攻撃態勢組/英雄(パズル&ドラゴンズ)

登録日:2014/09/14 Sun 01:19:57
更新日:2023/12/28 Thu 23:05:05
所要時間:約 9 分で読めます




ここでは、スキル「攻撃態勢・○」を持ち、かつそれぞれの中心的な存在として扱われるモンスターを紹介する。



概要

パズル&ドラゴンズ』に出てくるスキル「攻撃態勢・○」を持つモンスターのうち、以下をさす俗称。

  • 攻撃態勢・火…タイタン系
  • 攻撃態勢・水…ベルセルク系
  • 攻撃態勢・木…ハイランダー系
  • 攻撃態勢・光…ワルキューレ系
  • 攻撃態勢・闇…ヴァンパイア系

英雄という呼び方は公式で時々ちょっと妙なところで使われるが基本的には攻撃態勢組で通る。

この5つがセット扱いされる理由として、
  • 手に入れやすく(すべて無課金で取れる)
  • かつその中でもステータスが割と高めで
  • 究極進化(および超究極進化)も存在する
ことがあげられる。

…が、タイタンとヴァンパイアはボスドロップが出にくいノーマルダンジョン(ヴァンパイアは道中もあるが)をクリアするか
特定の降臨ダンジョンでドロップを狙う必要があり、ベルセルクとハイランダーは特殊なノーマルダンジョン「勇者のアジト」をクリアする必要がある。
そしてワルキューレは「女神降臨!」という降臨ダンジョン限定であるため他の四種と違いチャンスが少ない(1ヶ月に1回はあるけど)
進化の図鑑ナンバーが近いこともあり、公式でもセット扱いされているようである。コストは全員35。

タイタンを除き同主属性のファンシードラゴン(玩具龍)との相性は抜群にいい。

ただし育て上げれば無課金モンスターとしてはなかなかの性能であり、使い回しが効くのが特徴。とりあえず育てておけばいいんじゃないかな。
また、スキル上げ難度は他に比べれば低い方。ただしそれでもベルセルク、ハイランダー、ワルキューレは「ポリンの塔」周回が必須。
タイタンは自身の手に入れやすさは厳しいがスキル上げ素材はすごく楽に手に入る。ヴァンパイアはワルりんを進化させては食わせればOK。

タイタン系以外は『パズドラZ』にも登場したが、タイプおよびスキルが大幅に変更されたものもいる。
なお、『パズドラクロス 神の章・龍の章』には全員参戦を果たした。


各モンスターの紹介

タイタン系

  • タイタン→ギガンテス→剛腕の巨人・ギガンテス→剛腕無双・ギガンテスグレイト

火担当。ノーマルダンジョンボスドロップまたはアテナ降臨の道中ドロップを狙うことになる。
特に制限パ(フレイムチェイサーパ)で使う場合はノーマルダンジョンボスドロップ一択になってしまう(ドロップ段階の都合)ため、かなり苦しい戦いを強いられる。
なんだかんだで他のノーマルダンジョンレアドロップのモンスターが救済があるのに対してタイタンはない。
一応、友情ガチャのハズレ枠になっている…らしいがあまり狙えるものでもない。

他が自分の属性でもっとも注力するタイプを持つ(ヴァンパイアだけ特殊な形ではあるが)のに対して、タイタン系は攻撃ではなく体力タイプ。
一応、火の体力もそこそこ使われるとはいえ。

回復値が究極前はプラスをふってもマイナス値を叩きだしていたが、そのおかげで五右衛門パが安定する恩恵もあったりするため、五右衛門パで使う際には究極させるべきか一考する必要がある。まあ隣にサタンでも入れときゃ究極しても何も問題ないけど。
また、安定して火タイプパで使うなら究極してもいい。

最終リーダースキルは「ド根性」。
HPが半分以上ある場合にHPが0になっても1残して踏みとどまるというゾンビパーティー必須のスキルだが、
ゾンビパはHPを抑え目にしたい関係上、根性を持つ雑魚モンスターのオーガ系で十分なため、HPの高いタイタンをこのためにリーダーにすることはほぼない。


【同スキルモンスター】
デカホノりん
武者ゴブリン→荒武者・レッドゴブリン
烈乙女・プリンセスヴァルキリー→鳳華烈姫・グレイスヴァルキリー凰華姫神・ヴァルキリーファム
武田ムラクモ→ムラクモ&剛腕の巨人・ギガンテス
剛腕番長・ギガンテス


