ミストラル(MGR)

登録日:2013/12/14 (土) 21:36:20
更新日:2023/01/14 Sat 00:40:36
所要時間:約 3 分で読めます




「私はミストラル…フランスの冷たい突風…」



METAL GEAR RISING REVENGEANCEに登場するキャラクター。
CV:朴璐美

  • 人物

デスペラード・エンフォースメントLLCに所属するPMCコントラクターで「破滅を呼ぶ風」(ウィンズオブデストラクション)の1人。
作中で登場するデスペラード社のメンバーでは唯一の女性型サイボーグ。フランスに吹く冷たい突風の名を持つ。
雷電がンマニ首相の護衛に失敗した3週間後、アブハジアの首都・スフミを占拠したテロリスト、アンドレイ・ドルザエフと共に行動している。
また、後に「ブレードウルフ」となる対話型インターフェイス LQ-84iを従えている。

フランス人の血を半分持ったアルジェリア出身の黒人女性で、ワンレングスの赤髪と一際目を引く 巨 乳 が特徴。
(ちなみにこの巨乳はドクトルの解析によると80%以上が本物か、もしくは相当の技術が使われているとのこと)
90年代に起こった内戦で家族を失った過去を持つが、同時にその時に犯人に復讐したことで人殺しの才能を自覚した。
その後はフランス国籍を取得するためにフランス外人部隊へ所属し、イラク・アフガンの戦場を渡り歩き、殺戮を繰り返す。
後に除隊してPMCコントラクターとなり、デスペラード社と契約。そういった経歴から雷電には近しい物を感じていたようだ。

しかしそんな日々に彼女は退屈していた。サイボーグとなり圧倒的な戦闘力を得た彼女の前で敵は自動的に死んでいく。
戦場という常に死と隣り合わせの場所でありながら、彼女は身の危険を感じることなど1度も無く、ただ仕事として人殺しをしていただけで目的も無かった。
(そういう点では使命に殉じて死んでいく敵を羨ましいとも語っている)
そんな時に彼女は「あの人」と出会い、理想をもらったという。

石油精製プラントで対峙した雷電に対しても理想はあるのかと問うが、彼の「弱者を守る」という理想を「くだらない」と一蹴し、襲い掛かる。


  • ボスとしてのミストラル

仔月光の腕を繋ぎ合わせ、その先端にナイフを握らせて槍のように、時にはしならせて鞭のように操って武器としている。
背中にも大量の仔月光の腕をマウントすることが可能で、そのフォルムはさながら千手観音か女郎蜘蛛を思わせる異形のものになる。
しかし背中にマウントしたものは武器として使用するのではなく、あくまで武器として扱っている方の腕が破壊された時のストックである。
また、常に5体ほどの仔月光を随伴させている。
この戦法は戦場で入手が容易な仔月光を利用することから「実に理にかなった戦術」とドクトルに絶賛されている。

◆連続攻撃
槍、もしくは鞭による連撃は間合いが広く、中にはガード不能の攻撃も含まれる。
ある程度ダメージを与えると斬撃モードで武器を破壊することが可能になる。破壊するとミストラルにも隙ができるため攻撃のチャンス。
遠距離での攻撃に付き合わず、さっさと間合いを詰めて武器を破壊して攻撃の隙を与えないようにしたい。

◆仔月光投擲
武器を破壊されると、周囲の仔月光を集めて腕を引きちぎって回収しつつ、本体を雷電に向かって投げつけてくる。
この攻撃はこちらの攻撃が届かない高台に移動した後にも使用してくるが、その場合はミストラルの足元に潜り込めば当たらない。
そうでない場合はシノギ、もしくはニンジャランで回避しよう。
ちなみに投げつけられた本体は爆発するが、この理由はドクトルの見立てだと、「仔月光に標準搭載されている燃料電池は爆弾にもなるので、無駄なく利用できるよう信管も搭載している」との事。

◆拘束攻撃
体力を削り、戦いの場をプラント内部に移した後は鞭を地面に潜らせて雷電を拘束する攻撃を行うようになる。
捕まった場合はレバガチャで脱出できるが、失敗するとその後の追撃で大ダメージを受けてしまう。

ボスとしては序盤ということもあり、パターンが素直なので攻撃と回避のタイミングをしっかり見極めればそれほど苦戦はしないはず。
むしろその前に戦ったLQ-84iの方が動きもトリッキーで強敵かもしれない。

BGMは「A Stranger I Remain」
目的も理想も持たず戦い続け、その果てにようやく探していたものを見つけたミストラルの心情が歌われている。
また劇中使用されるボスBGMでは唯一の女性ボーカル曲である。


最期は自らの槍で突き破ったタンクから漏れ出した液体窒素を雷電に浴びせ掛けられ、身動きが取れなくなったところを雷電の斬撃で粉々に粉砕されて敗北する。




「負けたわ…これが…殉死というものね…」


「悪くないわ…理想のために死ぬのは…」


「ごめんなさい…あいつを倒せなくて…」



「でも…私には分かる…」


「あなたが…負けるはずは 無い…」



「Je t'aime de mon coeur…(心から愛してる)」



ちなみにこのセリフ、ドルザエフに言ってるように見えるが、この直後に雷電の「お前のことじゃないと思うぞ、多分」というセリフ通りこいつに言っている。

…ポジション的には紅一点とおいしい役どころだが、序盤から登場するサムエル、サンダウナーはもちろん
同じくぽっと出ではあるが生ける名言製造機とも言えるモンスーンらと比較すると、ボスとしての強さもイマイチで地味さが拭えない。

彼女との戦闘に勝利した後は、ユニークウエポン・ポールアーム エトランゼが開発出来るようになる。
広い範囲をカバーできる攻撃範囲と、BPを使用することで多彩なコンボを解放できるようになるのが魅力だが、攻撃力は低めでシノギなどのガード行動ができなくなるためボス戦には向かない。
普段の雑魚との戦闘で乱戦になった場合に有用で、リッパーモードと組み合わせれば装甲の薄いサイボーグ兵士を一掃出来る。



追記・修正は使命に殉じてからお願いします。

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最終更新:2023年01月14日 00:40