ガルマン・ガミラス帝国

登録日:2009/10/21(水) 02:10:33
更新日:2023/05/29 Mon 14:27:09
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「ガルマン・ガミラス帝国」は、宇宙戦艦ヤマトⅢに登場する架空の国家である。


国家元首はデスラー総統。
銀河系の核恒星系に本星を持ち、ガミラス星と同様に二重惑星(双子星)であり、もう一方の惑星をスターシャとデスラーが命名している。
新帝都(首都)はデスラーパレス。単に「ガルマン帝国」と呼ぶことも。
銀河系のほぼ半分を手中に収めるほどの勢力を持ち、国境を接するボラー連邦とは敵対している。



歴史

本星は2201年以前はボラー連邦の支配下にあり、住民は奴隷同然の環境に置かれていた。
転機は西暦2202年。当時、暗黒星団帝国との戦いでガミラス星とイスカンダルを失ったデスラー総統は、ガミラス帝国の再建を目指し第2のガミラス星となる惑星を探し流浪の旅を続けていた。
その旅の途中でデスラーは銀河系核恒星系でボラー連邦の支配下にあったガルマン民族に出会い、彼らがガミラス民族と同一の民族であることに気づき、解放戦争を行うことを決意する。
独立戦争はガミラス残存勢力で展開され、戦闘空母やデストロイヤー艦などが確認されている。
戦闘は激烈を極めたが、デスラーはボラーとの決戦に勝利して周囲の星系を解放、ガルマン・ガミラス帝国を建国。満場一致で総統に選ばれた。

その後はボラー連邦との交戦を続けながら勢力範囲を拡大させていくが、恒星間に渡って信仰域を持つシャルバート教が内心の敵として立ちはだかってくることになる。
デスラー個人崇拝を基本とする独裁体制側と、マザー=シャルバートを奉じる一部のガルマン人との間には深刻な対立があり、弾圧されていたシャルバート信者が1周年記念祭に乗じて蜂起し新帝都デスラーパレスは戦場と化した。本星の防空体制もシャルバート信者の自爆テロにより機能不全になり、ボラー連邦のワープミサイルによる攻撃で危機状況に陥るが、ヤマトにより救われる。

ボラー連邦ベムラーゼ首相を太陽系での戦闘で戦死させた後、ボラー連邦に対して一大攻勢をかける。

西暦2203年、銀河大戦も終盤を迎えていた頃、異次元宇宙から現れた赤色銀河と銀河系の交差により、要部であった核恒星系に甚大な被害を受けたが、デスラー総統と一部の艦隊は、辺境視察に出ていて無事だった。

ヤマトの最後の敵ディンギル帝国ルガール大神官大総統をデスラー砲で殲滅する。


主要人物

デスラー 総統
タラン 総統副官
キーリング 参謀総長
ガイデル 東部方面軍司令長官
ダゴン 東部方面軍 第18機甲艦隊司令官
ゲーレン 東部方面軍第17空母艦隊 二連三段空母艦長
フラーケン 東部方面軍 次元潜航艇艦隊司令
ヒステンバーガー 西部方面軍司令長官
グスタフ 北部方面艦隊司令官     
フラウスキー 技術少佐
ヘルマイヤー 少佐・地質学者
ハイゲル ガルマン・ガミラス帝国の高官。シャルバート信者、蜂起計画の首謀者


軍事技術

ガミラスの技術を元に拡大改良された兵器群を多数有しており、それを持って全宇宙支配を目指している。
また、回転型砲塔など白色彗星帝国の技術を継承している部分も見受けられる。
その一方で、旧来のデストロイヤー艦がまだ多数現役で残っており、ガミラスの軍事技術の底の厚さを感じさせる。

リメイクシリーズ

『ヤマト2205』ではガルマン星とボラー連邦が登場。
デスラー艦隊による奇襲攻撃で、ボラー連邦はガルマン星から追い出される。
そして、ガミラスからの移民計画が発動された。



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最終更新:2023年05月29日 14:27