サカマタ(逢魔ヶ刻動物園)

登録日:2012/02/10(金) 11:05:06
更新日:2018/04/14 Sat 23:28:11
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逢魔ヶ刻動物園」の登場人(動)物。

雄のシャチ。
口癖は「でら」。

性格は自信過剰気味で、相手を見下すような言動や態度が多い。
これは、自身が食物連鎖の頂点に立つ事にプライドを持っているからである。
実際は、相手の力量を見れば、ちゃんと素直に認める様子。

野生時代は1匹で狩りをするトラジエントだったらしく、多くの海獣を仕留めてきたと言っている。
この事もあり実際の戦闘力も高く、水族館では2の座にいる。
しかし野生出身であることと、伊佐奈の恐怖政治の所為もあってか、「弱肉強食」の概念を強く持っており、伊佐奈には逆らおうとしない。
むしろ純粋に恐怖を抱いている。

しかし動物園との戦いを経て、彼らから学んだ強さを実感し、伊佐奈に反逆を試みる。
華の事は「うるさい雌」と言っているのが、この時華の言葉に影響を受けたような描写がある。
見た目のインパクトが強いが、上記の通り思考回路は意外と常識的であり、おそらく作中でも(少なくとも水族館組の中では)常識人(動物)

戦闘力の高さと容姿も含めて、作中でも人気のキャラである。

二次創作でも人気であり、伊佐奈との絡みが多い。
またライバル関係(?)になったシシドとも絡んでいる。
華の叫びに影響を受けた1匹でもあるため、作中での絡みは少ないにも関わらず華との絡みもシシド以上に多い。
地味にイガラシとの絡みも存在する。


【特徴】

見た目はシャチを頭からかぶったようなスーツ姿の人間。
勿論シャチが本体なので、素顔が隠れてたりするわけではないが。

海水の入ったペットボトルを携帯しており、定期的に水浴びする事で陸上でも活動可能。
また、海の生き物であるためか、淡水は好きではないらしい。


【作中の活躍】

動物園へ乗っ取りを仕掛けるためのエージェントとして来園。
この時の態度は完全にマフィアかギャングのようなものであり非常に高圧的。ちなみに華にとって初めての客がコイツであったため流石に作者もその辺同情していた。
そしてこの時から、椎名は彼をサメだと勘違いしており、付けたあだ名もフカヒレマン。

人の話を聞かない椎名相手に最初こそ冷静に交渉(恐喝)を進めようとするも水族館の実情(働く生き物を奴隷のように扱う)を聞いた事で椎名は完全にそれを拒否、交渉が決裂した。

内心他の生き物を喰いたかったサカマタが決裂を理由に園の動物に襲い掛かる。
この時に椎名、シシドと因縁ができた。

海水切れにより逃走を図る際に、逃げ損ねたイガラシを拉致し水族園に戻ったことにより、動物園対水族館の火蓋が切って降ろされた。

動物園との戦いでは、イガラシを館長室へ移動させる際にシシドと遭遇し交戦。
最初は戦いの場数と高い戦闘力からシシドを圧倒したが、なめてかかっていた事とシシドの機転により弱点を突かれ、一気に不利な方向へ。
しかし「頂点」の意地から、戦場を水の中に移動する事によりまた有利な方向に・・・進もうとしていたところで、駆け付けた華達に妨害される。
結果的にシシドとの決着はつかなかった。

その後イガラシを館長室に連れていくためにその場去ろうとしたところで、華の説教を受ける。
この時は自身の命を守る為命令を優先しイガラシをそのまま連れていってしまう。
が、華の言葉に思うところがあったらしく、この事が後々大きな変化を与えることとなる。

館長室にイガラシを届ける際の館長とのやり取りにそれが顕著に現れており、
  • ●サカマタが他の幹部の名前を出しても館長は名前ではなく動物名で覚えている為すぐに出てこない。
サカマタ「カイゾウにその場を任せましたので――」
館長「…カイゾウ?……あぁ、セイウチか……」

  • ●命令を守ったにも関わらず負傷したサカマタの説明を遮り制裁を加える。
館長「言い訳させるために姿変えてる訳じゃないんだよ。なぁ?シャチよ」

その様子はサカマタが動物園の乗っ取りの際に言い放った、まさに「奴隷のよう」な光景であった。

一連のやり取りで館長に「使えない奴」と判断されたサカマタは館長室に飛び込んできた椎名に負傷しているにも関わらず立ち向かわされる。

しかし魔力を攻撃力に変えている椎名には敵わず敗北、館長から「ゴミ」として「あとで処理しなきゃ」と非情な宣告を受けた。

この様子を見ていた椎名は館長を「気に入らない奴」と認定して勝負を挑む事になった。
(椎名は館長室に来る直前館長に瀕死にされたホオジロザメのフカの死を看取っており、敵討ちを約束してもいた)

椎名に圧倒される館長の姿を見たことで今まで従ってきた館長の強さに疑問を覚えはじめ、さらに駆けつけた華の言葉を聞き「強さ」に対する考え方が変わる。

鯨に変身し椎名を逆に館長が圧倒した際に動物園の動物達が館長を攻撃したため、その動物達を殺害するようサカマタは命令を受ける。
しかしサカマタは「弱者の指図は受けん」と命令を拒否し館長に攻撃、完全に館長の支配から決別した。

フカの抜けた歯を利用し椎名が館長を撃破したことで、遂に椎名達の強さを認める。

敗北し意識のない状態で尚もサカマタに道具のように命令してくる館長にトドメを刺し(殺してはいない)、館長を「海で監視下に置き、己の弱さを自覚させ、海で死なせる」と決めた事を動物園組に告げ、水族館の経営を他の幹部に任せ別れた。

ここでサカマタの出番は一度終了した。
単行本のおまけ漫画で再登場。

監視を抜け出し黄昏る事が多い伊佐奈を今でも監視し続けている。
しかし館長が幹部の名前を覚えているなど多少関係が改善されているようで、その後ともに水族館に復帰したのではないかと取れる描写で締め括られている。



名言

「うるさい奴を見ると……でら食い殺したくなる」

「被食者のささやかな抵抗……いいね」

「食物連鎖の頂点に立つ俺に……逆らってんじゃぁないよ……」

「仲間……か……そんな感情……ここで働いてたらすぐに消える」

「どこでも……でら煩い奴だ……」

「俺の名はサカマタだ」
「幹部どもが戯れに付けた記号だが……割りと気に入っている



【まさかの再登場】

作者の後の作品『僕のヒーローアカデミア』においてまさかの登場。
動物園からのファンは狂喜乱舞した。

ヒーロー「ギャングオルカ」
本名:逆俣空悟(さかまた くうご)
誕生日:10/29
年齢:34

ヒーロー番付10位、「敵っぽい見た目ヒーローランキング」3位に選ばれている。
その強面のせいで子供には泣かれており、本人は悩んでいるとのこと。

ヒーロー仮免許試験において、サイドキック達とヴィラン役で立ち回った。
サカマタ同様乾燥には弱く、印象的な「ペットボトル」も持ち歩いていた。



でら追記修正頼む。

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