気象操作

登録日:2018/07/31 Tue 18:08:21
更新日:2024/12/22 Sun 15:59:46
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気象操作とは、特殊能力の一種。

概要

人類が農業を始めた太古の昔より、「天候を思いのままに操る」ことが多くの文化圏で「神の御業」として語られてきた。
それは、人々に恵みをもたらす力にも、災厄をもたらす力にもなりうる非常に強大な能力である。
多くの人種に「雨ごい」の儀式が残されていることがそれを示唆していると言える。人々は生贄を捧げても、空を操ろうと試行錯誤していたのである。
フィクションでも頻繁に登場する能力であり、登場すれば間違いなく強能力の一角となる。

単純に「を操る」「暴風を操る」だけの能力に関しては「雷属性/電気属性」「風属性/空気属性」を参照。
ここでは「気象コントロール」に絞って解説する。


現実世界では

雨が降るメカニズムというものはすでに解明されている。
それを応用しての「人工的に雨や雪を降らせる」という研究はすでに進んでおり、ある程度は実用化もされている。
専門知識は他に譲るとして、簡潔に言うなら「雲を刺激して雨を降らせる」というものが多い。

雲は水滴の塊である。
その水滴が、雲の中で「雪」の状態となり、重くなることで雲から落ちる。
その雪が地上につくまでに熱せられて解け、水となって地上に到達する。これが「雨」という現象。

そこに目をつけて、まだ「雪」を産む状態ではない雲に、ドライアイスやヨウ化銀を撒くことで刺激し、人工的に雪を作らせて雨や雪を降らせる、というのが基本。

この「人工降雨」はすでに半世紀以上実用化されており、失伝したものの史上最初の「人工降雨の商売」は百年以上前から行われていた。
チャールズ・ハットフィールドという気象学者は何らかの薬剤を煙に乗せる方法でかなりの精度で雨を降らせたが、
止めるのは自然任せ であったためにある時水害を起こしてしまい、廃業してしまった。
なお裁判では自分の責任を認めたものの、学界からは彼の方法で気象操作は不可能とされていたため不能犯として罪には問われていない。

また、「人工的に雨を降らせる」ということを応用して、ある一か所で雨を降らせることで、目的の場所で意図的に晴れを作り出すという「人工晴天」という応用技も存在する。


一方「気象兵器」という兵器が研究されているが、思ったほどの成果は上がっていないようである。
一応理論上は不可能ではないのだが、兵器として見ると 「気象をコントロールするのに要するエネルギーを直接相手にぶつけた方がよほど戦果が上がる」 というのがネックになっている。

陰謀論の世界では、アメリカのオーロラ観察装置「HAARP」が気象兵器というのが常識となっている。
そんな簡単にコントロールできるなら苦労しない のだが……

なお、地球温暖化に伴う気候変動への対策として、気象を人工的に制御して温暖化を抑える「ジオエンジニアリング」の研究が行われており、一部の国では実証実験も行われている。
具体的には成層圏に人工粒子をばらまいて太陽エネルギーの吸収を抑える、あるいは海中に泡を立てて海水温度を下げる*1などがあるが、地球単位での気象制御になることから各国間の合意が必要なこと、自然を操作するという倫理的問題など課題は多い。


フィクションでの気象操作

  • 各地の神話の天候神たち
日本の「風神・雷神」、中国の「雨師・風伯・雷公」など。雨乞いの対象となる「龍神」もここに入るだろうか。
また、ギリシャ神話ゼウスのように、最高神として登場することも多い。
「太陽神」に近いものもあるが、どちらかというと水・雷の属性が強い。

いずれにしても、上位の神として扱われることが多数である。

アメコミでも最も有名な女性気象操作能力者。
そのコントロールできる規模は非常に大きく、人間のレベルの空気・水分・電磁気から太陽風や宇宙嵐といった地球外のレベルまで達する。
数あるミュータントの中でも指折りの強者。

