登録日:2011/05/07 Sat 17:36:25
更新日:2025/04/09 Wed 15:06:36
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モブキャラとは、脇役の一種であり、一般のサブカルチャー作品などでも必ずといっていいほど登場するキャラ属性である。
成人向け作品におけるモブキャラについては
こちらを参照。
◇概要
脇役とは主人公や主人公格、レギュラーキャラやボスクラスキャラなど以外の、所謂ストーリーの根幹には関わらないキャラクターの一種である。
勿論脇役の中でもゲストキャラやサブレギュラーなど話の根幹に来るキャラもいる。
しかしモブキャラはそうではない。
モブ(mob)とは、英語で「群衆」「群れ」を意味する英語。
モブキャラとはつまり名も無き通行人A、B、Cなどのキャラを指すのである。
実写作品でいうところの「エキストラ」にあたる。
なお、実写作品でモブキャラを主に演じる無名俳優は「大部屋俳優」と呼ばれることがある。
これは、まだ俳優の処遇が芸能事務所よりも興行会社との結び付きによって決まっていた時代、そうした俳優は興行会社が用意した大部屋にいっぺんに集められ、そこを楽屋としていたため。
俳優によっては、あまりに出演頻度が多いので、モブキャラしか演じていないにもかかわらずマニアに顔を覚えられてしまい、細かすぎて伝わらない超有名人と化してしまった者もいた。
ゴジラの初代スーツアクター
中島春雄も本職は東宝の大部屋俳優で、
東宝特撮映画にも着ぐるみの中の人だけでなくモブキャラとしてもチラホラと顔を見せていた。
また、大部屋上がりを売りにした「東映ピラニア軍団」というコワモテグループも存在した。
◇主な役割
簡単に言うと「メイン以外にも人間が存在してますよ」という事を示す為に存在する。
外に出れば必ず見かける名も知らない他人達、それが彼等である。
彼らは一部の事象や超常現象、または人物に反応したりあえてしない事でそれらの現象、言動を引き立たせている訳である。
その為一部の作品では彼らの存在は必要不可欠であると言っていい。
- 特殊な言動や外見に一般的な反応を示す。
- 化け物や悪役から逃げ惑う群集を表す。
- 一般的な心理描写を描く役割を果たす。
- ↑を逆手に取って、モブが率先して異常な言動を取ることで非日常の状況を明快に表す。
- 時にはその命をもって状況の過酷さ、凄惨さを示す役割を果たす。
- 無双状態となった主役キャラの必殺技の威力や機体の性能を表す。
などなど。
どんな作品でもモブキャラは必要不可欠ではない。
だがモブキャラがいないこと自体が異質な世界観の伏線となっている作品もあるように、モブキャラとは即ち日常の象徴、影の主役とも言えるであろう。
また、一昔前のアニメ作品においては、モブキャラをメインの声優さんが兼ねている場合もあり、
懐かしアニメの視聴の際の一つの楽しみと言える。
◇昇格と降格
モブキャラの扱いは、モブキャラを描く人間によって大きく変わる事がある。
漫画の背景キャラなどで明らかに絵柄が一致しない=アシスタントなどの作者以外の人が描く為、人によっては違和感が強い事もある。
逆に縛りが無い分描く人間が趣味丸出しで描く場合が多い。
某ラノベに至っては集団がもう一つのキャラとして確立した連中まで出ている。
その為時に大きな人気を博し、キャラ付けや設定の追加、出番の増減に繋がる事がある。(といってもサブキャラになることが多く、メインキャラになれることは少なめである。)
改悪されない限りそのモブキャラ好きは歓喜でむせび泣くだろう。
逆に人気の低迷、作者の思い入れor需要の無さ、作者の気まぐれによってモブキャラへと降格するキャラもいる。
これらはネット上で人気を博す事もあるが完全フェードアウトだともう涙しか出ない。
作者が扱いに困って消した場合などは見るからに迷走する場合も多く、観るに耐えない場合もある。
しかしながら、モブキャラとは作品にとってなくてはならないキャラである事は伝わったであろうか。
アニメや
ゲームのスタッフロールにおける(名無しの)モブキャラの表記は、大きく次の4通りに分けられる。
1.役柄を番号で識別する
村人A ○○○○
村人B △△△△
村人C ××××
のように、役柄に番号をつける方式。
劇の台本にも広く使われているため、最も一般的といえる。
もちろん「ABC」ではなく「123」をつける場合もある。
2.最初の役柄だけ書いて後は省略
村人 ○○○○
△△△△
××××
のように、同じ役柄が連続する場合は最初だけ書く方式。
『NARUTO』などStudioぴえろ作品に多く見られる。
3.役柄に番号をつけずに何度も書く
村人 ○○○○
村人 △△△△
村人 ××××
4.役柄自体を書かない
○○○○
△△△△
××××
役柄を書かず、声優名だけをズラッと並べる方式。
エキストラが多かったり、複数のシーンで同じ声優をモブに用いる事の多い
ゲームや劇場アニメでよく見る。
近年では『
鬼滅の刃』も該当。
なお、特殊な記入法の例としては『
北斗の拳』のアニメ版第1話のエンディングで
という、1.と3.の混同があったりしたこともある。
◇有名なモブキャラ
学園もの、キャラゲー関係
学園ものや一部の
キャラゲーにおいて、クラスメイトなどのモブキャラの一人一人が(妙に細かい)
裏設定持ちだったりする事は割とよくある。
学校の雰囲気=世界観なので各種イベントを際立たせる補助として便利だからだろうか。
長期連載ものだと、そんな裏設定を掘り起こしてモブから昇格するキャラもいたり。
唯、
律、
澪、
紬、
和らの主要キャラ5人の3年時に、
さわちゃん担任の元一緒のクラスになった33人。
そもそも
原作には外見を含めた描写も設定も一切ない、所謂「同じクラスの皆さん」である。
しかし、原作は
4コマ漫画なのでその他大勢をあえて描く必要がないわけだが、アニメでは自然な学校描写をするためにはモブは必要不可欠。
で、
京アニがそこのディティールを異様に凝った結果、なんと
33人全員に名前と設定、さらには26人に声あり(流石に大半が兼役ではあるが)と、
主要メンバー抜きでも話が作れそうなくらいの設定がされている。(
若王子いちごなんて個別記事あるし…)
京アニ作品の類似例として、
涼宮ハルヒの憂鬱の
ハルヒのクラスメイトらにも詳細設定が存在する。SOS団がほぼ話の中心となる以上モブ度は強めだが、
消失では8ヶ月間を経た上での人間関係の変化や制服の着崩しが反映されている。また「中二病でも恋がしたい!」シリーズも上記ほど目立たないもののクラスメイトの名前が設定されており、しかもメインキャラクターのような難読名字ばかり。
こちらも『けいおん!』と似たケースで、メインキャラばりの固有名詞、デザイン、設定が全員についている。専属声優がいるキャラも。
しかし悲しいかな本作のジャンルはホラーであり、彼らには「
死に役」という役目があった。
いわばジェイソンに殺される
DQNカップルとポジション的には変わらないのだが、彼らは概ね善良な美少女・美少年であるため
画面の端に気になる子を見つけては次の回で死にやしないかと視聴者はハラハラしながら動向を見守った。
主人公との会話シーンがあるなどメインキャラ未満モブキャラ以上のキャラがいたことも大きい。
あるいはその極限状態の中でメインキャラをしのぐ
鮮烈な印象(及び死に様)を残した生徒もいる。
そのポテンシャルと不憫な境遇からか、放送当時は彼らの日常などを描いたSSがネットで流行した。
このアニメは基本的に背景キャラでも1人ずつ顔が別で名前も設定されたりしているので、モブと準レギュラーの区別が非常に分かりづらくなっている。
エイブリーのように、初代劇場版から登場し、TV版第1話でも3人トリオで目立ってたキャラが実はモブで、トリオの他2名とも別グループだったと後に判明した奴。
ヤスミンカのように、劇場版2作目で十分目立ち、TV版でもメインキャラ扱いなのに単独主役回がなく、背景でお菓子食っているのが出番の大半を占めてたりする奴。
ワンガリのように、TV版初登場のモブのはずだが、インパクトのある外見とレポーターキャラとして目立つときは目立つ奴など、主人公のアッコと
ライバルキャラのダイアナ以外の地位が不安定である。
そしてゲーム版で(一部未登場もいるが)名前不詳だった生徒達にも一通り名前が判明し、それぞれに話しかけれることでどんなキャラクターなのかやっと分かった連中も多いのだが、
このせいでこのゲームでは本来の意味の「モブ生徒」としてアニメ版の生徒が使えなくなり、ゲームオリジナルの比喩でない名もなきキャラ達(話しかけれない)が投入されることとなった。
- 麻帆良学園中等部の全校生徒(魔法先生ネギま! 1時間目、2時間目(PS2のゲーム))
ネギの担当する2年A組の31人以外にも、全クラスの女子生徒がランダム生成されて登場。
各キャラに好感度が設定されており、自分のクラスをほっぽって彼女たちと仲良くなることも可能である。
また、魔法をかけることも可能で、眠らせたり、服をアーマーブレイクしたり、突風でスカートをめくったりやりたい放題できる。
…が、そんなゲームだからかレーティングは18歳以上。性行為とかは皆無だというのに…。
天使のミスで意中の少女以外にモテモテになった主人公に、大量のモブ子が襲いかかってくるゲーム。
主人公は彼女たちをエクスタシーショットという魅力で昇天させて進んでいく。
ドキドキモードという異空間に閉じ込めあちこちにエクスタシーショットを打ち込む事も。
多数の女子にモテモテになるというゲームだが、ストーリー上主人公は一途な為、彼女たちは単なる障害物扱い。
酷いときにはこちらに気付いていないものの進路上にいるから昇天させられるといったステージ構成の場合も…。
彼女たちの告白という攻撃でゲームオーバーになった場合、なんと主人公とトドメを刺したモブ子と結ばれる。
ちなみにオマケモードでも彼女たちの会話を楽しめる。
…のだがこの時は天使のミスが解消されており主人公への好感度が最低になっているため、割とキツい言動をしてくることも多い。そしてそれをもう一度昇天させるのが主な目的。
有り体に言えば単なる
ザコ敵なのだが、彼女たちには本格的なルートがないだけであり非常に大切に扱われている。
一人ひとりに顔と名前が与えられ、メインキャラと同じようにモデル鑑賞ができたり、
メインヒロインは新人声優が務める事が多い一方ほぼ台詞がないのに大御所声優や売れっ子声優が声を務めていたり異様に力が入っている。
履歴書のみの登場で本人の姿は顔写真のみ…という、モブとしても非常に珍しい扱いがされている。
それもそのはず、彼女もまたアイドルの一人。即ちモブなのにアイドルというちょっとよくわからない状態になっている。
そして人となりは不明なものの履歴書という特殊な登場の為、名前や生年月日、3サイズなんかも判明しているが、そのバストは92とアイマスシリーズに登場するアイドルでもトップクラス。更にその巨乳でバレエをやっていたという奇跡のようなモブである。
そんなポテンシャルを秘めた彼女の再登場を待ち望んでいるPは多いが、趣味や名前が既存アイドルと被っている事もあるのか出番はない。
こちらもクラスメイト全員にデザインと名前、そして部活動が設定されており、主に部活動関係でメインキャラたちと接することが多い。性格もなかなか個性豊か。アニメでは9人リストラされたが、その代わり身長が設定された。
多くの部員に細かな
プロフィールが設定されている。
ただでさえ大所帯なのに加え作中で年月経過し部員が入れ替わるため、
プロフィールが設定されている部員は悠に100人を超える。
アニメでも様々なシーンでそれぞれのキャラがしっかり描かれており、演奏シーン等で推しキャラを探してみるのも面白いだろう。
『劇場版 響け!ユーフォニアム〜誓いのフィナーレ〜』公開時には
その時点での全部員(総勢80名)のグッズを制作するというトチ狂ったことをした。
おそらく登場作品数&登場時期の長さで、並みの著名シリーズの主人公でも勝てない次元を誇るノベル界のモブ達。
六年一組のうち主人公のハチベエ・ハカセ・モーちゃんのズッコケ三人組と、準レギュラーでほぼ間違いない荒井陽子・安藤圭子・榎本由美子の美少女トリオ合計6人はモブとはいいがたいが、他の生徒は名前と顔の設定はあるものの「男子達」「女子達」「生徒達」としばしば束ねられるポジで
