赤目(デモンズソウル)

登録日:2010/06/18 (金) 03:51:36
更新日:2025/04/22 Tue 00:31:05
所要時間:約 3 分で読めます




赤目(通称赤目先生)とはゲーム「デモンズソウル」に登場する敵キャラクター
ゲームの難易度を上げる一因でもあり「フロムソフトウェア」の死んで覚えろ精神を具現化した存在である


主にステージ1に登場する赤く発光する目の槍を持った騎士を指す(似たような存在で他のステージに赤目の黒い骸骨等もいる)

チュートリアル終了後に行くことになるステージ1ボーレタリア王城のある場所に陣取っており、背後にアイテムや何やら意味ありげな巨大な門があり、いかにも中ボスというような雰囲気と威厳を持っている
その明らかに他の雑魚敵とは異なる雰囲気を持つ彼を見た初心者プレーヤー達は
「なるほど、こいつを倒せば後ろの門が開くor背後の重要そうなアイテムを取ってボスに挑む訳か」
となったりならなかったりするが…
まったくそんなことはない

もう一度言うまったくそんなことはない

真面目な話、中ボスはおろかただの雑魚敵である(しかも後ろに見えるアイテムも扉も攻略に必須ではない)
では何故そんな雑魚敵ごときがデモンズユーザーの間で人気なのか?というと…


とにかく強い


しつこいようだがもう一度言うとにかく強いのだ

おそらく拡散の尖兵(チュートリアルのラスト付近に待ち構えている初見殺し一号)に負けてしまったユーザーでは太刀打ち出来ないだろう
それどころか初見で尖兵を倒し、竜神様の有難い右ストレートをその身体で受け止めたプレーヤーでもかなりの確率で死ぬ、というか死ね

まず一撃が重い、しかも一撃が重い上に多段ヒットする突進攻撃を行い、ガードを固めて挑んだ用心深いプレーヤーを余裕で弾き飛ばし、そして貫く(騎士や神殿騎士でも槍がかすっただけで死ぬ、蛮族?聞くな)
それに防御も堅い、攻撃する時以外は盾を構えている上に、仮に上手く隙を付いても初期装備では雀の涙程度のダメージしか与えられない(もちろんパリィやバックスタブも例外ではない)

ちなみに青い目をした敵もいるがこちらはそれほど強くはない
強くはないというのは赤目と比べてである、初期段階の騎士では青目のコンボをまともに受けたら割とあっさり昇天してしまう
そう、ただ赤目が強すぎるだけなのだ(大剣持ちの青目も赤目に及ばずとも多くのユーザーを抹殺しているとかいないとか)


散々ベタ誉めしてきたが、もちろん弱点もある
もっとも安全なのは魔法である、魔法なら盾を構えていようが数発当てれば怯んで一瞬無防備になり攻撃のチャンスが生まれる、生まれが貴族の場合ならある貴重な装備を最初から所持しているから更に倒しやすくなる
他にも盾ガン構えの槍チク戦法等があるが割愛する
最終的にはショートカットのある階段に誘導して付き落とせばOKだし

総合的に見て、強いことは強いがそこまで無茶苦茶な強さではない。
ここまでインパクトがでかくなったのも、そのビジュアルに加えて
  • この段階では盾で受けられる攻撃をしてくる敵がほとんどなので「とりあえず盾で受ける」癖がつきやすい
  • このステージ中には赤目以外に突進攻撃を使ってくる敵がほとんどいない
  • 地形も細長い通路で、正面から接近しないといけない。初手で突進が来たら全速力で後退する以外に手がない。
このような条件が揃っているために大抵の初見プレーヤーが盾を構えて正面からそろそろと近づき、通路のド真ん中で赤目の突進に対応できず串刺し…という流れで恐怖を刻みつけられることが多いためである。
幸運か実力か、それ以外の対処ができたプレーヤーなら初見撃破も充分視野に入るし、何度も挑めば勝機は見えてくる。
問題は苦労に見合う報酬が存在しないことであろう

ここまで赤目先生の魅力について語ってきたが彼ですらデモンズ全体からすればまだまだ鬼畜レベルは可愛いものである
腐れ谷、落下、小間使い、儚い瞳の島、黒ファントムetc…etc…
つまるところ、このゲームの本当の魅力を知ってもらう為に、是非ともこの項目を見ただけで終わらせずに一度プレイしてその面白さを体験していただきたい


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最終更新:2025年04月22日 00:31