アードラー・コッホ

登録日:2014/06/17(火) 14:32:39
更新日:2024/10/29 Tue 20:13:09
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アードラー・コッホとは、スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATIONSの登場人物。
CV:山下啓介

概要

ディバイン・クルセイダーズ(DC)の副総裁にして科学者。70歳。

訓練なしで機動兵器の操縦ができる「アドバンスド・チルドレン」に目を付けている。

人体改造のプロであり、機動兵器の開発にも尽力するなど科学者として高い能力を持っているが、研究のためなら自分が発掘した人材をとことん利用し続け、犠牲にすることも厭わない冷酷非道な性格である。

かつては地球連邦軍のパイロット養成機関「スクール」の責任者であり、アギラ・セトメとともに非道な実験や訓練をブーステッド・チルドレンに課していた。

スクールが解散した後は子供達を見捨てDCの副総裁に就任し、ヴィルヘルム・V・ユルゲンが開発していたマンマシンインターフェース「ODEシステム」を無理やり不採用にさせ、イーグレット・フェフの「ゲイム・システム」の開発を推し進めていた。
もっとも、ODEシステムの件に関してはアードラーの妨害が無くてもどのみち不採用になっていた事が言及されている。*1

ビアン・ゾルダークが戦死してからは残党を率いてDCを私物化し、テンザン・ナカジマとテンペスト・ホーカー、シャイン・ハウゼンの3人をヴァルシオン改に乗せ、ゲイム・システムの力で地球連邦軍に勝利しようと目論んでいたが、人を廃人にするシステムを使ってまで勝とうとする姿勢に激怒したリリー・ユンカースに攻撃される。攻撃されたアードラーはリリーを裏切り者とみなし、攻撃して死に追いやったものの、ハガネとヒリュウ改の部隊によってシャインを助けだされる結果に終わってしまったうえ、テンザンとテンペストの2人を失って敗色濃厚となり、ハガネとヒリュウ改の部隊の前に敗れた。最期は部下に見捨てられ、グレイストークから脱出できず死亡した。

RoATXではアースクレイドル潜伏時にアギラ・セトメとバッチバチな言い合いをして周囲を置いてきぼりにしたり、シャイン・ハウゼンの洗脳作業中に冬眠施設が使えないことに噛み付いてきたハンス・ヴィーバーに地球防衛への自信を語って大物感を出したりしていた。
エアロゲイター襲来に乗じてジュネーブ制圧を企図して出撃するも、離反したレオナらによってそれを知らされ阻止しにきたハガネとヒリュウ改の部隊と交戦。序盤こそ戦況を優位に進めるも、ゲイム・システムの副作用でパイロットが狂乱し判断力の低下したヴァルシオン改を次々に撃破され追い詰められていった。最終的にヴァルシオン改全滅の報告を受けて癇癪を起こした挙げ句、部下に足止めを命じて脱出しようとしたところを同乗していたリリーにゲームでの意趣返し射殺され断末魔を上げることすらできずに死亡した。

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最終更新:2024年10月29日 20:13

*1 不採用を決定したビアン・ゾルダークがODEシステムの欠点を見抜いていた。