PEACH-PIT

登録日: 2011/02/12(土) 00:46:00
更新日:2025/07/29 Tue 16:46:08
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PEACH-PITとは千道万里・えばら渋子による日本の漫画家ユニット。
共に千葉県出身。

名前の由来は活動初期に使っていた「もものたね」とビバリーヒルズ青春白書から。

男性(青年)向け、女性向け、少女向けなど様々なジャンルで活躍する。
作風は主にファンタジー(エブリデイ・マジック)で「ラプラスの魔」「アカシックレコード」など専門用語を用い哲学的な描写が見られる。
アニヲタ諸兄からしても、ローゼンメイデンしゅごキャラ!といった名前くらいは聞いたことはあるであろう作品の作者でもある。
地味に代表作である漫画の多くがアニメ化している凄い方々。


■メンバー

  • 千道 万里
主にシナリオ、プロット担当。
シャープな画風。
甘いものが好き。
昔は「ブランドン博士」というペンネームを使っていた。

  • えばら 渋子
主にネーム担当。
繊細で柔らかい画風。
辛いものが好き。
昔は「ディラン教授」というペンネームで活動していた。


■経歴


1990年にPEACH-PITとして作品を発表。
その間に同人活動を行いつつ漫画を描いていた。ちなみにこの後の絶賛売れ出していた頃にもサークル活動を続けており、同人誌即売会でBL本を売り出していたという話もあったりする。

そして、2000年にプリズムパレットのコミカライズにて漫画家として本格的に活動することになる。
2001年には初の長編漫画となる『DearS』を連載、その間にも短編の『みずたま』を執筆するなどしている。(この時期からペンネーム名義はやめている)
2002年にはローゼンメイデンの前の作品となる『Rozen Maiden』を連載、さらにZOMBIE-LOANも連載するという3誌で漫画を描くことに。(Rozen Maidenは後に雑誌を変えてローゼンメイデンとして再連載される)
2006年には初の少女漫画『しゅごキャラ!』を連載。この辺りから彼女達の知名度や人気が一気に上がることになる。ちなみに二人は本漫画の読者から「ぴっとっち」や「ピーチャン」というように呼ばれていたらしい。
その後も『クギ子ちゃん(クギ子さん)』や『金魚坂上ル』といった作品を執筆、連載していった。
『しゅごキャラ!』は2010年には連載を終了したが、その後2024年には新章である『しゅごキャラ!ジュエルジョーカー』を連載開始している。

そして画業開始して25周年を迎えた2025年、記念となる展示会を企画。
クラウドファンディングを行ったところ、目標の倍以上のお金が集まり、7月から8月にかけて東急プラザ原宿「ハラカド」にて「PEACH-PIT25周年特別展」の開催に至った。
代表作から短編集を含む7つのエリアで構成され、各作品の原画やグッズが展示されており、原画集やクリアファイル等のこのイベント限定のオリジナルグッズの販売も行われている。
なお、25周年記念特別展前のイベント盛り上げプロジェクト情報解禁生配信が行われた際には、原作者と縁の深い声優である伊藤かな恵三上枝織の二人がMCを務めている。

■代表作品

(作品名/連載誌)


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最終更新:2025年07月29日 16:46