暗黒皇女アンドゥ・トロワ

登録日:2014/08/22 Fri 12:00:12
更新日:2023/02/24 Fri 22:44:54
所要時間:約 6 分で読めます









わらわの大事なコレクション、1・2・3と順番に並べると、これまた美しいものじゃな。





概要

暗黒皇女アンドゥ・トロワとは、デュエル・マスターズのクリーチャーである。
DMR-09「エピソード3 レイジVSゴッド」にて収録。レアリティはレア。

久々に姿を見せた女性型ダークロード。

スペック

暗黒皇女(あんこくおうじょ)アンドゥ・トロワ R 闇文明 (6)
クリーチャー:ダークロード 4000
このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、コスト1のクリーチャー、コスト2のクリーチャー、コスト3のクリーチャーをそれぞれ1体ずつ、自分の墓地からバトルゾーンに出す。
コストがそれぞれ1・2・3のクリーチャーをリアニメイトするcip能力を持つ。
特定のコスト指定のクリーチャーを一体ずつリアニメイトするというやや変わった能力でもある。

能力はできることをできる限り実行であるため、例えば墓地に1,2,3のどれかが欠けていてもリアニメイトできる。
ただし、リアニメイトは強制なのは注意。

普通のデッキでは大して役に立たず、このクリーチャーを使うなら《復活のトリプル・リバイブ》の方が優先される。
だが、アンドゥ・トロワはトリプル・リバイブと違い、進化クリーチャーでも踏み倒せるという点に注目できる。

その性質から、墓地肥しに長けた闇入りのセイバードラピなどでは、かなり良い働きを見せてくれる。

セイバードラピで使うならば、《緑神龍ドラピ》とセイバーの《雪渓妖精マルル》や《結界の面 ブオン》をまとめてリアニメイトできる。

また3コストのクリーチャーは加速できる《天真妖精オチャッピィ》や《オニフスベダケ》が候補か。
オニフスベダケ》は打点が高いうえに、ドラピと同時に出せば自壊することは無い。

密林の総督ハックル・キリンソーヤ》をリアニメイトし、即座に殴りかかる手段もありだろう。


墓地肥しを大量とするが、闇の墓地肥しデッキでも、墓地進化速攻クリーチャーでの一斉攻撃も出来る。

1コストの《死神術士デスマーチ》+2コストの《鬼面妖蟲ワーム・ゴワルスキー》+3コストの《死神竜凰ドルゲドス

を出せば、一気に相手のシールドに殴りかかることができる。
しかし、この戦法を行うには最低でも墓地にカードが六枚は必要になるので覚えておこう。
墓地にカードを6枚以上ため込むので、この戦法を使う専用デッキを組むなら火を加えて《百万超邪 クロスファイア》を投入するのもありか。

火文明のカードでアンドゥ・トロワの性質を生かすデッキも良いかもしれない。

1コストの《凶戦士ブレイズ・クロー》+2コストの《斬斬人形コダマンマ》+3コストの《ブレードグレンオー・マックス
といった出し方もあり。

また、コダマンマのシールド回収によって《デュアルショック・ドラゴン》をS・バックで出せる可能性もある。
なお、ブレイズクローが手元にないなら《闇戦士ザビ・クロー》で代用できるだろう。
色的にも、アンドゥ・トロワと噛み合う。



このように、様々な組み合わせができるアンドゥ・トロワ。

一見すると『トリプル・リバイブで良くねぇか』と思える奇妙なリアニメイト。
しかし、進化クリーチャーでも踏み倒せるという点から十分に差別化されている。
アンドゥ・トロワのリアニメイトに成功すれば、場を制圧できることは間違いなし。
専用デッキが作られていることからも、その秘めた強力な性能が分かる。

アンドゥ・トロワを複数枚持っているならば、デッキを組んでみてはいかがだろうか。

関連カード

緑神龍ドラピ R 自然文明 (1)
クリーチャー:アース・ドラゴン 15000
このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、自分のマナゾーンにカードが9枚以上なければ、このクリーチャーを破壊する。
T・ブレイカー
マナゾーンに一定枚数以上のカードが無ければ自壊してしまう、癖のある最軽量アース・ドラゴン。
しかしパワーは1コストで驚異の15000である。

アンドゥ・トロワのリアニメイトで場に出そう。
ブオンやマルルと組み合わせれば自壊しないで済む。

結界の面(セイバー・スタイル) ブオン P 自然文明 (2)
クリーチャー:ビーストフォーク號 2000
セイバー:ドラゴン
DMX-16で登場したビーストフォーク號。
ドラゴンに対応したセイバー能力を持つ。

リアニメイトの際にドラピと一緒に出そう。
ブオンを生贄にドラピを墓地から場に出すのだ。

オニフスベダケ C 自然文明 (3)
クリーチャー:バルーン・マッシュルーム 6000
このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、バトルゾーンに自分の他のパワー6000以上のクリーチャーがなければ、このクリーチャーを破壊する。
W・ブレイカー
3コストにして破格のパワー6000のW・ブレイカー。
しかし、場に出したときに自分の他のパワー6000以上のクリーチャーがいなければ破壊されてしまう。