  • ウェザー・ウィザード(ザ・フラッシュ)
DCコミックスにおける代表的な気象操作能力者。「ローグス」の一員として知られる。
彼の場合は能力というよりは兄(死亡済み)の開発した「ウェザーワンド」によるもの。
展開によっては能力者の時もある。

  • レインメーカー(GEN13)
IMAGEコミックスにおける(現在はDCコミックス)代表的な女性気象操作能力者。
ちなみにバイセクシュアル。

同名のスタンド能力により、天候を自在に操るスタンド使い。
応用の幅が非常に広く、毒ガエルを振らせたり、雲を固形化して物質を創造したりすることもできる。
だが、実はこの能力の本質は「天候を操る」よりも さらにヤバイ ところにあり……

麦わらの一味航海士。
物語当初は戦闘力に乏しかったが、アラバスタ編以降は様々な気象現象を起こせる棒「天候棒(クリマ・タクト)」を武器に戦うようになった。
なお開発者であるウソップは当初、あくまで宴会芸ついでの手品道具程度の認識であり*2、本格的な武装は実質一つしかなかった。
そんなわけで使用者と開発側で認識の齟齬が起きていて、強化前の感覚で運用したらあまりの威力に自爆しそうになったナミの抗議に対し、
ようやく完成版と言える「完成版“天候棒”(パーフェクト・クリマ・タクト)」に至っても「そんな用途で開発したつもりはねェ(意訳)」と抗議を返している。
ウソップが天候操作武具として汲んだのは「魔法の天候棒(ソーサリー・クリマ・タクト)」になってからのことであり、ナミの卓越した気象予知能力があって初めて強力な武器たりえていた。

小さな空島・ウェザリアが「天候の科学」の技術を組み込んだことで本格的に「天候を操る杖」として再誕し、
パワーアップ後は大規模な気象災害を巻き起こせるほどにレベルアップしている。
さしもの“新世界”といえどほぼ思い通りに気象現象を操る(ように見える)非能力者というのは稀有な存在らしく、しばしば思わぬジョーカーとして活躍する。

  • ダンスパウダー(ONE PIECE)
特殊能力ではなく薬品。雨雲を成長させ人工的に雨を降らせる魔法の粉。緑色の粉末を焚いて空に上げる形で使う。
開発された時は踊るように喜ばれたが、風下に行くべき雨を奪い干ばつを引き起こすという重大な欠点が見つかり禁止された。
クロコダイルはこれを悪用し、王都アルバーナで使用した上、王宮にダンスパウダーを搬入することで反乱を起こした。

彼女が食べた超人(パラミシア)悪魔の実「ソルソルの実」の能力の本質は「無機物に魂を与える」というもので、単体での戦闘力は決して高いとは言えない。
だが、ビッグ・マムはさらにそれを応用し、「炎」や「雲」と言った無機物に自らの魂を与え、「プロメテウス」「ゼウス」という名の最強の気象兵器として操ることに成功した。
能力そのものはナミ以上に強力だが、それぞれが自我を持つ故にビッグ・マムの完全な統制下にないのが欠点と言える。

「ジャッジメント日本」のナンバー4であり、「ストームレイン」の異名を持つ天候を操る超能力者。
台風を起こしたり雷やカマイタチで攻撃もできるが、メインの攻撃方法が「超局地的に気温を氷点下に下げて相手の戦闘力を削いで倒す(本人曰く、これが一番コントロールしやすいとのこと)」という天候操作能力者にしては珍しい特徴がある。
人の超能力をコピーできる超能力を持つホンフーも同じ能力が使えるが、超低温下で活動できるように身体能力を高めていないため洗谷ほど能力を上手く使う事は出来ない。

……え?これ野球ゲームじゃないのかって? だってパワポケだし

ポケモンにおける気象操作技。にほんばれとあめには特定のタイプの技威力を強化したり弱体化させたりする効果がある。すなあらしとゆきは特定タイプのポケモンの防御/特防を1.5倍にして耐久力を上げられる。