全体人数も座席表(後述)では41人なのに時々「全42人」とされるなど一定していない。
モブ同士の格差も激しく、一回限りのゲストというのがほとんどいないものの。
- 前述の安藤圭子(第2巻初登場)より先に第1巻で登場している高橋ケンジは、ガリ勉キャラというのはぶれないものの、勉強の事しか頭にないらしく生徒会選挙や文化祭に関わろうとせず以後空気。
- 同じく初期は自分が荒井と榎本の仲間だったのに、安藤にその場所を取られて影が薄くなっていく水島かおり。
- 逆に美少女トリオですらモブ扱い(「女子達」でひとまとめ)な『ズッコケ妖怪大図鑑』でさえも単独で名前が出る田代信彦は、無印で名前が出ただけで合計15巻分。(しかし顔は「馬面」なのはぶれないものの挿絵ではころころ変わる)
- 登場回数は少ない(名前が出たのは5巻分)ものの初出の『うわさのズッコケ株式会社』で大活躍をして、以後も出るときは目立つ中森晋助。
- 逆に一切セリフがなく、『ズッコケ文化祭事件』で行う劇で「(双子の姉の)素子に何かあった場合の補欠」という説明名前が挙がるのみ、以後言及さえもない福山孝子。
と千差万別、途中の巻から全41人が教室で座っている場面で名前を明記した「花山第二小学校六年一組座席表」を掲載するようになったので、誰がどんな顔かはすぐわかるようになった。
ちなみにこの座席表、ポプラ社の公式サイトでなぜか無料ダウンロードできる。
やたらと印象的な集団
いくら無個性なキャラ付けをされるモブたちでも、作品次第では外見や挙動が印象的なモブが大量に現れたりするのもしょっちゅう起こる。
特徴的すぎる場合は、その作品の世界観の象徴として扱われたりすることも。
文明が崩壊した世紀末の世界で我が物顔で暴力行為を働く無法者たち。
多種多様な人物が存在するし、髪型もスキンヘッドなど色々あるが、やたらと髪型が
モヒカンである者の割合が妙に高いためまとめてモヒカンと呼ばれる。
「ヒャッハー!」とか「汚物は消毒だ~!!」とか叫んでか弱きモブ市民を蹂躙するも
胸に7つの傷がある男に「アタタタタ」されて「
ひでぶ」「
あべし」とか言わされる。
ちなみに、「
ヒャッハー」も「消毒」も全く別のモヒカンが言っているし、1度しか出てこないセリフなのだが、北斗の拳のモヒカンというと大抵このセリフが思い浮かぶ。
あまりにも北斗の拳を象徴するキャラ(単語?)だったせいか、北斗のゲームではなんとかしてモヒカンがメインのモードを作ることも多い(例えば『
北斗無双』では最終的にとは言えプレイアブルキャラになった)。
パワプロアプリコラボではわざわざモヒカン仕様のザコプロくんの3Dモデルが作られるなど、二次展開ではそこそこ丁寧に扱われるケースもある。
もちろんケンシロウやレイに即死に2コマされる役はもっと多い。
で、上記の「
汚物は消毒だ~!!」を本当に言った人たちがこちら。
火炎放射器を装備した聖帝軍の兵士。セリフ自体は有名だが、どこで出てきたかは意外と忘れられている。
トサカのような頭ではあるが、きちんと軍に所属しており、上記の
モヒカンとは雲泥の差であろう。
もっとも中身はおんなじレベルであり、サウザーの前の道で地にひれ伏すのが遅かった民衆を汚物と称して焼き払う外道。
最終的には自分が消毒された。めでたしめでたし。
ちなみに北斗の拳の敵は基本的に無法者ばかりであるが、中には
ウイグル獄長の部下でありながら「ケンシロウが勝利するのでは?」と言ったり知的な活躍をするものもいる。
SRPGだが、ほぼ全ての存在にクラスが設定されており、更にメインキャラ・サブキャラのみならずほぼ全てのモブ指揮官に撃破された時のセリフが用意されている。
基本的に断末魔ということで悲鳴や吐血が多いが、生まれ変わった後や残してきた恋人のことなど死後を考えたり、悲嘆、賞賛、恨み言など幅広い。
断末魔以外のセリフも少なくなく、ネームドキャラとの会話の他最初の行動や攻撃の際にも雄叫びなどを上げたりする。
隠し面になるとクイズしたりリンかけをパロったりと出番はさらに増える。
ちなみに同じキャリアソフトの
グローランサーシリーズでもイベントで戦う
兵士全員に最後の台詞が用意されている。
アラバスタ王国を守護する4人の少数精鋭部隊。命を削り一時の力を得る水「
豪水」を飲んで
サー・クロコダイルに果敢にも立ち向かうものの、副官
チャカに
「
命を削る水を…”豪水”を飲んでいる もはや…数分の命………助からぬ!!!」
と壮大な
ネタバレをされてしまい、それを聞いたクロコダイルは
「勝手に死ぬなら自分が手を下す必要はない」とツメゲリ部隊の攻撃が絶対に当たらない高所へと退避した。
その結果、ツメゲリ部隊は何もできないまま吐血して自滅した。
基本的に死人は出さないというスタンスである本作において数少ない、過去編以外で明確に死亡した人物としても知られる。
スピンオフの『
中間管理録トネガワ』では
利根川の配下の黒服達が多数登場。一人一人に本名が付けられてある他、本編の黒服より個性が一際強くなっている。一方で本編よろしく見た目は揃ってそっくりであるため(というか名前までそっくりな黒服も出てくる)、序盤は利根川は部下の顔(と部下の機嫌取り)を覚えるため四苦八苦することに。
さすがディオ!
おれたちにできない事を平然とやってのけるッ!
そこにシビれる!あこがれるゥ!
ジョジョ各部に登場する
波紋も
スタンドも使えない一般人達。やっぱり敵や
主人公・味方の攻撃の巻き添えをくらう被害者が多い。
敵よりも味方側の出した損害が多いこともしばしば}
しかし多くのモブキャラは
原作者の作風によるものなのか、
ただのモブのくせにインパクトのある名言を残してくる者がやたらと多く、読者の記憶に残るような名モブも数多い。冒頭のディオの取り巻きのセリフは一度は聞いたことがあるだろう。
コアなモブだと
メインキャラに匹敵する数の
コラ画像を作られた
モブも。
猿先生の漫画で画面を
埋めるために出てくる、目に全く生気のないマネキンのようなモブキャラたち(通称・マネモブ)。
おそらくアシスタントが描いてる部分だと考えられる。
コピ・ペされて同じ顔が別の場面で見られることも多い。
主に観客として出てくる、全員がたらこ唇でハゲの男たち。
興奮すると全裸と化し、当然アレも丸出しなのだが、作中人物たちはまるで気にしない。
時々髪があったり服を着てる「普通の」観客もいたりするが、マキバオー世界の競馬の観客席は大抵こいつらで埋まっている。
また、日本と海外とでちゃんと描き分けがされている。
アプリのレースにネームド以外の枠を埋める形で出場するウマ娘。
かなりのバリエーションを誇るが自動生成ではなく、モブ全員に固有の名前とビジュアルが設定されている。
その数、なんと610人。
全身タイツを身に纏い、今週の怪人に随伴して悪事を働き、ダブルライダーに薙ぎ倒される戦闘員の皆さん。
敵組織の
戦闘員は、仮面ライダーのみならず特撮ヒーロー番組全般において欠かせない存在であるが、その中でもショッカー戦闘員は番組自体の人気もあって抜きん出た知名度を誇る。
近年では上司の怪人や幹部を差し置いてダブルライダーと並ぶシリーズの看板扱いされる事もしばしば。
なお誤解されがちであるが「
ショッカー」は組織、もしくは組織に自分の名を関した首領(OPに「納谷悟朗 ショッカーの声」とある)であり、こいつらの名前が「ショッカー」ではない。
ゴレンジャーの元締めである正義の組織イーグルに所属する軍人達であり、モブに厳しいのが普通の70年代特撮の基準で見ても異様に高い死亡率で有名。
姿が映れば遅くても数分後には黒十字軍が襲来し、マシンガン掃射であっという間に全滅して基地も爆破されるのがお約束。酷いときには画面に映った時点で既に襲われている。
そんな様子がほとんど毎回に渡って映るため、特撮ファンの間では「一般人よりイーグル隊員の方が死んでそう」「イーグル隊員は畑で採れる」などとネタにされ、「就職したくない正義の組織」の話題になるとかなりの高確率でイーグルの名前が挙がる。
同作に登場するモブTFの代名詞。
メインキャラである
スタースクリーム、
スカイワープ、
サンダークラッカーの色だけ変えた名無しのモブ兵士が大量にいる。
というか、たまに
色すら変えずに出てくる奴までいる。
しかしリメイクの常連であるスタースクリームの
色を変えるだけで玩具を展開できるというアドバンテージは大きく、後々設定を追加されてネームドキャラとして独立する奴も多い。
中でもサンストームは
アニメイテッドでスカイワープやサンダークラッカーと一緒にネームドキャラとして登場するという出世を遂げた。
ラブライブ!シリーズに登場するスクールアイドルの母親たちの総称。
どの母親も高校生の娘を持っているとは思えないほど若々しい容姿で、娘に引けを取らない美人。
台詞のある母親は一部に留まるが、担当声優はいずれもベテラン揃いという豪華っぷりである。
そのためか「未登場の母親を予想する」という楽しみ方が存在するとか。
アニメ『ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会』に登場した部活動の1つ。
出番は第1話の僅か数十秒程度の登場であったが、どこか地味ながらも狂気に満ちた絵面は視聴者達に大きな衝撃を与えたようで、
Twitterで「流しそうめん同好会」がトレンド入りするなど、小さからぬ反響を呼んだ。
ちなみに画面内で確認できる部員は少なくとも8人のようだが、虹ヶ咲学園の規模や諸々を考えると、多い部類に入るのか少ない部類に入るのかは不明。
そのまま退場と思いきや、何と最終話で再登場している。
余談だが同名の同好会は現実の学校にも実在するようである。
「黄金騎士」や「銀牙騎士」といった称号を持たず、普及型の鎧「ハガネ」を装着して戦う一般の
魔戒騎士。
モブの宿命として派手な活躍をすることはほとんどなく、上述のハガネを纏うのも稀だが、そもそも魔戒騎士の称号は特定の儀式などにおける役職を示したり、一部のイベントでたまに取り沙汰されるくらいのもので、基本的には称号の有無に関わらず魔戒騎士は全て同格の存在。
称号持ちの騎士が纏う固有の鎧も、元は全てハガネが変化したものである。
彼らも厳しい修行を潜り抜けて魔戒剣を手にした立派な戦士であり、シリーズにおいては由緒ある称号を持った魔戒騎士が彼らと互いに背中を預け合って共闘するシーンも珍しくない(その分、無惨に戦死してしまう騎士の姿が描かれることも多いが…)。
特に、TVシリーズ第2期『
牙狼-GARO- MAKAISENKI』終盤では多数の一般騎士が登場。
破滅の刻印によって死期が迫る中で魔戒騎士としての信念を巡って激論を交わしたり、ギャノンに苦戦する鋼牙達の元に援軍として駆けつけたりと印象的な出番も多く、彼らもまた「護りし者」の一員であることを視聴者に印象づけた。
魁皇高校で事件発生らしいよ
教師が立てこもりって草生える
魁皇って自殺した水泳選手のか
その名の通り、劇中のSNS・マインドボイス(我々の世界でいうTwitter)の利用者たち。その総数は約5千万人に及ぶ。
主人公・
柊一颯が自身が受け持つ3年A組の生徒たちを人質に教室に立てこもり、その状況をマインドボイスで実況した際には、事件が巷で話題を集めていたこともあり大勢のユーザーが面白観たさにそれに釘付けとなった。
一人一人の本名は不明で一颯を始めとする主要人物たちとも特に接点はない言うまでもなく「名も無きモブ」たちではあるが、
実はストーリーで最も重要な立ち位置にある存在である。
現に劇中では、根も葉もない情報を間に受けて有る事無い事を好き勝手述べる彼ら、彼女らと、
一颯の授業を通して成長し、物事が嘘か誠か考え見極めようと尽力するようになった3-A生徒たちとの対比が色濃く描写される展開が顕著にある。
現実での我々に該当する人物らを、そのようなポジションに置いた点では、本作はある意味で革新的だったのかも知れない。
かませ役あるいは被害者ポジ
主人公かボスキャラの技・能力の見せしめのために瞬殺される
かませ犬。日常系では死なないだけで毎度何かしらの被害にあうことも。
大体はモブが加害者と遭遇(あるいはモブが気づいていないだけで加害者が目撃するパターンも)→加害者か第三者に暴行しようとする→加害者に惨殺、といったパターンで退場することが多い。
略してシブタク。本編で最初に描かかれたデスノートによる被害者。
たったの4ページでの登場にもかかわらず、絶大な存在感を放つ。
よ 寄るんじゃねぇ……!
ぶち殺すぞ! わーーーっ!!!
