騎士王 アルフレッド(カードファイト!!ヴァンガード)

登録日:2012/02/07 Tue 17:33:14
更新日:2024/04/28 Sun 07:39:08
所要時間:約 5 分で読めます





「降臨せよ、戦士達の主!」


騎士王アルフレッドとは、カードファイト!!ヴァンガードに登場するユニット。

以下、テキスト詳細。


《騎士王 アルフレッド》
ノーマルユニット 〈3〉 (ツインドライブ!!)
ロイヤルパラディン - ヒューマン パワー10000 / シールドなし / ☆1
【永】【(V)】:あなたのユニットはこのユニットを【ブースト】できない。
【永】【(V)】:あなたのターン中、あなたの《ロイヤルパラディン》のリアガード1枚につき、このユニットのパワー+2000。
【起】【(V)/(R)】:[【カウンターブラスト】(3)] あなたの山札からグレード2以下の《ロイヤルパラディン》を1枚まで探し、(R)にコールし、その山札をシャッフルする。

【ユニット設定】
“ロイヤルパラディン”を率いる王にして最強の騎士。正義の体現者と呼ぶに相応しい、偉大なる騎士団の統率者でもある。 ユナイテッドサンクチュアリに住まうすべての者達のことを第一に考えるため、常に無血の戦いを望んでいる。 「ブラスター・ブレード」が忠誠を誓う存在で、英雄視されている彼の良き理解者。


記念すべき第一弾、騎士王降臨にて登場した、ロイヤルパラディンの切り札。

一つ目のスキルは、V時に自身への支援を禁止した制約スキル。

これは次に説明するスキルによる兼ね合いであり、ロイパラ使いにとってはこのデメリットが残念過ぎる言う一方、他クランからは「いやいや妥当妥当」という意見が多い。

R時は適用されないので注意。

また、考え方次第では後方ユニットに左右されないという、独特のメリットとして捉えられる為、一概にデメリットスキルとも言い切れ無い。


二つ目の能力は味方のロイヤルパラディンのリアガードの枚数が多い程パワーが上昇するという、仲間との絆を重んじるロイヤルパラディンの象徴的な能力。

ロイヤルパラディンはスペリオルコール能力を持つユニットが多く所属しており、場を水増しする事に長けている為、上限であるパワー20000を叩き出す事も難しい事ではない。

また、ヴァンガードユニットにしては20000止まりなのは物足りない感じがあるのは否めないものの、双剣覚醒より登場している常時パワー12000~13000となるのユニットに対して及第点であるパワー18000ラインをブースト要員のスペックに依存せずにクリアできるのは、評価に値する。

三つ目の能力はグレード2以下のロイヤルパラディンなら何でも呼べるという、便利なリクルート能力。

ブースト要員からアタッカーまで、下級ユニットなら何でも呼べる上、自身のパンプ能力の補助にもなると、ロイヤルパラディンにも能力にも非常に噛み合った優秀な能力。

しかしCB3とコストは重く、限定的とはいえコストが軽く小回りの利く《ハイドッグブリーダー アカネ》や《スターコール・トランペッター》で十分賄えてしまえる為、起動能力を発動する機会は思う以上に少ない。

起動能力を使用する時は《ハイドッグブリーダー アカネ》や《スターコール・トランペッター》ではリクルートできない、《小さな賢者 マロン》や《真理の騎士 ゴードン》を対象に選択するべきだろう。

  • 概要
アニメでは先導アイチの切り札として活躍しており、長らく彼を支え続けて来ただけあって、その実力は本物。

それはアイチがロイヤルパラディンの代表的な切り札の一枚である《ソウルセイバー・ドラゴン》を手に入れた後も使用され続けられた事からも窺い知る事ができる。

《ソウルセイバー・ドラゴン》が一瞬の爆発力を持つのに対し、こちらは仲間がいる限り戦い続ける事ができる安定性が売りで、きちんと住み分けができていた事も活躍の要因だろう。

