封魔ジャックス・ピッコロ

登録日:2015/03/14 Sat 16:54:34
更新日:2024/01/01 Mon 07:54:04
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勝手に調子づくがいい。Ζ様率いる闇軍には次の手があるのだ…。

――封魔ジャックス・ピッコロ






《封魔ジャックス・ピッコロ》は、デュエル・マスターズのクリーチャー。


概要

DM-39「覚醒編 第4弾 覚醒爆発(サイキック・スプラッシュ)」で登場したグランド・デビル
レアリティはコモン。

見た目はスズメバチをイメージしたようなカラーリングと顔つき。
ソロモン72柱をイメージすることが多いグランド・デビルだけに、その一柱「シャックス」がイメージされていると思われるが、
元ネタはコウノトリであり、なぜスズメバチになったかは不明。

スペック

封魔ジャックス・ピッコロ 闇文明 (7)
クリーチャー:グランド・デビル 3000
B・ソウル
このクリーチャーが破壊された時、バトルゾーンにある相手のクリーチャーを1体選ぶ。そのターン、そのクリーチャーのパワーは-4000される。

残念ながら、その重さに見合ったパワーとは言えないほどのスペックである。
確かにパワー低下で4000も下がるのは強いものの、それでもpigでの発動では遅いし不安定である。
同じ7コストには《ゲロ NICE・ハンゾウ》が存在しており、あちらはcipで-6000することができる。
魔刻の斬将オルゼキア》と比較するともう可哀想なレベル。
最近は闇単が旺盛になり、《凶英雄 ツミトバツ》なんていうカードも出てきているため、もはや活躍できるデッキがない。

グランド・デビルデッキではより単純な破壊効果持ちが多数取り揃っており、こちらを優先するメリットは薄い。
せいぜい、相手に《光器パーフェクト・マドンナ》などがいれば除去できるかもしれないが、パドンナやプレマド、パリリィのために
こいつを入れておくメリットはない。

まあ大体わかるだろうが、このクリーチャーは《烈裂虫テンタクル・ワーム》や《メテオレイジ・リザード》が
霞んでしまうレベルのクリーチャーなのである。しかもコモンだからハズレアにすらなれない。

そんなジャックス・ピッコロだが、名前の響きや、自分は弱いくせにやけに偉そうなフレーバーも相まって、
それなりに知名度はあるようだ。

フレーバー

さてこのフレーバーなのだが、よく見てみるとちょっとおかしい。

勝手に調子づくがいい。Ζ様率いる闇軍には次の手があるのだ…。――封魔ジャックス・ピッコロ

DM-39は覚醒編最終章、ここで言うΖ様とは当然、《最凶の覚醒者 デビル・ディアボロス Ζ》ないし、それが率いるΖ軍のことである。
だがこいつのソウルは「B・ソウル」。B・ソウル持ちは《時空の凶兵ブラック・ガンヴィート》に代表されるように、
闇文明のうち、4文明連合軍に味方した者達のソウルである。

にもかかわらずなぜかこいつE・ソウルであるΖ軍を支持しているようだ。
…もしかしてこいつスパイ?

なおその「次の手」とやらはパンドラ・スペースの奥にいるエイリアンの力を得ることなどだろうと予測される。
だがエイリアンの王にとってはΖ軍はあくまで超獣世界への后と娘の敵討のために利用していただけの存在であり、
そもそもΖ軍が超獣世界を支配したところでいずれは滅ぼされるか従えられるだけの運命だったと思われる。
おまけにその後発覚することだが、そもそもが本当の実行犯アンノウンによってもたらされた嘘からの勘違いであり、
おまけに后と娘は無事保護される、アンノウンもガーディアンに指揮されたゼニスの部下であったなど、Ζ軍の存在意義そのものがめちゃくちゃ崩れている。
とはいえこれらもそもそもシーザーさんのせいなんだけども。
…まあΖ軍は結局自分の意志で多数の無辜のクリーチャーを殺したので同情は出来ないが。

ちなみにこのあとだが、Ζ軍はエイリアンに利用されまくっている。ジャックス・ピッコロが連合軍をスパイしていたとして、
結局なんのやくにも立たなかったようだ。
ちなみに世界線の違うDS世界ではガンヴィートとディアボロスが和解したのかあるいは元から仲間だったのかはわからないが
「スーパーVデッキ 滅びの龍刃ディアボロス」で共演している。ますますジャックス・ピッコロの存在意義がない…

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最終更新:2024年01月01日 07:54