サイヤ人編(アニメでのZ最初期)にて
ラディッツに遭遇した農家のおじさん。本編で(
悟空以外の)
サイヤ人に殺害された最初の人物。
物語に全く関わらないが、ラディッツから言われた
「戦闘力たったの5か……ゴミめ!」のセリフはあまりにも有名。
なお地球人の戦闘力の平均は2~3らしいが、彼がこの時手にしていた銃が戦闘力5に含まれているかは議論が分かれる。
クロロ=ルシルフルが
ネオン=ノストラードを昏倒させた場面で、監視カメラ越しに彼がネオンに決めた高速の手刀を目視。その際に上記の名言を残した。
その後クロロと1対1で対峙するが、念能力「インドアフィッシュ」で生きたまま貪られ、戦闘シーンもなく惨殺されてしまった。
一応彼のフォローをしておくと、対
幻影旅団用に召集された殺し屋たちの中では(
ゾルディック家の2人を除けば)トップレベルの腕利きだと
クラピカから目されており、相手が悪すぎたとも言える。
お 丁度いいくらいの鬼がいるじゃねぇか
こんなガキの鬼なら俺でも殺れるぜ
蜘蛛鬼の次男・
累の事を舐めきって彼の頚を切ろうとしたら、
逆に自分が蜘蛛の巣型の鋼糸でバラバラに切られて死亡するという壮絶な死に様を披露した一般隊士。その見事なかませっぷりから一部の読者から話題になった。
原作では細かく切られていたがアニメでは食べごたえのありそうな厚切りに
公式で設定された名前は「累に切り刻まれた隊士」。ファンからの別称は「肉柱」「
フラグ柱」。
こんな扱いでも「
鬼殺隊が給料制で昇進すれば給料が増える」「隊がほぼ全滅してても(賃上げ目的とは言え)
鬼を殺そうとする鬼殺隊士の精神性」といった
設定を説明するキャラとしては役に立っていた。
ハゲ4人衆で
志々雄様の部下。
といっても末端の部下に過ぎず志々雄様とは年に一回しか会えるチャンスがない、部下の墓を汚され怒りを覚えた
蒼紫の言葉に逆上して襲いかかるも4人まとめて蹴散らされた。
要は得物を小太刀二刀流に持ち替えた蒼紫の噛ませ。
お坊さんを彷彿とさせる見た目とは裏腹に女話で盛り上がったり蒼紫の部下の墓を汚し、最後には唾まで吐き捨てるなど下衆な性格、一瞬で蹴散らされるという面白すぎるくらいの噛ませムーブ2より小物感がプンプンするためネタにされることもある。
後に
四星というハゲ4人衆も出てきたが噛ませとはいえコイツラに比べれば遥かに善戦している。
日常系における被害者ポジ。
名前の無いモブだが、あだ名で分かるように体を揉まれるエロトラブルをよく受ける美少女。
あだ名が紛らわしいが「籾岡(
籾岡里紗)」とは別人であり、あちらは「揉む方」でこっちは「揉まれる方」である。
登場毎に胸が大きくなっていき、今や完全に巨乳の域に達している。
連載終了後に「新井紗弥香」という名前を貰った。
ファイナルファンタジー…ではなくファイナルソードに登場するモブ。
そんなに大きくない交通の要所であるビッグブリッジを一人で守っている。
とはいえそれだけならちょっと変くらいで問題はないのだが、それでも有名なのはその台詞。
「顔色を見たらここまでこれてよかったな」「今後生き残ることは簡単じゃないと思うが かっかっか」となかなかきついジョークを飛ばしてき、挙げ句襲撃してきたマンティコアに対し槍を剣のように構えながら身を守る。
だがそれは序の口。
そのマンティコアを倒したら「お前すごいな」「さっきは無視してごめんな」と名セリフを2連発で言ってくる。前述の通り主人公を若干見下した言い方はしていたが、少なくとも無視はしていない。
その後の「だがキングダムへの道は本当に怖いから」という台詞も騎士らしくなくてイカす。
とはいえこちらの強さがわかれば素直に称賛し、見た目だけで判断したことを謝罪する辺り人はできている。
以上のことから結構な人気キャラなのだが、その後のイベントにて恐らく死亡してしまったと思われる。
なお細かい台詞はDE版にて変わっているが、「お前すごいな」「さっきは無視してごめんな」はそのまま。
旧人革連領に暮らす少女。
友達と別れて帰宅した際、
リボンズ・アルマークと同系のイノベイドに擬態したELSに襲われ、連邦の研究施設にて左半身が金属化した痛ましい姿で再登場。
しかしその状態でも生きており、ワームホールからELSが姿を表した際に目を見開いている。
ラストシーンでは無事に回復し、外宇宙航行艦「スメラギ」の乗組員(
裏設定では艦長)となった姿が確認されてた。
演出的には存在感があるものの彼女自身は特別ストーリーに絡んだわけではないが、水島精二監督が「1発で外見を覚えられるデザインで」と指定したことから
主要な女性キャラにも負けない可愛い容姿の持ち主となり、視聴者からは「玄関子」や「メタルJK」といった愛称で妙に高い人気を獲得。
後に公式から「
アーミア・リー」という本名を貰い、
スピンオフではより詳細な描写も行われた。
また、『
スーパーロボット大戦BX』では
『機動戦士ガンダムUC』のバナージ・リンクス達の同級生という立ち位置になっている。
紫色に変色した謎の星から発せられた謎の光に巻き込まれ、粉々になって消滅したおっさん。
セリフは一切ないが、サンシャイン池崎を彷彿とさせる
顔芸と体が無数のポリゴンになる演出のチープさのインパクトが強く一部で人気を博している。
あるときは
巨大怪獣の噛ませ犬となり、あるときは超常現象と戦ったり、又あるときは町中にいる市民を護るために市街戦で
さも当たり前のように死んだり。
おそらく創作だと対人戦よりも多いレベルで怪獣等と戦闘しており、非日常の異常を表す噛ませ役になる。
そして美味しいところはちゃんと持っていく事もある。
- 異次元獣の被害者、もじ魔獣の被害者となる一般市民たち(天才てれびくんシリーズ)
それぞれlet's天才てれびくん、天才てれびくんyouのモブキャラ。
一部は演者がテロップに上がることがあるが、殆どはノンクレジットである。
てれび戦士がいなければ助かっていない非力な存在…なんだろうか。
大半は同情の余地有りの人物なのだが、もじ魔獣の被害者の中にはもじ魔獣の洗脳によって守守団の解散を望んでしまった擁護できない奴もいたりする。
- テレゾンビ、歯車家の被害者となる一般人たち (〃)
天才てれびくん(2023、2024)のモブキャラ。↑とほぼ同じ立ち位置だが、被害者が限定的なのと、
てれび戦士が被害者となることが多々ある関係で↑に比べると割合は少ない。でもそこそこいる。
- 商店街にいた男女4人(マウナが救出)
- 市役所の前でエナジーを奪われた男女6人(ルナが救出)
- 某駐車場にいた作業員(アーサーとダイチが救出)
- テニスをしていた男女4人(ポンが救出)
- カフェでお茶をしていた女性客2人(トアが救出)
- 母親に電話をしていた秋田弁を話す男性(キョウイチロウが救出)
- ジョギングをしていた男女カップル(キョウイチロウが救出)
- 工事現場の作業員3人(ソノマが救出)
- バレエ教室の先生と清掃員⭐︎(ケイノスケが救出)
- 中学校のバスケ部顧問⭐︎(ジョシュアとリラが救出)
- デートを楽しむカップル⭐︎(メイが救出)
真島の運転する車に猛スピードで轢かれた後、横たわる中彼が率いるテロリスト集団に取り囲まれ全身を銃撃されたサードリコリス。アニメ5話のラストに登場した事からこう呼ばれる。
そのオーバーキルとしか言い様のない悲惨な最期と、ボーイッシュな片目隠れショートカットと
イケメン系の整った顔立ちから、一部のファンの間で話題となった。
コミカライズ版では(あくまでもモブの範疇ではあるが)出番が増加している。ヒバナを模擬戦の観戦に誘う等、気さくな性格である模様。
作中に登場する一般的な
極道。
見た目は我々が想像するステレオタイプな極道者の姿をベースに、刺青を全身大増量した感じ。刀傷や銃創が付いている者もおり、女性も少数ながら存在する。
身内には情が篤いがそれ以外の者には冷酷で、
政治家も
警察も恐れない。しかも倫理観がぶっ壊れており、債務者を一家心中に追い込んだり女子供の内臓を売り捌くなどの行為は軽犯罪程度の認識しかない。
そして極道の間では
「裏社会で悪事かますと忍者が来襲る」とまことしやかに囁かれており、実際忍者によってまとめてなぎ倒される。
上述のセリフはモブ極道2名の会話だが、
二人とも同時に首を刎ねられた状態で喋っている。
本作の特徴でもあるが、首を刎ねられてから絶命するまでのラグが非常に長いので、生首だけで何かしらのセリフを放ってから死ぬ極道が結構いる。
令和版るろ剣第二期の前期OP「いらないもの」のサビに登場するモブ。
このOP映像では剣心が人斬り抜刀斎から流浪人に変わっていくシーンが有るのだが、その際に大量の侍が切り裂かれており何故か4人の男がアップで表示されている。
まさしくモブという顔立ちながら驚いた顔で斬られる謎の四人組は目まぐるしく移り変わるOP映像の中で非常にシュールであり、視聴者の中には彼らの正体を考察する者もいるとかいないとか。
……まぁ結局判明する前に普通にOPも切り替わったわけだが。
異様に存在感のあるモブ
ストーリーで何か重要なことをした訳でもないのに、インパクトの強さから語り草になる人々。
無論登場回数自体は少ないが作品によってはシリーズごとに類似したモブが出てくることも。
キン肉マンのモブを代表する、カツラ頭の中年観客。モデルは当時の編集者である。
上述の名台詞のほか、何度も解説を担当したりしてるので存在感は抜群、キャラソン「燃えろ!放送席」まで作られるほど。
新シリーズでは彼にそっくりなイタリア人が
ガンマンにカツラを取られていた。
初期によく登場していたモブキャラで、もともとは同作者の読み切り『下町戦争』に登場していたキャラ(名前もこちらより)。
『キン肉マン』においては地球防衛軍の長官だったり観客だったりドクターだったり様々な役割で登場している(全員が同一人物かは不明)。
比較的印象に残りやすいのは第20回超人オリンピック編にて
カレクックと牛丼を巡っての小競り合いをしていた場面だろうか。
新シリーズでは
アトランティスVS
マーリンマンの試合を観戦している人物の1人として登場。
ラーメン大好き小池さん。
オバケのQ太郎で初登場しており、背景で
ラーメン食っているキャラとして定着。
その後、F先生の『ウルトラスーパーデラックスマン』やA先生の『ホアー!!小池さん』ではまさかの主人公として登場(しかも後者は連載作品)。
ただし各作品ごとにパラレルの
スターシステムなので「出世」と言っていいのか微妙。
喪黒福造がよく通う店の主人(バーテンダー)。終始ほぼ無言で仕事をしながら客のやり取りを見ているだけながら、短編連作な本作において喪黒に次いで出番のあるキャラクターである。
原作・アニメでは完全に背景なのだが『ギミア・ぶれいく』内実写版『夢に追われる男』では芦田伸介、ドラマ版では藤村俊二とベテランが配置されており、ドラマ版後期では台詞数が増えていたという。
おばぁぁああああちゃぁぁあん!おばぁぁああああちゃぁぁあん!!
ただの街の交番のお巡りさん……だった筈なのだが何故こうなった(いい意味で)
かがくの ちからって すげー!
