ネズミ

登録日:2009/11/05 Thu 11:42:46
更新日:2020/03/29 Sun 05:33:39
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ネズミとは、哺乳類ネズミ目の生物総称である。


概要

「ネズミ」という言葉はネズミ目の生物全般を指す言葉であり、その範疇には多様な種が含まれる。
またネズミ目でないにも関わらず名前に「ネズミ」を含む生物も多く非常に紛らわしい。

代表的なものでも、


といった「いかにも」と言うようなネズミから、

  • ハムスター
  • ビーバー
  • カピバラ

のようなものもネズミとしてカウントされる。


種類によって扱いが大きく異なり、例えばハムスターは手軽に飼える愛玩動物の代表例として高い人気があったり1.5等身にデフォルメされてアニメ化されたりするし、ビーバーなんかは動物園で人気者だったりする。

しかし一般的な「ネズミ」のイメージのネズミはロクな目に合わず、食料を食い荒らすなどの理由から害獣として認識されて専門の駆除業者すら居たり、実験動物として頻繁に利用されたり、ぴかりにイジメられたりとロクな目に遭わない。

大抵、弱い動物のイメージに上がる動物であり、確かに肉食動物によく食われる動物ではあるし、大型動物と比べて非力な存在である事に違いはない。
しかし、それはあくまで『個体として見た場合』であり、『種として見た場合』は圧倒的に強者である。詳しくは後述するが、個として弱い分、子供を産む数が少ないゾウなどの大型動物と比べて成熟するスピードが早い上に産む数も多い上に小さい体であるが故に狭い所に入って行きやすく、冬を越しやすいという点や、餌は雑食性なので食べられるものは何でも口にし、下手をすれば生態系を変えかねないポテンシャルを秘めている。(実際に鳥類の絶滅理由に人間の持ち込んだネズミに卵が食われたからという説が挙げられるほど。)おまけに知能や危険察知能力もかなり高い。
これらの最低限の環境が整っていればどこでも生活できる適応力の高さがネズミの誇る最大の強さと言える。特に都会は身を隠す為の隙間の多さや比較的暖かく、天敵も田舎と比べて少ないうえに餌も豊富なので彼らの絶好の住処となっている。
 アメリカのアニメでゾウがネズミを怖がるという古典的な表現があるが、あながち間違いでも無かったのかもしれない。

青い猫型ロボットブルー将軍など「ネズミ嫌い」キャラは多い。普段気の強い女子が小さなネズミに怯える姿はカワイイ。

実際にネズミはペストの媒介となったり、古来より農作物を食い荒らしたり、スタンド能力を身に付けていたり、戦闘破壊されたらデッキから攻撃力1500以下の地属性モンスターを特殊召喚したり、手札を一枚破壊したり、世界征服を企む組織の怪人の材料になったり、下水道から世界征服を狙ってたり、アンダースローピッチャーだったりと大変危険である。

すぐに増えるため、家で見つけたらすぐに専門の駆除業者あるいはサザエさんヘアーの不良に駆除を依頼しよう。

実際に猫はネズミを捕食するため、猫を飼育するのも効果的な手段。
人類が農耕を開始した一万年ほど前から、早くも猫を飼ってネズミの駆除に充てていたという歴史さえある。
しかし、あまりに懐いている猫だと飼い主に誉められたい一心に捕らえたネズミをそのまま持ってくる。
また、灰色のとある猫はいつもネズミの手のひらで踊らされたりと非常に頼りないので注意。

黒魔法を使って召喚されたものは人語を理解するものもおるが、巨体でズボラ、主人に歯向かうので注意が必要である。


また、国によってはネズミが一大権力を握っており、わが国では黄色いネズミのゲームに子供から大きなお友達までもが携帯ゲームの画面に日夜釘付けとなる。
特に小学生はこのゲームをやっていなかったり、聖典(コ□コ□コミック)を読んでいないだけでハブられたりと悲惨極まりない目に遭う。 