上記の技の上位互換とも言える能力を持つ伝説のポケモンたち。
その場に現れるだけで、決して途切れることのない日照りや、止むことのない大雨を巻き起こす伝説に相応しい能力者。
……のちに一般ポケに同じ特性がばら撒かれて伝説の威厳が目減りしたが、ゲンシカイキしてしまえば一般ポケでは上書き不可能な強力な天候を発生できるようになり、復権した。
また、天候に影響されない力を持つレックウザも、メガシンカによって新たに強力な天候「らんきりゅう」を発生させる力を持った。

「ウルトニウムストーム」と呼ばれる天候を自在に操る怪獣。
吹雪や雷雨によりセブンを大いに苦しめた。
ついでに地底で動くだけで地震が起こる地属性でもある。

竜巻や津波を操る夫婦怪獣。
その能力の規模は非常にすさまじく、東京が壊滅しかけたほど。

地球環境をリセットするためにやってくる三体の機械製怪獣「テンカイ」「エンザン」「シンリョク」
それぞれ台風・熱波・強制緑化の力を揮った。
前二体はともかくシンリョクはあんまり気象系ではないが

いずれもその場に現れるだけで天候が大きく悪化する能力を持つ古龍。
「天候をもコントロールする能力を持つ」というのは古龍種の特性の一つとして挙げられている。
アマツマガツチは討伐に成功すると天候が晴れになるというギミックが仕込まれており、難易度の高い討伐の達成感を増してくれる。

天候を操作する気象魔法。初出は『ダイの大冒険』で、ライデインを使えるようにするために使用し雷雲を呼んだ。
その後モンスターズシリーズなどに逆輸入された。
なお、時間を操る魔法「ラナルータ」の下位魔法らしい。…… 系統全然別物じゃね?

割とあっさりと天気を操るひみつ道具を取り出す。
「お天気ボックス」「天気決定表」など。
また、天気以上の事象すら自在に操れる道具も多いため結果的に天気も操作可能なひみつ道具は非常に多い。
例:「ソノウソホント」「ウソ800」「あらかじめ日記」など。

本アトラクションに登場する航空機「ストームライダー」は大型台風を消滅させるミサイル「ストームディフューザー」を搭載している。
…但しその方法というのは、台風の目の中にストームディフューザーをぶち込み大爆発を起こして吹っ飛ばすという実に脳筋力業な方法。
2016年に惜しまれつつクローズとなった…

井坂深紅郎が「ウェザー」のガイアメモリを使って変身するドーパント。
名前こそ「ウェザー」だが、実際の能力はほぼ全属性操作と言っても過言ではなく、超高熱から絶対零度、強力な雷や暴風までとにかく多彩。

気象操作を使える系統の内に入る『災害』に関わる現象ならなんでも起こせる能力を有するカルト教団の教祖。
とにかく能力の性質上広範囲に大規模な被害を起こせる能力であり、広範囲大出力の気象災害だけでなく地質災害である地震を操り作中の北九州を単機で壊滅させた。
加えて天童の精神性が狂気に満ちた救済思想を掲げると同時に狂気を隠せば聖人としか言い様の無い善性に満ちた好好爺であることで発覚が遅れ、作中の惨劇に繋がった。

神滅具の一つである煌天雷獄を保有しており、あらゆる自然属性の支配と共に天候操作を行うことができる。
都市一つ包み込むとあっさり発言できるほどの範囲だけでなく精密制御も可能であり、劇中での競技試合では荒れた天候で敵チームだけを足止めしながら、雨水を操って味方の給水を行うというかなり精密な操作をやってのけた。

『クウガ』のラスボス
劇中で見せた超常現象の一つに天候操作(余剰エネルギーによる副産物とも言われる)があり、本格的に行動を開始して以降は日本全土を暗い雲で覆い尽くし激しい雨を降らせた。
また、最終決戦の舞台となった長野県は大嵐により孤立状態になっていたと語られており、標的の動きを封じる目的も兼ねていた模様。
また、自由に雷を落としていると思われる描写もある等、プラズマを利用した大気の操作自体が可能だったと予想される。