いまの パソコンつうしんは じだいを こえて ポケモンの やりとりが できるんだと
毎回シリーズの最初のほうに登場し、この世界の科学力について教えてくれる。
詳細は項目を参照。
金銀以降のシリーズに登場する換金アイテムを渡してくれるおじさん(ただしBW2では少年もこのポジで登場)。
ありがたいっちゃありがたいが、状況的に見て未成年にわいせつなもの不審物を強制的に持たせる不審者という構図になっている。きんのたまのネタ性も相まってしょっちゅう話題にされる。
シリーズに度々登場する、
頭部をフルフェイスマスクで覆った上半身裸ベルトのガチムチマッチョという全身存在感の塊のような名物モブキャラ。
しかもやたら数が多く、登場する作品では
どの町に行ってもこの筋肉モリモリマッチョマンの変態が大抵一人はいる。
ちなみにモブキャラとしては異例のアクションフィギュアが公式から発売されている。
ジオングを整備していた兵士。
ジオングに足が付いていないことを
シャアに指摘された時、整備に自信があったので
「あんなの飾りです。偉い人にはそれが分からんのですよ」と言う。
そして
「気にいらんな」と苦笑いしながら吐き捨てるシャアに
「気休めかもしれませんが、大佐ならうまくやれますよ」との言葉をかけて見送った。
2つの名言を残している事からおそらくガンダム史上最も有名なモブ兵士。
なお、1stとΖの間の時系列に位置する漫画『若き彗星の肖像』においてはシャアと再会を果たしており、「(足は)まんざら飾りでもなかった」旨を話している。
他にもガンダムシリーズには08小隊に登場した女性ジオン兵(通称ケルゲレン子)、ガンダムSEEDのイザークの部下の赤服の少女等、目につくモブが多く、そういった子達は名前をつけられたり、死亡扱いが奇跡的に一命をとりとめたりするともある。
イザークの部下子に至っては名前(シホ・ハーネンフース)のみならず、MSV扱いながら「兵装試験用に試験改造したワンオフMS」と
文面だけ見たらガンダム顔でもおかしくない専用機・シグーディープアームズまで貰った。
ただし、戦争を取り扱うアニメである為、赤ん坊を抱いたまま死亡した母親や、まとめてビームで蒸発する子供と兵士。
すぐ全滅する上後付で当時の最新機体ばかり与えられた事となった究極のかませ犬、スカーレット隊等、別の意味で印象に残るモブの姿も多い。
そんなガンダムシリーズは映像での視点は一機だけの高性能機に乗った
エースパイロットの物語である。
しかし結局のところ戦争においてのメインは映像では描かれない
量産型MS同士のぶつかり合いである。
主人公や
ライバルがどれだけ大活躍しても、(勝敗の要因の一つではあるが)大局が決するわけではないというのは初代から徹底している。
高性能機の活躍を見せなければいけない以上
量産機は単なるやられ役なのだが、時たま
量産機に乗りながら破格の活躍を見せながらも顔も名前も不明なモブ兵士は多数存在する。(後付けで名前やキャラ付けされたりすることもあるが)
というわけで一部を紹介したい。
かつての
シャアの副官であるドレン率いるキャメルパトロール隊。
既に熟練の戦士となっていたホワイトベース隊の射撃を掻い潜り、数の有利はありながらも善戦する。
また
セイラの
コア・ブースターの上を取ったのに無視しホワイトベースに向かうなど、目先の利益にとらわれない冷静さも見せていた。
またその中の一人であるクランシー(フランシーとも)がジェスチャーで「ガンダムは見ていない」というなど、相手の戦力をしっかりと把握し更に連携も行っていた。
尤も
アムロ・レイのガンダムがいない状態でもジワジワ追い詰められていき、そのガンダムの奇襲によって壊滅してしまうのだが…。
しかしたった一機、このガンダムに一騎打ちを挑んだ
リック・ドムがいた。
こいつはかなりの強敵でありアムロと何度も切り結り、互いに一歩も譲らぬ激戦を見せる。
そして最後にはヒートサーベルでガンダムのシールドを切り裂き、足を取った…と思いきや
アムロはシールドの下にサーベルを仕込んでおり、ドムの必殺の攻撃を受け止めた。
辛くもドムを撃破したアムロ達だが、強敵となっていくジオンの存在を知った彼らに、勝利の喜びはなかった。
でもこの後はそんなリック・ドムすらやられ役となってしまう。
機動戦士ガンダムTV放映版だと敵MSに屠られまくりで「この体たらくでなんで連邦は勝てたんだ」と言われまくっていた答えとして、劇場版ではジムやボールの活躍も描かれる事となった。
特に高速で突っ込んでくる相手ドムを見て瞬時にライフルを捨てサーベルで切り返すジムは一瞬の登場だったのに視聴者の印象に残った。
その後、一年戦争を書いた作品が増えるにつれてジムやボールの活躍シーンは格段に増え、ジオン目線の
IGLOOでは
それらが悪魔に見えるだろう。
この作品の連邦軍モブに至るまでチンピラのような粗暴な振る舞いを見せるのも、視点である主人公達の恐怖と絶望を表したものといえる。
機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争に登場。
新型MS打ち上げの警護に当たっていたが、サイクロプス隊の
ハイゴッグ、
ズゴックEに襲撃され、成すすべもなくやられる。
それどころか一機は腕を破壊され、マシンガンの反動で自分を撃ってやられる始末。
だがシャトル近辺の1機が命を掛けハイゴッグの一体を撃破。シャトルを文字通り死守した。
そして打ち上げは成功。殊勲を挙げたジムは残念ながら破壊されるも、その残骸は誇らしげに
サムズアップをしていた。
ポケ戦にはジオン側にも
ゲルググを駆り多数のジム・コマンドを撃破する名もなきエースが登場している。
ゲルググJ自体がワンオフ機に匹敵する高性能機であるがその性能に頼った戦い方等ではなく、ヒット・アンド・アウェイで敵を一機ずつ確実に仕留めていく。
途中、流石に多勢に無勢で一時撤退。
…と思いきや物陰に潜んで精密に狙撃、その後もジムのシールドを踏み台に退避した後敵の懐に飛び込み零距離射撃を実行するなど、まさしく「狩人」にふさわしい活躍を見せている。
連邦のジム・コマンドもザクを撃退するなど決して素人ではないのだが、だからこそこの
ゲルググの恐ろしさが身に染みる事だろう。
ガンダム戦記(PS3版)特典アニメに登場。
ア・バオア・クーにてジオンのエースエリクが対峙した連邦兵士。
白兵戦が苦手なはずの
ガンキャノンなのにバルカンでけん制しながらエリクの
ゲルググをひるませ、更に彼のシールドを踏み台に跳躍し後ろから来たザクを
ビームライフルで撃ち抜いた。
キャノン砲すら使わずに一瞬で味方をやられたエリクは「キャノンであのスピードなのかよ!」と毒付くしかなかったが、彼らには
更なる地獄が待っているのであった…。
なおその強さや描写からパイロットは
カイ・シデンではないかというウワサもあったが、裏設定なら「もしカイやハヤトが相手なら
エリクは死んでいた」との事である。
「モブであの強さなのかよ!」とか「じゃあカイやハヤトはもっと凄いのか」と言わざるを得ない。
マリーダ・クルスの駆る
クシャトリヤと戦ったロンド・ベルのパイロット。
詳しい活躍は上記項目に譲るが、今まで無敵を誇っていた
オールレンジ攻撃に
量産機で対抗し、後一歩のところまで追い詰めた大エースと言えるだろう。
ちなみに彼の部下はファンネルによって一瞬でやられていたが、
反応自体はできていた。
ロンド・ベルは腕利きの集まりという証拠に加え、ファンネルが絶対で無くなっていく時代の表れと言えるだろう。
機動戦士ガンダムF91に登場。
…正直この時代の連邦軍は腐敗も激しい上、機体自体も30年前とほぼ変わらない体たらくなので、
クロスボーン・バンガードの最新鋭MSには手も足も出ないが、そんな中でもすれ違いざまに敵を斬り伏せている
ジェガンや、艦砲射撃をかいくぐりデナン・ゾンと切り結んでいるGキャノン等の謎のエースが存在し、撃墜されてしまったパイロットの中にも相手がビームシールドさえ装備していなければ撃破出来たであろう戦闘機動を取れていた者もいる。
最初のフロンティア1侵攻の後もそれなりの数の
ジェガンが生き残って徹底抗戦している姿が描かれており、近年では「ロートルMSでここまで奮闘している時点で、辺境の部隊にしては練度や士気はかなり高い方なのでは」と評価する向きも少なくない。
バグに撃墜されるシーンばかりが有名な
ビルギット・ピリヨも素人上がりのシーブックをフォローして活躍する姿が描かれているし、案外この時代の連邦軍も完全に腐りきってはいない、簡単にやられるタマじゃなかったのだろう。
漫画版
機動戦士ガンダムF90に登場した
ジェガンのパイロット。
名前はあるが扱いはほぼモブである。
味方側の量産機部隊という
明らかにやられそうな設定を引っさげて登場した。
だが高性能なRFシリーズで武装した火星ジオン軍を
正面からの攻撃で叩き潰すという偉業を成し得た。
やっぱこの時代の連邦軍が平和ボケしてたって半分嘘だろ…。
とはいえさすがに
ラスボスの
ボッシュには敵わず撃破されており、以降は行方不明である。
余談だが彼らの旗艦「アドミラル・ティアンム」のオペ子は名無しながらとてもかわいい。
だが無能な艦長のせいで犠牲になってしまうのだった。
火星ジオン軍の殲滅には成功、部隊の何人か達は無事であったが、帰るべき旗艦を失った彼らがこの後どうしたのかは歴史は語っていない。
新機動戦記ガンダムWにセミレギュラーで登場していた本来の意味での「モブ」であり、ガンダムシリーズ屈指の強運のモブ。
「
カトル・ラバーバ・ウィナーを護衛している全40人の個人判別がほぼつかない集団。(隊長含め4人だけ名前が確認できる)」
という、どう考えても1話で2~3人ぐらいのペースで戦死していきそうな集団であるにもかかわらず、
最終回まで40人全員が生存。
(「機体が大破」は何度もあるが)
この作品はネームドキャラクターの
ほぼ全員がモブにやられている。
エドモンドは突如来襲してきたテロ組織の
子供達が操縦するジンによって命を失い、シャムスもシビリアンアストレイの一斉射撃で宇宙に散った。
他、最終局面でセレーネが抑えた
スウェンを実質的に外宇宙に放り出したのは
名もなき女性オペレーター。
彼女は仲間を手に掛けたと思ったのか放心するシーンすら書かれている、しかし漫画版では…。
そして特に語られるのが
ミューディーのラスト。
コクピットにビームサーベルを突き立て、彼女を絶望のままに嬲り殺しにした
ケルベロスバクゥハウンドのパイロットもまた名もなき兵士であった。
だが同時に死に様もやはり悲惨。特に序盤の子供たちにおいては救いの欠片もない。
SEED世界の苛烈さがこれでもかと描かれている作品と言えよう。
機動戦士ガンダムAGEの16話に登場し、
ヴェイガンのドラドに頭を吹っ飛ばされ瞬殺される。
…どこがエースやねんと言いたいところだが、やられてもただじゃ転ばないのがAGEのモブ兵士。
頭が削げても体は動くとばかりに腕を動かしドラドの動きを阻害、ガンダムに不慣れな
アセム・アスノのサポートをした。
ちなみに正体については媒体によってブレがあり、小説版では
オブライト・ローレインということになっている一方、OVA版「MEMORY OF EDEN」では人の良さそうなモブのおじさん。
後者は件の活躍がカットされ、頭を吹き飛ばされて終わりになってしまったが…
機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズに登場したモブ。
イケメン。
地球外縁軌道統制統合艦隊所属。カルタ親衛隊8人衆の1人。
カルタは部下達に標語を斉唱させる事を習慣としているが、その標語斉唱で少しずれてしまいカルタから「右から2番目、遅れてる!」と言われてしまう。
そんな恥をさらした彼だがパイロットの腕は8人の中では随一であり、乗機のグレイズリッターを駆ってバルバトスを追い詰めるが、残念ながら一歩及ばなくバルバトスの太刀に
押しつぶされるという壮絶な最期を遂げる。
しかし大気圏突入直前で臨界限界になってもなおガンダムと切り結ぶ彼の気迫と実力と、その後、
彼の乗機がバルバトスのバリュート代わりの土台にされたことで三日月が生き残ってしまう皮肉な展開から視聴者の記憶に深く刻まれる事となった。
機動戦士ガンダム 水星の魔女第4話に登場した女子2人。
水星から来た田舎者のスレッタに対し彼女のMSのカメラに細工をするという妨害をする。
理想と現実のギャップに耐え切れず泣き出すスレッタを見て「いぇーい」と喜ぶ性根の悪い2人。
だがそんな彼女たちにチュチュがぶちギレ、1人はワンパンで沈んでしまう。
しかしもう1人(ポニテの方)はやたら喧嘩慣れしており、少女同士の喧嘩で鳴るはずのない音を鳴らして
ガチの殴り合いを始めてしまう。
だが間に入ったスレッタを殴ってしまい、狼狽した所にチュチュの一撃が入って敗北した。
と、この回はまさかの等身大戦バトル(それもステゴロ)
だけしかないという、ガンダムシリーズでも珍しい内容。
そのある意味では感情むき出しの殴り合い
や沈んで生死不明のもう1人等から話題となった。
ちなみにこの一つ前の回でセミレギュラーの女子コンビ(フェルシー&ペトラ)が別の妨害工作をしており、彼女たちとキャラが完全にかぶっているのだが、
わざわざこのために新キャラを用意したスタッフには脱帽である。
ちなみに殴られた二人組はちゃんと生き延びていたらしく第2シーズンで再登場し、なんと喧嘩したチュチュから支援物資を渡されていた。
かつての遺恨を全く気にしないチュチュらしいエピソードと言える。
セイバートロン星滅亡の危機に際して地球に避難してきた
トランスフォーマーの一体。
地球人の協力者の提案で目立たない変身モチーフとして
信号機を選んだものの、
周囲に何もない郊外に一本だけポツンと突っ立っている信号機は普通に怪しさ満載であった。
警察や軍隊に絡まれた他のグループよりはまだマシな方だったが。
その後最終回でまさかの
新規変形バンクを披露、視聴者の度肝を抜いた。
キキにニシンのパイ作りを手伝ってもらった老婦人の孫で、そのパイの受け取り主。
これまでのキキの頑張りをすげない一言で無に帰して物語を暗い展開へ落とし込む、視聴者にとっては憎たらしい存在。
しかし見方を変えれば「現実は
主人公補正が乗りまくった都合のいい展開ばかりではない」という厳しさを教えてくれる存在でもある。
それに別に配達を妨害したわけでもなく、ちゃんと呼び鈴を鳴らしたらすぐに出てきて受け取りの手続きもしてくれてはいる。
子供の頃に観た人は、大人になってから改めて観ると心証が変わるかも。
- 雑談兵士&ダジャレ兵士(真・三國無双6、真・三國無双7(いずれも猛将伝含む))
ストーリーモードで出撃前に駐屯地で準備や情報収集をする要素のある6~7に登場、存在感を放つ。
蜀と晋の兵士は6から、以降は7(+猛将伝)から登場。
- 蜀伝→「俺です、俺」が口癖の兵が該当。劉備に命を助けられた兵がずっとついてきてくれる。なんとその子孫までもが…
- 晋伝→「俺、見ちゃったんです」口癖の兵が登場。駐屯地ごとに司馬家の内輪ネタを毎回目撃してしまう兵士。
- 魏伝→「聞いてくださいよー」が口癖の兵。曹操の話を色々としてくれる。演技ではなく正史から引っ張られたネタが多め。
- 呉伝→「私には分かるんです」が口癖の兵。孫権と練師の恋の行方を案じる出歯亀兵士。
- 呂布伝→「呂布殿、○○ですね!」が持ちネタの兵。呂布の武勇に惹かれてついて来て、精神的に成長していく。人によっては激励されちゃう。
ダジャレ兵士は無双6の時点で民衆と合わせて多数出現。絶対数を減らしたかに見えた7でも各勢力のルートに登場し、そしてプレイヤーだけでなく別の兵卒に突っ込まれるのがお約束。
2話「異世界遊戯ヴァンブー」で作画が未完成な
ファンタジー世界へ召喚されたポプ子&ピピ美に「はやく戦いなさいよ」と命令するも
「黙ってろ、顔も書いてねぇモブキャラが!」とピピ美に超絶メタ発言で一蹴された。
作品が作品なだけに、わずか1話、2カットの登場だけなのにやけに扱いが記憶に残るモブである。
え?犬か猫の方がインパクトがあるって?