日本以上に深刻なのがアメリカで、世界最古の擬人化されたネズミ紳士の著作権を伸ばすために法律が改正されたりと国家そのものがネズミに振り回されている。
日本でもそのネズミは好き勝手やりなさっており、千葉県浦安市に本拠地を構えてあまつさえそこが東京であるとまで主張し日夜監視を行っている。
例えば小学生が学校のプールにネズミの絵を描いただけで消せと命じられたり、床屋が看板にネズミの絵を描いただけで莫大な金額を請求されたりといった黒い噂が垂れ流されている。
事態を重く見た日本政府は東京郊外に、白くて赤いリボンを付けて体重がリンゴ三個分の猫のテーマパークを開園したが、抑止力としての効果は今一つである。

また以前その本拠地に北の将軍様の息子がこっそり遊びに来ていたりと、違う意味でも夢のくにであr
(この項目を書いた人は友愛されました)


余談


ネズミはチーズが大好きというのが通説だが、
これは一般的な穴あきチーズとして知られるエメンタールチーズを、そのチーズが普及していない地域の人が見て「ネズミがチーズを食べた」と勘違いしたことからくる。
実は一般的なネズミはチーズ好きではない。一応おなかが空くなりすれば食べるけど。

またネズミの肉は割と美味しいらしく、某アジアではスーパーにネズミの肉や缶詰が売られたりしていたとか。
ネズミ様々である。

……というのもアテには出来ない。
何故ならば研究施設のモルモットなどを除くと、ネズミは通常不衛生な場所に居つく関係で大抵は人間に有害な菌を大量に保有しており、
しかもそこかしこに糞をすることで病原菌をまき散らしたりもするらしく、危険なのでよほどのことがなければむやみに食べようとは思わないこと。
そもそもかじられるのは当然として、危険な菌を保有していた場合は触れただけでも重篤な感染症にかかる恐れがある。
熱に強い菌を保有している可能性もあるため、気を付けて調理すれば安全とも言えない。危険である。
どこぞのタムシの歌を作った半妖怪の不潔っぷりは誇張ではあっても嘘ではないのだ。注意するように。

話は逸れるが毒キノコやフグやスイセン(ニラと勘違い)などは当然として、
公園の木の枝(有毒)でBBQして死んだり、猟師が野ウサギを食べて死んだ(食べられるのだが捌いている最中か調理中に血に触ってしまい野兎病にかかったらしい)なんてニュースも過去にはあったので、
野生の物を使ったり食べる場合は何でも確かな知識を得てからにしよう。
というか食物が豊富にある現代日本で、わざわざ「拾い食い」などするものではない。妙なチャレンジャー精神は身を亡ぼすと思うがいい。


二次ではよく手で捕まえたりされていたりするが、前述の非常に汚い・噛みつかれる可能性がある・菌が危険という理由の他に、
そもそも健康体ならば小ささと相まって目で追うのがやっとなほど非常にすばしっこいため、現実では普通に厳しい。
捕獲したい場合は素直に罠に頼りましょう。


日本では前述の支配者を除くと、以下の三種類が代表的。
  • ドブネズミ
    • 登るのは苦手だが泳ぎは得意(むしろ多くの水分を必要とする)で寒さにも強い陸の王者。店舗などで困るのは大体この子。性格も狂暴らしい。
  • クマネズミ
    • ドブネズミの存在からか高いところを好み、色々なところをガンガンかけ登っていくビルの王者。寒さには弱めだが乾燥には強い。民家の天井に居るのも大体この子。
      電気配線を齧って停電を起こしたり、時に火事を引き起こすこともあり、割と洒落にならないレベルの害獣であったりする。臆病。
  • ハツカネズミ
    • クマネズミ同様に登ることが得意な上に一回り小さいため、より色々な場所に住み着いたり物と一緒に運ばれやすいスキマ産業のニーズを満たす人材。警戒心は薄め。
      上記二種に比べればかなり影が薄く、むしろ実験用途としてこの子を改良・繁殖させたマウスとして人間の被害に遭っている側面が強かったりする。