現実では第一回全国大会にてシニア・ジュニアクラス共に、このユニットを採用したデッキが一位から三位までを独占する等、一世を風靡。

その後はばーくがるのFV禁止により弱体化したものの、次の全国大会でもシニア・トリオファイト部門で入賞と、その力は健在。

マジェスティ・ロードブラスター》の登場以降は、このマジェスティ・ロードブラスター(混色)デッキの使い手が激増した事により使用率が低下。価格相場も下降線をたどっている一方、純ロイヤルパラディンデッキではまだまだ活躍の場が残っており、現役として十分に通用できる。


しかしながら、新弾発売と共にパワーインフレも進む現環境では、パワー10000が力不足であるのも事実。

新たに登場したクロスライドユニットには7000ブーストでカモられ、部下であるはずの《マジェスティ・ロードブラスター》からもバニラブーストで下剋上されてしまう。

時代の荒波に揉まれる騎士王に待ち受ける未来は、果たして明るいものなのか……。

非常に懸念が残る。

  • アニメでの活躍
第六話にて、PSYを訪れた記念としてスイコから「ラッキーカードよ」とでも言わんばかりに渡され、《孤高の騎士 ガンスロッド》さんからアイチをNTRする。
その後はアイチの今までの連敗が嘘だったかのように勝利に貢献し続け、ショップ大会ではベスト4に残る等成績を残す。
地区大会以降はフィニッシャーとして新たにおっぱいドラゴンが現れ、今度は自分がNTRされてしまうのかと思われたが、そんな事は無かった。
その後も長らく使われる事になるものの、櫂トシキと《ブラスター・ブレード》による三者面談戦より、自身の若き日の姿としてデザインされた《アルフレッド・アーリー》に《マジェスティ・ロードブラスター》使用フラグとして出番を奪われ始め、とうとうNTRされる。

「やはり若い奴の方が良いのか……」

  • 関連カード

アルフレッド・アーリー
詳細は項目にて


《ライオンメイン・スタリオン》
「アルフレッド」専用の、パワー+10000ブースト要員。
しかし(V)にいる《騎士王 アルフレッド》をブーストすることはできないので、主に《アルフレッド・アーリー》か、(R)にいる《騎士王 アルフレッド》限定のカード。
問題は、元々のパワーの低さが致命的、能力を使ってもほぼパワー20000ライン止まりということ。


《光の剣士 ブラスター・レイピア ローラ》
グレード1、パワー7000、抵抗持ちのユニット。同列の「騎士王 アルフレッド」のパワーを 常に +1000する能力を持つ。
「常に」というのがキモで、これによって騎士王アルフレッドは相手ターンでもパワー11000となる。


《騎士王 エゼル》
起動能力で山札から「アルフレッド」をスペリオルライド。
こちらは、単純にコストが重い、ライド事故の回避に使えない、そうまでしてスペリオルライドする意義のある「アルフレッド」がいないという三重苦がある。


《王佐の騎士 ガルハール》
ヴァンガードに登場した時、CB2で山札から「アルフレッド」をスペリオルライド。その際自分はリアガードにスペリオルコールされる。さらにヴァンガードに「アルフレッド」がいる場合、自分のアタックがヴァンガードにヒットすればCC1。
騎士王エゼルと違い、カードアドバンテージが得られるのは魅力か。


シークメイト!

《騎士王 アルフレッド》、双闘(レギオン)

【リバイバルレギオン】

ついて来い! 未来はお前に任せる!