他にも
ポプテピピックはかなりのシュールギャグな作品だけあって、原作の記念すべき(?)第1話から登場したベーコンムシャムシャくんや、シーズン2から登場し以後ほぼほぼサブキャラ化した
クトゥルフなど、この幼女以外にも無茶苦茶クセの強いモブが大量に登場する。
モヒカンが
北斗の拳で印象的な雑魚モブとすると、こっちは印象的な準ボスモブ。
名前の通り、ケンシロウが小さく見えるほどでっかいババア…と言うか老婆に化けた男。
たった一回の登場なのだが、あまりにツッコミどころのある展開のせいで妙に人気がある。
詳しくは項目参照。
北斗の名無しモブと言うと大抵は雑魚なのだが、
こいつは例外。
まだ、名前を名乗れない未熟な修羅、つまり修羅の国におけるモヒカンなのだが、
前シリーズのラスボスであるファルコに瀕死の重傷を負わせた超強豪である。
「こんなのがモブクラスで出てくる修羅の国とはどんなに恐ろしいのか」とケンシロウと読者を戦慄させた…が、
その後修羅の国には名あり修羅でも普通に雑魚なやつがたくさん出てきた。
こいつだけが強かったんじゃね?
このように話題に出ることが多いのだが名前が無いという事は不便という事で、各種メディアでは「砂蜘蛛」と言う仮名で呼ばれている。
オイオイオイ
死ぬわアイツ
ほう 炭酸抜きコーラですか…
たいしたものですね
末堂先輩との戦いの前に栄養を補給するための食事をしていた
バキの様子を見ていた二人組と、その様子を解説していたメガネの青年。
このシーン自体は特筆すべき内容ではないのだが、珍妙な雰囲気とオチが付けやすい展開などが受け、多数の
コラ画像が量産されることに。
公式もこの話題を認知したのか、バキと
佐賀県とのコラボでメガネが他のモブキャラと一緒に佐賀の魅力をPRすることとなった。
バキも独歩も末堂先輩も出てないのに…
最凶死刑囚編にて、
花山薫と
スペックの決戦の一部始終を目撃していた警察官。
バキシリーズにはグラップラー達の私闘や武勇伝をインタビュー形式で語る、解説役ならぬ回想役のモブが多数登場しており、片平氏もその一人。
しかし彼の場合、戦闘開始から決着までと並行する形でインタビューが何度も挟まっており、出番の多さゆえに必然的に印象にも残りやすかった。
試し割りの原理や閃光弾など警察官ならではの知見、本人の資質と思われる軽妙な語り口、そして自分の命すら危うい状況にいながら逃げずに決戦を記憶に留めていた胆力は特筆に値する。
また、警察官でありながら片平氏はヤクザの花山の喧嘩を見て「男として」憧れを抱いていたらしい。
アドベンチャー要素のある
ゲームにおいて、モブキャラの立ち絵を使いまわした結果、立ち絵の定例から外れるキャラが目立つ1例。
プレイヤブルキャラであるククル(実子)、クムユ(拾い子)姉妹の両親かつ
シルヴァの父の友人。
口調は荒っぽいが、単なる職人気質の人たちで節々からめっちゃいい人達なのが伝わってくる。
ただし、
夫婦そろって立ち絵がイベントでほぼ9割方ヒャッハーして主人公にしばかれているならず者の使いまわしであり、同作のモブキャラの中でも特に見た目と言動のギャップが凄まじい。
更には銃工房姉妹がメインを張ったイベントでモブ立ち絵のまま差分が作られた挙句、
元凶である公式にも「人相が悪い」とネタにされてしまった程。
他にも使い回す必要の無いアニメでも彼らと思われるキャラが同じ姿で登場している事から、どうやら本当にああいう見た目のようだ。
ちなみに件のイベントで登場したおかみさんの兄、ダン伯父さんの立ち絵もモブ荒くれ者の流用だが、いっそ新規にデザインした方が楽なのではというレベルで魔改造されている。何だそのモブへの拘りは。
ショップエリア3階にいる市民の1人。
しきりにアークスの仕事について感心している。
3階の足場の幅の狭さから座標同期がずれて2階に転落し、そのまま2階をうろついていることも多く、落ちた位置によっては地形に引っかかってスクワットみたいな動きをしたりと、ゲームシステムの穴にに変な形で引っかかった挙動が妙に印象に残る。
また、彼がよく落ちる位置はビジフォンや倉庫端末と近いため、この近くで放置しているといつの間にやら彼の挨拶でコメントログが埋め尽くされることもしばしばだった。
そんな事情からボイスもないモブのくせに変な人気があり、EP3において容量削減の一環としてモブ市民が一斉削除された際も悲しむ声は少なくなかった。
そして、EP4で実装されたフランカ'sカフェでまさかの復活。
居場所が安定しない仕様もわざわざ再現されている。
その後もアークスビンゴカードのマスのひとつに彼との会話が指定されたり、公式LINEスタンプにまで登場したりと公式にもしきりにネタにされる。
ストーリーの評価があまり高くないPSO2ではシナリオにあまり絡まないサブキャラに人気が集中しがちな傾向にあるが、モブ市民のくせにここまで愛されたのは彼くらいなものである。
上杉軍に属する武将の一人。
事あるごとに自身の事を「無敵」と自称して憚らず、常に自信満々で血気盛んに勝負を挑んでくるが、
能力自体は低い。
そのため「
俺は無敵だ!負けるわけがない!」という自信に溢れた台詞と共に現れ、アッサリとやられて「
ぐわああああ!無敵なのにやられたあああ!」と言う断末魔と共に退場するという、お決まりのパターンがある。
3に至っては
名あり武将並みの登場演出をもらっておきながら強さは雑魚クラスという謎の優遇を受けている。
多くの作品で
ビッグマウスのやられ役という扱いを受けている完全なネタキャラであるが、本シリーズには
鬱展開が散見されるため、ある種の癒しともいうべき存在。
まさに「愛すべき馬鹿」である。
アニメ版season2第2話にて登場したメジロ家の主治医。
足を骨折した
トウカイテイオーを治療する役目を与えられた人物なのだが、
無駄に強面な顔と、登場する度に毎度渋い声(ちなみにCVは南坂トレーナーも担当している古川慎)で「主治医です」と名乗る妙に濃いキャラが印象を残し、
二次創作方面でも「注射嫌いのテイオーを追い回す主治医」という類のネタが多く存在する。
一説によれば、メジロ牧場の元幹部であった武田茂雄がモデルではないかといわれている。
サリーと、彼を追跡していたメイトリックス及びシンディが訪れたショッピングモールの警備員。
仕事中でも女性客と談笑する軟派な性格な模様。
同僚からの報せを受けてメイトリックスを観察し、「少人数では敵わない」と店中の警備員を呼び集めるも、手も足も出ずに蹴散らされてしまった。
…とまぁ、役割そのものは特筆すべきところもないやられ役なのだが、メイトリックスの容姿について彼が放った「筋肉モリモリマッチョマンの変態」という名言はメイトリックス及び『コマンドー』の代名詞として知られており、
主役からモブキャラまでクセの強い面子が出揃う同作においても特に有名なキャラの1人。
なお、原語版においても「Gigantic motherfucker(バカデカいクソッタレ)」と大概ぶっ飛んだ言い回しだったりする。
剣崎一真が暮らしていたアパート「氷川キャッスル」の大家。「金満里子」という本名も設定されているが、知らない視聴者も多い。
剣崎がライダーの仕事の関係で2か月家を空けていたために家賃を滞納したことを理由に、部屋を勝手に別の人間に貸す暴挙に出た挙句、彼の抗議にも「こっちも慈善事業じゃない」と取り合わなかった。
その後剣崎の「ゴーツクババア」という呟きを耳ざとく聞きつけ、「何か言った?」と圧をかけた。
剣崎を演じる椿隆之氏のの活舌のせいで「ゴーツクババア」が「
オホーツクババア」と聞こえたこともさることながら、何故か演じているのは帯番組特撮『冒険ロックバット』の主役の声担当等で知られるベテラン女優の松金よね子氏であり、モブのくせに無駄に存在感があることで有名。当時は「てっきりレギュラーかと思った」という意見も多かったとか。
その人気が理由かは不明だが、
劇場版にもちょろっと出てくる。
上城睦月のアルバイト先のスーパー「マミーマート」の店長を務めるおばちゃん。
剣崎を万引き犯と誤解して睦月と共に引っ捕らえ、警察に引き渡そうとした。
出番そのものはこれだけだが、彼女が睦月に言った「万引きよ!追っかけて、睦月!」が「
マンビキヨー!オッペケテンムッキー!」と聞こえたことがネタにされる。睦月自身にはこれといった
オンドゥル語が特になかったことから、視聴者からの睦月の愛称は「ムッキー」で固まることとなり、発言主である彼女自身も『剣』の名物モブとして知名度を上げることとなった。
ちなみにこの店長を演じた須永千重氏は他にも2000年代の東映特撮のいくつかにモブで出演している他、トミカヒーローシリーズのチョイ役、『
魔弾戦記リュウケンドー』では準レギュラーの猪俣邦子役で出演している。そちらで顔を見覚えがある人がいるかもしれない。
シュゴッダムで暮らす大柄な一般市民。常に手にした箒がトレードマーク。
端的に言えばシュゴッダムにおける一般市民の意見を代弁する立ち位置なのだが、なにより印象的なのは物理的にもキャラクター的にも声がデカいこと。現実にもよくいるクチ
特に、初登場回でギラを持て囃していたところから、ラクレスの発表を受けてすぐに「やっぱりギラ王子は極悪人だぁぁぁぁぁぁぁぁっ!」と速攻で掌を返したくだりは有名で、あまりの変わり身の早さから「ラクレスの息がかかったサクラなんじゃないのか」と視聴者から割と本気で疑われたことも。
そのデカい声と大仰なリアクション、実況じみたセリフの数々から、ファンには「シュゴッダムデブ」のあだ名で妙に愛されている。
アニメ1期1話で、教室内で棒読み気味に「これは糸電話です」「聞こえるよー↑」というやり取りをしていた女子生徒2人のこと。メインキャラより大きく映っている上、机2つ分の距離で何故か糸電話で話すという癖の強い行動や喋り方から一気に人気に。その直前にも教室内でかくれんぼを行っており、登場シーンはこの2つしかないものの二次創作のネタにされるなど、カルト的な人気を誇る。伏線の多い作風から、何かの伏線では?とも言われていたが、結局は監督インタビューで本当にただのモブだったことが判明。実際それ以来台詞がない。
癖の強すぎる作風ゆえ、やはりモブキャラもカオス。インパクト絶大な大胸筋サポーター男、滑舌の悪すぎる誘拐犯、「ステラのまほう」でもパロディされたチントン亭店員、一瞬の登場ながらMAD動画で大人気の西野くんなどが有名か。チャーケニストに勝手に名前をつけられてネタにされている愛されているキャラクターも多い。
ストーリー中盤のミッション「
代償の街/REPRISAL」に登場する、現地の警察官。当然ながら本名ではなくコードネームである。
自宅から「私物」の対戦車ライフルを持参してテロリストを攻撃する、娘への誕生日プレゼントに戦闘機を検討するなどフリーダムな言動が目立ち、
重苦しい雰囲気で始まる本ミッションの癒しにもなっている。
彼ほど目立ってはいないが、本ミッションに登場する別の警察官「ベーカー7」もなかなかトンチキなキャラ。
こいつらおまわりさんです
鬼殺隊の隊員であり、直接戦闘をおこなう剣士とは異なり鬼との戦いの事後処理を行ったり運搬を行ったりする。
その中でも、「刀鍛冶の里編」に登場した女性隊員、通称隠のお姉さんは主に男性視聴者から絶大な人気がある。
戦闘に参加したわけでもなく、顔も目元以外隠れているのになぜ人気があるのか?その理由は彼女のスタイルにある。
確かに彼女もボディーラインなど殆どわからないダボダボな制服を着ている。
だがこの隠のお姉さん、そのダボダボな制服の上からでもわかるくらいのびっくりするほどの巨乳なのである。
また目元も非常にかわいらしく、「きっと美人に違いない」「顔を全部見たい」と言われている。
半天狗の回想に登場した人物。登場したのはたった
5コマ。
しかし描写されている限りでは、半天狗の嘘を瞬時に見破り、また彼に対し徹底的な罰を執行しようとするなど、奉行としては一貫している。
それは鬼となった半天狗に襲撃され、殺される寸前でも変わらなかった。
寝床で血に塗れた奉行が
