大久保(終わりのクロニクル)

登録日:2010/08/21(土) 19:34:44
更新日:2024/01/06 Sat 14:01:55
所要時間:約 3 分で読めます




「なあおい、アンタ大事なことを一つ忘れてるぜ……!」

「こっちの町が何て呼ばれているか!知ってるか!?」

「大久保だ!!」




大久保とは終わりのクロニクルに登場する最終兵器である。


第6巻下の自動人形メイド(中身は遠隔操作中の「老主任」と呼ばれるジジイ)との戦いにて、
全竜交渉部隊の出雲・覚が、敵の生み出した「新宿から池袋方面、西側の土地」を使った『百人町』と呼ばれる百人の人型兵器に対抗するため、「東京池袋と新宿の間、高架東側に存在する町」に1st-Gの概念を持って『大久保』と町に書き込んだ事により誕生。
全高は200mをゆうに超え、その巨体にもかかわらず高速で立ち上がるため各地で水蒸気爆発を起こしながら立ち上がった。
右手の平は早稲田理学部のグラウンドを使用している。

通常、このような超巨大人型は自重を支えきれず壊れてしまう。
しかし、破壊と再生を司る6th-Gの概念をもって、壊れた箇所を一瞬で直す事により、直立が可能となった。






また、早稲田理学部を取り込んだ『大久保』は高度な知能も有しているらしく

「パンチだ大久保!」
「我慢だ大久保!」
「蹴りだ大久保!」

のような、出雲・覚の曖昧な指示であっても最適な行動をとることが出来る。


しかし、弱点は人間と同じらしく、電信柱で『百人町』にすねを殴られたり、足の小指をつぶされた時は、我慢が必要なくらい痛がった。




戦いの終盤『大久保』に恐れをなしたメイド(中身はジジイ)は、切り札をもって『大久保』を破壊しようとした。

池袋周辺ビルに「ICBM」と書き込み、ミサイルとしたのである。

しかし、巨大ビル群であるサンシャイン60周辺は飛ばなかった。

ミサイルにするにはビルは大きすぎ、重すぎるのである。

そこで、敵は『超ウルトラICBM』に一文を書き加えた。




『超ウルトラICBM 根性』




文字通り根性を注入されたサンシャイン60周辺ビルは、遂に飛び上がった。
ICBMとして『大久保』を破壊するために。

上空に向けて飛び上がり、東京に向けて落下する、プリンスホテルやサンシャイン60。



これに対し、『大久保』とその生みの親出雲・覚は『大久保』をあるところへ走らせた。

大久保町の近くにあり


東京を代表する場所



東京都庁へ




そして、『大久保』の手のひらから出雲・覚は都庁に巨大な一つの文字を刻み込んだ。


『ビーム砲』



マクロスキャノン並みの超巨大ビーム砲となった都庁からの迎撃ビームをもって『超ウルトラICBM(根性入り)』を破壊しようとする…………









続きは終わりのクロニクル本編で







「大久保って誰だ!!」

「知るか!――ホントは歌舞伎町でやりたかったんだがな!!」

この項目が面白かったなら……\ポチッと/

最終更新:2024年01月06日 14:01