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スポーツ・マックス(ジョジョの奇妙な冒険)

登録日:2012/03/29 Thu 23:41:36
更新日:2026/08/11 Tue 07:12:00
所要時間:約 4 分で読めます





おはようございます神父様 この花一本...

いただいてもよろしいでしょうか?
最近急に花が好きになりまして

スポーツ・マックスとは『ジョジョの奇妙な冒険 Part6 ストーンオーシャン』に登場する敵スタンド使いである。
CV:鳥海浩輔(アイスオブヘブン)/小山剛志(アニメ版)

概要

金髪の男性で、眉毛の形と服の模様が勾玉のようなデザイン。
表向きは車のディーラーだが裏の顔はギャングであり、部下を数名従い、高級車に乗っていたりする事からギャングの中でもそこそこ位が高いと思われる。
劇中では軽重問わずに犯罪行為を多く行っていた。

作中の動向

過去

徐倫達が刑務所に入る3年位前にオッサンをリンチにしている所をエルメェスの姉・グロリア・コステロに目撃されてしまう。
グロリアは彼らの蛮行を見ぬふりしようとしたがスポーツマックスがふと高台の方を見るとエルメェスが通っていたので口封じしようと彼女に目をつける。
妹を守るためにグロリアは通報するが、報復として証人の彼女を「殺させ」た。
その後逮捕されるも裁判で有罪になったのは脱税と傷害のみであり、50以上の犯罪容疑があったにもかかわらずたった5年の懲役で済まされた。
なおアニメ版では彼が手下を使ってグロリアを殺させた事実は明白だったが、刑事の口から「その証拠も消された」という発言が出ており恐らく殺人を命じた手下も始末したと思われる。

余談だが、リンチの際、オッサンに棒きれを、
『犬みたい』ではなく『赤んぼみたい』にくわえさせ、
後頭部を思い切り踏みつけて殺害するシーンは超残虐。

本編

刑務所に入ってからは、礼拝堂に行ったり、旧刑務所時代の墓場を掃除したり、墓に花を供えたり、あるいは一日中工作室に籠って小鳥やらワニやらの剥製を作ったりとギャングしていたとは思えない行動をしていた。
だが収監後も密かに金を持ち込んでおり、弱い囚人を虐げて女囚とは肉体関係を持ったりし、看守には賄賂で黙らせていたりと囚人の中では自由行動できていた。

ある日礼拝堂に向かう最中に下水道のパイプにかつて自分が殺したグロリアの写真(裏にキッスのシール)が貼ってあるのを見つけ、剥がしてしまう。
その結果、彼は元に戻ったパイプの中に閉じ込められ、さらにもう一枚のシールでフタをされてしまう。
「暫くしたら出所してボディガードをつけて仕留めるチャンスがない」とエルメェスから復讐するチャンスを狙っていたようで人の気配がなく仮に大声を出しても来ない時間帯と場所を探していた。
スタンドを使う前にエルメェスによってバルブを捻られて下水へと流されてしまう。






なにかいるぞッ!
なにかが来るッ!!






    バリィィィン
我とともにきたれ…

 ボン  ボン    バシャッ

 ぶつぶつ

          ぶつぶつ

  闇とともに喜びを分かち…
 バシャアアアッ

……ぶつ

         バサッ
     リンプ・ビズキ… バサッ
¶¶¶「なんだいったい!?

  ぶつぶつ
          ぶつぶつ



リンプ・ビズキット
闇の底から甦りし者
闇とともに喜びを


【スタンド『リンプ・ビズキット』】
パラメータ:破壊力-なし/スピード-B/射程距離-B/持続力-A/精密動作性-C/成長性-E


能力は、人間や動物の死体から透明のゾンビを作り出すこと。
ゾンビになった者は性格が狂暴化。さらに上下などの概念が無くなり、壁や天井をも歩き回る。
透明ゾンビは本能的に脳味噌を喰らおうと噛み付いてくる。
この透明ゾンビが傷付くと、そのダメージは死体の方にも反映されて一定のダメージ超えて死体が破壊されると消滅する。
弱点は幽霊では無いので打撃が通用してしまう点とあくまで攻撃は噛みつきという接触技しかないので噛みつき時に即座にバレてしまい、徐倫の糸の網で位置も把握されてしまうこと。
金や注射器などの物は透明化できずに傍から見ると物が宙に浮いて勝手に動いてしまうので銃器などの飛び道具を使うとかえって居場所を特定されてしまう。

スタンド像の有無は不明。マックスが持っていた薔薇の花に集っていたウジ虫がスタンド像という説もある。
アニメではスタンド像を後述の返り血を浴びたスポーツマックスの顔にしている。

能力発動後

スポーツ・マックスは死ぬ寸前にこの能力を発動して通路奥にあった自身が製作していた剥製の鳥やワニをゾンビ化、エルメェスを襲わせた。
剥製を作ったりという行動はこの能力のためのものであった。

鳥は首筋などを攻撃するがキッスの能力で捕縛されて撃退。
ワニはF・Fの足を食いちぎって、尾の打撃で徐倫を負傷させたりしたがF・Fの機転で居場所を捕らえられて銃弾を受けて撃退される。だが……


スポーツ・マックスのいたパイプが開いており、彼のものと思われる手形が……


あろうことか自分を透明なゾンビとして甦らせてしまったのだ。


そうとも知らずフラフラとさまようスポーツマックス。


「ノドが……渇いてしょうがねぇぜ……」


看守に賄賂をしようとしたり、(彼曰く)ビッチの女に絡もうとするも、スポーツ・マックスは透明である為2人には見えてない。

彼がビッチの肩を触ったと同時に男が通りかかった為、偶然やり取りが成立しまう。
その後、勘違いからスポーツ・マックスは男を痛めつけて墓場へ連れて行き、男の体から金を探すが、隠し持ってた麻薬と注射器を見つけて注射を使った途端、全身から下水が吹き出し、やっと自分がゾンビ化してた事に気付く。