最期に残した言葉は「その薄汚い命を持って償うときはかならず来る」という、正義を愛し悪を憎む奉行としてのそれであった。
その圧倒的な精神力と、それに比例して
たった2ページで片付けられる半天狗の過去との比較が印象的である。
湾岸ミッドナイトに登場した人物。
湾岸の走り屋に対してちょいとした悪戯…車線変更で割り込んで来るという一歩間違えば人命を奪いかねない悪癖の持ち主で、ブラックバードをも退かせたと言っている。
悪魔のZ・ブラックバード・
イシダヨシアキとそれを追跡するレイナによる最高時速300km/hに達するデッドヒートの最中にこれをやったため、
主人公である朝倉アキオを殺しかけ、悪魔のZを大破炎上させた。
事故後はビビっている姿が一コマ描かれただけで、特にフォローはない。
これにより
悪魔のZを語る上では欠かせないが誰こいつ?という印象が薄い存在になってしまった。
ジョジョの奇妙な冒険 Part6 ストーンオーシャンに登場するモブキャラ。
ドナテロ・ヴェルサスの回想に出てくる人物で、温厚そうな
おばさん。
少年時代のヴェルサスに突然
イチローが寄付したスパイクが空から落ちてきたのでそれを履いて遊んでいたところ逮捕され、家庭裁判所に送られた。
そこでヴェルサスは判事に「質問」された際にありのままを言ったのだが、いきなりキレて更生施設送りにしたという判事の風上にも置けない人物。
この時の顔芸が受け、吉良の同僚と同じくコラが作られる程度にカルト的人気を誇っている。
ジョジョの奇妙な冒険 Part7 スティール・ボール・ランに登場するモブキャラ。
ウェカピポの妹の夫とはすなわち義弟であるのだが、何故か妹の夫というめんどくさい肩書きにされている。
裕福な財務官僚の息子でウェカピポも友人として信頼を置いていたことから妹を嫁がせたのだが、妹の左目を失明させるほどのDVを行っていたことが発覚。
すぐさまウェカピポは離婚を申請するのだが、これが彼の自尊心を傷つけた。
ウェカピポに
問い詰められても「お前の妹は殴りながらヤりまくるのがいい女」等のやたらゲスい発言をし、『決闘』を申し込む。
だがその『決闘』では、やたらハイテンションで正々堂々と祖先から受け継ぐ『鉄球』で挑んだが瞬殺されるという雑魚さを見せる。ただし、よく見ると鉄球がウェカピポを掠めており、意外と実力は伯仲していたと思われる。まあこんなクソ野郎を義弟と呼びたくないというのはわからなくもないが…
この『決闘』で勝利したウェカピポは殺めたのが財務官僚の息子であることから表向き死亡したことにされ国外追放されてしまうという、ネアポリス王国の腐りっぷりと遣る瀬無さの残る辛いエピソードなのだが、彼の存在によってギャグ扱いされてしまうほどの存在感を残している。
そして当然のようにコラが作られる程度のカルト的人気がある。
ARMORED CORE VI FIRES OF RUBICONに登場する、ベイラムのMT部隊隊員。ミッション「レッドガン部隊迎撃」に敵として登場する。
このミッションには名有りモブ隊員が何名か登場するが、このオオサワだけ異様にキャラが濃い。
ミッション中、主人公「C4-621」の脅威度を喩えて隊員達の気を引き締めるために、レッドガン部隊の総長を務める「G1 ミシガン」が同じ部隊の「G5 イグアス」を引き合いに出し
「イグアスは貴様らの100倍は強い。こいつ(621)はその20倍も強かったというだけだ。貴様らの何倍になるか計算してみろ(要約)」
と発言。それに対し
「2000倍です!」と即答したのがオオサワである。
計算の答えとしては文句なく正解。しかし空気を読まずマジレスするオオサワに対し、ミシガンは
「答えてないで手を動かせ!」と叱責するのであった。
その後、621に機体を撃破されるも脱出していたらしく、自らの不甲斐なさを嘆く発言をする。それを聞きつけたミシガンから
「その声は数学が得意なオオサワか!」
と声をかけられる。
また叱責してくるのかと思いきや、(ミシガンにしては)優しい口調で「貴様は近接射撃訓練を増やせばかけ算以外もできるようになる(要約)」とアドバイスを授ける。
さらに、別の隊員が621との戦力差を驚く発言をすると、またしてもオオサワを指名し「うちの幹部にも算数の授業が必要だったようだな!」と語りかけてくる。
出番はこのミッションだけだが、ミシガンとの軽妙なやりとりが印象に残るため、「数学が得意なオオサワ」としてプレイヤー達の記憶に残る事となった。
リブート版HITMANの北海道ステージに登場する、病院地下の臓器保管施設の責任者。
タカシではない。
「
キュレーター」の異名を持ち、自身の鬱病治療を兼ねて「脳内に埋め込む事で脳内物質の分泌量を遠隔操作できるチップ」の実験を自分自身に対して行っている。
更に彼は
「臓器を彼女呼ばわりして愛でる」という異常性癖の持ち主で、チップのコントローラーを入手して脳内物質を増やしてあげると途端にテンションが
最高に「ハイ!」ってやつになってしまう。
そしてテンションがハイになった彼は臓器保管庫の警備員を追い出して「彼女たち」と幸せなひとときを過ごす…しかしこれは攻略においては大きなチャンス。
実は保管庫には暗殺対象エリック・ソーダースの移植用心臓が眠っている。警備員がいない状況でならイトウ氏にちょっと眠ってもらえば移植用心臓を楽々破壊する事ができ
これでソーダースの暗殺が完了した事になるのである。イトウ氏にはそのまま幸せな夢を見ていてもらおう。
なお、コントローラーによる脳内物質操作は増量と減量を交互に行う。脳内物質の分泌が抑制されてしまうと、イトウ氏は途端にネガティブになり、
自分自身や病院に対する絶望を呟きながら飛び降り自殺を図ってしまう。ターゲット以外の人物の死亡は問答無用で減点対象になってしまうので注意。
そして鬱状態の彼に再度脳内物質を増量してあげると、再びハイになり様々な反応を示す。
World of Assassination版に統合された現在では日本語音声非対応になってしまったが、統合前の「HITMAN」においては日本語声優の本気が垣間見られる。何故ベストを尽くしてしまったのか
主人公らが所属する海の平和を守る海上騎士団の同期団員。
物語序盤で任務に出ていた時、運悪く周囲の海域を荒らす悪名高いブランド海賊団に目をつけられてしまう。
突然の攻撃に船はパニックに。艦長スノウは混乱を収めるどころか狼狽えてまるで指揮が執れず、あろうことか仲間たちを置いて一人で逃げ出してしまう始末。
残された主人公と騎士団員は艦長不在の中懸命に応戦するが、海賊団は頭目ブランド自ら部下の暗器使いと共に船に乗り込んで来る。主人公の目の前で団員一人が殺されてしまい、そのままボス戦へ突入する。
この時、
一連のやり取りを傍で見ていた団員一人が加勢してくれる。
意外にも主人公と同等程度の実力があり、風の紋章レベル1(敵全体に確率で眠り付与)を持っている。
こういった一般兵にありがちな勝手な自立行動はせず、きちんとプレイヤーが指示を出して戦える。
ボス二人の集中攻撃を受けるときついが十分戦力として数えることができる。持っている眠り魔法も運が良ければ効く。
なお、その後のイベントでブランドは奥の手
「罰の紋章」の力を行使。部下の暗器使い諸共包囲した騎士団員を消滅させ、残念ながら共闘した団員もここで死亡退場となってしまう。
彼は名前も固有グラフィックもない一般兵でありながら主人公と共にボスと戦う勇敢な騎士であり、もしかしたらとんでもない逸材を亡くしたのかもしれない。
物語の舞台である共産国家「アルストツカ」への入国を希望している市民の一人。名前はジョージともジョルジとも。出身国はアルストツカの北方にある「オブリスタン」と思われる。
本作の入国希望者は必要な書類を全て持参し、それら全てに一切の不備がない者しかアルストツカに入国できない。しかしJorji氏の場合、
ゲーム序盤から何度も検問所を訪れるのだが
「必要な書類を一切用意していない」
「子どもの図画工作みたいな偽造パスポートを提示」「密輸を行っている」など、入国できないケースの方が多い。しかも懲りずに何度も来るし、賄賂をチラつかせて入国を要求する場合も。
セリフも他の入国希望者と比べるとかなり多く、制限時間内にできるだけ多くの入国手続きをしたいのに彼が登場するとそのペースが目に見えて落ちる。
システム上はお邪魔キャラでしかないのだが、愛嬌がありなかなか憎めないおじさん。主人公もそんな彼に情が移ったのか、
ゲーム終盤では親しげに話しかける事も。
ちなみにいくつかのエンディングに繋がるキーパーソンとして重要な役割を持っている。
「こちらには高峯様の道場に通う"葦名流"の夜刀丸さんがおる!」
(次ページ)(カハッ・・・)「夜刀丸さんっ!!!」
主人公・死なず半兵衛が立ち寄った村を襲う野伏せりを迎撃した村人。
凄そうで凄くない、嫌な予感しかしない肩書と、
名前が出た次のページで死ぬ即落ち2コマっぷりが読者の腹筋と体幹を崩壊させた。
とはいえ野伏せりの方も何人かやられており、他の村人は素人であることも加味すると、
そして一対多を処理しきれないチワワが多数存在することを考えればむしろ結構な手練れであることが示唆されている。
モブから昇格した例
昇格と降格の例を参照。ファンから人気を集めた結果メインキャラとなった愛されしモブである。
恐らく
このケースにおいてもっとも有名な人たち。
元々彼らはアニメ版のモブで作画も安定していなかったが、中々好評だったのか固有の名前が与えられ
(声優そのままの名前は固有と呼べるのかはともかく)、準レギュラー化&原作にまで逆輸入される事に。
特に高木は物語的にもかなり重要なポジションに収まり、2022年には彼をメインキャラに据えた『
ハロウィンの花嫁』が公開され、アニメ
オリジナルキャラ屈指の大出世キャラと言えるだろう。
上記の3人以外にも、
松田陣平と
萩原研二は2003年に放送された『揺れる警視庁 1200万人の人質』に登場した同期コンビでしかなかったが、松田は2016年に劇場版で公開された『
純黒の悪夢』で
安室透の同期という設定が追加。
萩原は原作では苗字しか設定されていなかったが、アニメ版で容姿と下の名前が設定されて原作にも逆輸入、さらには姉の千速が原作に登場するようになった。
また、
上原由衣も当初はモブキャラで犯人になる予定だったが、原作者に愛着を抱かれ、初登場となった『風林火山』シリーズの犯人は別のキャラに変更され、本来のモブキャラから準レギュラーキャラに昇格という変わった経緯を持っている。
なお、『コナン』では事件関係者以外のモブキャラも多く、これらのキャラは原作では名無しのモブになるのに対し、アニオリでは名前が設定されている事も多い。
また、そのアニオリでも話によってはエンディングのスタッフクレジットでの表記の仕方が異なる事もあり、エンディングで名前が判明する珍しいパターンもあれば、名前が設定されていたのにエンディングでは名無しのモブ扱いのパターンもある。
初代に登場する仲間キャラクター。野球部の数合わせで加入できる。
それ以外は特に何ともないキャラだったのだが…
2、8に登場したモグラーズ一筋のベテランモブ投手。5の時は枠内に入れなかった。
能力的にも大した事はないのだが、11で「そろそろ引退だから最期後の花道として」脱モブしサブレギュラーに昇格した。
なお、その代償として死亡ルートが用意された。つくづく報われない男である…
2、5に登場するモグラーズ一筋のベテラン選手。捕手だったが、5で中継ぎが足りないからと気まぐれにコンバートされ中継ぎに定着した何気に凄い選手。
能力的に大したことはないし何故かコンバートされるとパワーが0になってしまう。
登場していない7で
プロフィールが明らかになり専用の顔グラがつき、それ以降は準レギュラーに定着する大出世を遂げ、13ではなんと
娘が攻略ヒロインとなった。
だが再びモグラーズ(ホッパーズ)がメインとなる8において、何故か主人公が顔を覚えられないという事態が起きる。果たしてその真相は…?
