忘却人形ラビオール

登録日:2014/10/18 Sat 16:10:34
更新日:2023/07/29 Sat 09:10:27
所要時間:約 5 分で読めます







み~んな、忘れて気持ちよくなろうぜぇ~。



概要

忘却人形ラビオールとは、デュエル・マスターズのクリーチャーである。
DM-20「不死鳥編 第2弾 魔闘竜×機兵団(ジ・アルティメット・ノヴァ)」に収録。レアリティはベリーレア。

DM-20の新能力『フォートE』でハンデスが行えるデスパペット


スペック

忘却人形ラビオール VR 闇文明 (6)
クリーチャー:デスパペット 3000
フォートE:デスパペット(このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、デスパペットを自分のマナゾーンでタップしてこのクリーチャーを召喚していた場合、このクリーチャーは次のFE能力を得る)
FE-各プレイヤーは手札をすべて捨てる。
『フォートE』によって、マナゾーンのデスパペットをタップして召喚すると各プレイヤーの手札を全て墓地に落とす。
フレーバーテキストの「みんな忘れて」を再現したかのような能力。

何も考えずに使うと自分の手札も捨てるためデメリットが大きい。
相手の手札を全て捨てさせたいなら、1コスト大きいが《ロスト・ソウル》を使った方が手っ取り早い。

しかしラビオールの種族は比較的サポートの多いデスパペットなので、デスパペットであることを利用した戦法を使っていけばかなり強い。

ラビオールの登場当時に組み合わせられたクリーチャーは《奇術王エンドレス・パペット》。
エンドレス・パペットは手札を捨てられても、同じ枚数のカードをドロー出来る。
事実上、こちらは手札の損失を無くすことが可能となる。
さらにデスパペットプッシュが行われたエピソード3では最高の相棒が登場。

ブルースお前ら、死んでる暇はないぜ!

DMR-10で登場した《不死帝 ブルース》はデスパペットを墓地から召喚できるため相性は抜群であり、ラビオールで手札が空になっても自分だけ墓地からクリーチャーを展開できる。
他にもノー・チョイス持ちと組み合わせるなど、意外なほどに相性の良いカードは多い。

弱点はマッドネスクリーチャーであり、特に『提督』サイクルは最大の脅威。

ラビオール「これは何だ~?フォートEでハンデスするからなぁ~?」

提督クリーチャーカスが効かねぇんだよ!

提督サイクルはただ踏み倒されるだけではなく能力で手札補充をされてしまい、事実上自分だけが損をする羽目になる。
カウンターヒャックメーにも注意だが、種族デッキも提督を投入している可能性が少なくは無い。
相手がデッキに提督を投入しているデッキとは対戦したくないものだ。


このように、使うのには一工夫が必要なクリーチャー。しかし、使いこなせれば強力なことは間違いない。
デスパペット、特にブルースを切り札として使うデッキではロスト・ソウルよりも強力に働けるだろう。

ただしラビオールはDM-20以降再録がなされていないため、入手難易度は少々高い。


関連カード

不死帝(デッド・オア・アライブ) ブルース ≡V≡ 闇文明 (8)
クリーチャー:アウトレイジMAX 11000
このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、自分の山札の上から3枚を墓地に置く。
W・ブレイカー
進化ではないデスパペットと進化ではないアウトレイジを、自分の墓地から召喚してもよい。
このクリーチャーを自分の墓地から召喚してもよい。
DMR-10で登場した闇のアウトレイジMAX。
3枚の墓地肥やしを行うcip+アウトレイジとデスパペットを墓地召喚できる能力を持つ。

現時点でかなりの相性の良さを誇るクリーチャー。

ラビオールで自身が手札を失っても、墓地からデスパペットを召喚できるため、相手のみにダメージを与えられる。
相手が手札を回復して、ラビオールが墓地に置かれてしまっても再召喚できる点も強い。

ただ、墓地肥しメタカードなどには最大の注意を払いたいか。

奇術王エンドレス・パペット VR 闇文明 (3)
進化クリーチャー:デスパペット 5000
進化-自分のデスパペット1体の上に置く。
相手が自分自身の手札を捨てた時、その捨てられたカードと同じ枚数のカードを引いてもよい。
DM-14で登場した初の進化デスパペット。
ハンデスに反応してドローする。

ラビオールとの相性は抜群。
相手が失った手札の枚数分カードが引けるため、こちらが手札アドバンテージを獲得できる。


兎は月を見て跳ねるというが、ラビリピトは無月を見て跳ねる。
追憶人形ラビリピト UC 闇文明 (4)
クリーチャー:デスパペット 2000
このクリーチャーが出た時、相手の手札を1枚見ないで選び、捨てさせる。
自分のターン中に、コスト8以上のクリーチャーを召喚した時またはコスト8以上の呪文を唱えた時、相手は自身の手札をすべて捨てる。
DMRP-05で登場したデスパペットで、忘却と追憶で対となるラビオールモチーフのクリーチャー。
ラビオールのオールハンデスはコスト8以上のクリーチャー召喚と呪文をトリガーとして相手だけに捨てさせるものとして引き継がれ、加えて出た時にランダムハンデスが追加されている。

登場タイミングから《卍 デ・スザーク 卍》との連携を意識しているのは明白であり、こちらのハンデスとデ・スザークのタップインで相手を強力に制圧することが可能。総じてラビオールから大幅に強化されている。


補足

DM-20のベリーレアorスーパーレアは殆どが不死鳥編の新種族によって固められている。
そのため、旧種族で高レアリティのカードはこのクリーチャーだけ。



み~んな、追記・修正して気持ちよくなろうぜぇ~。

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最終更新:2023年07月29日 09:10