ヨコヤノリヒコ

登録日:2012/04/29(日) 21:30:38
更新日:2024/04/19 Fri 01:18:20
所要時間:約 4 分で読めます





LIAR GAME』の登場人物。
漢字表記は横谷憲彦

実写版での俳優は鈴木一真。

◆人物

3回戦から登場し、アキヤマの最大の敵として立ちはだかる。

頭の回転は極めて早く、性格は非情。
大会社の御曹司であり、LIAR GAMEに参加せずとも個人資産は億単位。
そうした大金と巧みな話術にものを言わせてプレイヤーを買収し、途中で切り捨てるというプレイングを得意とする。
また支配欲が異常に強く、プライドが高いのも特徴である。

年齢は20歳。20歳である。大事なことなので(ry
職業は大学生らしいが、こんな大学生居たら嫌である。
外見上の特徴は眉無しオールバックに黒ずくめの服を好む。ぶっちゃけキm(ry
ネズミを持ち歩いているのも特徴の一つであり、曰く「支配される者の卑屈さを体いっぱい表現している」とのこと。(実写版では上記の容姿共々、そういった設定は存在しない)

実写版だと、なんか変なのぺろぺろしてるただの白髪黒髭。


◆戦歴

※以下ネタバレ含みます





○敗者復活戦(リストラゲーム)

ワタナベというプレイヤーの代理で参加。
金を餌にして大量の票を獲得し、ゲーム終盤でそれを高額で払い戻させるという奇策を披露。
その結果一人あたり1億円ずつむしり取り、10億近い利益を得た。
そのためにプレイヤーは全員億の負債を抱えることに。2回戦と合わせたら一人あたり2億。まさに外道

○三回戦(密輸ゲーム)

「北の国」のボス。
三回戦でプレイヤーに植え付けたトラウマを利用し、強固な独裁体制を敷く。
その一環で密告制度を採用したため、北の国のプレイヤー達は完全な疑心暗鬼に陥り、チーム戦であるはずの密輸ゲームは事実上ヨコヤの個人戦と化した。

持ち前の頭脳を活かして圧勝すると思われたが、実は中盤で3人の造反に気付けず、南の国に大差で敗北した。
しかし事前策として北の国の共有資産を自分の口座に横流しており、ゲーム結果とは別に10億を超える資産を独占することに成功する。
忠実に従っていた北の国メンバーを見限ったのだ

しかしチーム戦として見た場合、南の国に大敗を喫していることは事実。また3人もの裏切り者が出たことから、本当に支配力があったのかどうかも疑問。
ナオにそれを指摘された時は何も言い返すことが出来ず、ネズミに八つ当たりするという醜態を見せた。

本人としてはこのあたりで勝ち逃げ(ドロップアウト)するつもりだったのだが、ナオの挑発に乗せられる形で四回戦への出場を決める。
…だがそれは、この先の戦いで金を取り戻したかったナオの策略だったのである。つまり最後の最後でナオに騙されたのである。

○四回戦予選(感染ゲーム)

金とハッタリでオオツカエイイチとイケザワテッペイを買収。
チームとして動くことで模擬ゲームでは3人以外全員感染にさせることに成功し、大きなアドバンテージを得た。
そのアドバンテージを活かして序盤は圧勝するも、中盤以降はアキヤマに作戦を妨害されたりと一進一退。
そして終盤でアキヤマの罠にハマり、本戦進出は果たしたものの、3億円を失うことになった
取り乱して力任せにドアを蹴るヨコヤは必見。

○四回戦本戦(イス取りゲーム)

引き続き3人でチームを組むも、ハリモトグループ・アキヤマグループに数で劣るため親が取れず劣勢だった。
そのためハリモトと共闘を申し出たり、票操作をしたり、他グループを切り崩したりしていた。
終盤でハリモトグループ・アキヤマグループのイスを全て消すことに成功。あと扉絵でKILL THE KINGってロゴの入ったシャツ着てた。
勝者となると思われたが、ガヤ達14人に阻まれてイスに座れないという羞恥プレイを喰らう。
その結果、紙一重で敗者になってしまった。
これは、自分を最終勝者にする前提で報酬の引換券であるメダルを残している彼を追い落とし、捨てメダルとして放出していたデブを優勝させることでその価値を逆転させるための作戦。

頭脳戦を描くはずの本作では、この力業とも言える作戦は批判も多いが、「支配」を旨として策を講じるヨコヤ、対して「協力」で生き残るナオという構図は本作の縮図と言えるのでは無いだろうか。
そもそも、この状況に至るまでが頭脳戦の結果であり、強引に阻まないのであればルール違反でないことは本線前のプレゲームの時点で開示されている。

○敗者復活戦(入札ポーカー)
当初は密輸ゲームとイス取りゲームでかつて仲間だった者達から恨みを買い、初顔の者達にも悪評が広まって孤立すると思いきや、ディーラーがゲーム名を発表する前に自分がゲーム名と概要を預言し的中させる凄技を見せる。

ヨコヤ「私はライアーゲームの全てを知り尽くしている。」

こうしてヨコヤを完全に信じきったモブ達に「敗者の末路は何か?」と尋ねられ「非合法な薬品の実験材料として売られていく。」と告げ周囲を恐怖のどん底に追い込み、会場は再びヨコヤの独裁国家と化した。
同じ会場に居たフクナガはヨコヤには終始反抗を貫き通してはいたのだが、彼を窮地に追い込んだ上に自分は首位の手札を手にし、このゲームだけで10億円以上を稼いだ。


◆印象

登場当初(密輸ゲーム序盤)はあるキクザワと内通することで「透視が使える」と言い、飄々としていて掴みどころのない謎の人物として描写されていた。
ディーラーの触れ込みもあり、頭脳明晰且つ冷静沈着な人物と思われていたのは間違いない。
しかし密輸ゲームでアキヤマに敗北喫して以来、感情的な一面も覗かせるようになった。
と言うか現在では感情がかなり出やすい人として認識されている。
自信たっぷりな発言を繰り返す割にはアキヤマに良い具合に翻弄されることも多いお茶目さん。
普通に強敵なのだが、ヘタレとして認識されていることもしばしば。

ちなみにたまに「ヨコヤノリヒロ」と誤植されている。

ドラマ版では、秋山が潰したマルチの関係者で、Season1のラスボス
容姿は白い服装で白髪、嗅ぎ煙草を好む。
原作同様に秋山達と密輸ゲームで戦い、敗北…
しかし直が自分を信じてくれたこと、それに影響された秋山が自身の過ちを許してくれた事で改心する。
ファイナルステージでは、危機に陥った秋山を救うために登場する。
当初は秋山を救う代わりに、秋山が優勝した場合にもらう50億円を要求。
それが飲めなかった場合の救出を拒んだが、実際秋山が優勝した時にはそれを全額返還した。(この50億円+αは過去の敗北者の負債返済に使われた)
更にその後のスピンオフドラマでも、当初はフクナガにすら互いに負債が発生しない戦法を提案するなど、完全に改心した模様。
(もっともそうして歩み寄ったにもかかわらずフクナガ相手に騙され、「久々にをつきたくなった」と本気を出し勝利したが)


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最終更新:2024年04月19日 01:18