通称「ブラボーおじさん」。
初出時はちょっと言動が印象的なだけの名無しの一般客に過ぎなかった。
しかし
他作品の作者に気に入られた結果、
そちらの作品にゲスト出演&再登場の希望が出されるという異例の事態になり、その作者が考案した設定を採用する形で準レギュラーに昇格した。
その後はアニメ版でタイトルコールや解説役を担当したり、続編で孫娘が登場したりと幅広く活躍している。
原作初期から『主人公の理想の学園生活の象徴』としてちょくちょく顔を見せていたがあくまでもグループの一員という扱いでセリフはほとんどなし。
むしろ、アニメ版の方が出番もセリフも多いぐらい。
アニメ終了前後に「
根元陽菜」という名前が判明し、キャラが掘り下げられるにつれてメインキャラの一人に昇格する大出世を果たす。
上記の学園ものにおける出世キャラの1例ではあるが、彼女に限らず
本作は特筆するレベルでモブから昇格するキャラが多い。
モブ顔を通り越して絵文字顔な
女子2名とか、初期に1コマだけ出ていた
弟の同級生とか。
この現象自体が主人公の独り相撲がメインだった連載初期と、青春群像劇に変遷した現在の差を顕著に示していると言えるだろう。
主人公
クロウ・ブルーストの
借金取立人。
第1話だけの一発キャラかと思ったら、中盤で隠しキャラ扱いでもう1回登場する。
あからさまにモブな顔にもかかわらずキャラが立ってたために「こいつはキャラ辞典に登録されないのか!?」とプレイヤーの間で突っ込まれた結果、
後編にあたる再世篇で本当にキャラ辞典に登録され、脱モブ化した。
シルビアが世助けパレードで率いる、笛で呼ぶと駆けつけてきてモンスターに向かって突進していく個性の強いオカマたち。
追加エピソードで全員にシルビアと出会う場面が描かれ、脱モブ化した。
名前こそあれど、プレイヤー武将に比べれば没個性なやられ役武将たち。戦闘スタイルのぶんだけバリエーションがありはするが、そう多くはない。
ナンバリングが重なるごとに、如何にもなモブ武将からプレイアブルキャラへと昇格→無双武将となるのもお約束であり、
そんな昇格した無双武将によって従来までの流れや場面が彩を増すことも多々ある。
無双武将へ昇格すると見た目やキャラ付け・喋り方等はモブ時代から別人化する事が殆ど。
モブ男性武将の大半は見た目がおっさん&じいさんなため、無双武将化すると
若返り化およびイケメン化する現象が多発しやすい。
誰だお前!?
そのため、長く
無双シリーズをプレイしていると「モブ時代の○○はこんなキャラだったなぁ…」と過去作品で感慨に耽れたり
「見た目とキャラ変わりすぎだろ!」と無双武将化した後発作品でツッコミたくなる事うけあいである。
過去作品では容量の都合もあったのかモブですら登場しない武将も割と多かった。
しかしハードウェアの進歩により一度に沢山のNPCを出せるようになった事から現在の無双シリーズではモブ武将が数多く登場している。
ただ、その一方で登場させられるステージが無かったり、活動時期が短い、架空の武将であるなどの理由により特定の作品にしか出ていないモブ武将も存在する。
長らくモブ武将のままであっても、後発作品でモブとしての見た目や使う武器などが変化する事も割とある。
元々剣で戦う文官型だったモブ(周魴)が、砕棒を軽々振り回せるおっさんモブへと進化したり
おっさんのままではあるものの、まだ若く見える方のおっさんになったり、ムサい方のおっさんになったりする事もある。
近年では知名度の高い武将だと見た目や口調が他モブと少し異なるタイプになっていたりも。
モブ容姿の様変わりについて一例をあげると戦国無双シリーズでは藤堂高虎が『chronicle 2nd』まで長らくモブであったが、
おっさん(無印)→じいさん(戦国2)→おっさん(戦国3)
途中で大きく老け込まされた後、「何か違う」と言わんばかりに再度おっさんへ戻されたりもしていた。
そこから無双武将化で青年化するんだからモブ→無双武将化現象は見ていて面白い
なお、女性武将に関しては女性そのものが本来戦場に出ないのもあり、モブとして登場する事は極めて少ない。
そのため、女性武将達は昇格による別人化が起こり得ない、あるいは起こり辛くなっている。
主人公
西住みほが元居た学校
黒森峰女学園に登場するキャラ
元々みほはこの学校にいたのだが、作中の一年前の大会決勝にて水没した仲間の戦車を助けに行った隙を突かれ敗北。小梅はその際に助けられた戦車の乗員であった。
そんな彼女が学校をやめず戦車道を続けているだけでなく、あの時に助けてくれたことを感謝しているという事実は、逃げ出したみほにとっては幾分か救いになったと言えよう。
本放送時は名前が判明しなかったが、後に「赤星小梅」という名前であることが判明。
その後も黒森峰内では隊長、副隊長に続く三番手として各種媒体に登場している。
尤も活躍しているかと言われるとかなり微妙なところだが
そしてもう一人モブから昇格したのがエミ。通称「直下さん」。
直した履帯を再び壊された事とその際に発した台詞から一部スタッフからも(非公式と断った上で)そう呼ばれていた。
彼女も黒森峰の四番手と登場。
劇場版では大洗連合唯一の名無しのみで構成された戦車という名誉ある?立場として登場。
なお活躍したかと言われるとやっぱり微妙。
そして本放送から7年程度経過した最終章放映時に遂に名前が決められたのであった。
ちなみにガルパンにおいて基本的に大洗女子学園以外の生徒は主要キャラ数人以外はモブであるが、何故か
知波単学園だけはほぼ全車長に名前がつけられている。とはいえ扱い的にはほぼモブであるが。
穂乃花は当初、「転校してきた
九条カレンの隣の席で、カレンの言動に反応するモブキャラ」として登場した人物。
しかし2年生になってカレンに加えて主人公の
大宮忍らとも同じクラスとなり、そこから少しずつ出番が増える。そして
夏休みにようやく名前が判明(若干差でアニメ1期より原作が先出)
そこからは忍と金髪同盟を組んだりカレン絡みでおかしな行動を取ったり
変態性個性が現れるようになり、原作終盤ではレギュラーと大差ない出番になっていた。
また、2019年には中の人の
諏訪彩花がアニメ版のメインキャストによる声優ユニットRhodanthe*に加わっており、メインキャラ扱いになった証とも言えるか。
香奈はその穂乃花の隣にたまに映ってるという「モブの横のモブ」で、穂乃花の名前が出たアニメ1期の頃でもまだ名前がなかった。
だが2期のキャストクレジットでフルネームが判明し、3年生の
修学旅行あたりから出番が増加。8巻で
オタクキャラが発覚したのを機に忍たちと絡むようになり、夏合宿や卒業旅行に同行したり最終巻では冒頭のキャラ紹介で穂乃花ともども描いてもらえるなど準レギュラーキャラの待遇となった。
こんな経緯もあり、両者とも自分のことを
モブだと自虐するシーンもある。
また、アニメでは昇格こそ無かったものの登場頻度の高いモブが他にも数人いる。
文芳社女子まんが家寮に入寮している漫画家の卵。
2人とも当初は名もないモブだったが、途中で「もんちゃん」「ぶんちゃん」というあだ名が判明し、最終的に4巻でフルネームが設定された。
あだ名の由来が「モブ」で名前の由来が「隅っこ、端っこ」という筋金入りのモブキャラであり、本人たちもそれを自覚している。
しかし本作の主人公であるかおす先生もまたネガティブで卑屈なモブ志向タイプなので、ネガティブ同士ちょくちょく意気投合している。
それでいいのか主人公。
- エイブリー・J・ジョンソン軍曹(HALOシリーズ)
大人気
FPSシリーズ『HALO』の名物キャラクター。
初代では単なる名無しの軍曹だが、
戦死してもその後のシーンでピンピンした状態で出てくるという謎の現象が何度も起きた事がファンの間で頻繁にネタにされる。キャラグラを使い回しているだけで実際は別人ということだったのだろうか?
その後、マスターチーフとコルタナ以外はヘイローから脱出できずに命を落としたことが明示されたはずだったが、ネタキャラとして人気を博したのを受けてか『
HALO2』では
ちゃっかり名前を与えられて生還し、チーフと共に勲章を授与される所から物語が始まる。
なお、どうやってヘイローから生還したのかについては「
企業秘密」と語っており、公式としてもジョンソンの生還に無理があることは承知していた模様。
その後も地球に襲来したコヴナント部隊を相手に部下を率いてチーフと共に奮戦したり、ヘイロー起動を阻止するためにエリート族と一時共闘したりと八面六臂の大活躍を見せる。
その後『
HALO3』で遂に本当に死んでしまうが、終盤では彼が残したジープがチーフ達を命拾いさせており、アービターからは「死してなお頼もしい味方」と評されている。
一介のモブキャラからここまでの活躍を見せたことから人気は高く、コアなファンからはチーフやアービターと並んでシリーズの看板キャラ扱いされることも多い。
通称「ヒフミトリオ」。
μ'sのメンバーではないが、ライブの照明・音響やビラ配りを手伝ったり、再始動が困難な状況だったμ'sの縒りを戻すのに一躍買ったりなど、
至る所で非常に重要な役目を担っている。
とりわけアニメ2期では、豪雪の中で予選会場に無事に辿り着けるよう、わざわざ他校の生徒を呼んでまで総力で除雪作業をやってのけている。
このように、主人公たちと比べて登場回数が少ない立ち位置にも拘らず、いざ出たら主人公たち以上の活躍で視聴者に壮絶な印象を残した。
そのあまりの優秀っぷりから神モブの愛称で呼ばれることが多い。
通称「よいつむトリオ」。
アニメ第1期では、ファーストライブのサポートで貢献した以外は応援が中心で、特に目立つほどの大きな成果は上げていない。
しかしアニメ第2期では打って変わって、
- 必死の努力も虚しく統廃合を阻止できなかったことに傷心し、本大会出場辞退を決意しかけていたAqoursの前に全校生徒を引き連れて現れ、熱いメッセージを送ってメンバー全員を立ち直らせる。
- 閉校祭当日の昼の終盤、大盛況だった閉校祭に花を添える形で、”浦女ありがとう“のメッセージ付きバルーンアーチを立たせて一斉に空に飛ばすサプライズを決行。
- 閉校祭当日の夜、小原鞠莉が締め括りの挨拶中に自責の念に押しつぶされそうになった時、手拍子をしながらアクアコールを始め、立ち直った鞠莉の呼びかけでその場にいた全員で『勇気はどこに?君の胸に!』を合唱し、閉校祭を綺麗に締め括る。
など裏方として積極的に行動するようになり、上述のヒフミトリオと同じ志でAqoursを全力で支える活躍を見せた。
その数少ない登場回数における優秀っぷりから、彼女たちもまた神モブの愛称で呼ばれることが多い。
が、そのスクフェスの派生作「スクールアイドルフェスティバルALL STARS」の企画がスタートすると状況は一変。
ストーリーの主役として新たに登場するグループに件の「モブライブ」組から投票で選抜されたメンバーが入ることになり、そうして選ばれたのが上記3名。
まさかのモブ→主役グループへと大出世を遂げた形である。
ちなみに、選考から漏れてしまったモブライブのキャラクターは原則
ゲームには登場しないものの、アニメ版虹ヶ咲に一部ゲスト出演している。
もとは「部長の竹内さん」という立ち絵すらないモブであったが、コミカライズを経て肉付けされた結果、移植版に
逆輸入の形で、なんと
攻略ヒロインにまで昇格した稀有な例。
初出は
公式のアンソロジー漫画にちらっと登場した名無しのオリキャラであり、原作である「
Fate/stay night」には
該当するポジションのモブすら存在しないというある意味凄いキャラ。
しかし件のアンソロジーの作者である磨伸映一郎によるスピンオフ連載が始まると共に
公式作品のモブキャラに昇格(?)。
その後、出番が増えるにつれ名前が与えられて正式に準レギュラー入りし、声優も設定されてドラマCDやアニメに登場するという異例の大出世を遂げた。
ただ流石に出自が特殊過ぎたのか、現在のところ「氷室の天地」の出版元である一迅社絡みの作品以外では作者が磨伸氏であっても
出演NGなんだとか。
元制服警官の
吸血鬼対策課職員。
警官時代の出番は
冒頭で吸血鬼の辻斬りに襲われるシーンだけ描かれ、その後は他のキャラの口から重症を負ったと説明されて終わりというまさに名無しの被害者という感じのぞんざいな扱いだったが、
単行本のおまけコーナーで騒動の後に
吸血鬼退治人としての修行を始めた事が語られ、
その後90話近くたってから
パイルバンカーを振り回す思い込みが激しくて声がデカい熱血漢というとんでもなく濃いキャラ付けを引っ提げて再登場した。
ちなみに再登場時のおまけコーナーで「モブから昇格」とぶっちゃけられている。
コンバット越前こと越前康介と共にマルマラ軍で戦っていた傭兵。
そう、
