盗賊F(ダブルウンコマン)

登録日:2011/08/18(木) 04:05:04
更新日:2022/01/23 Sun 20:26:36
所要時間:約 3 分で読めます




<うわっ、くっせっ

な、何がだ?>

<お前だよ!お前の両足がくせーんだよ!


DOUBLE UNKO MAN


ドラマ『勇者ヨシヒコと魔王の城』の第6話に登場するゲストキャラ。
演:音尾琢真

印象深い活躍”を見せ、作品を盛り上げる数多くの登場人物たち。
中でも本作品における敵役は、たった数分の登場でありながら強く印象に残り、お茶の間に笑いをもたらしてくれる。

「ダブルウンコマン(両足ウンコマン)」は本作品における腹筋破壊兵器の一つとして、後世に語り継がれることだろう。

  • 勇者一行との邂逅
勇者ヨシヒコ一行の戦士・ダンジョーを敵の攻撃から庇って重傷を負ったヨシヒコはしばらくの療養を要するため、素人の女・ムラサキ、魔法使い・メレブ、そしてダンジョーの三人で行動をする事に。

国で最も冷酷で恐ろしい盗賊団に所属する盗賊であり、頭目イザマルの遣いとしてムラサキを攫おうと旅を急ぐ三人の前に現れる。
当のムラサキには(久しぶりに“女性として”扱われて喜びながらも)「盗賊なぞの女にはならぬ」と言われ、力ずくで攫いにかかる。


……が、鞘から剣を抜き、素早く三人に切り掛かろうとした駆け出した刹那、彼は足下に違和感を感じる。

そう、彼は踏んでいたのである。

うんこを……。


うんこを踏んだのをバカにされたため、地面に擦り付けて取ろうと必死になっているとまた踏んだ。


そう、二度目のうんこを……。


そこから彼は「ダブルウンコマン(両足ウンコマン)」という不名誉な称号を得たのであった。

  • 実力
歴戦の猛者であるダンジョーが一目で強者と見抜くほどのスーパー実力者。
本人も剣の腕には自身があるようで、“両足にうんこが付いている”という凄まじいハンデを背負った状態であっても三人を相手にするのに問題はないと言い張っていた。
……決して強がっていたわけではないのである。

しかし、ダブルウンコマンを“真の実力者”と認めたダンジョーの「うんこがない状態のお前と戦いたい」と言う口車……じゃなくて、説得により“うんこを洗って出直し、最戦する”という誓いを交わしたため、残念ながら、我々が彼の“真の力”を目にする事は叶わなかった。

かくしてダブルウンコマンの“両足にうんこがない”状態の剣の腕は本作品における最大の謎となったわけである。
公式で“そこそこの実力”と明言されてしまっているのは内緒だ!(しかし彼の紹介はなかなかかっこいいが)

  • 性格
先述のように彼は自信家であり、その物言いには強気な姿勢が表れている。
しかし“煽り耐性”は皆無であり、ダンジョーの「ダブルウンコマン(両足ウンコマン)」という命名、ムラサキの「や~い、ダブルウンコマ~ン」という煽りに泣きそうになっていた。

くさい”と言われ、何も言い返せずただ泣きそうになっていたところを鑑みるに、自信家な反面他人からの評価を気にする一面があり、メンタルは非常に弱いと見て取れる。

  • 今後の活躍
再登場は絶望的だろう。
うんこを洗って出直したけどすでに一行はその場を離れており、約束を破られてしまったダブルウンコマンこと盗賊Fの悲しそうな後ろ姿が目に浮かぶ……。

是非ともダンジョーとの再戦を果たしてもらいたいものである。

特典映像では、監督を交えた共演者間での雑談でダブルウンコマンの話題が挙げられ、再登場の構想が練られていた。
監督自身も“ダンジョーと盗賊Fの再戦はあって然るべき”と発言。今度は切り掛かるも途中でつまづき、バランスを崩して“地面に落ちていたうんこを手で踏んでしまう”というネタが明かされた。

ダブルウンコマン、つくづくうんこに愛された男である。


追記・修正はうんこ洗って出直してからでお願いします。

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最終更新:2022年01月23日 20:26