登録日:2012/02/18 Sat 14:57:25
更新日:2025/06/17 Tue 16:24:16
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新武将の章とは、コーエーの「
戦国無双」に収録されているモードの1つ。
三國、戦国共に、現時点で
唯一の新武将の無双演武(従来でいう無双モード)。
無双演武だけでなく、ミニゲーム形式になっている修行等、初代のみに実装されている独自性の強い要素でもある。
概要
エディットした武将のストーリーという意味ではChronicleの無双演舞に近いが、操作キャラは新武将ただ1人。
名前や容姿を決めて即無双演武がプレイできるわけではなく、エディットキャラを自分の手で育成してミニゲームをクリアしていき、最終的に各大名家の登用試験に合格することで初めてその武将を使用出来るようになる。
ただし最後の仕官先の登用試験に不合格になってしまうと、ゲームオーバーとなりデータが削除されてまた一から育成しなおしになってしまう。
作成出来る武将の数は15人と結構多め。
シリーズの初代ということもあり、色々と粗削りな部分も多く、エディットの選択肢等も少ない。また新武将の能力も最初は低いので登用試験に合格するだけでも苦労するのでかなり難易度は高い。
それでも独自性が強く歯ごたえもあり、別作品だがパワプロのサクセスみたいなモードが好きな人はハマる要素でもある。試験も比較的簡単なものもあるので、苦手な人はそれをお題にしている大名家を選択して新武将を作成するのがよさげ。
新武将エディット
キャラエディットでは、男(おのこ)か女(おなご)を選択しさらにそこから数種類あるキャラグラフィックを選ぶ。種類は少ないが、修行中のイベントをクリアすると使用出来るグラフィックが増える隠し要素もある。
名前は好きに入力してもいいが、特定の(我々のよく知る歴史上の有名人物の)名前にすると初期能力値にボーナスが入る。
まだ無双武将化してなかった北条氏康や長宗我部元親に宮本武蔵、オロチシリーズで参戦した源義経、後の世の登場人物である坂本龍馬や土方歳三などの名前にすると強い武将を作成しやすい。
ちなみに性別は自由なので女性の宮本武蔵や源義経を作成して無双演武で遊ぶことも可能。
修行
エディットが完了したらとある道場に入門し、修行をすることになる。
期間は1年。1か月ごとに1つ修行する項目、要はミニゲームを選択してクリアすることによって「特級・一級・二級・三級・論外」の評価が下され、評価が高いほど能力の伸びも大きくなる。強い武将を作るならばやはり特級の評価を毎回取りたいところ。
修行内容は複数あり、どの能力を伸ばしたいかを考えて選ぼう。ただし選んだ修行によって一部の能力が若干ダウンする。
出てくる兵士を制限時間内に沢山倒せば高評価となるシンプルなもの。
しかし、途中から弓や鉄砲隊、突忍なんかが出現してきて油断するとあっという間にやられる可能性もある。
制限時間は1分だが、50人倒したり連撃を入れることで3~5秒のタイムボーナスを得られる。
30秒しかない中でどれだけの敵を無双奥義で倒せるかによって評価が変化する。
ボタンを押しっぱなしでブンブン振り回すのではなく、途中で無双発動中状態にして適時どぶろくを取ってゲージを回復しつつ敵を倒すことが大事になる。
敵兵に対してどれだけ連撃、コンボを決められるかでスコアが上昇する。
10連撃ごとにタイムボーナスが獲得出来、99連撃達成出来れば30秒プラスされる。
いかにお手玉を上手く出来るかが鍵となる。その場で攻撃し続けるよりは、兵士を部屋の角付近まで押して行ってからやると決めやすい。
兵士を弓で沢山倒せば高評価となる。倒した兵士の数だけでなく命中率も評価点に入る。
ただ敵はずっとそこにおらずちょこまか動き回るので地味に難しい。
やや高い位置に陣取ってから狙うとやりやすいか。
川を挟んで放たれる矢をタイミングよくはじき返して兵士を多く倒せば高評価。
ただし途中から鉄砲隊が混じり、銃弾は弾き返せない。弓兵の数や弾幕も次第に激しくなっていくので移動しつつ弾いていくことが大事になる。
これも難しい修行。
