登録日:2014/09/15 (月) 22:33:30
更新日:2021/11/13 Sat 22:36:46
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『ジャングル・ブギ』に登場する『アタゴオル』の世界で最強クラスの魔剣。
遥か昔に星の中心にあった磁気熱を閉じ込めており、
剣を握った者の精神力に応じて力を発揮し、剣を使いこなせる者は世界を支配することも出来ると伝えられている。
死の結界に守られた仰武帝の墓に封印されていたが、
主人公の鳴門によって地上に持ち出され、蘇った古代の独裁者・紅ドクロ王の手に渡った。
【能力】
かるく振るだけで、あらゆる物体を粉々に風化させてしまう。
使い手によっては、鞘から抜くだけで巨大な湿地帯の全てを跡形もなく風化させ、巨大なクレーターに変える程の力を発揮する。
「湿地帯がみんな消えてしまった。剣をぬいただけなのに……」
群青剣の思念によって、周囲の生き物の思念を一つに帰らせる。
「もう迷うことはない。遠い昔そうだったように、おまえたちはひとつに帰るのだ」
群青剣を刺した地面から銀色の触手のようなものを出現させ触れるもの全てを銀色の鉱物に作り変え殺す。
「あっ、銀色……みんな銀色だ」
磁場ヶ原の磁場を自在に動かすことが出来る。
また群青剣を持つものは磁場の中を動くことも出来る。
「あの磁場に入れられれば永久に出られず体が腐って死んでしまう」
以下、ネタバレ
群青剣自体に独自の意思が宿る。
それは遥か昔から全ての生物の心に囁かれ続ける破壊と死の衝動そのもの。
星が動き続ける限り永遠に滅びることのない破滅の熱。
使い手に相応しくない者が手にした場合、精神を操り自殺させ鉱物に変えてしまう。
『オマエノ心ノ中ニアル破壊ノ衝動コソ オレナノダ』
『スベテハ オ前ノモノダ……アイツヲ殺セ 殺セ』
『オレハ アラユル者ヲ 死ニ導キタイト思ウ者ダ …オマエノ望ムモノヲアタエル者ダ』
『……殺シタイ アラユル者ヲ 殺シタイ オマエガ一番殺ソウト思ウ者ハ!?』
『ドンナニ遠クニ飛バサレヨウト オレノササヤキハ スベテノ心ニ伝ワッテイク……。
アラユルモノヲ殺シテシマエ 粉々ニ潰シテシマウンダ……』
【群青剣のささやきを乗り越えようとする意志の代理者】
「その剣とおまえの間に世界はあるんだよ……」
群青剣の破壊の囁きが永遠であるように、その囁きを乗り越えようとする意志もまた永遠。
群青剣と戦い死んだものの記憶のカケラを持って生まれる者が現れ戦い続けて来た。
「あの剣からささやかれる破壊の熱が永久に消えないように、追記・修正しようとする熱も永久に消えやしない」
- ほのぼのした漫画に見えていきなりこんな設定出してくるから面白いんだよなw -- 名無しさん (2014-09-16 00:21:09)
最終更新:2021年11月13日 22:36