陸上自衛隊が開発した人工落雷発生装置。正式には「マイクロウェーブ6000サンダーコントロールシステム」。
ヨウ化銀を散布して人工的に雨雲を作り出し、地上に施設した電位差発生装置と増幅装置で雷を発生させ、落雷させるという代物。
雷一発分の威力は「戦車一台溶かすぐらいの熱です」。これでもゴジラにはまるで通じないが、その体温を引き上げ「抗核エネルギーバクテリア」の活性化を狙った。
なお「ヨウ化銀を散布して雨を降らせる」というのは実際の人工降雨の方法でも用いられる手段。ただ、ヨウ化銀には弱いものの毒性があるし環境汚染も避けられないので、扱いは難しい。

モンスターバースシリーズのキングギドラは体から発する特殊な電磁波により大気を操作し、自分の周囲に激しい雷雨を伴うハリケーンを生じさせる能力がある。
これによる洪水や激しい落雷により迎撃に出たアメリカ軍はほぼ壊滅させられてしまった。
嵐の中を飛翔するキングギドラのビジュアルは神話じみた威容があり、まさに怪獣とは神であると見せつけた。
また、コミック版に登場するカマソッソという怪獣もキングギドラほどではないが天候を操作する能力があり、キングギドラが残したハリケーンの残滓を操ることでスカルアイランドを嵐で包み込んだ。

  • おてんきじどうはんばいき
長寿番組「おかあさんといっしょ」発の同名の曲に登場する明日の天気を売っている自動販売機
晴れ・曇り・雨・雪の4種類の天気を売っており、最初に売れた天気だけの時は翌日の天気はシンプルなものになるが、複数人が別々の天気を買っていくと翌日の天気はカオスなことになる。

  • ダイアモンドドッグス支援班(MGSV:TPP)
主人公ヴェノム・スネーク率いる武装勢力ダイアモンドドッグスには6つの班が存在し、
武器や装備を開発する研究班や、隠れ場所・敵拠点の位置などを教えてくれる諜報班などが存在する。
その中の一つ 支援班 は成長させると敵兵回収成功率の向上や砲撃支援、スモーク散布などを行ってくれるようになるのだが、
最高級レベルまで上げると支援要請によって自在に天候を変化させてくれる様になる*3 原理は一切不明。
砂嵐を起こして敵の視界を制限したり、降っている雨を止ませる事で段ボール箱の損傷を抑えるなどミッション遂行に大いに役立ってくれる。

「晴れの大国」に嫁いできた「雨の公国」の第4公女で、一族由来の天候操作の能力を持つ。
アメフラシの歌を歌い続ける限り大規模な雨を延々と降らせられる。
霧による攪乱だの、かまいたちによる切断だの少女漫画の主人公とは思えぬ武闘派なこともできる。

  • アリス・ショウ(HEROES)
天候操作の能力を持つおばちゃん。能力は多彩だが制御が難しく、感情によって暴走する。

御門院家二代目当主の陰陽師。
極まった陰陽道による「天候操作」を自在に操る。

天候魔法を操るロリ。
その魔法はゲーム中における「風・水・光・炎・雷」といった多彩な属性を抑えており、魔法攻撃・回復には欠かせない。

  • 忍者トットリ(南国少年パプワくん、PAPUWA)
普段はくだらない忍術しか使えないが、本領は雷雨や作者の故郷長崎の名物洪水波浪注意報など様々な気象現象を起こす「脳天気雲」を操る「天変地異ゲタ占いの術」。
よーするに「あーした天気になーれ!」だろうォが(byパプワ)

南極を極寒の地に変えたとされる超古代の気象システム。本来は干ばつ地帯に雨を降らせるなど平和利用されるはずだったが暴走してしまったという。
劇中では氷を集めた怪物態へと変異した。
その姿の元ネタは爆竜戦隊アバレンジャーバクレンオー

