イマジンカイザー(メダロット)

登録日:2011/05/31 Tue 11:34:37
更新日:2025/07/09 Wed 10:43:29
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イマジンカイザー

WEA(兵器)型 男型

頭部:カイザーブレイク
ねらいうち/ブレイク
右腕:カイザーミサイル
ねらいうち/ミサイル
左腕:カイザーレーザー
ねらいうち/レーザー
脚部:カイザーシート
多脚


イマジンカイザーとは、『メダロット』シリーズに登場する機体の一種。
メダロットシリーズにおけるみんなのトラウマ、ビーストマスターやゴッドエンペラーと同じWEA型のメダロットである。

GBA用ソフト「メダロット・navi」に登場する隠し機体。ボスではない。

縦にやたら長い顎と、背中にある巨大な円柱状パーツが目を引くデザインで、ED後に特定ブロック内のある場所を調べる事でパーツを入手できる。
実は公式の攻略本にパーツの場所はおろか、パーツ性能が一切載っていないという扱いを受けている。

同じく本作に登場するゴッドエンペラーと比較すると、各パーツの威力や装甲値が低めに設定されている。
一見下位互換にも思えるが、APが控えめになっている。
そもそも、本作は従来のメダロットシリーズと違い、パーツの使用にAPを消費する為、いくら火力が高くても消費APが多すぎる場合は撃つことすらできない。高火力かつ高APのゴッドエンペラーに比べると、火力も消費APもそれなりであるため、低レベルのメダルでも運用可能という点が特徴。

他にも、パーツの成功値が高く、非常に広い射程をも併せ持ち、劣化というより使い勝手の向上を目的とした機体という立ち位置である。
前身の圧倒的な破壊力は失ったものの、全行動が「狙い撃ち」に設定されておりクリティカル率も上昇しているので、威力不足(と言っても消費AP値を考えると十分高い数値)も大して気にならない。
特に頭のカイザーブレイクはゴッドエンペラーの回数二回しか使えない、「うつ」であったのと比較すれば一目瞭然レベルで使いやすい。
…とまあ、比較対象が異常なだけで普通に良バランスな機体である。



各パーツの隠し場所は、マンハッタン・開発ルーム・制御室・あり地獄の4ヶ所であるが、何の目印もないマップ内の特定地点を調べる(Aボタン)必要があり、攻略サイト等のマップを見ないとまず見つけられない。
  • マンハッタン(左下の街頭から右に5歩進んだあたり)
  • 開発ルーム(右下あたりの床)
  • 制御室(右下あたりの床)
  • あり地獄(中央の階段の途中)


漫画版「メダロット・navi」では……
……ロボトルリサーチ社が開発した最終兵器として登場。
こちらはしっかりラスボス機であり、劇中では『獣王』と呼称されていた。

月へ向かう為にシャトルに乗り込もうとする左腕をカイゼルビートルのロングライフルに換装したクワガタバイザンの前に、シャトル発進までの時間を稼ごうと立ちはだかる。

ロングライフルは直前の射撃により(老朽化していた事もあって)使い物にならなくなり、イマジンカイザー自身の圧倒的な攻撃力もあり苦戦を強いられる。
そこでバイザンは、イマジンカイザーがカイザーブレイクを放つ瞬間を狙い、砲身を刀のように使い殴打。
それによりイマジンカイザーは大破。

ボロボロになりながらもシャトルにしがみつき、最後の力を振り絞りシャトルにカイザーブレイクを放つも、シャトルは発進。
月面にてその機能を停止させる……。

コイツといいビーストマスターといい、どこか物悲しい最期である。



因みに、名前『イマジンカイザー』のイマジンは、制作会社のイマジニアから取ったものと思われる。





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最終更新:2025年07月09日 10:43