登録日:2015/01/14 (水曜日) 10:30:00
更新日:2025/01/03 Fri 12:44:44
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香椎線(かしいせん)は、西戸崎駅と宇美駅を結ぶ
JR九州の鉄道路線である。
概要
全線が「福岡近郊区間」及び「SUGOCA」の利用エリアで、西戸崎~香椎間には「海の中道線」(うみのなかみちせん)の愛称が付けられている。
1985年以降は部分廃止となった
弥彦線に代わり、旧国鉄・JRの現存路線で唯一
起点・終点両方の駅で他路線との連絡が無い路線となった路線でもある。
路線記号は
JD。
運行形態
2018年3月のダイヤ改正で、運行系統が原則香椎駅を境に分断され、日中は毎時30分間隔で2本、ラッシュ時は20分間隔で3本運転されている。
国鉄時代は1時間に1本程度だったが、JR民営化後は福岡市への通勤・通学路線を評価され、ほぼダイヤが倍増になった。長らく終日20分ヘッドを維持してきたが、2018年3月の改正で日中に関しては30分間隔に減便された。それでも本数が比較的多いことは変わらない。
車両
現在の車両
BEC819系…2019年3月の改正で導入された蓄電池電車。充電設備は香椎駅に設置され、パンタグラフを上げて充電する。この車両の導入と同時に、朝ラッシュの4両編成もワンマン運転となった。
2017年鉄道友の会ブルーリボン賞受賞。
過去の車両
キハ40形・47形…揺るぎない国鉄時代の遺産車両として、2019年3月の改正まで使用された。
前面を青色、側面を白色に塗り分けた手抜きにしか見えない独自の塗装が実施されていた。
キハ200系…1997年に2連と単行運転が可能なキハ220系が導入されたのだが、2003年に全車両が転出してしまった。
「アクアエクスプレス」…博多-西戸崎間の直通列車用にキハ58を大改装したジョイフルトレイン。現在
JR九州の車両デザインを一手に手掛ける水戸岡鋭治氏が最初に担当した車両である。
駅一覧
海の中道海浜公園と志賀島の最寄駅。博多港と志賀島を結ぶ福岡市営渡船が近くの待合所に発着する。
福岡ソフトバンクホークス合宿所もあったが移転済み。
実は海の中道海浜公園に関しては隣駅の方が近かったりする。
海の中道海浜公園の最寄駅。
駅長は
ヤギである。
実は2代目の駅であり、初代駅跡は現在信号場となっている。
アビスパ福岡の練習場などがある雁の巣レクリエーションセンターの最寄り駅。
終電のみ当駅止まり。
隣接して団地があるので、ここから乗客が増える。
西日本鉄道貝塚線乗り換え。
鹿児島本線、西日本鉄道貝塚線(西鉄香椎駅)乗り換え。
福岡市東区の中心駅。都会とあって殆ど何でもある。
香椎宮の参拝の為だけに作られた駅。ただそれだけ。
九州の駅では珍しく「原」を「はら/ばら」と読む。周辺はニュータウンで駅前にはスーパーがあって便利。
特定都区市内における「福岡市内」最後の駅。真上を
山陽新幹線が通る。
駅舎が放火で全焼してしまった事もある。
忍者の里…ではない。保線車両の留置線がある。
篠栗線乗り換え。粕屋町の代表駅。
立体交差駅となっており、香椎線のホームは高架上にある。
「さかど」と読む。かつては貨物支線が分岐していた。
元は長閑な駅だったが、再開発が進み景色の変化とともに利用客が増加傾向にある。
春は桜が楽しめる。
その名の通り、須恵町の中心駅。
日本唯一の楽器と同音の駅名…かもしれない。
終着駅。宇美町の代表駅。
かつては勝田線との接続駅であった為、勝田線跡のホームが更地になり駅よりも駅前広場が圧倒的に大きい変な駅になった。
追記・修正をお願いします。
- 一日一本だけだが博多乗り入れの列車が復活したのは地味に嬉しい -- 名無しさん (2020-03-28 23:55:34)
最終更新:2025年01月03日 12:44