かの有名な「ダニー! グレッグ! 生きてるか!?」のグレッグである。
第1作では説明書にて「戦後は大学教授となった」と解説されているくらいで顔すら分からず、数少ないセリフもどれがダニーでどれがグレッグなのか全く分からなかったが、続編「デスクリムゾン2 メラニートの祭壇」においてまさかの本人が登場。
眼鏡で小太りのオジサンといった風体で、
変な体格や少年のように甲高い声が嫌でも印象に残る越前と比べるとあまり特徴のない容姿だが、中身は「
精神を病んだ人間のそばにいると心が和む」などとサイコな発言をかます個性派である。
出番もそれなりに多く、主人公の康とも
あからさまに前作OPを意識した絡みを見せた。
そして第3作となるAC版「デスクリムゾンOX」は越前ではなく彼がクリムゾンを手に入れた世界線での物語となり、なんとラスボスとして登場。
上記の通りモブから昇格したキャラは数多いが、ラスボスまで上り詰めたのは彼くらいのものであろう。
一方、相方のダニーも一応2には登場しているものの、自宅の地下牢で物語開始早々に殺害され、台詞は「知らん、そんなものは」の一言のみでボイスすらなしとグレッグとは比較にならないほど扱いが悪い。
ダニーが殺害された際の越前によるナレーションも「煽ってるようにしか聞こえない」と専らの評判。
原作ではただの学校の一生徒のカバとして登場していたがアニメで声優の
山寺宏一の力によってモブから昇格した。
今や作品を代表するキャラクターになっており、
アンパンマンの絵本やグッズでは絶対にいるほどになっている。
山寺宏一最強。
戦場に出てきてすぐ落ちる事で有名なモブ。
しかしその即落ちっぷりや1戦闘で2度落ちるなど、ユーザー間で面白おかしく紹介されたところ半公式化。
スタッフのツイッターでもネタ的に紹介されていたのだが、
ACE COMBAT Infinityの特殊機体の解説にて正史としてデビュー、ACE COMBAT 7のPSVR用モードでは主人公のウィングマンとしてまさかの再登場を果たした。
ただ未だに「コールサインのみ」の登場であり、本人の
プロフィールなどは作られてない辺りはモブから卒業できていない。
調査兵団第四分隊所属のモブ。
分隊長のハンジが探求心豊富すぎるあまり
「分隊長!生き急ぎ過ぎです!」などのキレのあるツッコミを常々入れており、作者が2chでその人気ぶりを見てただのモブから昇格。
その際フルネームに加え、副隊長であり
リヴァイ兵士長よりも古株という設定も追加された。
生き急ぐハンジを止めたりツッコミを入れたりするだけでなく、負傷したハンジに代わりに調査に赴き興味がありそうなものを残しつつ報告するなどよく出来た男であり、それ故か
「分隊長!!あなたに人の心はありますか!?」というあまりに不敬なツッコミも許されている。
最期も
超大型巨人の大爆発からハンジを守るため、咄嗟にハンジを古井戸へ突き落とし自身は跡形もなく吹き飛んで死亡した。
この時初めてハンジのことを肩書き抜きに名前だけで呼んだ。
ちなみに狙ったかは謎だが、モブリットの声の人は
かつてハンジ声の女性を傍に置き彼女の遺骸を取り込み主役側との最終決戦へと向かった
総大将を演じていた。
本作の敵役である
北海道第七師団帝国陸軍(の造反部隊)に所属する軍人。
初登場は13話とかなり早いものの、特に目立った活躍は無く、「ボスの鶴見中尉の隣にいる鼻の低いモブ」程度の存在感だったが、
江渡貝くぅん編で名前が判明し、レギュラーに昇格。
冷静な判断力と高い戦闘力を併せ持つ鶴見中尉の右腕であり、刺青囚人や金塊を狙う杉元や牛山の前に強力な刺客として何度も立ち塞がる。
また、杉元とは目的が一致した事で一時的に共闘する事もあった。
奇人変人だらけの第七師団で
数少ない常識人であり、それ故に周りに振り回される寡黙な苦労人というキャラは読者に好評を博し、人気投票では3位にランクイン。
初出はライジングの縦STG「疾風魔法大作戦」。
この時は名も無きモブキャラの一人にすぎず、ステージ1でプレイヤーに撃墜されるだけの存在だった。
しかしライジングのクロスオーバー的縦STG「アームドポリス バトライダー」にて、何故かゲストプレイヤーの一人として登場。
他のゲストプレイヤーは過去作の主人公格ばかりなので本当に謎の人選である。
プレイヤーに昇格したので名前と立ち絵が新たに用意されたのだが、メタ発言を連発するアラビア風の美少女というアクの強いデザインとなった。
また、立ち絵のタッチが何故か他のキャラと全く違う。
性能的には程々の移動速度、メインショットとオプションは貫通弾、ボムは巨大化による体当たりで火力と撃ち込み点の高さを両立している。
壊したくない所をうっかり壊してしまったりゲーム内ランクが上がりやすいという欠点こそあるが、使いこなせばクリア向けにも稼ぎ向けにもなる非常に優秀な機体。
その上エンディングでは何故か専用BGMまで用意されている優遇っぷりである。
番外:モブ役俳優
俳優。通称「
5万回斬られた男」。
通称通り、ほぼ全ての時代劇で斬られ役のモブとして登場。画面の隅にいても目立つ痩せぎすの悪人面と、見る者にカタルシスを与える派手なやられ方で、下手な主役より有名になった。
あまりに斬られ役としての存在感を放ったためか、ハリウッド映画『ラストサムライ』や、元々の出身である東映の特撮『
仮面ライダーW』の
作中の時代劇へ出演するにまで至っている。
なお台詞覚えが得意でないとの事で、役は浪人や悪役の手下侍といった台詞なしの斬られ役がほとんど。
ただし台詞がある手下の頭クラスや、斬られることのない町人や百姓といった単なる背景役を演じることもたまにはある。
一方で珍しく現代アクションドラマにゲスト参加したら(1980年『大激闘マッドポリス'80』第10話)、全構成員がオネエ系外見な犯罪組織の女装潜伏殺し屋なんてアレな役を回された事もあった。ちなみにその回のモブ女装組には新人時代の唐沢寿明もいたとか。
福本氏は2021年の正月に亡くなったが、時代劇の再放送で今日もどこかで斬られ役として登場している。
追記・修正・モブキャラの名付けお願いします。
- ワンピースの有名なモブってパンダマンとか大工のみなともさんの方が浮かぶのだが。 -- 名無しさん (2021-09-09 12:24:46)
- はる夫と安雄は? -- 名無しさん (2021-09-10 12:03:41)
- 球磨川『モブキャラの皆さんこんにちはー!』→グシャア -- 汚花のフラウィ (2021-09-19 10:27:25)
- あずまんが大王で1年と2年までレギュラーだったのに3年の卒業式にいなかったかおりん… 対して1年の時はライバル出だったのが同クラスになって卒業シーンで一緒にいた神楽… この2人の差や… -- 名無しさん (2021-09-19 10:48:54)
- 「ぱにぽにだっしゅ!」に出てきた、全員同じ顔で延々コピペされて出てくるクラスメイトのモブキャラが印象に残ってる。あれって何か具体的な設定とかあったりするんだろうか? -- 名無しさん (2021-10-14 10:53:57)
- そいや神のみの神にーさまはちひろのことを『モブキャラ』と称していたけど最終的に結ばれたのはスポーツ女子でもアイドルでも幼馴染でも男装女子でも義妹でもなく『モブキャラ』と呼んだ女子だったっていうね。 -- 名無しさん (2021-12-09 21:30:05)
- アトリエシリーズの女性モブは昔から可愛いと言われていたけど、ライザ辺りでもう普通に他ゲーのヒロイン枠やPTキャラ張れそうな感じになった気がする(その分男モブがヒラメ顔になったりしてるが……)。 -- 名無しさん (2021-12-15 02:35:39)
- グラブルのまりっぺには驚いた。 -- 名無しさん (2021-12-15 12:02:59)
- ぱにぽにだっしゅのモブが完全にマネキンで、怖くて1度見て見るのやめた -- 名無しさん (2021-12-15 19:14:56)
- ↑ つ【非タレントのゲストとマネキンとの結婚式画像】 -- 名無しさん (2021-12-29 11:57:15)
- 自称モブの主人公より長年登板したモブの方が有名という皮肉。ひとつの事を極めぬけ -- 名無しさん (2021-12-29 11:59:13)
- アリスギアのストーリー中の総力戦演出で汎用装備・必殺技無しのモブ3人操作+プレイアブルのサポートで挑むステージがあったなぁ。サポ呼ばないでも制限ギリギリで勝てるステージだけどプレイアブルの規格外さと自軍の劣勢がうまく表現されてたな -- 名無しさん (2022-02-17 21:59:51)
- ヒョウタンツギは入るかな? -- 名無しさん (2022-08-20 22:23:05)
- ログ化を提案します。 -- 名無しさん (2022-09-03 21:09:28)
- HOOK作品だと恒例の隠しヒロインでよく居るイメージ -- 名無しさん (2022-11-05 05:41:27)
- アデランスの中野さんも有名なモブキャラかな? -- 名無しさん (2022-11-24 19:58:26)
- ログ化しました -- (名無しさん) 2023-02-21 13:29:11
- この項目で取り上げるのに相応しい例かは分からないが、個人的に印象に残っているのは「科学戦隊ダイナマン」。最終回の一つ前の回で、遂にダイナマンを倒したと思い込んだ敵が戦闘員(モブ)を沢山引き連れて勝利の大行進を敢行するのだけど、その場面はスーツアクターのみならず普段ダイナマンを演じている俳優、監督らスタッフまで総動員で戦闘員の格好をして演じたそうだ。 -- (名無しさん) 2023-07-03 22:21:40
- 555とドンブラの井上敏樹とか、マーベル映画のスタン・リーみたいな制作側の大物のカメオ出演は入れていいものかどうか -- (名無しさん) 2023-07-04 10:17:28
- ↑16もっと悲惨な名前すらあまり言われない千尋… -- (名無しさん) 2023-08-25 09:27:42
- コードギアスだと定期的に壁に印を刻む壁子とか「残念でしたぁ、あなた騙されちゃったの」と心の底から信用させたC.C.にコードの呪いを押し付けてようやく不死身から解放された残念シスターとか -- (名無しさん) 2023-11-21 23:43:25
- モルカーは当初メイン5台と職業系モルカー以外に名前がなくファンからは「モブカー」と呼ばれていたが、劇場版公開記念のカウントダウン企画で全員の名前とプロフィールが公開された。2期ではその中からローズが準レギュラー化、ポポムが実質主役回を貰うという抜擢。モブの個性が受けたからか2期初出のモルカーは最初から全員名前と設定付きである -- (名無しさん) 2023-11-29 22:00:27
- 近年のHOOKの学園物はクセ強いモブがかなり出てくる印象 彼氏監禁してるメンヘラとか、残念というレベルを超越したアレなイケメンとか -- (名無しさん) 2023-12-30 07:49:59
- ゴローゲのおっさんは本編中結構嫌われてはいたがギラがやばいと言われた時にはギラを庇ってたコガネとブーンを真っ先に引き離して一緒に逃げたり、最終決戦では料理作ったりと決して悪い人でもないのがよかった(ヒメノに求婚するときもちゃんと彼女と別れたと宣言したりとそっちもちゃんとしてるし) -- (名無しさん) 2024-05-30 20:42:53
- わんだふるプリキュアの蟹江ちゃん、ちょっと出てくるだけでトレンド入りする -- (名無しさん) 2024-06-02 09:03:54
- 呪術の斉藤さんの娘、エロいよね。 -- (名無しさん) 2024-06-15 10:10:50
- ロマサガ2で「皇帝陛下の御出陣!」する兵士大好きだけど、名場面や名台詞で印象深いキャラは名無しの汎用グラでもモブと呼べるのだろうか…注目されるモブは最早モブじゃない気もする -- (名無しさん) 2024-07-29 20:24:09
- ぼっち・ざ・ろっくでも大きなフランクフルトを持った女子高生のモブが話題になってたよね。ニコニコ大百科でも記事が作られてるほどだし -- (名無しさん) 2024-08-03 20:31:39
- なんかのゲームでハゲだったけどテキストが「主人公は髪を掴んだ」とかで矛盾するため辮髪にされた人を思い出した。アレはモブじゃないのかな -- (名無しさん) 2024-11-30 19:44:41
- 侍では所持する刀で技が決まりモブの刀は候補からランダムで決まるから同じ見た目のモブでも強さはピンキリ -- (名無しさん) 2025-04-09 17:38:37
最終更新:2025年04月09日 15:06