ヤーグ・ロッシュ

登録日:2011/09/01 Thu 03:55:38
更新日:2025/04/09 Wed 07:26:31
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ヤーグ・ロッシュとは、ゲームFINAL FANTASY ⅩⅢ』に登場するキャラクターである。
CV:東地宏樹

デザイン担当は『不思議のダンジョン 風来のシレン外伝 女剣士アスカ見参!』や『聖剣伝説 レジェンド オブ マナ』の池田奈緒。

<キャラクター>


聖府軍の公安情報司令部、通称PSYCOM(サイコム)の若き将校。
階級は中佐。

同じく中佐のジル・ナバートとは士官学校時代の同期だが、一足早く昇格したジルの方が実質的な立場は上らしい。
……シナリオでの活躍は完全に「ヤーグ>(越えられない壁)>ジル」だが。


使命感が強く、自分の役割はコクーン市民の安全を守ることだと信じ切っている。
そのため、市民を一方的に虐殺するパージ政策には内心疑問を抱いているが、「より多くの市民をファルシの呪いから救うため」と自分を納得させている。
その複雑な思いが表出したエストハイム邸でのスノウとのやりとりは名シーン。
また、小説版では彼と思しき人物がサッズの息子ドッジと眉間に皺を寄せながら遊んでいる描写があり、面倒見の良い人物であることがうかがえる。


<活躍>


初登場は第7章。
ルシ絡みの騒動を片付けるため、商業都市パルムポルムに厳重な警戒網を敷く。
その後、ホープの父であるバルトロメイがルシ一行を匿っていることを突き止め、エストハイム邸を襲撃。
自ら銃の前に姿を現してルシが(外見的には)普通の人間と何ら変わらないことを証明したスノウに対し自分のしていることに疑問を抱きつつも信念を曲げることは無かった。
そして飛空戦車グライフでルシの抹殺を試みるが失敗。
警備兵に紛れ込んでいた騎兵隊に撃たれ、そのままフェードアウトするかに思われた…………


9章にてちゃっかり再登場。
バルトアンデルスを倒し、コクーンを脱出しようとしたルシ一行をプラウド・クラッドで撃墜しようとするが失敗に終わった。


その後、12章でまたまた再登場。
下界(パルス)からコクーンへと帰ってきたルシ達を抹殺する為、軍用兵器プラウド・クラッドを駆り聖府首都エデンにて迎え撃つ 。
一度は敗れるものの、一行がエデンの中枢であるファルシ=エデンに近づいた所で再度登場。
決着を付けるため、一行の前に立ちはだかる。
そして、この戦いにも敗れ致命傷を負った挙句、自分の部下がバルトアンデルスによってシ骸にされてようやく自分の信念が誤りだったことに気付き、全PSYCOM兵にルシの討伐中止と住民避難を最優先することを゙希望゙し、ルシ達を守るため迫りくる魔物を道連れにその生涯を終えた。


<戦闘>


直接戦うのは、12章のプラウド・クラッド戦のみ。
一回目ではバトル中最初のブレイク後「リミッター解除」を使ってブレイブ+ヘイスト+ガッツ状態になり、しかもHPが約30%回復する。
しかもブレイクする度に「報復攻撃」で激しい攻撃を仕掛けてくる為、防御優先と攻撃優先、両方のオプティマを上手く切り替えながら戦う必要がある。
ジャマーのコマンドは一切効かないため、エンハンサーで味方を強化して戦うのが吉。

二回目は地上形態と飛行形態を切り替えてくる。
残りHPが60%を切ると「リミ(ry」でブレ(ryになり、更にHPが完全回復する。
地上形態は攻撃が激しい分、ブレイク時は打ち上げが可能。
飛行形態は攻撃は緩いが、ブレイク後にまたも「報復攻撃」を仕掛けてくる。
また、形態が切り替わるとチェーンボーナスもチャラになるため、さっさとボーナスを貯めてブレイクしないとかなりの長期戦になる。
全体としては終盤にふさわしい強敵と言えるだろう。
……一度も戦わずに散ったどこぞのドS伊達眼鏡とはエラい違いである。


<名台詞>


「相手はルシだ、確実に仕留めろ ふたりと思うな 二匹と思え」

「下界を恐れてルシの抹殺を願っているのは誰だと思っている 聖府ではない 軍でもない 民衆だ!」


「スノウ君 君一人の命とコクーン市民数千万の命を引き換えに出来るか 私には出来ない よって君たちルシの処分を命じるしかない 恨むなら私を恨め」


「だとしても君らはルシだ ファルシでもルシでもない 人間を守るのは人間だ!」
「ルシ討伐は中止 繰り返す ルシ討伐は中止 以降は住民の避難を最優先にして行動してほしい ただしこれは命令ではない ゙私個人の……希望だ゙」

「君という人間を信じよう 見届けなくとも、守るだろうさ これが私の……最後の意志だ!」



ファルシでもルシでもない 追記・修正するのはWiki籠もりだ!


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最終更新:2025年04月09日 07:26