リアニメイトの際に、ドラピと一緒に出すと自壊しないで済む。
アンドゥ・トロワの3コストリアニメイトの候補として考えよう。

ただし、オニフスベダケはどちらかというとトリプル・リバイブによる3体同時リアニメイトの方がイメージが強い人が多いか。

死神術士デスマーチ UC 闇文明 (1)
進化クリーチャー:デスパペット 1000
ブロッカー
墓地進化-闇のクリーチャーを1体自分の墓地から選び、このクリーチャーをその上に重ねつつバトルゾーンに出す。
このクリーチャーがバトルする時、そのバトルの終わりまで、バトルしている相手クリーチャーのパワーは-4000される。(パワー0以下のクリーチャーは破壊される)
DM-32で登場した軽い墓地進化デスパペット。
バトル相手のパワーをそのバトルの終わりまで-4000する。

アンドゥ・トロワでリアニメイトすれば、即座に攻撃を仕掛けられる。
ゴワルスキーやドルゲドスと一緒に展開しよう。

鬼面妖蟲ワーム・ゴワルスキー C 闇文明 (2)
進化クリーチャー:パラサイトワーム/デビルマスク 4000
墓地進化-闇のクリーチャーを1体自分の墓地から選び、このクリーチャーをその上に重ねつつバトルゾーンに出す。
このクリーチャーが破壊された時、相手の手札を1枚見ないで選び、捨てさせる。
パラサイトワーム/デビルマスクの軽い墓地進化。
pigで《ゴースト・タッチ》を放つ。

デスマーチやドルゲドスと一緒に召喚しよう。
仮に破壊されても、相手に手札へのダメージを与えられる。

死神竜凰ドルゲドス C 闇文明 (3)
進化クリーチャー:ティラノ・ドレイク 5000
墓地進化-闇のクリーチャーを1体自分の墓地から選び、このクリーチャーをその上に重ねつつバトルゾーンに出す。
このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、バトルゾーンにある相手のクリーチャーを1体選ぶ。そのターン、そのクリーチャーはブロックすることができない。
DM-35で登場した死神の名を持つ軽量墓地進化クリーチャー。
3コスト、パワー5000とブロックを制限する能力を持つ

デスマーチやゴワルスキーと一緒にリアニメイトしよう。
ブロッカーを防げる点も魅力的。

復活のトリプル・リバイブ R 闇文明 (6)
呪文
コスト3以下の進化ではないクリーチャーを3体まで、自分の墓地からバトルゾーンに出す。
DMX-07で登場した闇の呪文。
進化ではないコスト3以下のクリーチャーを3体までリアニメイトする。

コスト3以下ならばリアニメイトできるため、コスト指定のアンドゥ・トロワより範囲は広い。
しかし、アンドゥ・トロワには、進化クリーチャーを出せない点などでは劣る。

普通のデッキに組み込むならトリプル・リバイブ、専用デッキを構築するならばアンドゥ・トロワだろうか。

禁断・革命・侵略が潰し合った後こそが、我ら暗黒貴族の時代なのだ!きっと!多分! ---暗黒貴族ウノドス・トレス
暗黒貴族ウノドス・トレス VR 闇文明 (6)
クリーチャー:ダークロード 6000
W・ブレイカー
このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、自分の山札の上から3枚を墓地に置く。その後、コスト1のクリーチャー、コスト2のクリーチャー、コスト3のクリーチャーをそれぞれ1体、自分の墓地からバトルゾーンに出す。
革命ファイナル第2章で登場したダークロードであり、《暗黒皇女アンドゥ・トロワ》の上位互換。名前も1、2、3のスペイン語読みであり、子孫か遠縁なのかもしれない。

アンドゥ・トロワと比べると、パワーが2000上がったことでW・ブレイカーを得て、さらにリアニメイトの前に墓地肥やしが追加され、リアニメイトの成功率が上がっている。
墓地肥やしが強制のため山札切れのリスクはあるが、あえて気にするほどではないため今後はこちらに出番を譲ることになるだろう。
フレーバーテキストでは各勢力が衝突した後の漁夫の利を狙っている模様。まあ革命ファイナルの後に覇権を握ったのはマフィ・ギャングだったのだが……

補足

■名前の由来
アン、ドゥ、トロワはフランス語でそれぞれ1(un)、2(deux)、3(trois)を意味する。
このクリーチャーの名称や能力はここから来ているのだろう。

■イラスト
エピソード3に入って久々に姿を見せた女性型ダークロード。

女性型ダークロードというと《妖姫シルフィ》のように怖すぎ……少し好みが分かれるイラストが多い印象がある。
だが、アンドゥ・トロワは従来の女性型ダークロードの怖さが薄れてかわいい。

そしておっぱ…お胸の膨らみが結構大きい。

なのでアイドルカードの素質は十分ある。
今後さらにかわいい女性型ダークロードが増えていくことに期待しよう。

漫画・アニメでの活躍

アニメでは《終末の時計 ザ・クロック》が使用。

最初に出した際は《アクア・ガード》《怠惰の影ウーザ・ダーリー》《斬隠テンサイ・ジャニット》をリアニメイトした。
更にS・トリガーで出た《スパイラル・スライダー》で自らこのクリーチャーをバウンス。そして再度召喚されcip能力を発動。

二回目は《闇戦士ザビ・クロー》、《怠惰の影ウーザ・ダーリー》、《封魔メールワスプ》をリアニメイト。
クリーチャーを計8体まで増やす大活躍を見せた。


かつて週刊少年サンデーで連載していた漫画『Duel Masters Rev.』では、黒澤世観が未来戦で使用。

カラフル・ダンス》と《デビル・ハンド》で墓地肥し。
そして《死神術士デスマーチ》、《ゴッド・ルピア》、《ゼロ・ルピア》をリアニメイトした。


わらわの大事な項目、誤字発見・追記・修正と順番にすると、これまた美しいものじゃな。

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最終更新:2023年02月24日 22:44