《騎士王の先導者 エゼル》
ノーマルユニット 〈3〉 (ツインドライブ!!)
ロイヤルパラディン - ヒューマン パワー11000 / シールドなし / ☆1
【起】【(V)】:【双闘21000】「騎士王 アルフレッド」(相手ヴァンガードがグレード3以上なら、このユニットは1度だけドロップゾーンから4枚山札に戻し、山札から指定カードを探し、双闘できる)
【起】【(V)】::[【ソウルブラスト】(2),あなたの手札からあなたの(V)にいるユニットと同名のカードを1枚選び、捨てる] このユニットが【双闘】しているなら、あなたの山札から、グレード2とグレード1とグレード0の、カードをそれぞれ1枚まで探し、別々の(R)にコールし、その山札をシャッフルする。
【永】【(V)】:このユニットが【双闘】しているなら、あなたのユニットはこのユニットを【ブースト】できない。

プロモーションで登場したアルフレッドのシークメイト。
起動効果のコストがやや重い上にレギオン状態だとブーストできないのが痛いが、カウンターブラストを消費せずに一気にリアガードを3体以上展開出来るのは非常に心強い。
シークメイトであるアルフレッドの起動効果を使えばさらに1体呼べるほか、ブースト無しでも単体で最高31000のラインを作れるのは双闘環境では十分な数値だった。
ソウルブラストで先にファーストヴァンガードをドロップしておけばシークメイトのコストでデッキに戻せるなど意外なところで小回りも効く便利なユニットである。


そして、2018年、ヴァンガードがルール改定と共に新シリーズを展開する中、新たな姿で彼は再びファイターたちの前に姿を現した。

騎士王の名において命ず!光の騎士よ、我と共に!

《騎士王 アルフレッド》
ノーマルユニット 〈3〉 (ツインドライブ!!) (フォース)
ロイヤルパラディン - ヒューマン パワー13000 / シールドなし / ☆1
【起】【(V)】:[【Cブラスト】(1)]することで、あなたの山札から「ブラスター・ブレード」を一枚まで探し、【R】にコールし、そのターン中、そのユニットのパワー+5000.山札をシャッフルする。
【永】【(V)】:あなたのターン中、あなたの【R】に「ブラスター・ブレード」がいるなら、このユニットのパワー+10000。

5/24日に発売された「結成!チームQ4」に収録された新たなるアルフレッド。
レアリティは特別なイラストなどを含めたSVRやORを除けば最高のVR(ヴァンガードレア)で、パックのパッケージにも選出されている今弾の目玉ともいえるユニットである。

効果は2つの単純明快なものだが、2つとも非常に安定性の高い上に凄まじくかみ合っている強力なもの。

まずCブラスト1でブラスター・ブレードを呼び出す効果だが、Vシリーズのブラスター・ブレード自体が中々優秀な退却効果とパワーを持つユニットであるため、
前準備無しでリアガード2枚分のアドを取れるのは中々に大きい。
仮にCブラストや《ソウルセイバー・ドラゴン》のSブラストやが足りなくてブラブレの退却効果が使えなくても(《プラック・エンチャンター》込みならもう少し楽になる)5000のパワーバンプのおかげで単体で15000ライン、フォースⅠをブラスター・ブレードのいるリアガードサークルに置けば25000ラインを叩き出せるのでそこまで気にする必要もないだろう。

そして2つ目の効果は、1つ目の効果が成功すれば自動的に達成できるので単体で23000ラインを形成可能。
さらにこのアルフレッドはブースト可能なのでフォース無しでも31000ラインを超えることが出来る。
生まれたてのVスタンダード環境では、先に騎士王アルフレッドにライドして相手にプレッシャーを与えつつ、ソウルセイバー・ドラゴンで一気に勝負を決めるのがロイヤルパラディンの必勝パターンとなっていたが、
必須カードともいえるこのカードの値段は予想通り大暴騰
500円デッキ発売前は2500~3000以上はザラであった。

ブースターパック「宮地学園CF部」モナークサンクチュアリ・アルフレッド登場で需要が最高潮に達した後、トライアルデッキ「Altimile」でより汎用性の高い《青天の騎士 アルトマイル》が登場すると鳴りを潜めた。

騎士王の名において命ず! wiki篭り達よ、追記・修正せよ!

この項目が面白かったなら……\ポチッと/

最終更新:2024年04月28日 07:39