ベルセルク系

ベルセルク→蒼剣の覇王・ジークフリート→蒼覇王・カイゼルジークフリート→破龍皇帝・グランドジークフリートor輝龍皇帝・バスタージークフリート

水らしく体力タイプ。
究極進化はレア素材を使用しないグランドジークフリートと黄金の番人を使うバスタージークフリートがいる。
リーダーとしてはバスタージークフリートはやや安定しないこともあり、グランドジークフリートのほうがいいことも多いが、サブとしては一長一短。
バスタージークフリートのほうがステータスは高いが、タイプを合わせたいとかそういう理由でグランドジークフリートを使うのもあり。

ドロップダンジョンはハイランダー同様「勇者のアジト」。
クリア難度自体は簡単だが事前に伝説龍・天空龍・ヘラを突破する必要がありそっちのほうが厳しい。上級者は余裕だろうが。
かつては降臨ダンジョンの主を務めており(構成は勇者のアジトと変わらない)、「トト&ソティス降臨!」の大先輩とも言えるペア降臨だった。

リーダーとしてもサブとしても体力タイプ向けのステータス。
攻撃態勢組では一番地味。

また、バスタージークフリートは覚醒ラクシュミーの進化素材の一つでもある。

最終リーダースキルはグランドジークフリートが「ブラッディカイザー」、バスタージークフリートが「ドラゴニックブライト」。

『パズドラZ』では竜人タイプで、第1・第2形態が登場。氷の魔剣士から分岐進化する。
スキルは「ハートチェンジ・水」。リーダースキルは「エンペラーソウル・小」→「エンペラーソウル・中」。


【同スキルモンスター】
マーリン
麗乙女・プリンセスヴァルキリー→蒼翔麗姫・グレイスヴァルキリー→蒼翔姫神・ヴァルキリーレイン


ハイランダー系

  • ハイランダー→碧槍の英雄・クーフーリン→大英雄・モアクーフーリン→王狼英雄・ノーブルクーフーリンor皇狼英雄・イグニスクーフーリン

木属性らしくバランスタイプ。

バランスの場合はリーダー・サブともにイグニスのほうが優秀だが、HP調整を考えノーブルを選ぶ選択肢も全然あり。
イグニスは黄金の番人を使用するのでそこは注意。

かつてはサブを闇バランス染めにした闇バランスパも存在していたらしい(ノーブルの副属性もあって)が、青ロキのおかげで下火に。
バランスタイプは良いモンスターが集まりやすいので育成してみるのも一興だろう。
実際そのためにリーダーにしていた人はかつては多かった。

ドロップダンジョンはベルセルク同様「勇者のアジト」。

また、イグニスクーフーリンは覚醒パールヴァティーの進化素材の一つでもある。

最終リーダースキルはノーブルが「スカアハの導き」、イグニスが「ウルフズビート」。

『パズドラZ』では竜人タイプで、第1・第2形態が登場。岩の魔剣士から分岐進化する。
スキルは「ハートチェンジ・木」。リーダースキルは「タイラントソウル・小」→「タイラントソウル・中」。


【同スキルモンスター】
ポポリン
爽乙女・プリンセスヴァルキリー→茨戒爽姫・グレイスヴァルキリー→茨戒姫神・ヴァルキリーエリーゼ
弓使い・ゼル→ハンター・ゼル


ワルキューレ系

  • ワルキューレ→白盾の女神・ヴァルキリー→戦乙女・プリンセスヴァルキリー→薔薇戦姫・グレイスヴァルキリー→神命姫神・ヴァルキリーローズ→神命姫神のアーマー・アナ

光らしく回復タイプ。
超究極進化すると神タイプと攻撃タイプが追加される。
なお、超究極進化時には素材に宝玉2種と超絶キングメタルドラゴンを使用するため、難易度が高め。

色違いが4種類ガチャ限だが存在している。
ガチャ限色違いヴァルキリーは「プリヴァル→グレイス」は共通で、超究極進化するとそれぞれのタイプに対応した名前が付く。
また、通常のヴァルキリーがドロップ強化なのが各タイプの列強になっている違いもある。

本家も元々はガチャ限だったことはあまり知られていない。降臨ダンジョンで既にいたモンスターがボスになった稀有な例。

リーダーとしての人気は下火だがないこともない。だが白メタのほうが人気か。
サブとしては回復タイプパならとりあえず持ち出されるし、ゼウスパでも回復要員兼ドロップ供給要員として重宝される。
更に超究極進化したことでアテナのサブとしても需要が増した。
あとかわいい。

