安倍吉平(ぬらりひょんの孫)

登録日:2013/10/23 Wed 20:04:23
更新日:2024/05/03 Fri 19:26:06
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百鬼夜行と名乗る下等な群を追い祓おう!


天海…お前のこの城でな…





安倍吉平(あべ の よしひら)とは漫画『ぬらりひょんの孫』に登場するキャラクター。
白装・安倍姓二代目の当主。在位期間は不明だが、晴明が史実通りに死亡したとすれば、1005年~1185年となり、源平争乱の終結までを統治した。

名前の由来は、実在した安倍晴明の実子・安倍吉平。


【人物】

晴明の実子。着物の下に鎧を纏い、額当てを身につける中年の男。
晴明が望んだ世界を現実のものとする、それだけのために泰山府君祭を完成させ、現代にいたるまで力を蓄えて来た。
御門院家の中では最もまともな性格をしていて、戦いに倒れた同朋を弔う姿勢も見せている。

半妖である晴明の子であるため、リクオと同様人間と妖怪のクォーター。
妖力を解放することで、多尾の狐と人間が混ざり合ったような姿へと変貌する。
キツネ耳がなんともかわいらしい。
本人は晴明の血により得たこの姿を「呪い」と称し、父のために尽くす事こそが己に定められた運命であると認識していた。
一方でそれは、父に認めてもらいたいがための自身のエゴであることも自覚しており、また晴明が自分や同朋のことなどは気にも止めていないことも理解していた。


史実の吉平が陰陽師兼天文奏であったという設定に倣い、陰陽術の基本であり、最終目標である「天候制御」を自在に操ることができる。
水を固めて雲をつくることで、陰陽道にはない「雷」も操ることが可能となり、また本人の熟練度によってその強さが上がっていく。




【動向】




わからせてやろう

オレの真の力でな…





名前及びその能力が明らかになったのは最終決戦時で、連載中は「二代目」としか呼ばれていなかった。
晴明のもとへ向かうリクオと氷麗の前に立ちはだかる。
「半妖が人と妖怪のかけ橋になる」と語るリクオを一蹴し、妖力を解放してリクオと刀による一騎打ちを繰り広げる。
壮絶な打ち合いの末、自分自身を受け入れたリクオに覚悟を見せ付けられ敗北。
「その理念を父にも伝えてほしい」と述べ、晴明までの道を開ける。
生死は不明だが、晴明の消滅に伴いおそらく死亡したものと思われる。




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最終更新:2024年05月03日 19:26