本作に登場する浮島・ラピュタは「龍の巣」と呼ばれる嵐を人工的に周囲に発生させ、雲への偽装と侵入者に対する防御を行っている。

  • ダッチボーイ(ジオストーム)
地球上のあらゆる気象を制御するはずだった人工衛星。
クッソガバガバな本編中で暴走を始め、竜巻・寒波・異常高温・雹・雷などを引き起こす。

  • 緋想の剣(東方緋想天など)
比那名居 天子が天界からパクってきた剣。
「気質を見極める程度の能力」により、相手の気質の弱点となる性質を天気として引き起こす。
おまけに天子本人は「大地を操る程度の能力」と要石によって地震を起こして暴れるというまさに「天地人」で迷惑な奴。

現在は山の神として祀られるが本来は風雨の神であった。
その「乾を創造する程度の能力」は天(乾)を操るということである。
ただ劇中ではそこまで気象操作感はない。

  • 気象精霊(気象精霊記)
天上で天候や天災を司る精霊たちの災害への挑戦や、様々な理由(約一名趣味)からあえて災害を起こそうとする一部精霊達との戦いがこの作品の根幹をなしている。
ちょいちょい主人公側もうっかりで災害を加速させてしまうのはご愛敬。
基本は風属性や水属性使いが多めなのだが、災害全てに纏わっているために地属性・火属性(雷も起こせる)の者もまま存在する。

BLEACH』に登場する日番谷冬獅郎斬魄刀
始解の時点から基本能力として「天相従臨」という気象操作能力を持つ。
効果範囲は四方三里(半径12km)と非常に広大。
この能力を利用して本来なら“溜め”が必要な大技を直ぐ様が放つことができる…のだが、まともにこの能力を使ったのは一戦だけである。
氷輪丸の他、山本元柳斎重國の流刃若火の卍解「残火の太刀」、雀部長次郎の厳霊丸の卍解「黄煌厳霊離宮」も同様に天相従臨の力を持つ。
特に残火の太刀の場合、発動中は尸魂界中から水分を蒸発させ続けて最終的には異常乾燥で尸魂界を滅ぼしかねない程の危険能力と化している。

  • エイジ=セプテット(エスプリト)
天気を気分で変える『夏日和人心』(なつのひよりとひとごころ)というジンクス(能力)を持つ。長い船旅を続ける主人公達にとって大きな助けになったことは間違いないだろう。
この能力が最も輝いたのが最終話。敵の能力により天変地異が起きた時に、『世界滅亡』という天気を『晴れ』で上書きすることで天地崩壊を食い止めた

シメオン統治部隊隊長でシメオンの一般幹部の中でも四天王級の実力を持つミッシングリンク級のニードレス。
周辺の気象を雨にするのを始め、水を操るフラグメント:雨乞い(レインメイカー)を持つ。
由来は恐らく実在したレインメイカー、チャールズ・ハットフィールド。

  • アマガンサー(仮面ライダースーパー1)
ジンドグマ怪人。 雨男 という人間体を持ち、雨を降らせることができる。
戦闘には専ら傘で沖一也を負傷させる程の拳法の腕前と怪人体のロケット弾を使い、
気象操作の能力は 洗脳装置と銃器を仕込んだ傘を人々の手に取らせるために 使った。

  • ロボゲタ、ロボコン、ロボゲロ(燃えろ!ロボコン)
10話にて気象予報ロボのロボゲタが同級生2体と共に気象予報に長けた「気象予報士の里」で修行した際、クライマックスで修得予報士が気象操作は違うだろというツッコミは無しで
つらい修行の末心頭滅却した結果、見事に雲と風と雨を呼び里の長老に認められるも、そのせいでバカ3体は調子に乗って雷の雨を起こし、最後はロボゲタが自分達をも巻き込む竜巻でフィニッシュした事で里は壊滅。
結局里一つを壊したせいで担任のガンツ先生からは-100点という史上最低の評定と説教をくらい、竜巻で飛んだせいで気象操作能力も三体から喪われたのであった…。


アーホイヤー!