ふわふわことエンジェリオンとの組み合わせは強いだけでなく、両方とも無課金で揃うので作りやすい。同様の話はヴァンパイアにも言えるが。

最終リーダースキルは「○○ブレイブ」。
効果は共通して「回復・神タイプの攻撃力3倍」だが、色違い4種には「特定ドロップを6個以上繋げると攻撃力が1.5倍」が追加される。
なお、「○○」の部分は各タイプごとに異なり、
  • ローズは「イノセント」
  • ファムは「バーニング」
  • レインは「サイレント」
  • エリーゼは「フリーダム」
  • クレールは「ダークライト」
となる。

2016年には降臨ボス「可憐な龍喚士・アナ」を用いた進化形「神命姫神のアーマー・アナ」が実装。
スキルも「攻撃態勢・光X」に変更。ターン数は少し重くなったが、光ドロップ強化の効果が付いた。
リーダースキルは「イノセントブレイブX」で、「光の3コンボ以上で攻撃力が2倍」の効果が追加されている。

また、ヴァルキリーローズはケプリの進化素材の一つにもなる。

『パズドラZ』では竜人→神タイプで、第1・第2形態が登場。ちなみに本家ヴァルキリーのみで、Z-BOXからしか入手できない。
スキルは「ハートチェンジ・光」。リーダースキルは「シックスセンス」→「シックスエレメント」。
コンシューマーの宿命故か、露出が大幅に減らされた。


【同スキルモンスター(神命姫神・ヴァルキリーローズまで)】
ドロップス
AB・イエローバード・チャック
パトリシア・エゼル→パトリシア&ヴァルキリー
薔薇戦姫・ミニぐれいすばるきりー→神命姫神・ミニばるきりーろーず


ヴァンパイア系

  • ヴァンパイア→ヴァンパイアロード→魔王・ヴァンパイアロード→闇黒魔王・ヴァンパイアデュークor魔焉皇帝・ヴァンパイアデューク

かつてホルス・アマテラス・おでんと並んだ初心者のリーダーモンスター。今でもリーダーとして作られることが多い。
理由としてホルス・アマテラス・おでんと違って通常ドロップも存在し、スキルマも楽でありサブも揃いやすい闇属性、
更に途中で悪魔タイプを獲得するため、その後のサタンに流用可能。

そう、実はこいつ、最初から悪魔ではない。途中から悪魔になるのだがすっかり悪魔の代表格の一人である。
もっとも、悪魔は後から追加されたタイプなので、悪魔タイプパとして組まれるモンスターの中に、後天的に悪魔を得たものが多数混じっている。
ちなみに魔焉皇帝はバランスを捨てた体力/悪魔になっている。

究極進化はデビリットを使用しない闇黒魔王と使用する魔焉皇帝がいるが、実はこいつに関しては暗黒魔王のが使われやすい。
魔焉皇帝は主属性が変わってしまうため、特殊な場合でしか使いにくいのである。

  • サブを水染めするサタンパ
  • ヴァンパイアデュークをリーダーにするパーティ
  • 闇持ち体力タイプを積みまくった体力パ

このうちサタンパは通例闇染めするに決まってるし、ヴァンパイアデュークをリーダーにするパーティはヘラ・ウルズで似たものが組める(同じではないけど)
加えて闇バランスのほうが水ロキのお陰で需要が増したこともあり、あまりおすすめできないのである。
もっとも、デビリットを取れるレベルならそんな限定条件のために育てるのもわけないと思うので育ててもいいかもしれない。

ピエドラ系との相性は抜群。ふわふわとヴァルキリーの関係よりもっと上を行く。

難点は闇は激戦区なので競争相手が多いこと。
ただし初期から育て上げるため他に比べると愛着を持ってもらいやすく、ステータスもピーキーではないので使われやすいモンスター。

最終リーダースキルは前者が「極夜の微笑」後者が「闇眷属の覇気」。

『パズドラZ』では竜人タイプで、第2形態が登場。
書籍『大塚角満の熱血パズドラ部Z』に付属されたシリアルコードで行けるダンジョン「吸血鬼の館」のボスを倒すことでエッグを入手できる。
スキルは「ブラッディブレイド」。リーダースキルは「月のルーン」。


【同スキルモンスター】
デカワルりん
熾乙女・プリンセスヴァルキリー→黒翼熾姫・グレイスヴァルキリー→黒翼姫神・ヴァルキリークレール
雪白の美姫・ヴァルキリークレール→琥珀の美姫・ヴァルキリークレール
黒翼姫神・ミニばるきりーくれーる
月夜の魔狼・ヴァンパイアロード


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最終更新:2023年12月28日 23:05