天使にふれたよ!

登録日:2012/03/24(土) 07:42:57
更新日:2019/02/09 Sat 20:23:07
所要時間:約 4 分で読めます




なんか呼ばれた気がしたんだが


違います







『天使にふれたよ!』は『けいおん!!』に登場した放課後ティータイムによる楽曲の1つである。

初登場したのは2期最終回の「卒業式!」である。
卒業式が終わり、梓へのサプライズとして唯達3年生4人が発表した。
この前の梓が先輩の卒業を我慢しきれずに泣いてしまった場面も含め、作中の名シーンの1つとされ、多くの視聴者が涙を流した。

発表当初は4人が作詞をしたこと以外はいつどうやって作られたものなのか、天使=梓の真意は不明であった。


以下ネタバレ注意














映画けいおん!にてその真相が明らかになったのである。



事の始めは大学に合格したある日の事だった。
唯が「もしかしたら私達は先輩としての威厳がないまま卒業してしまうのではないか?」、「最後に何か先輩らしいことをしたい!」と言ったことがきっかけとなり、
今まで苦労をかけて来た梓へ何かプレゼントを送ろうとなったことがきっかけである。

曲を作ろうと決まり、卒業旅行でロンドンに滞在中も3年生4人は梓には内緒で部屋に集まり、そのコンセプトを考えていた。

出た意見は以下の通り

  • スケールが大きくてワールドワイドな曲

  • 唯達が卒業した後も後輩達のやる気が出てきて、無敵になれるような曲

などが出ていたが結局最後には放課後ティータイムらしい明るい曲にすることとなった。

作曲は紬によるものであり、ロンドンから帰国後に行われた放課後ティータイムによる卒業ライブの後に発表され、
4人はこのメロディーを元にして、それぞれ作詞を出し、話し合いをしてそれを1つにまとめた物が歌詞である。
映画の入場特典にはこの各自の歌詞が配られ、誰のどの歌詞が採用しているのかを見ると、またおもしろい。

その後卒業式後のサプライズに向け、唯、澪、律の家や河川敷などで練習を行っていった。

しかし卒業式前日になっても唯としてはサビの歌詞に納得が行かず、
「でもね会えたよ。すてきな君に…」→「でもね会えたよ。すてきな子猫に…」と変化させたが結局自己解決にはいたらなかった。
ちなみに唯が卒業式の朝に遅刻したのはこうして考え、練習していたからである。

卒業式が終わり、屋上で軽音部の思い出を話す中、
唯が「私達に翼をくれたのはあずにゃんなんだ。あずにゃんは私達に翼をくれたちっちゃくてかわいい天使なんだよ。」と言い、
そして「でもね会えたよ。すてきな天使に…」という歌詞になったのである。
そして発表に至り、最終回へとつながる…
その歌詞を見ての通り、この曲には4人の梓に対する愛や感謝、3年間の軽音部の思い出、別れてもずっと一緒だよという思いが込められており、
4人の思いをぎゅっと詰め込んだものとなっている。

先ほど書いた屋上のシーンでは成功するのか、喜んでくれるのかという不安から初めての学祭ライブでも緊張していなかった唯でさえ緊張していた。
梓への感謝や愛を詰め込んだ故に発表する前のその緊張は学園祭ライブやロンドンでの野外ライブ以上のものであった。
そのシーンはまた涙がこぼれたことだろう。


映画けいおん!は表向きには卒業旅行にロンドンに行く話と言っているが、その本筋はこの「天使にふれたよ!」の制作秘話と言える。
そのためロンドンでの旅行のシーンはけっこう少なく、卒業旅行の話と思って見た人や、初見では「いつになったら行くの?」と感じた人も少なくないだろう。



なお本編で流れたバージョンは「『けいおん!!』オフィシャル バンドやろーよ!! 〜Let's MUSIC!!3〜」に収録されており、
アルバム「放課後ティータイムII」には梓を含めた5人演奏バージョンが収録されている。



追記、修正って言うなら 大大大大大大大大好きって返すよ

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