多くなったが、成長具合では若干差をつけられている。

  • 三四郎
コンビ揃って仲良く参加。
当初は小宮が歯の矯正前だったのでフガフガだったが、後に改善している。

  • ナイツ
コンビで出演し、大方はパネル系の企画になる。MC進行にそつが無く、老齢極まる3人の扱いを良く心得ている。

  • ハライチ
澤部か進行し、岩井が毎回特技を披露する。2回目と3回目の間に岩井がじゃない方から卒業した。毎回最後にトランプを投げる。



〈主な企画〉
  • そろそろ人間ドックで体の不安を解消したい男達!
3人+ゲストの年一回の人間ドックの結果報告をするだけの回のはずだが毎回様々なドラマを生み出す名企画。
特に大竹は脳動脈瘤や頸動脈の狭窄などシャレにならない病名を告げられる。

肺が【     】
の疑いがあります。

肺が【    】
の疑いがあります。


屋外で照明を使わず自然の明るさの中で行われるクイズ企画。カメラマンがこれ以上無理と判断した時点で終了、最下位は打ち上げの費用全額自腹となる。
特に捻りのないマジクイズをマジで答えるというある意味逆に新鮮な内容を気に入り3人は度々この企画をやりたいと呟く。
通常問題は1問正解で1P、3回ごとにお手付き・誤答をすると次の問題の解答権が無くなる。ある分野のマニアックな問題が出題されるマニア10では、選択者が解答すれば10P、他の人に答えられたらー10Pとなる。マニア10や、最終盤に待つ大逆転システムのおかげで点数がカオスになる事も。
この企画でカメラのゲインを知った人も多いはず。
内村は勝ちたいがあまりいいとも終わりのさまぁ~ずを出し抜いて先に始めていたことも。その逆も然り。
最近は夏の海辺だったり沖縄ロケだったりと大自然を満喫しながらの撮影も多い。
クイズの形式も回数を重ねていく事にレギュラー陣の要望を受け、割かし簡単なジャンルや漫画キングダム限定のクイズジャンルも設立されている。
おそらく最も実施回数の多い企画。

  • 究極の食欲の秋を楽しむ男達
よゐこ有野の持込み企画。あるお題に沿ってレギュラー3人が競い合い、優勝者がご飯のお供を選択する。
ご飯は勿論、オカズも全国から選りすぐった高級肉から漬物など種類が豊富。しかしオカズを競う企画の方が多いため、後半からは争奪戦に移行し3人の醜い争いへ転じる。
回を重ねていく事に3人の老化が著しく、高級肉がまだ余っているのに漬物や魚が選ばれたり、オカズを全て奪われ白米だけで締めくくっても文句を言わないような回もあった。

  • はしご旅シリーズ
ビビる大木が何かとプレゼンする企画。数だけでいえば大自然クイズに匹敵するほどで、毎回はしご旅する内容も変わるため内容にムラがある。
テーマに沿った店舗へ行き、そこで楽しんだ後に全体的なレビューを行うのが基本的な流れ。
しかしレギュラー3人は無難な評価しか行わず、かといって大木は付け入る隙を見つけては店主の前であっても欠点を指摘するなど絶妙なバランス具合。
内村の「お前評判悪いぞ!」でトドメを刺されるのがお決まり。


〈おすすめ企画〉
  • 俺達ちょいとムチャするぜ!
寄る年波からムチャが大嫌いなおじさん達が様々なムチャを繰り広げる。
内村の愛車が散らかされたり三村のクレカが使えなくなったりと地味に面倒なムチャが多い。特にウドのムチャは秀逸。

  • 初老だらけの超優しい陸上競技大会
ますだおかだ岡田がMCの企画。過去4回放送。
年齢を考慮した無理をしないことをコンセプトにした競技で競う。息測定器を使った競技での小林Dの厳しすぎる判定に注目。

  • 新春ひねり出しかくし芸大会!!
ロッチが2018~2019年に企画した回。
限られた道具を上手く使用して、かくし芸として相応しいかどうかを判定する。
回数こそ2回と少ないがハズレが無く笑えるという点では評価の高い回である。

  • 今回のロケを全てめくりに任せちゃう男達!!
バカリズム企画のめくり回。
とにかく何でもかんでもめくりにしてしまい、一体何が伏せられているのかを3人が当てていく。
大竹と他二人の嗜好の違いが顕著に出た。

  • 若いディレクターさんにでも上手く転がされる中堅芸人達!!
よゐこ濱口とキャイ~ンウド鈴木が企画した回。
若手ディレクターの考えた企画を皆でやる事で、敬遠されがちな中堅芸人のイメージを払拭しようという理由。
中盤の食わず嫌い王決定戦好きな食べ物は何でしょう?対決では、苦悶に震える二人の姿も。




2012年7月25日にDVD40巻が発売され、「1つの日本のバラエティ番組におけるDVDリリース本数」がギネス世界記録に登録された



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最終更新:2024年04月05日 23:09