「何か飲みたかったんじゃあねぇッ!……喰らいたかったんだ!!」
「喰ってこの渇きをッ いやしたかったんだッ!!」
「オレはパイプの中で溺れ死んだんだ……スデにッ!」


異様な光景から逃げようとしたビッチを食い殺すが、それでも渇きが癒えることはない。
自分がなぜ死んだのかを思い出したスポーツ・マックスは、自分を殺したエルメェスへの復讐を企てる。




エルメェスへの復讐とその末路

自分の痕跡を追ってきたエルメェスと徐倫を墓場へ誘き寄せて、出入口を封鎖する。

食い殺したばかりのビッチや墓場の下のゾンビを操り、且つ自らもすでにゾンビという圧倒的に有利な状況で戦い、エルメェスの頭に食らいつくが、それはシールで増えた囮の頭。
「復讐心を満たすために自ら頭部を噛みに来る」と予測していたエルメェスの、自らの体を犠牲にした一発を食らいかける。

だがスポーツ・マックスはそれを予測しており、自分の頭を取り外してから噛みつくという奇策でこれを回避。
胴体に叩き込まれるはずだったキッスの拳は空を切り、エルメェスは至近距離まで迫ってきたゾンビに包囲される、絶体絶命の状況に追い込まれる。

「これからてめーの脳ミソをすすり喰ってよォォォォー〜その開いた頭蓋骨にてめーの腹の中のクソをかわりにつめこんでやったとしてもオレの気分は晴れることはねェェェ」

スポーツ・マックスの勝ちか……と思いきや、
本物の頭に噛みつくためにエルメェスの頭のシールを剥がした瞬間、何かがスポーツ・マックスの胸を引き裂き飛び出した。

エルメェスのスタンド能力の効果により、分裂したエルメェスの頭が一つに戻る。と同時に、スポーツ・マックスの飲み込んだ頭部の一部も元に戻り、それにより自分の位置がバレてしまう。


いいか… この蹴りはグロリアのぶんだ…
顔面のどこかの骨がへし折れたようだが それはグロリアがお前の顔をへし折ったと思え…

そしてこれもグロリアのぶんだッ!


完全にスポーツ・マックスの位置を捉えたエルメェスから強烈な蹴りとパンチを食らった後、たまらずにゾンビ集団の中に紛れ込もうとするが、自身の頭にシールを貼られて増やされてしまう。さっきの頭を取り外す作戦が裏目に出てしまった。


そして次のもグロリアのぶんだ
その次の次のも その次の次のも 次の!次も!グロリアのぶんだ!

これも!これも!これも!これも!

これもこれもこれも!これもこれもこれもこれもこれも!


グロリアのぶんだあああーッ


最期はシールを剥がされたと同時にエルメェスのラッシュを食らい、頭が一つに戻った瞬間に衝撃でDiscを放出し消滅した。

記憶のDISC

放出したDISCから生前の記憶を読み取る徐倫達。彼はホワイトスネイク(プッチ神父)に、能力を使ってDIOの骨の蘇生を依頼される。

ホワイトスネイクの依頼通りに能力を発動させたと語るも、既に骨はホワイトスネイクの手の中にはおらず、手のひらに風穴を開けさせていた。
DIOの骨は彼の力でもコントロール出来ずに暴走してどこかへ行ってしまった。

「貴様!何をした!骨はどこにやった!!」

「知らねぇよ!てかその骨なんなんだよ!」


激昂するホワイトスネイクにマックスも喚くが、すぐさま骨の居場所を突き止める。

「いる…懲罰房の方に気配がする」

プッチ神父が能力を渡したのはその為で、スポーツ・マックスは徐倫達を倒す刺客ではない。彼が徐倫達を襲撃したのは殺された事による復讐である。
そして、その骨が新たな戦いの引き金になっていく・・・


+ 「余談」とは暇人が知識をひけらかすためにあるッ!
アニメ版で徐倫の声を担当しているファイルーズあい氏の推しキャラ。どーゆー趣味してんだ

荒木飛呂彦の考える「ゾンビ映画の美学」を漫画に落とし込んだもののひとつ。
彼はゾンビ映画を「有象無象がわけへだてなく襲ってくる無秩序さ」に魅力があるとし、「ゾンビの親玉みたいなのはナンセンス」と考えている……ということを著書で熱く語ってくれている。
リンプ・ビズキット戦では「何が襲ってくるか分からない」という点でうまく生かされている……が、少年漫画やスタンドバトルの「本体を叩いて決着になる」というお約束やルールのせいで漫画的にはスポーツ・マックスという親玉を作らなければならないため、徹底的に落とし込めているかは……読者本人が判断してほしい。
彼の考える美学を反映できているのは、どちらかというとエンヤ婆の「正義」やドロミテの「ブルー・ハワイ」の方が近いかもしれない。
リンプ・ビズキットは透明じゃなきゃバトルにならないけど、透明のせいで分かりづらいんだよね……。

また、ジョジョは洋画のゴリッゴリなパロディが目立つ*1ため、スポーツ・マックスの拷問シーンにも何か元ネタがあるのかもしれない。
ご存知の方はぜひ追記してほしい。




オレはッ!
追記したかったんじゃあねぇッ!………
修正したかったんだ!!………
修正してこの項目をッ直したかったんだッ!

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最終更新:2026年08月11日 07:12

*1 特に分かりやすいのがズィー・ズィー戦の「激突!(1971)」、ダービー兄戦の「スティング(1973)」あたり。