ギャノン/戯阿音(牙狼-GARO-)

登録日:2012/03/28 Wed 14:06:15
更新日:2025/04/20 Sun 20:46:38
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注意!


ザルバ「おい、お前達!この項目は『牙狼-GARO- MAKAISENKI』の重要なネタバレが含まれているぞ。まだ全話見てないヤツは、今すぐブラウザバックしな!」

















いや、思い出したぞ。我の中にあった一つの望みを……

それは我が同胞でこの世を満たす事。人を喰らうためにな!


牙狼-GARO- MAKAISENKI』に登場する敵キャラクター・ホラーの一種。
演:ピーター

かつて「メシアの牙」「究極のホラー」「太古の赤き魔獣」と称されたホラー。

存在自体は『呀-KIBA- 暗黒騎士鎧伝』でも仄めかされている。
バラゴ(キバ)に付き従う魔戒導師エルダが、番犬所の命令でかつて恋人である魔戒騎士シンジと仲間の騎士2名と共に、その骸を探していたという。

この時はそれ以上語られず、「究極のホラー・ギャノン」という名前だけが登場したのみであったが……。




『MAKAISENKI』でまさかの登場。
赤い仮面の男こと布道シグマによって、行方不明だったその骸がとある森の祠から掘り起こされた。
彼の力の源である仮面と左腕はその骸から生み出されたもの。そのため、いくら斬り飛ばしてもギャノンの骸に断面を突っ込むだけでいくらでも再生できる。
また、シグマの悲願である人間を燃料として動く究極の魔号竜・イデアの核にもなっている。

ぶっちゃけこの時点でシグマの末路とラスボスを予想してた視聴者は多いだろう。
キバとメシアといった前例もあるので

物語終盤、22話にてシグマはイデアのコアを追っていた零、ワタル、レオと交戦。
その際に魔力の尽きた左腕に魔力を補充するために骸に触れた途端、突如動き出した骸によって逆に取り込まれてしまう。
ギャノンはすでに復活寸前であり、その最後の力としてシグマを食らったのである。

シグマを取り込んだギャノンは完全に復活、イデアすらも取り込む。
その容姿は赤いドレスを身に纏っている中性的なヒトのような姿。ぶっちゃけ小林幸子の衣装風である。
ただし大きさは鋼牙と対峙した時でも、普通の人間より遥かに大きい。

全ては復活のためのお前の計画か、と問いただす鋼牙。しかし、ギャノンは答える。

「この男(シグマ)の内の嫉妬と憎悪が我を呼び覚ましたのよ!我には何の望みもない」

「いや、思い出したぞ。我の中にあった一つの望みを。それは我が同胞でこの世を満たす事。人を喰らうためにな!」

イデアを取り込んだギャノンはホラーを生み出すだけでなく、傷ついたイデアを瞬時に再生させたり、号竜を大量に生み出すなど凄まじい能力を発揮。

さらに前述の同胞で人間界を満たすために、イデアを浮上させて真魔界からの脱出を図る。

だが、イデアを観察していたレオがその弱点が魔導筆に使われている「霊獣の毛皮」である事を見抜き、全ての騎士と魔戒法師の協力によって放たれた無数の「光矢流星」でイデアは爆散。
ギャノンは頭だけになってもしぶとく抵抗するも、最後は鋼牙がカオルから受け取った筆で放った「光矢流星」を受け、消滅した。


タグにもあるように、『MAKAISENKI』OPには女っぽい姿のホラーが前々から写っており、これがギャノンであることは予想されていた。
そして前期のメシア、『RED REQUIEM』のカルマのように、『MAKAISENKI』にもおっぱい女性体ホラーが出るかも!とも。


……が、まさかのピーター(♂)こと池畑慎之介☆氏であった。
23話『金色』のOP、あの雨宮フォントで表示される「ピーター」という(一見場違いにしか見えない)キャスト名には笑ってしまった人も多いだろう。

しかしそこは往年の名俳優。中性的な容姿の怪物を見事に女声で演じており、大物感漂う演技を披露し、ラスボスに相応しい風格を出している。

なお「戯阿音」という当て字は22話で完全に復活した際に背景に書かれたもの。




追記・修正はギャノンの股座から顔を突き出しながらお願いします。

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最終更新:2025年04月20日 20:46