目標地点に出来るだけ早く到達すれば高評価。
地味に道中で天井から降ってきてダウンを取ってくる敵や鉄砲隊も配置されて妨害してくるいやらしいものもある。
ただ、コース自体は毎回同じなので敵の場所や道順を覚えればそこまで難しくない。戦草鞋を取るのを忘れずに。
馬に乗って決められたコースを3周するレースゲーム。当然早い方が高評価。
道中で槍柵や地雷原、鉄砲隊なんかが配置されているがジャンプ等を上手く利用してショートカットを駆使しつつ早いタイムを目指そう。
道中には最初に乗っている個体より早い馬が配置されているので乗り換えるのが吉。
これも比較的簡単。
また、修行の最中に無双武将が訪ねてきて勝負を挑んでくるイベントが発生することも。
彼らは強いが倒せれば能力を大きく上昇させ、新たなスキルを獲得出来ることもある。
12回の修行が終わればいよいよ大名家に仕官しに行くことになる。
大名家は、武田・浅井・上杉・伊達・北条・今川・徳川・織田・本願寺がある。
大名家によって試験は違うので自分の得意な修行のもを選ぼう。若しくは、仕官先で得意属性が付与されるので欲しい得意属性を狙って選んでもいい。
無双演武
晴れて登用試験に合格することで、仕官した家で天下を取る為に頑張る!………わけではない。
残念ながらストーリー自体は決まっており、仕官先の選択により話の展開は変わらないのである。非常に残念。
基本的に傭兵のような形で各地を放浪しているという設定で、不利な方の軍に所属している。
第一章「桶狭間の戦い」
今川に所属している。
最初はそれなりに戦うが義元がピンチになると、守るように指示される。
そして勝利後、義元に「今川の天下取りを支えよ」、と言われるが、「あんたじゃ無理だ」と見限り、今川軍を去っていく。
その後義元は、二度目の襲撃で戦死。
第二章「川中島の戦い」
武田軍の武将として登場。この時に
真田幸村と交流する。
その後、第二章と第三章の間で信玄が病で死ぬ。
第三章「長篠の戦い」
武田軍の武将として登場。
織田軍の鉄砲隊に苦しむもなんとか勝利する。
しかし武田軍は、その後滅びる。
第四章「上田城の戦い」
徳川軍の武将として登場。終盤は、城内戦に入る。
そして、味方の服部半蔵と
真田幸村が戦う所を見て、このまま天下の近い徳川につくか、それとも真田につくか……重要な決断を迫られる。
第五章「大阪夏の陣」
【幸村を倒した場合】
終盤は大阪城での城内戦となる。
影武者の秀頼を斬り、本物の秀頼を求めて、天守閣に向かうがそこに秀頼の姿はなく、代わりにいたのは
真田幸村で、秀頼は既に去った後だった。
幸村を倒し、全てが終わった所に半蔵が現れ、新武将に忍になるように言う。
半蔵の去った後、忙しい事はいいことだといい、忍になることを決める。
【半蔵を倒した場合】
城内戦が無い代わり、難易度がかなり高い。
勝利後は、奇跡の勝利による宴の会にて幸村と酒を交わし、幸村から真の天下人として認められた。
余談だが、第一章の桶狭間の戦い(1560年)から最終章である大阪夏の陣(1615年)まで参戦している新武将だが、それまでに約55年の時が経過している。(ゲーム内で描写はされてないが、恐らく関ヶ原の戦いにも参加していたと思われる。)
仮に桶狭間の時点で15歳だったと仮定しても、大坂の陣では70歳の老人になってしまっており、それでも最前線に立って奮戦しているので相当凄い。
この後ルートによっては半蔵に誘われて忍をやるのだが、こんな老体になっても未だに頑張るとは…生涯現役とはまさにこのことか。
追記・修正は新武将の章をやった方がお願いします。
- 猛将伝で突忍バグで新武将伝の上田城やると、まさかの突忍専用ボイスが聞けたり。俺は、俺の信じる道を行くぜ!(cv.郷里大輔) -- 名無しさん (2014-07-17 00:46:17)
- 桶狭間(1560年)から大坂夏の陣(1615年)まで55年 主人公の初期年齢が若く見積もって15歳としてもクリア時は70歳 70歳の爺に忍びへの転身を勧めてくる半蔵は鬼 はっきりわかんだね -- 名無しさん (2016-11-11 18:28:54)
最終更新:2025年06月17日 16:24