神代利世(東京喰種)

登録日:2014/04/22 Tue 02:15:22
更新日:2025/03/27 Thu 18:25:19
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ほんとは私気づいてたんです……

あなたが私を…見ていてくれたこと…

カネキさん… 私も…

あなたを見てたの



【概要】

東京喰種』に登場する喰種。
物語のキーパーソンとも言える存在でヒロインの一人。
アニメでのCVは花澤香菜、実写映画版の俳優は蒼井優。

カネキの想い人で、彼を喰種の世界に踏み込む原因となった人物。

眼鏡が似合う清楚な雰囲気の美女で、豊満な肢体の持ち主。読書が趣味で、日頃は理知的に振る舞っている。
だが、その本性は食欲の赴くまま人を襲って喰らう凶暴な喰種。
退屈を嫌い、他者を顧みることなく自由奔放に生きる我欲の権化のような性格をしている。

喰種の中でもあまりにも頻繁に人を襲うため、喰種対策局(CCG)からは「大喰い」の呼称を付けられ、警戒されている。
また、面食いであり整った男性を好んでいる。

20区の喫茶店・あんていくに出入りしており、そこに客として来ていたカネキに目を付け接近。
自分に好意を寄せるカネキを騙して誘い、自分が喰種だと明かして襲うも工事現場にて鉄骨の落下事故に遭い死亡する。
その臓器は嘉納医師によってカネキの体内に移植され、彼を半喰種化させた。

赫子は鱗赫。
以前から各区を転々としながら暴食を繰り返す日々を送っており、秩序を守らず他の喰種の喰い場を荒らす行為からどの区でも疎まれていた。
無分別に捕食を繰り返した結果、11区に住んでいたときはCCGの本格介入を招いてしまい、
粛正に動いた有力喰種たちをも殺害してしまったために喰種社会は混乱に陥ってしまい、アオギリの樹を呼び寄せる遠因を作った。
20区に移り住んだ後も行いを改ることはなかった。

鉄骨落下事故は人為的であると一部の喰種達に示唆されていたが…?

更に、神代利世という名の喰種は実在せず偽名の可能性があり本名は不明。

劇中ではカネキと深い繋がりを持ち、彼がヤモリの拷問の際には幻影として出現。
カネキの過去が語られた上で煽るよう彼の本心を晒させる。喰種として覚醒したカネキに喜んで捕食された。
(これは悪魔でカネキが作り出した虚構であって、リゼ本人ではない)

実は生存しており、鉄骨落下事故は罠で嘉納医師によって生かされ半喰種を作るための赫包培養器として扱われていた。
カネキの目の前でヨモによって連れ去られる。
それ以降はヨモの監視下に置かれており、倉庫の中で拘束衣で固定されている。食事も最低限しか与えられていないので意識が混濁。
カネキのことさえわからない程で、彼を落胆させた。

カネキの他にバンジョーに好意を寄せられていたが、リゼの好みが細みの男性(捕食対象)である為、眼中になかった模様。

アニメ版では原作にないヤモリと対峙する描写が追加されている。
そして常にカネキの幻影として登場し、彼に喰種の本質を受け入れるよう艶めかしく促している。


【生い立ち】

続編『東京喰種:re』にて謎に包まれていたその過去が明かされる。

元はCCGを裏で支配する喰種の一族「和修家」の出身で「V」の構成員。
和修では人間と喰種を交配させた子供の血が人間に近いほど優れているとされるが、リゼは純粋な喰種だったため劣等品扱いを受けていた。
それゆえ和修の血を残すための「母胎役」になる運命が定められ、将来は子を産まされ続けるためだけの存在だった。

幼くしてそんな運命を嫌っていたところ、和修の不良品として生まれた半人間・旧多二福と出会う。
リゼに片想いしていた旧多は「彼女がいずれ色爺や子孫に陵辱されるなんて」と思い、Vの手から逃走させた。

とはいえ子供一人で生きるのは難しく、行き倒れていたところ6区で鯱こと神代又栄に拾われる。
鯱から「神代」の姓を貰い受け、生きる術を身につけるためとして本を読むことを習慣付けられた。
そのまま鯱の元で成長するが、次第にわがままな性格が現れ始め、鯱から暴食を咎められても改める素振りを見せなかった。



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最終更新:2025年03月27日 18:25