代々木の廃ビルにある祠で祈るだけで、ある地点だけの天気を晴れにすることができる「100%の晴れ女」
ひょんなことから、この能力を利用した「晴れを届ける」サービスを始めるのだが…。


シリーズごとに差異はあるものの、世界を滅ぼすほどのパワーを発揮できる超兵器機関のエネルギーを使うことによって、自分に有利な気象状況に変更できる超兵器が存在する。
たとえば超巨大氷山空母ハボクックは自分の周りを降雪に変えることができ、超巨大攻撃機フォーゲルシュメーラは落雷を引き起こす。
また、言及はされないが太陽光収束砲を持つ超巨大海上要塞ヘル・アーチェは設定でフィールドを濃霧にしても絶対に戦闘時は快晴になる。


8大ボスの一人。
元々はDr.コサックが開発したロボットで、人工雨を降らせることで農業を助けていたのだがDr.ワイリーによって戦闘用に改造される。
このためDr.ワイリーが開発したロボットではないがワイリーナンバーズに数えられている。
ボスとしての特殊武器は「レインフラッシュ」。
腰を振ってダンスを踊ることで画面全体に酸性の雨を降らせて攻撃する。なぜ室内に雨が降るのかとツッコんではいけないようだ
実は踊りの最中に攻撃されると動作を中断しジャンプするという仕様がある。
この点を突かれるとジャンプ以外何もできなくなり容易く完封されるため、最弱のボスにすら数えられてしまっている。


「最後の四人」の一人の自動人形。
最後の四人は全員が何らかの気象操作が出来るように見えるが実は気象操作が出来るのはハーレクイン一人であり、他の三人はハーレクインの能力によってそう見せかけているに過ぎない。
ハーレクインの気象装置は室内であっても雷、風、雨、霧を起こせるほどの性能で、能力の複合によって嵐を起こしたり落雷で攻撃したりすることも可能。


作中に登場するバイオロイドの一人。
元々は戦闘用メイド「バトルメイドプロジェクト」の一環として開発されていたが、プロジェクトの方針転換に伴い派生モデルである農業用バイオロイド「フェアリーシリーズ」のフラグシップモデルに転向したという経緯を持つ。
気になる能力は、「神経電気を用いて金属粒子を制御し、雲と電気を発生させて雷雨を降らせる」という大規模な物。
雨によって土地を肥沃にする事を狙った能力だが国を跨ぐほど広範囲に影響を及ぼすため、使用時には事前に報告が義務付けられているほどだったという。
人類滅亡前に起きた各国政府vs企業連合による「連合戦争」時には改造を施され戦略兵器めいた性能を獲得していたが、
そのあまりにも高すぎる破壊性能ゆえに彼女の存在そのものが相互確証破壊を成立させてしまう*4として実戦投入は見送られていた。

人類滅亡後の現在は、その能力を人類の敵である鉄虫に使用し一網打尽にしてくれる。改造の賜物か、炎を操れるようにもなった


アプリ版に登場する消費アイテム。主にチーム競技場などで使用が可能で、前者は「天候晴・良バ場」にし、後者は「天候雨・不良バ場」にする効果がある。
特定のレースコンディション時にステータスが上昇するスキルを獲得しているウマ娘が走る際に、該当のアイテムを使用すると効果てきめん。

追記・修正は天気を操ってお願いします。

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最終更新:2024年12月22日 15:59

*1 こちらはノルウェーのフィヨルドで実際に採用されている技術である。

*2 時間がそんななかったうえにナミが開発費をくれなかった

*3 「雨天」が存在しないアフガンに雨を降らせたり、逆に「砂嵐」が存在しないアフリカの湿地に砂嵐を起こさせるのは流石に不可能。変化させられるのはゲームシステム上発生し得る範囲のみである。

*4 敵から先制攻撃を受けたとしても同等の報復攻撃能力を保証する態勢。同様の意味を持つ言葉としては「核抑止」が有名だろうか