稲葉正男

登録日:2014/01/02(木) 9:44:00
更新日:2023/05/07 Sun 18:38:07
所要時間:約 4 分で読めます




「ペルペルペルペルペルペル」
「Jesus!」




稲葉正男とは、女神異聞録ペルソナ及びリメイク版であるペルソナの登場人物。



CV:石塚堅(ゲーム版)・上田祐司(CDドラマ版)





[概要]
主人公のクラスメイト。クラスは2-4。セベク編の固定メンバーであり、雪の女王編ではルート分岐前に離脱するため使用できない。
通称は「マーク」。これは母親から「まーくん」と呼ばれていたのを同級生に詰問された際、「マークだ!」と反論したことに発端する。
直情的かつ感情的な性格で、一言で言えば頭より先に手が動くタイプ。 頭は自他共に認めるほど悪い 。
本人曰く「おう。別に卒業できりゃいーんだよ。オフクロもあきらめてるみてーだし」。
一方で芸術に関しては自身の興味もあってか高いセンスを持ち、ダンス・グラフィティ・アート等のストリートカルチャーにハマっている
近所の同級生を集めて作った「テイラーズ」というチームを仕切っている。
理屈に拘る南条圭とは対極に位置するパーソナリティの持ち主であり、その飾らない自然体な言動は良くも悪くも彼に影響を与えていく。
実家はクリーニング店を経営しており、過保護に接してくる母親のことをうっとうしがっているが、
異変発生後には身を案じて探そうとしたり、長期入院していた園村麻希の病室に(片思いしていたとは言えど)足しげく通っていたりと、
本質では他人への思いやりが人一倍強い性格。




戦闘では斧とショットガンを使用。*1
攻撃力が高い半面、攻撃範囲が狭く武器も銃も使いにくい。
ステータスは力・体が良く伸びるが重要な速のパラメーターが低いせいで行動順は非常に遅く、
彼が行動する前に狙っていた敵が倒されていたりと先に魔法を食らって自分が昏倒している場面が多い。
最適性アルカナは戦車。女神転生シリーズにおける破壊神に属する悪魔が分類されており、物理・魔法攻撃のスキルが充実している。
初期ペルソナは「オグン」。専用ペルソナは「スサノオ」。
前述のステータスの関係もあって攻撃力は高いのだが狭い攻撃範囲や低めのSPも相まってペルソナが育ちにくく、
高いステータスを活かす機会を武器やペルソナに殺されているという非常に稀有なキャラクターとなっている。
ある意味、このゲームにおける戦闘の位置取りと攻撃範囲の重要性を教えてくれる人物。
レベルを立ち遅れさせたくないのなら、速の高いペルソナをつけたり、戦闘での活躍を彼に集中させるなど、厚めのフォローはしてやろう。
相性の悪いアルカナは「正義」で、このアルカナに属するペルソナは全て使用できない。

悪魔との交渉手段は「踊る」、「見つめる」、「挑発する」、「ホラを吹く」。
相性の良い悪魔はそこそこいるため、忘れた頃に活躍することも。
というか、彼でないとすんなり興味を持ってくれない悪魔が稀にいる。










以下、ネタバレを含む本編での活躍









同級生の間で流行っていたペルソナ様遊びの儀式を行い、ペルソナ能力を手に入れる。
その際に気を失ってしまったため、入院中の園村麻希の見舞も兼ねて検査を受けようと病院を訪れるが、
面会中に突如として麻希の状態が急変し、救急治療室へと運びこまれる事態が起こる。
更に悪魔が町に溢れ出し、病院も迷宮化したことで麻希の行方もわからなくなってしまう。
覚醒したペルソナ能力でその場を脱した後、いったん主人公とは別行動。
後に悪魔に乗っ取られ迷宮と化した警察署の留置場から解放される形で、偶然にも学校の前で何故か元気になった麻希と再会したことで、
今度は事態の収束を図るために事件を起こしたセベクの支社長・神取鷹久がいるセベクの支社ビルへと乗り込むことになる。

道中、自分が知る麻希とはあまりに違いすぎる彼女に戸惑いを覚え、彼女の正体が麻希本人が理想とする少女像から生み出された
園村麻希のシャドウだと発覚した際はショックを覚えるが、その後も彼女のことを「園村麻希」として変わらず扱い、
共に神取の野望や転移先の世界の崩壊を阻止せんと奔走する。
また一匹狼の城戸玲司のことも分け隔てることなく接して彼の心を解きほぐし、南条圭とも考え方の違いから言い合いになりつつも
影響を与えていくなど、大小に問わずメンバーに影響を与えている。

彼の行動の指針は片思いをしている園村麻希を助け出すという非常にシンプルなものであり、
ゲーム中は最初から最後まで彼女の身を案じる発言を繰り返している。
それでいて麻希が好意を寄せている主人公に対して妬むような素振りも見せず彼女の身を守るよう頼んだりと、
非常に男らしく潔い態度を見せている(単に彼女が主人公を好いていることに気づいていないだけかもしれないが)。

最終的には麻希には振られた形になったようだが、そんな感情を嫉妬・未練に向けず、芸術の方向に昇華させ、
学園を卒業後は単身アメリカに渡りアーティストとして成功を収めている。
続編であるペルソナ2罪・罰には帰国が間に合わなかったのか仲間から知らされなかったのかはわからないが登場せず。
しかし、ペルソナ3ではニュースで彼らしき人物がインタビューを受けている場面がある。
単に掘り下げられる要素がなかったからとか言わない。











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最終更新:2023年05月07日 18:38

*1 初期装備の名前は「ツーハンアクス」。…多分通販で買った代物なのだろう。