そんなこんなで、隙を見せるとどこにでも現れる。民家以外にも畑などにもよく居つく。
畑では生まれたての子供を見る機会がちょくちょくあるが、農家や付近の住民にとっては害獣でしかないのでやはり躊躇なくSATSUGAIするのが基本。
ちなみにネズミはモグラのトンネルを活用することも多いらしく、農家の目の敵にされがちなモグラは実は作物への興味は薄く、ネズミに風評被害を受けている形。
モグラは主に肉食でミミズや昆虫の幼虫を食べていることが多く、そして農地にはそれらがたくさん居るというだけの話である。
たまたま作物や根を傷つけることはあるだろうけど。




ネズミ算


ネズミはとにかく急激に増えるため、計算問題の代表例にも名前が挙がっている。

「正月にねずみ、父母いでて、子を十二ひきうむ、親ともに十四ひきに成也。
 此ねずみ二月には子も又子を十二匹ずつうむゆえに、親ともに九十八ひきに成。
 かくのごとく、月に一度ずつ、親も子も、まごもひこも月々に十二ひきずつうむとき、十二月の間になにほどに成ぞといふときに、
 二百七十六億八千二百五十七万四千四百二ひき。」

江戸時代の計算問題に、こんなものが載っているくらい。
1つがいのネズミを放っておくと、1年で300億匹にもなっちゃうよ! ・・・という、とっても怖い問題である。

このシステムを利用した「ねずみ講」という商法も昔あったが、100%破綻するため現在は犯罪とされ固く禁止されている。
遠く離れたアルバニアでは市場主義経済移行時に、それまで共産主義体制&情報統制されていたために経済活動関連の文化が未成熟だったからか、
1990年代にねずみ講が国全体に蔓延した結果、国民の1/3が全財産を失う事態に陥った。

ちなみに今日の日本でも多少手口を変えてねずみ講もどきの商法が行われ、バレて取り締まられるという事件がちょくちょく発生している。
「ねずみ講」ではイメージが悪いためか、「マルチ商法」と名乗っていたが、これも早々に正体がバレて、中学の教科書に載るレベルにまで周知された。
もちろん「マルチ商法」もねずみ講と同じようなものという印象が広まっているため今度は「ネットワークビジネス」と名を変えている場合もある。
こちらは業界から献金などを受け取っていた某政党の一部議員によって連盟(政治団体)が出来たり、バれたら連盟の名前を変えたり、衆議院内からWikipediaを編集していたとかどうとか話が出ている始末である。

なお、ねずみ講とマルチ商法は法律上別物であり、マルチの方は運用によっては違法ではない。
「システム上100%破綻する、というか破綻させて創始者だけが勝ち逃げするためのシステム」がねずみ講で、
それっぽいけどちゃんとした販売システムを持っており委託販売の一形態という形式をとっているのがマルチ商法である……とされる。
しかし、マルチ商法の方も「結局儲かるのは創始者だけ」という批判が多いのは事実*1な上に、裁判に持ち込まれるとねずみ講認定されたケースも多い。
更に厳密にはねずみ講でないマルチ商法でも様々な問題を含む悪質商法であることが多く、結局何らかの法に引っかかるという意味でグレーゾーンですらない場合が多い。
そのため、国民生活センターや消費生活センターからも悪質商法として注意喚起されている。
なお、ねずみ講は創始者だけでなく、誘い込んだ者も加害者である。
結果的に大損させて友情が粉々に破壊され、信用を失った…くらいで済めばマシな方で、多額の損害賠償を請求される可能性もある。
誘った者が「自分はねずみ講に騙された!!自分も金を失った!!」といくら泣き叫んでも自腹を切って損害を賠償する責任からは逃げられないのである。



ハハッ、追記修正しようねッ

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