アクア・ハンマープライス

登録日:2015/01/14 Wed 23:10:02
更新日:2024/04/17 Wed 19:23:30
所要時間:約 3 分で読めます








ガチンコ勝負だからと言って、体力だけじゃ決まらない。

知で知を洗う頭脳戦もある。





《アクア・ハンマープライス》は、デュエル・マスターズのクリーチャー。

概要

DMR-05で登場したリキッド・ピープルハンター

アクア・ハンマープライス 水文明 (2)
クリーチャー:リキッド・ピープル/ハンター 2000
このクリーチャーが攻撃する時、相手とガチンコ・ジャッジする。自分が勝ったら、カードを1枚引いてもよい。
エピソード2時点では数少ないリキッド・ピープルドロー要員。
ただしガチンコ・ジャッジによる勝利をトリガーとするため、基本的に高コストカードを大量に積んでおくか、
アクア・アナライザー》でデッキ操作を行うことが必要となる。

アクア・アナライザー 水文明 (3)
クリーチャー:リキッド・ピープル 2000
このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、自分の山札の上から5枚まで見て、好きな順序で山札に戻す。
高コストカードはリキッド・ピープルで選択したいところ。ハンターサポートを共有できるとなお良い。
そして踏み倒しが何らかの形でできることも望ましいところ。

電脳提督アクア・ジーニアス 水文明 (7)
クリーチャー:リキッド・ピープル/ハンター 6000
相手の呪文の効果またはクリーチャーの能力によって、このクリーチャーが自分の手札から捨てられる時、墓地に置くかわりにバトルゾーンに出してもよい。
このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、自分の山札の上から3枚をすべてのプレイヤーに見せる。その中からリキッド・ピープルをすべて手札に加え、残りを好きな順序で自分の山札の上に戻す。
W・ブレイカー
ハンターを持ち、マッドネスでタダだしできる提督。
高コストカードとしても非常においしいクリーチャー。

アクア・スペルブルー 水文明 (7)
クリーチャー:リキッド・ピープル/ハンター 2000
S・トリガー
このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、自分の山札をシャッフルし、その後、上から1枚目をすべてのプレイヤーに見せる。そのカードが呪文であれば、コストを支払わずに唱えてもよい。呪文でなければ、自分の手札に加える。
運が良ければ呪文を撃つことも可能なトリガークリーチャー。やはりハンター。
アクア・スーパーエメラル》を使って仕込んでおきたい。

アクア・ライブラリアン 水文明 (8)
クリーチャー:リキッド・ピープル/ハンター 4000
自分のマナゾーンにあるクリーチャー1体につき、このクリーチャーの召喚コストは1少なくなる。ただし、コストは1より少なくならない。
このクリーチャーはブロックされない。
コストは高いが実際の召喚コストは3以下に抑えられるハンターリキッド・ピープル。
アンブロッカブルを持っていることも評価点。

この他、リキッド・ピープルではおなじみ《アクア・サーファー》《クリスタル・ランサー》なんかも使える。
このため、実際問題アナライザーさえいればドローには困りにくいうえ、自身は進化すればよく、
リキッド・ピープル/ハンターは進化先が豊富なこともあって優秀…といえた。当初は。
それでも青単はサイバーの方ばかり注目されてた気がするが。

エピソード3後期〜ドラゴン・サーガ

ここにおいて転機が訪れる。
超閃機 ジャバジャック 水文明 (4)
進化クリーチャー:リキッド・ピープル閃 6000
進化-自分のリキッド・ピープル1体の上に置く。
このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、カードを4枚引いてもよい。そうした場合、自分の手札を2枚、好きな順序で山札の一番下に置く。
W・ブレイカー

龍素記号iQ(アイキュー) サイクロペディア 水文明 (8)
クリーチャー:クリスタル・コマンド・ドラゴン 8000
シンパシー:リキッド・ピープル
このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、カードを3枚まで引いてもよい。
このクリーチャーはブロックされない。
W・ブレイカー
まず、ジャバジャックとサイクロペディアの登場。

そして、それまで2体しかいなかった《アクア・ティーチャー》に対応するリキッド・ピープルバニラの増加(《アクア戦闘員 ゾロル》《アクア船長 イソロック》)。
さらに《アクア操縦士 ニュートン》《アクア闘士 サンダーボルト》といったリキッド・ピープル閃の低コストドローソース。

当初からあまりリキッド・ピープル自体が注目されてない都合注目されてなかったハンマープライスが、
リキッド・ピープルフィーチャーでかえってリキッド・ピープルデッキから居場所を失う結果になってしまったのである。
リキッド・ピープルはもともとドローが苦手という設定があったが、リキッド・ピープルフィーチャーにあたり
「その設定が邪魔だった」とばかり、まるでかつて自分たちが《アクア・ハルカス》を殿堂に入れた理由を忘れたかのような
方針転換を図り始める。

同時に、cipドローや低コストATドローをばらまくことで、そもそも《アクア・アナライザー》が要らない子になり始めた。
「めくってる暇があったら引けよ」という風潮である。
《龍波動空母 エビデゴラス》が大量のドローを推奨していることも大きく、またドローそのものをメインとすることで
《億万超邪 クロスファイア2nd》に繋げるのもあって、アナライザーとハンマープライスのコンボは敬遠される。
そのうえ、上記に上げたジーニアスはともかく、スペルブルー、ライブラリアン、ランサーはデッキを選ぶために採用しづらく、
結果持ち出されなくなってしまっているのである。

ハンマープライスを見ると、カードのインフレは最近でも起きていることを実感する。
…誰だ、「そもそもジャバジャック登場までリキッド・ピープルなんて見向きもしてなかった」とか言ってる奴は。

余談

ハンマープライスとは「オークションの落札価格」のこと。
コストが高いほうが勝つガチンコ・ジャッジをオークションに見立てているのだろう。
ハンターリキッド・ピープルはエピソード2では「アカデミー」を作っているが、命名ルールが違うので
ハンマープライスはアカデミーの一員ではないのだろう。

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最終更新:2024年04月17日 19:23