登録日:2011/03/20 Sun 11:08:11
更新日:2025/01/01 Wed 14:17:05
所要時間:約 5 分で読めます
相対する世界の真実に触れた時、
人は定められし宿命と対峙する。
海外では
Xbox360版と同時発売で、日本でもインターナショナル版として発売した。
シナリオ、ディレクターは鳥山求。プロデューサーは北瀬佳範。ファブラ全体のコンセプトとキャラデザは
野村哲也。作曲は浜渦正志。
主題歌は菅原紗由理の『君がいるから』。
元々はPS2用ソフトとして制作していたが、
FF12の開発が難航していた事と
FF7のPS3デモをきっかけにPS3用ソフトとして1から作り直した。
売上面では期待されていただけあって初日にミリオン、最終的に国内では180万本、世界累計は600万本とかなり売れた。
インターナショナルは2万本。
ゲームとしての評価は前作以上に意見が分かれており、特にRPGのどの部分を重要視するかで評価は大きく変わる。
大体
TOD2のような感じだと思っていい。
浜渦正志による
BGMは非常に好評で、通常戦闘曲の「閃光」は絶大な人気を誇っている。
続編のFF13-2が発表。こちらは最初からPS3と360の
マルチで2011年12月15日に発売された。モンスター育成や時間旅行によるマルチエンディングが楽しめる。
さらに完結編となるライトニングリターンズも発売された。
現時点、リマスター版が出ていないため現行ハードでプレイできない数少ないFFである。
steam等でPC版の配信がされている。フル3Dの
ゲームだがグラフィックはPS3同等のため、それなりのスペックがあればノートPCでも動作する。
◆特徴、システム
全13章。普通に進めるとクリア時間はおよそ60時間で、その半分が自由度が飛躍的に上がる本番、11章以降の時間になる。
海外市場を意識したためと全滅時のペナルティが薄い(戦闘直前からリスタート可能)ため全体的な戦闘難易度は高め。インター版ではイージーモードが選べるようになっており、後にPS3版でもアップデートで追加された。
自由度はRPGとしては低く、シナリオが進行すると後戻りも出来ない。シナリオ上、RPGでありがちな街の概念は消滅しており常に
ダンジョンであると思った方が良い。
別れ道が少ないために迷う事は無いが、他人との接触の少なさもあり、王道のRPGを期待していると痛い目に遭う事となる。
この仕様は物語をノンストップで進める、シナリオに着眼してほしいという理由でなった。
シナリオは全体的に
説明不足な部分が多く、独自の用語も多いので初見での理解は時間がかかる。メニュー画面にある様々な設定の詳細を見れるオートクリップで補完されているが、エンディングの描写だけは
ゲーム中では説明が殆どされていない。そちらはアルティマニアの方で補完している。
戦闘参加メンバーは3人。戦闘中に交代は出来ない。
各キャラはドラクエの作戦を極端にしたようなロール(役割)を組み合わせたオプティマに従い行動する。
オプティマは戦闘中に切り替えれる。
リーダーに任命されたキャラクター以外は操作出来ず、リーダーが戦闘不能になると全滅し、戦闘直前からやり直しになる。
リーダーも自動でコマンドを選択出来る機能、戦闘終了後に完全回復する仕様から連打したら勝てる
ゲームとネタにされていたが、実際は敵が強いので回復や支援を絡ませないといけない。連打だけでは勝てないという事は3章辺りから痛感させられる。
敵に攻めまくってチェーンゲージを上昇させる事でダメージが増えていく。敵のチェーンゲージが100%になるとブレイク状態になり、その間は大ダメージを与えられる。
3章から成長システムのクリスタリウムが解放。スフィア盤に似たような物だがこちらも一本道。FFシリーズとしては極端なぐらいに育成面が一方的な物となるがこれにより一定のバランスは保たれており、どのキャラも大きな格差が生まれる事は無い。
特定の
トロフィーを手に入れるとカスタムテーマが貰えるがバグがあるので注意。
◆プロローグ
人類の守護者「ファルシ」の祝福と「聖府」の統治のもと天空に浮かぶ楽園――「コクーン」
そこは、クリスタルによって生み出された巨大な機械や生物により守護され繁栄していた。
コクーンの住人たちは、長き安息の刻の中「外なる異物」を恐れていた。
下界――「パルス」の存在が目覚め、その姿なき侵略者に怯え、次第に人が人を疑い、憎しみを抱き始めていた。
コクーンの安定を望む聖府は非常処置を断行。
外なる異物の影響を受けたと疑わしき住人を大量に拘引し、パルスへの強制移住を宣言した。
事実上の追放であり、終着に待ち受ける真実は追放よりなお、非情だった――
そして、彼女はパルスのファルシに選ばれた。
彼女は自らを語らず、ただライトニングと名乗った――
◆主要登場人物
本作のメンバーは『VI』や『IX』同様に全員が主役級であり、目線もシナリオが進む毎に色々と変わる。
CV:
坂本真綾
本作の主人公。武器は銃に変形する剣。
FF主人公では
クラウドと同じ最年長。
妹が変な男についていくのが嫌で仕方ない。
CV:
小野大輔
ライトニングを義姉さんと呼び、よく殴られる男。武器は運動能力を上げるコート。
自警団「ノラ」のリーダーで彼を慕う人は多い。
CV:
福井裕佳梨
本作のナレーション。武器はワイヤーロッド。
途中毛狩り隊にジョブチェンジする。
CV:
江原正士
ライトニングにしがみつくアフロのおっさん。武器は2丁拳銃。
アフロの中にはチョコボが住んでいる。
CV:
梶裕貴
ある一件からスノウを憎んでいる少年。武器は
ブーメラン。
父とは不仲。母は剛。
CV:安藤麻吹
男性陣よりも男らしい女性。武器は槍。
ルシでありながら聖府の人間と共に行動している。
CV:
寿美菜子
ライトニングの妹でしまむらー。
スノウの婚約者であるがライトニングは認めていない。
決して
バイブルブラックの伊万里胡桃ではない似てるけど。
13-2では主役に抜擢された。
◆余談
本作は、シリーズの生みの親である坂口博信氏が一切関わっていない初のナンバリング作品である。
※作品やキャラクター、製作陣に対する愚痴や文句、誹謗中傷や批判などといった行為はコメント欄撤去やIP規制が施行されますのでやめましょう。
- 依頼によりリセットと警告を追加しました -- 名無しさん (2018-03-10 23:44:22)
- ゲームカタログに来ないかなあ 気になるけど今更PS3買うのは -- 名無しさん (2023-01-14 22:18:01)
- 今更やってるけどシナリオ酷いね。これを9000円で買った人は御愁傷様。 -- 名無しさん (2023-11-13 22:50:40)
- Xlllシリーズ3作含めて好きだったな。絶対ないだろうが3作一纏めにしてシステム面ブラッシュアップしたの出たら是非やりたい。 -- 名無しさん (2023-12-16 22:54:00)
- 里見の謎タグで吹いたwwでもホントにマップが文字通りの一方通行だったからなぁ....。チャプターセレクトもしくはクリア後に周回できる仕様を実装していればここまで言われなかったのではと思うのよ -- 名無しさん (2024-12-06 00:44:07)
- ↑いや…チャプターセレクトと周回程度では挽回には程遠いと思いますよ… -- 名無しさん (2025-01-01 14:17:05)
最終更新:2025年01月01日 14:17